今朝も快晴。風は北寄りに変わって一気に気温が下がった。4℃台でも風があると体感的にはずっと寒い。
とりあえず、今朝も頑張って散歩。あちこちの富士山ポイントはいずれも風が吹き抜けて、めちゃくちゃ寒い。
道の脇の畑には霜柱。この季節らしい風景である。
いつもの2匹。ミケは階段の下、茶トラはひさしの上で日光浴中。
空には朝の月。そう言えば、関係ない話だが、金星がほぼ太陽の反対側にいて、これから春にかけて、夕方の空に移動する。金星探査機「あかつき」は、この状態を利用して太陽越しに地球に電波を送り、太陽コロナの状態を調べているそうだ。エンジントラブルで、かろうじて数年遅れで軌道投入に成功した「あかつき」だが、着実に成果を出しつつあるのは喜ばしい。
そんな感じで今日もフルコースで2時間弱歩く。とりあえずの運動量確保である。
さて、今日は夕方にCSAジャパンのIoT WGの会合があったので、その準備などに昼間の時間をあてた。日本サイド独自のアウトプットであるIoT脅威ストーリー集の改訂作業を始めているが、なかなか進まないのが悩み。新版は、各シナリオに対して、カテゴリー分けと、いくつかの角度からリスク分析のための指標を追加しようと考えている。単にシナリオだけでなく、それをリスク分析に結びつけられるようにと考えているのだが、考えれば考えるほど複雑化していくので、わかりやすく整理するのがなかなか大変になっている。
夜は会合のため、都内某所に出かけて1時間半ほど議論をする。メンバーからの課題提起があって、それを少し議論したのだが、そもそもIoTに関する課題は範囲が広すぎて、ターゲットを絞らないと発散してしまいがちだ。さらには、個別の分野を深めようとすると、実際のオペレーションがからむので、現場(OT)の知見が必要になる。我々IT屋にはそこがなかなか難しい。OT屋さんの知見をもらいながら、というよりはOT屋さんと一緒に課題を考えていけると良いのだが、そもそも畑が(文化も)違うのでなかなか難しい。昨今、自動車業界などを中心に、IT/OT協業が進み始めているが、こうした動きが突破口になってくれればいいなと思う次第である。さらには、IoTが様々な業種や業界の垣根を崩すことで、従来の枠を越えたサプライチェインの拡大も発生しそうだから、こうしたサプライチェインをまたいだ様々な対応も課題になってくるだろう。折しもラスベガスでCESが開幕した。残念ながら今年は行けなかったが、やはり自動運転とAI応用技術、IoT等が目玉のようである。3年前と昨年の差を見れば、題目は同じでも中身が大きく進歩しているにがわかる。今年行けないのが、そういう意味で残念である。来年はまた是非行きたいものだ。技術の進化と、それにもまして応用範囲の拡大が加速していく中、置き去りにされていく部分も増えそうだから、それらをどうやって拾い集めていくのかを真剣に考えなければいけない時期に来たのだろうと思う。そう言う意味での悩みはまだまだ深いと思うのである。
とりあえず、会合の後はまっすぐ帰ってきたので、今日は久しぶりの休肝日となった。正月から飲み続けているので、そろそろ肝臓も休めてやらないといけない。(苦笑)
さて、今週の残りは、自宅であれこれ仕事をこなす予定である。