日本に対するこれらのステレオタイプなイメージはもはや過去のもの、と思っていたが、そうでもなさそうだ。
AIGの幹部への巨額ボーナスを "outrage" (言語道断、非常識・・・)と強烈に批判し、あらゆる法的手段を使って阻止を試みるとしたオバマ大統領だが、その会見で以下のようなことも言ったとCNNのニュースサイトで報じられている。
(以下、CNN.comからの引用)
"I would suggest the first thing that would make me feel a little better toward them [AIG executives] is if they follow the Japanese example and come before the American people and take that deep bow and say, 'I am sorry,' and then either do one of two things: resign or go commit suicide," he said.
"And in the case of the Japanese, they usually commit suicide."
(以上、引用)
いわく、彼らが、もし日本の例にちなんで、アメリカ国民の前で深く頭を下げて「申し訳ありません」と謝り、さらに、ふたつの選択肢のいずれか、つまり、「辞職」または「自殺」のいずれかを選択するならば、私の彼らへの気持(怒り)はいくぶん和らぐことだろう。
日本の場合は、通常は「自殺」するのだが・・・・
怒りの大きさは当然だが、なんとなく日本人にはいまだに「ハラキリ」なイメージがつきまとっているのか・・・と考えさせられた。潔くあれ、といいたかったのだろうが、そんなイメージはいまの日本の政界を見ていれば、吹き飛ぶはずなのだが・・。