このブログは「風見鶏」が、日々気づいたこと、思ったこと、したことを気ままに綴る日記です。2008年9月に旧ブログから引っ越しました。バックアップをご覧ください。

ゲストログインがうまくできないので、コメントを承認制にしました。スパムでないことを確認の上、公開します。判断はあくまで「風見鶏」の主観で行いますので、文句は受け付けません。(笑)承認が遅れることもままあると思いますが、あしからず・・・

システムトラブルのため、2015年以降のブログ画像と2018年5月以降の記事が消失しました。画像は鋭意、新しい物から順次復旧中ですが記事については残念ながら戻せません。残念ですが、あきらめます。

なお、ここに書いていることは、あくまで個人的な思いであり、いかなる組織をも代表、代弁するものではありませんし、無関係ですので念のため。

の最近の記事

帰国、そして猛暑

| コメント(0) | トラックバック(0)

シアトルで先の記事を書いた後、羽田行きに搭乗。帰りのキャビンは旧型で個室タイプではなかったのだが、そこに文句を言うのは贅沢というもの。通路アクセス可能なフルフラットベッドだし、快適さはかわらない。とりあえず、こんな感じで一息。

ちなみに、機材は旧タイプのA330-300である。いつもは、新型のA330-900neoなのだが、ローテーションの関係だろう。

定刻にゲートを離れたが、離陸がちょっと混雑中。少し待たされる。

で、離陸してシアトルの街を眼下に帰国の途に就く。

機内食は和食選択。これはメインだが、帰りもちゃんと前菜が先に出てきた。

あとはワインで酔っ払って一眠り。それからちょっとビデオを見たり仕事をしている間に、到着前の軽食となる。こちらも和食選択だが、ちょっと折衷っぽい感じである。

やがて茨城あたりの海岸線が眼下に見え、日本上空に入る。

ここまで来たらもうあっという間の着陸。着陸前の東京の風景など。

今日は珍しく23(一番新しい、海上を埋め立てた滑走路 05-23)への着陸。第3ターミナルから一番遠い滑走路である。ちなみに第3ターミナルへは、22か34Lが最短である。

予定よりもかなり早く着いたので、まだゲートが開いておらず、10分ほど待たされる。前方もう一機待っていたのか、排気臭がすごくてちょっと気分が悪くなった。あの石油ストーブを消した時の臭いである。ジェット燃料(ケロシン)は、灯油の一種なので・・・。それでも、定刻よりだいぶ早く到着。

例によって入国審査場までメインのコンコースを端から端まで歩くことになったのだが、入国も税関も顔パス(笑)で待ちはゼロ。荷物もすべて機内持ち込みなので、降機から10分ほどで到着ロビーに出られた。降機した瞬間からちょっと蒸し暑さを感じていたので、トイレで短パンにはきかえて、いつものよう京急で帰ってきた。電車から降りた途端にすごい熱気が襲ってくる。駅から家までの10分ほどが地獄の暑さ。ちょっとクラクラしながらどうにか帰宅した。それから少し仕事をしている間に、日が暮れる。

そんな感じで無事帰国、日常回帰である。

帰国の途に

| コメント(0) | トラックバック(0)

今朝は4時半起床。5時にホテルを出て、Uberで空港へ向かう。空港はそれほどの混雑もなく、セキュリティーも短時間で通過できた。

で、いつものトラムでDコンコースへ。搭乗機はゲートD38のシアトル行き。まずは、この機体でシアトルに向かい、そこで羽田行きに乗り継ぐ。

B737-800だが、ちょっと年期が入った機体。就航は2002年で、21年ものの機体である。で、定刻ちょい遅れでラスベガスを離陸する。

少し上昇したあたりで、ラスベガスの南にある太陽光発電所(太陽電池ではなく、集光してその熱で発電するタイプ)が朝日を浴びて光っているのが見える。無駄に広い土地があるアメリカならではの施設である。

そこからしばらくは砂漠の上を飛ぶので、こんな荒涼とした風景が続く。

ちょうどこんなあたりの景色である。

少し飛ぶと、遠くにこんな山が見えてくる。カリフォルニア北部にあるシャスタ山である。オカルトマニアには人気の(笑)山らしい。

オレゴンに入ったあたりから砂漠地帯を抜け、山岳地帯の上を飛ぶ。

眼下にオレゴンの州都ポートランドを見るあたりから高度を下げ始め、間もなくワシントン州に入り、シアトル着陸態勢に入る。

そして、定刻よりだいぶ早くシアトルに到着である。

羽田行き搭乗まで2時間ほど。とりあえずラウンジに入って朝飯を食い、これを書いている。搭乗時刻までにはまだあるので、一杯引っかけようかどうしようか迷っている。居眠りしたら大変なので、飲むにしてもほどほどにしておこうかと。(笑)

今朝もまた快晴のラスベガス。やはり夏のラスベガスはこうでないといけないのだが、その分気温も上がりそう。

さて、3日間のISACA GRC Conference 2023も今日が最終日。午前中にキーノートとクロージングキーノートがあって、それで終了である。

最初のセッションは、ISACAやIIAの監査系な人たちによるパネル。技術や環境が加速度的に変化する中で、彼らはそれをどのように感じ、取り組もうとしているのか、なかなか興味深い。内容的には、この2日間で書いたことの総まとめのような形になった。

第4次産業革命とも言える昨今の状況で企業が抱える課題は多い。破壊的とも言える新技術に対して、過度に慎重な(控えめな表現)企業は競争に負けてしまう。ただ、闇雲に新技術を取り込むことは様々な問題をもたらすので、「迅速なリスク評価とポリシーの決定」が非常に重要となる。
今後数年で、18億人のリスキリングが必要になるという予測もある中で、ガバナンスや監査に携わる人たちも例外ではない。新たな技術を前提としたフレームワークやツールも必要になるし、それらをいかに迅速に開発できるかという点も大きなポイント。
参加者へのアンケートで、監査部門ですでにChat-GPTを使っているという回答が多かったのも印象的。もちろん、無条件に信用するのではなく、新技術の概要を把握するとか、補助的な用途ではあるが、変化の激しい世の中ではこうしたことが必要になっていくのだろう。
こういう話を聞くにつけ、世界中でAIなどの新技術を積極的に使いこなそうという動きが加速しているのを感じる。日本もうかうかしてはいられないな・・・と。
クロージングの講演はNASAの望遠鏡プロジェクトに携わっている女性天体物理学者の大学教授。NASAの望遠鏡関連のプロジェクトは失敗も少なくない。そうした失敗からどう学んでいくかという話し。ダークマターやダークエネルギー、相対論や11次元宇宙(超ひも理論)といった話題を織り交ぜながらの講演はなかなか面白かった。トーマスエジソンの名言、「私は一度も失敗をしていない。こうしたら失敗するという原因をたくさん見つけただけだ」を紹介して、失敗から学ぶことが重要だと強調していた。最先端の巨大プロジェクトでの失敗は大きな話題になるが、そもそもチャレンジするというのはそう言うことだろう。「転んでもただでは起きない」心構えが重要なのである。

クローズのあと、一旦ホテルに戻ってちょっと昼寝。それからまた街に出てみた。とりあえず、またバスでダウンタウン方面へ。気温は結構上がって日向を歩くのはちょっと辛い状況。でも、まだ「猛暑」というところまではいかず、湿気が無いのでまだ耐えられる。バスから見えたこのホテル。このオーナー氏、おとなしくホテル王におさまっていてくれれば平和なのだけれど・・・。

二階建てバスの最前列ははじめて。ラスベガスといえば、この景色だろう。

このタワー、以前はストラトスフィア(成層圏の意味)ホテルと呼ばれていたホテルのタワーなのだが、いつのまにか名前がストラットホテルに変わっていた。短くした感じなのだが、長ったらしくて呼びにくいからなのだろうか。

で、またダウンタウン(フリーモントストリート)のアーケードを歩いてみる。アーケードの中は直射日光が入らないのと、周囲の店からの冷気があるのとで、案外過ごしやすい。まぁ、何をするわけでもないが、ぶらぶらして時間を潰す。

それからまたバスでカジノ、ホテル街のメインストリート(ストリップという通称はどうも書きづらい(苦笑)、バクチで身ぐるみはがれて彷徨う人たちを意味するのだが、違う物を想像しがちなので・・・)に戻ってくる。

プラネットハリウッドのモール(ミラクルマイルモール)を少し冷やかして時間を潰し、午後5時になったので、いつものBubba Gumpに行って、早めの晩飯にする。

ここでコロナを飲んだのは内緒である。(笑)それからホテルに戻り、ちょっと仮眠する。

午後7時から一件オンライン打ち合わせをこなし、今日の予定は終了となる。この打ち合わせがなければ、夜のダウンタウンで晩飯・・なのだがちょっと残念・・・と思っていたら、先ほど、外がいきなり土砂降りの雷雨になった。夕方までそんな様子はなかったのだが、まだ少し天候が不安定なのだろうか。出かけていたら悲惨なことになっただろうから、結果的に幸運だったのだろう。(苦笑)

さて、明日は4時起きして帰途に就く。朝5時にUberを予約。フライトのオンラインチェックインもすませたので、今夜は早めに休むことにしよう。

GRC2023 Day2

| コメント(0) | トラックバック(0)

今朝も快晴のラスベガス。GRCの二日目で、昨日と同様に朝から会場へ。

今朝のキーノートはセキュリティやガバナンスにおける「人」「プロセス」「技術」の関係、バランスについて。いくつか印象に残っている内容を挙げると、「プロセスは人と技術の接着剤のようなものである」「ポリシーに関する伝統的な考え方(トップダウンで決める、守らせるために罰則を設ける)といった考え方も最近では、ポリシーは関係者の意見を集約して決めたり、罰則よりもむしろ、良い行いに対して報償するというような考え方に変わってきている」とか、「デジタルトランスフォーメーションは、縦割り組織では決して成功しない」「多様性の維持が組織の成功の鍵である」といった耳の痛い話など。昨日のAIの話もそうなのだけど、世界の流れは、どんどん日本(人)が苦手な方向に進んでいるようだ。と言うよりむしろ、世界の変化に日本がまったくついて行けてないということなのだろう。ちなみに、デジタルトランスフォーメーションをDXと略すような表現はこちらではまったく聞かない。これも日本固有の方言だろうか。そっちのほうがバズワードとして使いやすいからだろうか・・・。DXを連呼しながら、その本質というか、それが出てきた背景をほとんど理解せず、単にIT投資の促進のことだと思っている輩が少なくないようにもおもえる。デジタルトランスフォーメーションは、ITをベースに従来からのビジネスプロセスを根本的に変えることで時代の変化に効率よく対応できるようにしようということなのだと思うのだが、マイナカードのドタバタを見ても本質を理解できていないことがよくわかる。先日も、某医療機関でマイナ保険証を使ったときに、更新された保険証の有効期限が管理ソフトで取得できないという問題に遭遇した。確かにマイナポータルで見ても保険証の有効期限は表示されず、その時点で有効であることしかわからない。そもそもリアルタイムの資格確認ができるマイナ保険証に「有効期限」が必要かというと不要なようにも思うのだが、そういう仕様なのだとしたら、医療機関のシステムや管理ソフトウエアとの間で仕様のミスマッチが発生していることになる。マイナカード、マイナ保険証を作る側と、従来からの自治体や保険組合の業務、管理ソフトベンダーのそれぞれがうまくかみ合っていない、まさに縦割りというか付け焼き刃の極みだ。いくら役人や政治家が「先進国」であるエストニアなどを視察にいっても、電子化された枝葉の部分だけ見て、その根本にあるプロセスの変化など気にもかけないか、もしくは見て見ぬ振りをしているだけなら、出張費の無駄遣いだろう。国民としては情けない限りである。

ついつい愚痴が出てしまうような話を今日も聞いて、ちょっと暗くなってしまうのだが、それ以外に聴いたセッションはちょっとハズレが多かった。面白かったのは最後に聞いた未来予想の方法論についての話。未来学とでもいうのか、将来、世の中がどのように変化していくのかを予測するためのアプローチが体系化されているのは興味深かった。米国の新興企業が、こうした考え方をもとに将来予測(もしくはそれに基づいて将来、自分たちが主流になる)シナリオを考え、戦略をたてているのだとすれば、なかなか手強いなと思うのである。それ以外には、SEC(米国の証券取引委員会)が、上場企業に対してサイバーセキュリティに関する開示を義務づけている話などが興味深かった。こうした流れは日本にも確実に入ってくるのだが、その時に日本の政府や企業がどのように動くのか、これもちょっと不安要素である。

そんなこんなで気がつけばもう夕方。実は、昨夜睡眠不足だったこともあり、今日の昼前のセッションをひとつパスして、ホテルに戻って午後のセッションまでの間一眠りしたのだけれど、そのせいで、会場とホテルを2往復した結果、この時点で既に歩数が軽く1万歩を越えてしまった。夕方に一件オンライン打ち合わせをこなし、そのあと食事にでかける。

ラスベガス到着当日、塊肉を食って胃もたれしたのだけれど、そのせいかちょっと元気が出たので、もう一度肉を食うことにした。今回は控えめにフィレ(9oz)である。

やはり、たまには喰わないと気合が入らない。日本にいるときは、なかなか肉を食わないのだが、たまには喰わないといかんなと思った次第。

飯の後ホテルに戻って、もう一つオンライン打ち合わせ。オンライン主流になってから、どこへ行ってもこのパターンである。さて、明日はGRCの最終日でセッションは午前で終わり。午後はまたどこかに行って見ようかと思うのだが、暑さとの相談である。明後日は早朝にベガスを発つ予定なので、どこかへ行くなら明日の昼間(夜はまた打ち合わせがあるので・・・)なのだが・・・。まぁ、明日考えようかと。

GRC2023 Day1

| コメント(0) | トラックバック(0)

ハリケーン(ヒラリーさん)崩れの熱低が通り過ぎて、天気は急速に回復しているラスベガス。今朝は空の半分が青空。

まだ反対側には黒雲がたれこめているが、これも午前中の早い時間に消えてしまった。

で、今日からGRC Conferenceで、朝7時半頃にホテルを出て会場へ。昨日も書いたが、バカでかいホテルの裏手にあるコンファレンスセンターまで、うちのホテルから余裕で20分以上歩かなければならない。朝飯前のいい運動である。

一汗かいて会場に到着後、朝飯をいただく。

朝一のキーノートはこんな会場で、生成AIがらみのお話し。

いわく、近い将来、企業は2つのタイプに分化するだろう。

    AIを使いこなす企業
    消えていく企業

AIは既存の価値やヒエラルキーを破壊する.もはや重要なのは何かを維持するための組織とか管理職ではなく変革ができる個人かもしれない。

要するに、AIの進化によって世の中の変化が指数関数的に加速する。「知識」はすぐに陳腐化してしまうから、知識の多さ(や経験値)はもはやアドバンテージにはならない。既存の枠組みでのビジネスではAIに勝てない。近い将来、人が生き残る道は、継続的にイノベーションを考えることしかなくなりそうだ。イノベーションには破壊が伴う。既存の価値や概念を大胆に破壊できる力が必要ということである。ああ、伝統的に日本人が苦手な分野かなぁ・・・・。地盤沈下が激しい日本、いよいよ沈没か・・と暗くなる。

そんなことを考えながら、その後のセッションもAI関連のものをいくつか。さておき、現状でのAIには様々な問題がある。もはや使わない選択肢はないから、そうした問題に対処しながら使っていくしかないのだが、そうした問題もやがて解決されていくのだろう。

そんな問題の中にAIが学習するデータの著作権問題がある。最近、有名メディアが利用禁止を打ち出したりと話題になっているのだが、いわゆる「AIが著作物を勝手に学習する」問題、AIがやり玉に挙がっているのだが、これだけインターネットが普及して、ちょっと検索すれば色々とひっかかってくる時代、そもそも人間でもオリジナリティーを証明するのが極めて難しくなっているのではないかと。音楽を聴かない人、本や新聞を読まない人、芸術を鑑賞しない人、それに加えてネットで検索しない人、これを全部満たす人なんてまずいないだろうから、知らず知らずのうちに似たものができあがる可能性はある。これって、AIの学習プロセスとどこが違うのだろう・・という疑問である。まぁ、情報を根こそぎ集めてくるAIと個人の「規模感」の違いなのかもしれないが、AIの著作権侵害問題が人にも跳ね返ってくる可能性はないだろうかと、すこし不安になった。たとえば、AIが逆に、自分の豊富な学習データをもとに、自分の生成したものがそれらと類似しないように(少なくとも一定以上の類似がないように)することは技術的には可能だと思う。(実際、人の間では、なかば公然とそうしたルールがまかりとおっている)しかし、そうした処理が一般化したときに、AIは自分のオリジナリティーを主張する根拠を得る一方、人間の方はといえば、依然として盗作訴訟におびえなければいけない。いっそ、AIにオリジナリティーを判断して貰うとか、本末転倒なことになりそうな悪寒もするので。

色々考えさせられる問題である。今度、この問題をBARTやChat-GPTに聞いてみようかと思うのである。案外、面白い解決法が出て来るかも・・・(笑)

そんな感じで初日は終了。表に出たら快晴になっていて、結構気温も上がっていた。

晩飯時なのだが、そろそろ日本はビジネスアワー。そこから2本オンラインの打ち合わせをして、解放されたのは午後8時過ぎ。そこから少し夜の散歩がてら晩飯を食いに出かける。いつもの夜景が戻ってきたラスベガスである。

で、毎回行くBubba Gumpで軽めの晩飯。

それからまた少し、腹ごなしに歩く。街は人が大勢くりだして結構混雑している。

シーザースパレス辺りまで歩いたので、帰りはバスで戻ることにする。時間が遅いせいか、南行きのバスは結構ガラガラ。

 で、こんなあたりに戻ってくる。ホテルのカジノで少しお布施(苦笑)をして部屋に戻った。

さて、明日も終日コンファレンスである。

今年もラスベガス

| コメント(0) | トラックバック(0)

今朝は4時半起床。5時の送迎シャトルで空港へ移動。すでに空港は結構な混雑だったが優先ラインのおかげで、スムーズに入場、とりあえずラウンジにおさまる。

とりあえず軽く朝飯を食い、6時半の便でラスベガスへ向かう。離陸する頃には日が昇って、こんなお山のお見送り。

フライトは2時間ちょっと。少し仕事をしている間にベガスに向けて降下開始。こんな景色が見えてくる。

ラスベガスの天気予報では、来週明けにかけてちょっと荒れた天気になるとのことだったが、到着時は曇りで雨は降っていなかった。ホテルに着いて、オンラインチェックインを試してみる。アプリを落として、予約を検索し、パスポートの写真とクレジットカード情報を登録してチェックイン完了。部屋がアサインされれば、そのままスマホがルームキーになる。なかなか便利・・というか、このご時世、だんだんこういうのが主流になっていくのだろうなと。時間は早いのでまだ部屋が決まらないため、とりあえず荷物を預けて、いつもの景色を眺めながら、ちょっと街歩き。

雨のせいか気温は低めだったのだけど、時差ぼけもあって少し歩いたら辛くなってきた。ショッピングモールのベンチで一休みしていたら、部屋の準備が出来たと通知がきたので、ホテルに戻ることにする。疲れたので、帰りはバスにした。部屋に入って横になって一眠りして、それからPCのセットアップとか、ネットにアクセスとかしていたら、また眠くなってきたのでもう一休み。気がついたらそろそろ夕方。ちょっと小腹も空いてきたので、晩飯を食いに出ることにした。

さて、何を喰おうか・・と考えて、ちょっと気合を入れるため肉を食いに行くことにした。たしかお隣のホテル(ニューヨーク・ニューヨーク:上の画像のホテル)にステーキハウスがあったな・・と行ってみる。

ここも結構賑わっている。ステーキハウスも混んでいたので、バーカウンター席で食事。で、こんなものを喰う。

前菜にクラムチャウダーとシーザーサラダを食って、それからコロナを2本、で、この塊肉を食ったら流石にちょっと食い過ぎ感。でもまぁ、たまにはこういう元気づけもいい。チップを含めてトータル150ドルの豪華ディナーだが、日本円でいくらかは計算しないことにする。(苦笑)いくらなんでも、そろそろ日銀に為替介入してほしいものだなと・・・。

飯を食って外に出たら、まだ明るい。時間は午後7時過ぎ。ちなみに、下が今回のお宿。

ホテルの名前は「エクスカリバー」、思わず叫びたくなる名前!?。(違)今回参加するコンファレンスは、このホテルと交差点を挟んで対角にあるMGMグランドが会場である。ちなみに、この周辺のホテルはほとんどが、MGMの資本が入っているっぽい。ホテルの部屋の窓からは、お隣のルクソールホテルのピラミッド。窓から外を見ると激しく雨が降っている。降る前に帰ってきてよかった。

ちなみに、このピラミッドの中はこんな感じになっている。

腹ごなしにルクソールからその先にあるマンダレイ・ベイまで歩いてみる。この3つのホテルは中の通路で繋がっているので雨に濡れることはない。結果、今日の歩数は15000歩を超えたが、まだちょっと胃もたれがしている。そんな感じのラスベガス初日である。

にゃんと高飛び

| コメント(0) | トラックバック(0)

・・・いや、関係があるわけではないのだが、最近猫分が不足気味なので・・・。

別宅、実家巡業から戻って、また猛暑に耐える日が数日続き、今朝も快晴。気温は朝からどんどん上がる。

うっすらと夏の富士山。

散歩で少し歩いて見たのだが、汗が噴き出して、そのうちクラクラ・・・いやはや身体に悪い暑さである。さておき、散歩道のこの状況。数年前に神奈川県がいきなり封鎖して以降、荒れ放題になっている裏山周辺の場所のひとつ。草が茂って周囲にはみ出し、大変なことになっている。裏山に上がる道沿いも草ボウボウ。山の上の廃墟といい、使い道が決まらないからといって、管理をサボるなよ、神奈川県!!といいたい。今朝も近所の人がはみ出した草を刈っていたのだが、まったくもって迷惑な話だ。

前置きはここまで。今日は午前中に打ち合わせを2件こなしたあと、荷造りをして、猛暑の中を羽田に向かった。

夏休みのピークは過ぎたはずだが、第3ターミナルの出発ロビーは結構混雑している。セキュリティも長蛇の列ができていたが、優先ラインは空いていて、短時間で抜けられた。このあたりが、航空平民落ちしたくない大きな理由である。とりあえず、ラウンジに入って麦酒と、やはりこれを喰ってしまう罠・・・。

今回は、ISACAのコンファレンスでラスベガスに行くのだが、まずは経由地のシアトルまで。乗るのはこの機体。(Airbus A330-900neo)

今回は日程の関係か、ビジネスクラス(デルタ・ワン)が、結構安く取れたので、こんな感じの楽ちん旅。

空港混雑とのことで少し遅れてゲートを離れたが、プッシュバックされて一旦停止したあと、なかなかエンジンがかからない。ちょっと不穏な空気が漂う・・

やがてアナウンスがあって、外部のパネルが開いているのが見つかったので、一度ゲートに戻って閉めてから出発するとのこと。(おいおい、たのむよ・・・)まぁ、見つかったからよしとして、その後ゲートに戻ってまたしばらく待たされたあとに、ようやく出発となる。着陸機待ちで滑走路手前でしばらく停止して、結局かなり遅れて羽田を離陸した。

一旦北上して、成田の離陸ルートに合流するような形で茨城あたりから海上に出るルートである。

しばらく飛んで、食事が出てくる頃には、機外は夕暮れになっている。

機内食はいつもの和食。前回、ハワイに行った際にレビューに書いておいたら、今回は前菜とメインが別々に出てきた。(以前はまとめて出てきて、前菜をつまみに飲んでいる間にメインが冷めてしまったので、ちょっと苦情をレビューに書いておいた。ちなみに、前回帰りのLA便では、ちゃんとわけて出てきている。)

ワインで酔っ払って一眠りしたかしないか・・・で、もう朝食(体感的には夜食だが)出てくる。8時間ちょっとのシアトル便は、どうしても寝足りない感が強い。

やがて、オリンピック半島の山々と、シアトルの顔、レーニア山が見えてくる。

今回は乗り継ぎ便が明日の早朝なので、シアトルに一日滞在する。とりあえず、空港近くのホテルに行って荷物を預け、電車に乗ってシアトルへ向かう。シアトルの市街は久しぶり。昼飯でも・・・と思ってこんなあたりに来てみたが、すごい混雑だったので、場所を変えることにした。観光地としてのシアトルをちょっと舐めていたかもしれない。

少し歩いて、海沿いに降りてみる。

カモメがたむろしているのが港町らしい。

で、比較的空いていた、こんなあたりに入って、いきなり・・・・

ランチはこのあとシーフードサラダ。結構ボリュームがあって腹一杯になってしまった。コロナも2本でちょっといい感じに・・・・。もう少し時間があったので、少し歩いてモノレールに乗り、これもシアトル名物の塔(スペースニードル)にやってきた。ここも結構な人。昼から飲んでしまって体力が厳しくなりつつあったので、上がるのはパスして撤収することにした。

で帰りのモノレール駅。

何気なく入ってくるモノレールを取っていたのだが・・・・。柱の所に立っていたおねーさん。実はこのあと気付いたのだけど、画像処理して明るくしてみたら・・・。

なんと、ねこみみさんでした。いやぁ、シアトルに来ていいもの見られましたわ。(違)

そのあとホテルに戻って、流石に疲れたので一眠りしてからこれを書いている次第。明日は4時半起き。6時過ぎの便でラスベガスに移動する。天気予報では、ラスベガスは2,3日荒れた天気みたいなので、せっかくのオフ日に出歩くのが難しくなるかもしれない。カジノで散財しないように気をつけよう。(笑)

しらはま~

| コメント(0) | トラックバック(0)

帰国から一夜明けて、いきなりまた旅に出ることに・・・・

以前、京急鶴見で各停からエアポート急行にスムーズに乗り換えができたのに、最近(たぶん4月のダイヤ改正(悪))で、乗り換え待ち時間が長くなってしまった。白浜は赤色航空会社だけしかとんでいないので、年に一回行くかどうかの羽田第一ターミナルである。

機材は満席のB737-800、いつもはエンブラエルのE175あたりが飛んでいる区間が、某イベントの需要を満たすべく、ひとクラス大きな機体になる。乗客の大半は、そのスジの人たち。この便に何かあると、日本の某業界は大打撃を受けかねないリスクをはらんだ便(朝と昼の2便とも)である。多くの人は朝の一便で移動しているのだけど、私は2便組。朝の弱い人向けの便(笑)である。

ちょっと出発が遅れたのだけれど、飛行は順調。こんな景色を見ながらの一時間弱のフライトである。

そんな感じで南紀白浜着。送迎バスでイベント会場へ。イベントは午後からで、例によってサテライト会場に陣取って、内職しながら聴講する。最初のセッション、岡村先生のセキュリティ関連法令のアップデートは、毎年ながら面白い。なかなかまとめてアップデートを聞く機会が無いので、貴重な機会である。特に、今回は総務省が電気通信事業法とその施行規則を改定して、個人情報の取扱に関する通知のありかたを定めたものが6月中旬施行という話しなのだが、通信事業者だけでなく、様々な業種、業態に影響しそうな点である。電気通信事業法における電気通信事業者の定義が問題。なんらかの情報を中継、仲介するようなサービスをことごとく対象にしてしまうような解釈が可能なので、戦々恐々としている企業も少なくないようである。

そんな話しを含めて半日、夜の部を前にホテルにチェックイン。ホテルから見た白良浜。この海水浴場は既に海開き済み。さすがに、ちょっと気温が低いので泳いでいる人はいない。

夜の部は、ウエルカムパーティーから。晩飯がてら参加。会場はいつものホテルシーモアなので、10分ほどかけて歩いて行く。このご当地キャラは、なかなか。ゆるバージョンもある。去年はキーホルダーを買って帰ってのだが、今年もちょっとグッズを調達する。

立食のパーティーは、結構疲れる。その後、BoFセッションがあるのだけれど、雨が降る予報もあり、ちょっと疲れたので、パスしてホテルに戻ることにした。

会場を出たころは、まだ月とか金星が見えていたのだけれど、ホテルの近くまで来て、少し浜辺を歩いて酔い覚まししていたら、いきなり雨が降り出した。傘をもっていないので、どうやら早めに帰ってきて正解である。流石に帰国翌日、いきなりのイベントは疲れが出て、その夜はとっとと寝ることにした。

一夜明けて、ホテルの部屋から見た白良浜。朝湯を浴び、朝食を食べて、送迎バスを道沿いで待って会場へ向かう。もうおわかりかもしれないが、こういうイベントである。

地元では、結構有名なイベントなのだけれど、参加者は時々「サイバー犯罪の人」と呼ばれるので、もしかしたら、ブラックなイベントだと思っている人がいないだろうかと、ちょっと不安になる。今回のテーマは人材不足と人材育成の切り口。様々な人材育成の方策などが紹介されるのだが、個人的には、どのような人材が不足しているのか不明瞭な感じがするのである。たしかに、我々セキュリティ専門家サイドから見ると、専門的に対応する人材が足りないのだが、実は、セキュリティの専門家が、本来、各分野の現場の技術者や管理者が行うべき部分まで背負ってしまっているケースも少なくないように思う。これは以前から言っているのだけれど、各分野のエンジニアを再教育して、その分野に必要なセキュリティ知識をつけてもらうことで、かなりの部分はカバーできるのではないかと思うのである。このあたりの整理をもう少しきちんとすべきだろう。

午前中に一件テレカンがあったので、ちょっとエスケープして、外の庭で電子会議にアクセス。庭ではこんな奴が芝を刈っているのだが、なんとなく同じ所をぐるぐる回っているようにみえて、ちょっとおバカな感じがしないでもない。このあたりも、まだ進化過程にあるのだろう。

午後の休憩時間には、少し周辺を散歩してみる。

夕方は、参加者向けの夕食プログラムで海沿いのバイキングレストランへ。知り合いの人たちとテーブルを一個占領して飲んだくれる。周囲から見ると、ちょっと近寄りがたい雰囲気だったかもしれない・・・(苦笑)

その後、ホテルシーモアへ行って、ネットワーキングタイム(名刺交換会)。たまたまお隣にいた、某企業の情シス系の人と話で盛り上がる。結局、この時間はそれで終わってしまい、シーモアのテラスで少し酔い覚ましをする。

空には月と金星。テラスの前の水面には、こんな感じで映り込んでいる。

そのあと、ぼちぼち歩いて宿まで戻る。結構酔っ払っていたので、ちょっと横になったら寝落ちしてしまった。夜中に目が覚めたら、ちょっと胸焼けしている。あいにく胃薬が切れてしまっていて、少し四苦八苦する。まぁ、とりあえずそんな感じの2日目である。

昨夜から本降りの雨になっているコナ界隈。お山を下ってホテルに帰った時は既に降っていたのだけれど、どうやら夜通し降り続いて、まだ上がる様子がない。

昨夜のお山詣でも寒かったのだが、雨のせいで今朝も気温は低め。昨夜の内に買っておいた朝飯を食って、少し暖かい服装に着替えて片付けをする。11時前にホテルをチェックアウトしたのだが、帰りの便は夜10時前の出発。一日時間を潰さないといけない。おまけに、午後と夜に日本との打ち合わせが入っていて、さて、どこで会議にアクセスするかが難題である。PCのバッテリーは、通信や会議をしていると2時間持つか持たないか。3本の打ち合わせは電源無しでは無理・・・。なので、特に資料とかを表示しなくていい打ち合わせは、iPadで参加して、PCのバッテリーを温存することにする。

さておき、最初の打ち合わせが午後3時からなので、それまでちょっとドライブをする。また、このお方にお別れのご挨拶と再会を約束。それから昼飯の場所を捜す。

このあたりのレストランをちょっと覗いてみたのだけど、なかなかのジャンクメニュー。見ているだけでお腹いっぱいになるので、また、コナ方面に移動しつつ、途中のモールなどを覗いてみることにした。で、ワイコロアあたりの結構大きなショッピングモールで、よさげな店を見つけたのだが、放浪で時間を食ったので腹が減ってしまった。結局、注文したのはジャンクメニュー(ハンバーガー)である。

同じモールにスタバがあったので、ちょっと覗いてみたのだが、PCの電源は取れなさそうなので、車に戻って、最初の打ち合わせにiPadで参加する。一時間ほどの打ち合わせのあと、まだ少し時間があるので、コナに戻って、こちらのモールのスタバに行ってみたのだが、こちらはテイクアウトのみになっていて、結局役に立たず。そうこうしている間にいい時間になってしまったので、空港へ向かう。午後6時頃にレンタカーを返し、かさばるスーツケースを(手荒な扱い覚悟で)預けてしまい、ちょっと身軽になってゲートへ。X線装置が新型で、PCとかを出さなくて良かったのは助かった。ゲート近くの壁にコンセントを見つけて拝借。PCを開いて、そこから打ち合わせ3連チャン(一つは途中参加だったので2.5連チャン)。コナ空港の屋外の待合所で、ゲートのアナウンスやら、飛行機の轟音やらの中、ヘッドセットを使ってどうにか打ち合わせを完了。終わった頃には、もう午後9時をまわっていて、まもなく搭乗開始となる。ハワイから本土への国内線は、植物検疫のために、ゲート手前でもう一度X線検査があるので、ちょっと時間がかかる。ほぼ満席のフライトで、搭乗も長い行列ができる。

そんな感じで、今回はパラダイス撤収。コロナ騒ぎも一段落したので、年に一回くらいは来たいなと思っているから、しばしのお別れである。帰りも本土(LA)経由なので、とりあえず夜行便(いわゆるレッドアイフライト)でLAに飛ぶ。5時間ほどのフライトだが、この便はファーストが取れず、Comfort+というちょっと足元が広いエコノミー席。やはり、ちょっと寝付けずに悶々とする。それでも、少しうとうとして、身体の向きを変えて・・・を繰り返しているうちに、LA到着となる。

LAは低い雲に覆われていて小雨が降っている。

そんな感じで、朝6時半(米国太平洋時間)頃にLAX到着。ここで、3時間ちょっとの乗り継ぎ待ちである。とりあえず、ラウンジにおさまって、朝飯を食った後、これを書いている。

あと一時間弱で羽田便の搭乗開始。パラダイスの余韻を味わいながら帰途に就く。まぁ、帰って即、その日の夕方に打ち合わせ二連発が待っているのだが、羽田に着くまでは考えないことにしよう。(苦笑)


【追記】

LAからのフライトは、エアバスA330-900neo。とりあえず、搭乗は定刻。

この区間はビジネスクラスでゆっくり・・・。こんな感じでウエルカムドリンクを飲みながら、出発を待つ。

で、ほぼ定刻にドアが閉まって、さて・・・という感じだったのだけれど、なぜか動かない。そのうち機長からアナウンスがあって、なにやらドアがうまく閉じない(閉じたランプがつかない)ということで、一度ドアを開けてエンジニアがチェックするという。しばらくドアの辺りでごそごそやっていたのだけれど、ボルトを一本交換・・ということになって30分ほど時間が・・・ということらしい。ちょっと不安だったのだが、とりあえず小一時間遅れでLA(LAX)を離陸する。

低い雲を抜け、西海岸沿いを北上。この時期らしからぬ感じで海沿いにはびっしりと雲が広がっている。サンフランシスコあたりも太平洋岸は雲に覆われていて、サンフランシスコ湾側は晴れているという感じである。

サンフランシスコの少し手前、モントレー湾あたりから針路を西に変えて陸から離れる。このあたりで機内食が出てくる。帰りも和食選択。まずは前菜の小鉢あれこれ。

メニュー的には、どの路線もほぼ同じなのだが、最近シアトル線では、この前菜とメインがまとめて出てきて、ちょっと面白くない。こうして最初に前菜だけ出してくれるとそれをつまみにゆっくり飲めるのである。

メインは角煮風。思うに、和食のクオリティーは、LA路線が一番高い感じがする。これは、デルタに吸収される前のNW時代からそうだったのだが、デルタの和食系メニューは旧NWの流れを引き継いでいるので、納入元なども同じなのかもしれない。

で、うまい飯とワインでいいかげんできあがって、そのあと一眠り。それから、PCを開いてちょっと仕事を始めたのだが、AC電源がプラグを差すと切れてしまうというトラブルがあって、バッテリーで作業することになったので、1時間半ほどで切り上げて、その後はiPadでダウンロードしてあったアニメなどを見て過ごす。そんなことをしている間にもう日本の海岸線が眼下に見えてくる。

結果的に小一時間遅れて羽田に到着である。

到着は3時頃、先にも書いたが4時から打ち合わせが入っていたので、ちょっとギリギリ。入国はスムーズだったのだけれど、間の悪い話しで荷物を預けてしまったので、それが出てくるまでに少し時間を浪費してしまう。結局、お客さんには電話して、打ち合わせを30分ほど遅らせて貰い、急いで家に帰って、それから打ち合わせを2本ほど。その後あれこれしていて、気がつけばもう午後8時近くになってしまっていた。それから晩飯を買い出しに行き、ようやく飯を食って一息入れる。

明日は、今度は白浜シンポ参加で昼前の便で飛ぶので、その準備もしなければいけないのだけど、とりあえずは、寝て、明日早起きして頑張ることにする。そんな感じで慌ただしく終わったハワイ行きである。なにやらリラックスムードがいきなり吹っ飛んでしまったのは残念だが、またちょっと落ち着いたら、思い出してかみしめよう。

今朝も寝坊気味に起床。朝飯を喰う気分にもなれず、そういえば・・・と仕事を一つ思い出して手を付けてしまったら、結局昼過ぎまで仕事することになる。まぁ、今日の昼間はこれと言って予定もなかったので、それもアリ。結局、昼飯も食わずに一時過ぎまで仕事をして、ようやく遅いランチ(ブランチ?)にありついたのは午後1時半をまわっていた。

昼飯はホテルのバーラウンジ。こんなのやらスズメやらが、物欲しそうにやってくる。今日の昼飯はこれ。初日の晩飯とよく似た構成だが、アルコールはなし。昨日天気に阻まれたマウナケアの夜空を見に行くので、酒は抜きである。

コナ側から見ると山には黒雲。さて、上に上がったら雲を抜けられるかどうか賭けなのだが、とりあえずまた、サドルロードに向かう。サドルへの上りは、雲に突っ込んでいく感じ。途中で雨も降り出して、ちょっと怪しい雰囲気に。でも、ヒロ方面に近づくとこんな感じで晴れ間が見えてくる。なんとなくWindows Xpの壁紙っぽい風景の中を走って、マウナケアアクセスロードへ。

登り始めは少し雲がかかっていたのだけれど、ビジターセンターのあたりでは雲を抜けて青空になっていた。

ここから山頂を目指すのであれば、3時間ほど高所に身体を慣らしてから上に向かうのだが、病み上がりなこともあり、今回はここまで。それでも、ちょっと歩くと息が切れる。夜までには時間もあるし、身体を慣らすために、このあたりにいくつかある小山の一つに上ってみることにする。

息が切れるので、ゆっくり上がる。100mもないくらいの山だが、上がって見ると結構見晴らしがいい。こちらは、ビジターセンターとマウナケア方面。

この山の陰で見えなかったマウナロアも全体がよく見える。

とりあえず、少し運動したので、膝に来ないよう、またゆっくりと下る。で、またビジターセンターに戻って、車で夜を待つことにする。

このセンターには、スペースシャトルチャレンジャーのクルーだったハワイ出身、日系のオニヅカさんの名前が付けられている。

山の向こうに日が隠れて、あたりが薄暗くなってきたあたりで、少し離れた空き地に三脚とカメラを持ち出してセット。暗くなるのを待つ。暗くなり始めた頃、山頂の夕日を見に行った車の列が山を下ってくる。

西の空には三日月と宵の明星。完全に暗くなるまで、結構時間がかかる。気温が下がりはじめて、結構冷えてくる。

まだうっすらと明るい状態で、少しずつ星が見えてくる。この時期のハワイからは南十字星が見える。(下の画像の囲った部分が南十字星)

完全に暮れるとこんな感じで星が一気に増える。

とりあえず、撮影していたのだけれど、十数秒の露出の間にいくつもの人工衛星が写るタイミングがある。スターリンクのように小型衛星を大量に打ち上げるビジネスが増えているのだが、たしかに天文学者が懸念する空の汚染が発生しないかちょっと心配だ。

この時期、天の川は空の低いあたりに横たわっている。秋になると、地平から天頂に向けて立ち上がった天の川を見られるのだが、そのうちまた秋に来て、そんな絵も撮ってみよう。

そんな感じで、とりあえず今回したかったことはすべて完了。明日は午前中にホテルをチェックアウトして、夜のフライトまで時間を潰す。とはいえ、日本との打ち合わせが3件ほど。フライト直前に2件立て続けなので、ちょっと厳しい。なにより、PCの電源が確保出来ないとバッテリーがもたないかもしれない・・・とちょっと不安になっている。iPadでしのぐか・・・ちょっと考え処である。

今朝はいい感じの青空だったので、とりあえず、島一周ドライブを決行する。

とりあえず、コナから11号線を南下して、島の南端をまわって、東側にあるキラウエア国立公園へ。途中、ちょっと雲行きが怪しくなるが、とりあえずここまでは青空も見える。一方、山の方はというと黒雲がたれこめている。

で、いつもの火口展望ポイントに行って見たら、こんな感じで封鎖されていた。2018年にキラウエアが噴火した際に建物が被害に遭って、それ以降立ち入り禁止なのだとか。

前回来た翌年に大噴火があって、一帯が一時立ち入り禁止になっていたようなので、その影響がまだあちこちに残っているようだ。少し手前の展望ポイントは入れたので、そちらに行って見る。とりあえずハワイの火の女神様のご機嫌伺い。今日の所は、ご機嫌は悪くないようだが、なかなか油断が出来ない雰囲気である。

壮大な火口はフレームに収まりきれないので、とりあえずパノラマで撮ってみる。

盛んに煙を上げているあたりが、最近噴火したあたりだろうか。

で、その後、いつものように海沿いの溶岩地帯まで下ってみようと走り出したのだが、途中で天気が悪化。土砂降りの雨になってしまったので、断念して引き返す。キラウエアをあとにして、いつものようにヒロを目指す。しかし、なかなか雨が上がらない。いつものように、ヒロからサドルロード(マウナケアとマウナロアの間の高地を通る200号線)に上がって、天気がいいようならば、マウナケアのビジターセンターで夜まで時間を潰して星空をカメラに収めて帰ろうと思っていたのだけれど、サドルの2000m超地点どもこんな感じで雲の中。

ヒロからサドルに上がるルートは、バイパス(2000号線)が完成していて、綺麗なハイウエイになっている。以前は旧道や、工事中の場所があったのだけれど、これでコナ側からヒロまで綺麗な道で繋がった感じである。とりあえず、2800m地点のビジターセンターまで上がってみたのだけれど、結局もう一枚上に雲をかぶっている感じだったので諦めて帰ってきた。山頂まで上がれば雲を抜けているのだろうけれど、ちょっと4000m越えするには体調もイマイチなのでやめておいた。明日天気がいいようならば、再挑戦してみようかと。

コナ側に下ってみると、海側は晴れ間が広がっている。とりあえず、今日もいい夕日が拝めそうな感じなので、まっすぐ宿に戻る。結局、200マイル超のロングドライブになった。

ざっとシャワーを浴びてから、海辺のバーラウンジへ行ってみる。今日は比較的空いていて、いい席が取れたので、こんな感じで夕日を見ながらできあがる。

晩飯はフィッシュ&チップス。フレンチフライ山盛り・・・。また、胃もたれしそうなチョイスだが、これも酔った勢い。例によって、マイタイで結構酔っ払って、酔い覚ましにコーヒーで締める。

パノラマで見るとこんな感じの夕景。

日が沈んだ空に、薄っぺらい月。いい感じの宵である。

昨日はこの状態で部屋に帰って寝てしまい、夜中に胃もたれして辛かったので、今日は、腹ごなし+酔い覚ましでカイルア桟橋まで往復する。いい加減酔っ払っているので結構辛かったけれど、おかげで今日も歩数は一万歩を超えた。

そんな感じで今日も終了。さて、明日はどうしようか・・・。昼間はまったりと過ごして、夕方、天気がよければ、またマウナケアに行って見ようかと・・・。明日は天気がよくなりますように。

脱力・・・

| コメント(0) | トラックバック(0)

朝起きたら、一雨降ったようで、空にはまだ黒雲。とりあえず近所のコンビニで朝飯を買ってきて食ったのだけれど、その後また二度寝して、今朝も本格始動は11時頃。今日はちょっと遠出しようかと思っていたのだが、明日にのばすことにする。ちょっと目がしょぼついているので、目薬を買いに近くのモールのドラッグストアまで・・・と車で出たら、海沿いの道が途中で通行止めになっていて、Uターン。ぐるっと大回りしたのだが、このせいか、途中も道が大渋滞中。10分かからないところに行くのに、小一時間かかってしまった。

帰ってきたらもうお昼頃。でも、まだ胃袋は昼飯を受け付けなさそうなので、少し海辺のラウンジでまったりする。

波の音を聞きながら、だんだん身体の力が抜けていくのがここちよい。

ここが滞在中のホテル。ハワイ(ハワイ島)に来始めてから、もう20年近く、頻繁に来ていたホテルなので、定宿といってもいいだろう。仕事多忙とその後のコロナ騒ぎでもう5年ほど間があいてしまった。客室は3棟あって、敷地もかなり広い。

 まだ、ちょっと腹が空かないので、少し腹ごなしに歩くことにする。海沿いの道をカイルア桟橋方面に向けて歩く。

で、通行止めの原因が判明。どうやら、水道管が破裂して、あたりが水浸しになったらしい。水は引いていたが、周囲は泥があがって結構大変。鋭意修復工事中。

そう言えば、以前来た時にも同じようなことがあったな・・・と過去のブログをたどってみたら、2016年に来た時に、同じような場所で水道管が破裂していた。この記事、以前のサーバトラブル、というかオペミスなのだが・・・で、この辺り数年間の画像が消えてしまっているので画像はないのだが・・・。老朽化なのか、それとも修復不全だったのか・・・。

天気が回復して日差しが戻っているので、結構暑い。とりあえず、途中で折り返してホテルに戻ることにする。

上の画像の中央にあるのが、滞在中のホテルである。

で、とりあえずバーに落ち着いて、昼飯・・・というか昼間っからマイタイなど。

ウエルカムドリンクのクーポンがあったので、ついつい・・・、結局2杯飲んでいい加減酔っ払ってしまう。酔った勢いでハンバーガーなど食ったものだから、夜まで胃もたれする羽目になった。しかし、酒が回るにつれ、身体の力が抜けていくのが心地よい。日本で飲んでも、ここまで脱力できないので、ハワイの空気というか、癒やしの力がきいているのだろう。部屋に戻って、横になったらそのまま夕方まで寝てしまう。

気がついたらもう午後5時をまわっていて、日もだいぶ傾いている。ちょっと昼飯が胃にもたれているので、また、カイルア桟橋まで往復することにした。

工事は終わって通行止めは解除されている。突貫工事だったようだが、また再発しないといいのだが・・・。

日が傾いて、光が柔らかくなって、海沿いの景色も少し変わって見える。

ホテル近くまで戻ってきたら、そろそろ日没時刻。今日もいい夕日が見られそうだ。

で、とりあえず、海沿いのラウンジに陣取って、沈む夕日をながめることにする。

さて、そんな感じで今日も暮れる。

しかし、昼飯が胃にもたれて、晩飯が食えそうにない。とりあえず、部屋に戻って一休みしてみたが、しまいに胸焼けしてくる始末。とりあえず胃薬を飲んで、晩飯は抜くことにした。そろそろアメリカンなジャンクフードはやめておいたほうがいいのかもしれない。

さて、明日は天気が良さそうなら、島一周の長距離ドライブに出かけることにしよう。

とりあえず・・・

| コメント(0) | トラックバック(0)

昨夜は晩飯の後寝落ち。そのまま、ずるずると朝まで寝てしまう。で、今朝は一度7時頃に起きて、近所のコンビニで朝飯を買ってきて食った後、また少しゴロゴロ。本格的に起動したのはもう昼前である。まぁ、ゆっくりするのが目的なので、それも悪くない。

今回の部屋は別棟にある。真ん中の吹き抜け部分には池があって鯉が泳いでいる。

で、とりあえずドライブがてら一時間ちょっと走って、このお方にご挨拶。

ちょっと・・・と言っても、往復100マイルを越える走行。さすがに、 Big Islandは広い。ホテルには3時頃に戻って、4時から日本との打ち合わせ。まぁ、これはいたしかたない。日本時間で午前11時の定期打ち合わせである。それから少し仕事をして、晩飯に出かける。ラウンジのバーで軽くと思っていたのだが、何やらイベントで盛り上がっているので、外に出て、結局アウトバックで肉などを食う。

午後8時から、もう一つ打ち合わせがあって、解放されたのは午後9時。日本は金曜日の午後3時なので、今週のお仕事はこれにて終了。中途半端な時間なので、寝酒など飲みに出かける。

とりあえずの「寝酒」なので、マイタイなどをたのむ。

だいたいは、マイタイ一杯でいい感じになるのだけど、今夜はイマイチ回りが悪い。薄いのか・・・などと思いつつもう一杯注文する。ちなみに、おつまみはこれ。

ぱっと見、ウインナーのように見えるが、中身はモッツアレラチーズ。結構いける。

そんな感じでほろ酔い加減となり、帰ってきてこれを書いている。

さて、明日は火の神様にご挨拶しにいこうか。ちょっと長旅になるから、早めに起きて出かけるとしよう。

現実逃避・・・

| コメント(0) | トラックバック(0)

この半年以上、結構働いて、だいぶ煮詰まってきたこともあり、ちょっと気分転換に南の島へ行くことにした。現実逃避・・・といきたいところだが、このご時世、ネットが繋がる場所にはもれなく仕事はついてくるから、ある種悪あがきというか、とりあえず非日常の雰囲気だけ味わおうということなのである。

今朝は快晴。あちこちで真夏日予想が出ているから、半袖で家を出ても問題なし。とりあえず、午前中に打ち合わせ一件を含め仕事を片付けて、昼過ぎに自宅を出る。慌てて荷造りしたので、色々忘れていなければいいのだが・・・。

午前中はバタバタして腹が減ったので、とりあえずラウンジに落ち着いて昼飯。やはり、カレーを食ってしまうのである。行き先はハワイ。いつものコナなのだが、今回、なぜかアメリカ本土、シアトル経由になってしまった。

たいがい大回り(実際フライト時間は直行の倍以上)なのだが、実はデルタの東京、ホノルル便はまだ運休中。ANAとかにすることも考えたのだが、マイレージのステータス修行もかねて、デルタで行くことにした次第。実はチケ代は直行と変わらない値段。ビジネスクラスでも、この前サンフランシスコに行った時のプレエコチケットにちょっと色を付けた程度の値段で取れた。これだったら、今後アメリカ出張はハワイ経由で・・・と思ったりするが、これも直行便が復活するまでの間の話しだろう。ということで、今回はビジネスクラスでゆったり・・・である。シアトルからコナの便もファースト(国内線)なので、問題なし。まぁ、時間はかかるが、それはあまり問題ではない。飛行機は嫌いではないので。

定刻搭乗で、定刻にゲートを離れたものの、到着便混雑とかで、だいぶ離陸を待たされた。2,30分待たされてようやく離陸。

今回の機内食は和食選択ですき焼きである。

ワインでほろ酔いになった頃、機窓の日没。

飯のあとは横になって一眠り。一度目が覚めるとなかなか眠れず、ちょっと悶々とする。そうこうしている間に朝飯が出て、シアトルへの着陸態勢に。やはり、シアトル便は寝足りない感が強い。

ほぼ定刻の到着。今回は荷物を預けたので、少し余計に時間を食ったのだが、入国も特に突っ込まれることなく(いや、どうしてハワイに行くのにシアトル経由なんだと突っ込まれるのを覚悟していたのだけれど、あっさり通過できたわけで・・・)シアトルのデルタラウンジに落ち着いた。

去年から何度も来ているので、このラウンジもだいぶ慣れた。とりあえず、コーヒーを飲んで4時間の乗り継陸ぎ待ちである。少しうとうとしていたのだが、寝過ごすとまずいので、時間潰しにこれを書いている。あと20分ほどで搭乗時刻。そろそろ片付けにかかろう。


【追記】

で、シアトル発コナ行きに搭乗。定刻離陸。

例によって、みんな窓を閉めてしまって機内は真っ暗になってしまうので、眠気が押し寄せて、いつしか爆睡。気がついたらもう太平洋の真ん中を飛んでいた。アテンダントの女性のアナウンスの発音がちょっと癖があって・・・というか、なんとなくご同胞的な匂いがしたのだけど、やっぱりシアトル在住の日本人でした。羽田からシアトルへの便でもそうだったのだけど、シアトル経由でコナへ行くというのが結構珍しいらしく・・・というか直行がないので仕方ないのだけど・・・それがきっかけで話が盛り上がるなど。そうこうしている間にこんな景色が見えてくる。

そしてコナ・キーホール国際空港着。

タラップの設置は、こんな感じで人力。のどかである。

そして上陸。

空港ではいつもの三人娘がお出迎え。なんとなく「帰ってきたぜ!!」的な感傷にとらわれる。

荷物を受け取って、レンタカーを借り、コナの定宿へ。さて晩飯・・・と思って下に降りたら、ちょうどいい感じの日没。

初日からサンセットが見られたのはラッキー。

いまいち腹も空いていなかったので、晩飯は軽く・・・のつもりだったのだが、こんな感じで、それなりにボリュームが・・・。まぁ、風邪で体力を消耗しているので少し栄養をつけなければ・・・ってことで。(笑)

数年ぶりで、このホテルもあれこれ変化している。駐車場がルームキーでアクセスできるようになったのとか、このラウンジバーもメニューがちょっと変わっている。近くのお店も少し変わっているようで、これもコロナ禍の影響なのだろう。

とりあえず、そんな感じで、無事ハワイ到着である。

今朝は3時半に起床。片付けをして4時半にUberで空港へ。5時前に空港に到着して、とりあえずラウンジで一息入れる。

空が白み始める頃、シアトル行きに搭乗して離陸する。

シアトルのラウンジで2時間ほど時間を潰し、羽田行きに搭乗する。

帰りもプレミアムエコノミーだが、このフライトは比較的空いていて、隣の席が空席。トイレへ行くタイミングを気にしなくていいので、気兼ねなく飲める。(笑)そんな感じで、定刻よ少し早めにシアトルを離陸。

機内食はこんな感じのエコノミー食。とりあえず、ワインなど飲みながら、ほろ酔いになる。日本までは10時間ちょっと。まずは一眠りしよう。


追記

しばらく仮眠して、それからあとは、ダウンロードしてあったアニメの1シーズン一気見。やがて、軽食が出て、窓からは日本の海岸線が見えてくる。

実は、搭乗前からちょっと体調がよくなかった。ノドの痛みがあって、身体がちょっと熱っぽい。鼻水も出る。金曜日の夜、結構寒かったので風邪をひいたらしい。一応帰国前に、コンビニで検査キットを買ってチェックした際には陰性だったので、たぶん風邪なのだが、熱が上がると入国時に面倒である。

でもまぁ、状態はそれほど悪化せず、到着後の体温チェックも問題無く、顔パス入国のあと、税関も顔パス。最近始まった税関の電子申告。今回初めて使ったのだが、事前にWebで質問に入力しておき、QRコードを取得する。そのQRコードで通るのかとおもいきや、もう1ステップあって、荷物受け取りエリアにある端末で、バーコードとパスポートのスキャンをしないといけない。そのあと、出口では顔認証(これはスキャンされたパスポートの顔データと照合)でゲートが開いて通過できる仕組みだ。検疫チェックもなくなったので到着からロビーまでの時間の大半はゲートから入国審査場まで歩く時間。そこから先は至ってスムーズである。で、京急に乗って新子安まで。自宅には午後3時頃到着。とりあえず、念のため、薬局で検査キットを買ってきて再度検査したが、これも陰性。ただ、この手の風邪は悪化すると辛いので、明日、いつものメタボ診察に合わせて病院で薬を貰ってくる予定である。そんn感じで、今回のRSA出張旅は終了した。

今回のサンフランシスコも、今日が最終日。昨日の夜の霧がまだ午前中は残って、お天気はイマイチ。そのうえ、昨日歩き回りすぎたのか、朝から身体が痛かったりだるかったり。なので、午前中はずっと宿で寝ていた。天気は昼過ぎになって回復して、青空が戻ってきたので、少し散歩してみる。

軽く周辺を歩いて、ついでにコンビニへ寄って買い物をしてホテルに戻る。

それからまたゴロゴロして、気がついたらもう夕方。晩飯は少し暖かい物を食いたかったので、先日行ったラーメン屋にまた行って見る。若いウエイターは日本人だということで、今日は日本語で会話する。

味噌ラーメンはそれなりに食えることがわかったので、次回からはこれにしょうかと。

少し腹ごなしに歩いて宿に戻った。明日は朝の4時起きで出発。4時半にUberを予約してある。まずはシアトルへ向かい、そこで羽田行きに乗り継ぐ予定だ。帰ったら日本はGWまっただなか。どこへ行っても混むので、大人しく家で仕事でもしていよう。

今朝も快晴のサンフランシスコ。今日、明日はオフなので、朝はちょっとゆっくりして、お昼前に行動開始。

フィッシャーマンズ・ワーフ、PIER39辺りへ行くつもりで、とりあえずケーブルカー乗り場に向かうが、なかなかの待ち行列。待つ気はうせて、ぼちぼち歩くことにする。

ショートカットするなら、ケーブルカー沿いに丘越えなのだが、ちょっと元気がないので、迂回することにした。とりあえず、マーケット通りを歩いて海沿いまで。フェリーターミナルの塔は外装工事中。

ここから、こんな景色を見ながら海沿いを歩く。

ピア27のクルーズ船ターミナルには、クルーズ船停泊中。これは、日本で有名になったダイヤモンドプリンセスの姉妹船、ゴールデンプリンセス。

そんな感じであるいて、ようやくピア39までやってきた。

流石に疲れたので、ここで少し休むことにする。時間はお昼なので飯でも・・と思ったが、朝飯食いすぎで、いまいち腹が減っていないのと昼時で店が混雑していたのとで、お昼は抜くことにする。

海風が冷たくて、結構寒い。沖の方には低い霧が立ちこめている。

このあたりはお約束の絵である。

少し足を休めてからピア39を出てフィッシャーマンズ・ワーフ方面へ。

そこからさらに少し歩いて、ハイドストリートのケーブルカー乗り場まで。道沿いに大量のシャボン玉が飛んでいる。

帰りは、ここからユニオンスクエアまでケーブルカーに乗る。まぁ、もう何度も乗っているので、単なる足である。待って、前方のオープン席に乗ろうとする観光客を横目に、後の風があたらない席に乗る。寒いので・・・・。

ユニオンスクエア周辺を少し散策してホテルへ戻る。

この時点で歩数は軽く一万歩を超えていて、結構疲れていたので、2時間ほど昼寝をする。それからPCを立ち上げて少し事務作業等していたら、いい時間になったので、今度は晩飯を食いに、またピア39へ向かうことにする。今度はケーブルカー。夕方になって待ち行列はかなり短くなっていた。

ケーブルカーに乗る直前になって、かなり気温が下がっていることに気がつく。上着を着てくる予定だったが、忘れてしまっていた。まぁ、なんとか・・・とケーブルカーに乗るが、結構寒い。見ると、街に霧がかかり始めている。

乗ったケーブルカーは昼間のハイド線ではなく、メイソン線で、到着はこんなあたり。フィッシャーマンズワーフから2ブロックほどなので、距離的にはあまり変わらない。

で、またここまでやって来たのだが、海沿いはさらに寒くて鼻水が出てくる。ここで風邪を引いてもまらないので、土産物屋で$40のジャンパーを現地調達。これが結構暖かくて助かった。

さすがに「霧の街」である。この時間、まだ少し青空も見えていたのだが、飯を食っている間にだんだん空が見えなくなった。

晩飯はいつもの Bubba Gumpで。窓の外の景色は、こんな感じでだんだん悪化。

晩飯は、こんな感じでクラムチャウダーにストロベリーサラダ(エビ入り)で軽く(でもないが・・・)すませる。

当然ながら、いつものコロナ2本と最後にコーヒーで晩飯終了。外に出たところで、こんなパネルを見つけた。

一時、ケーブルカーをピア39まで延長する計画があったようなのだが、沿線の店が反対して実現しなかったのだとか。ケーブルカー乗客の大部分がピア39に行くので、延長してしまうと、その間にある店を観光客が素通りしてしまうから困る・・・ということらしい。どこの国でも、都市でも、似たような問題は起きるのだが、こうした利害調整はなかなか大変だ。

霧は一段と低くなっていて、ベイブリッジやコイトタワーも頭に霧がかかっている。

ピア27にいたクルーズ船は出航したようだ。行き先はハワイあたりだろうか。いちゅか乗ってみたいものである。

流石にこれ以上歩くと膝にきそうなので、ピア21あたりで電車に乗ることにする。

マーケットとエリスストリートの交差点で電車を降り、そこから歩いてスーパーに寄って明日の朝飯や水などを買ってホテルに戻った。疲れた足腰に、エレベータ故障中のホテルの4階までの階段は結構きつかった。さて、明日も一日オフなので、似たような行動パターンになりそうである。

RSA最終日

| コメント(0) | トラックバック(0)

今朝も快晴のサンフランシスコ。RSAは3日目で最終日。

今日も雑多な内容のセッションをつまみ食い。内部犯行のセッションではFBIな人が「個人の立場」で講演。内部者による情報漏洩が頻発していて、国際的な産業スパイの疑いが濃いケースも多いため、FBIも神経を尖らせているよう。実際、採用前にスパイとして雇われているケースもあるので、企業としてもそれらにどう対処するのかが大きな課題になっている。内部犯行対策、特に確信犯への対応は非常に難しいのだが、職務(権限)をできるだけ限定したり、牽制関係を構築したり、情報管理を強化したりと、基本的な対策を強化するしかない。それでも問題が起きたらFBIに相談してほしい・・・とのことだ。

ソフトウエアサプライチェーンにおけるマルウエアやバックドア混入の問題を取り上げたセッションは、Solar Windsの例を挙げて、ソフトウエア開発企業やオープンソースコミュニティーが標的にされるケースに警鐘をならす内容。オープンソースのダウンロードサイトなどでも、いわゆるTypo squatting を狙った不正サイトが存在し、タイプミスによって知らない間にバックドアが組み込まれたコンポーネントが導入されてしまうといったケースもあるとのこと。最近、特にこうした攻撃が増加傾向にあるとのことで、重要な業務に使用するパッケージや広く利用されているコンポーネントを提供するソフトウエア開発元は注意が必要だ。

午後に聞いたNIST CSF2.0関連のセッションは大人気で予約していない人の長い待ち行列が出来ていた。CSF(Cyber Security Framework)は、現在改訂作業中で、バージョン2.0は来年(24年)の冬を目指して作業が進んでいるとのこと。実際にリリースされるのはまだ先だが、現在行われている改訂作業の方向についての説明があった。基本的な枠組みと、現在うまく行っている部分は変更せず、記述が曖昧なものなどを、改善していく。大きく変わる点としては、現行の「特定」「予防」「対処」「復旧」に加えて、それら全体をカバーする「ガバナンス」のカテゴリーが出来る予定とのこと。現在ガバナンス系の要件は、各カテゴリーごとに含まれているが、これを独立したカテゴリーにする方向。また、適用局面ごとのガイダンスを充実させる方向で、より使いやすいものにしていくようである。また、対策状況を「計測」するための基準なども作っていくとのこと。さらには、各要件などの内容を機械的に読み込みが可能な形式で提供することで、データベース化や管理ツール等の開発を容易にしたいとのことだった。まだ先の話だが、どのようなものになるのか楽しみである。

そんな感じで、3日間のコンファレンスもいよいよクロージング。クリージングキーノートの会場には、なぜか、Back to the future仕様のデロリアンが・・・・

クロージングはDJ入りで賑やかに始まる。いつものように、司会者がゲストと対談する形で進行。今回は、「量子」がテーマ。最初のゲストは、量子コンピュータを開発している女性物理学者。いわく2030年までに65%くらいの確率で実用化されそうだとのこと。二人目は、暗号学者。量子コンピュータの暗号に対する脅威については、より深刻に捉えているとのこと。もちろん、耐量子暗号といったものも標準化が進んでいるが、すべてのシステムで現在の暗号方式と置き換えるには相当な時間がかかりそうだ。どちらが早いか・・・・という感じかもしれない。そして、最後のゲストがこの人。

バック・トゥ・ザ・フューチャーのマッドサイエンティスト、エメット・ブラウン役のクリストファー・ロイド氏である。デロリアンが置いてあったのはこの人が出てくるからだった。もうかなりのご老体だが、まだまだ元気そう。ちょっとしたサプライズである。

そうして、RSAコンファレンスも終了。参加者は三々五々会場を後にする。私も、いつもの風景を見ながら今夜の仕事に備えて早々にホテルへ。

今日も午後7時から日本との打ち合わせがあるので、ちょっと仮眠して備える。今夜は、さらに午後10時からもう一本打ち合わせがあるので、とりあえず合間に飯を食いに出る。

以前、近くに居酒屋があってよく行っていたのだが、コロナのあおりで店じまいしてしまい、かわって今年からラーメン屋が開店したので行って見ることにした。

まぁ、味はそれなりで、食えなくはないという感じだったが、結構流行っていて満席になっている。(ビールが写っているのは内緒である・・・・(笑))で、スーパーで明日の朝飯を買いだしてホテルに戻り、水を飲んで酔いをさまして、10時から打ち合わせ。つつがなく11時に終わり、これを書いている次第。明日、明後日は時間があるので、少し仕事もしながら、サンフランシスコの散歩でもしようかと思っている。帰りは日曜の早朝便。今回も、飛行機代の安い日程を選んだので、週末まで滞在することになった。まぁ、少し気分転換もできるだろう。

RSA二日目

| コメント(0) | トラックバック(0)

今朝も快晴のサンフランシスコ。7時起きして準備を整え、8時頃にホテルを出て会場へ。

今日も気の向くままにあれこれ聞く。SBOM関連では、今日は推進派のセッション。「私がSBOM提唱者だ」と言うスピーカーが言うには、SBOMへの誤解や都市伝説、嘘が多すぎるという。たしかに、様々な議論はあるが、あながちすべてが嘘や誤解とは言えない気がする。特に運用の煩雑さと、サプライチェーン内での共有問題については、具体的な解決策は何も出てこなかった。

面白かったのは、いわゆるXDRとは何かについて考察したセッション。完全にバズワード化しているXDR、ベンダーによって様々な解釈がまかりとおる現状は、あたかも「盲目の人と象」のよう。我田引水というか、自分に有利な解釈をくりひろげるベンダーにユーザは混乱させられている。このセッションでは、XDRを構成する要素と、それぞれの特徴、XDRとしてもキモの部分は何かといった話しを整理していた。なかなか分かりやすいセッションだった。Threat Detection and ResponseがXDRの意味合いだが、このThreatには様々ある。エンドポイントへの脅威に対応するEDR、ネットワークの脅威に対応するNDR、クラウドへの脅威に対応するCDR、IDへの脅威に対応するIDR・・・これらの要素を自動的に組み合わせ、必要な切り口で対処するのがXDRのコンセプトだが、SIEM+SOARでこうしたことをするのとは異なり、ユーザが自分で相関ルールや対応のためのアクションを定義する手間を出来るだけ省くというのがXDRのコンセプトだろう。AIが入り込む余地も大きい。こうしたコンセプトや一般的な全体像の理解はXDRの導入を考えるユーザには特に重要だろうと思う。

そんな感じで今日も終了。夕方のキーノートはいまひとつ聴く気がしなかったので(というか眠気に負けたのと、夜に日本と打ち合わせがあったので・・・)早めにホテルに引き上げる。

少し仮眠して、それから少し仕事をして、午後7時から打ち合わせ。予定より少し早く終わって、それから晩飯。午後8時近いというのにまだ明るい、夏時間のサンフランシスコである。

今夜は、ユニオンスクエア近くのレストランでメインはサラダで軽く(ない?)すませる。この店は去年も何度か行った店である。

昼間は暖かかったサンフランシスコだが、日が落ちて急に気温が下がってきた。上着無しではちょっと寒いくらいである。

明日はRSAも最終日である。どんな話しが聞けるだろうか。

昨日の日記をシアトルのラウンジで書いてから、サンフランシスコ行きに乗り継ぎ。搭乗する頃にはシアトルの空にも晴れ間が見えてきた。

機材はエンブラエルの小型機E175。定刻離陸で西海岸を一路南下。こんな雪山などを見ながら2時間ほどのフライト。

流石に眠気がきて、うとうとしている間に飛行機は着陸態勢。こんな景色が眼下に見えてくる。

午後4時前にサンフランシスコに到着。BARTでダウンタウンへ。最近、BARTの駅でスマホのひったくりが頻発しているようで、車内に注意書きが貼ってあった。パウエルストリートの風景はいつもどおり。ケーブルカー待ちの行列は短め。

サンフランシスコは快晴。ちょっと風があって肌寒いが、カリフォルニアの青い空が広がっている。

ホテルにチェックインしてから、レジストレーションのために会場へ向かう。ホテルのエレベーターが改修工事中で4階まで階段。ちょっと膝に来るが、まぁ、問題なし。サンフランシスコの街は、去年以上に人が多い。観光客が戻っているのに加えて、RSA参加者が大挙して入っているからだろう。

ウエルカムレセプションの展示会場を少しのぞいて、コンビニで買い物をしてからホテルに戻る。テレビをみながらベッドに横になっていたらそのまま寝落ちして、途中で起きて歯を磨いて寝直すなど。今朝は7時過ぎに起床。キーノート会場はいつもの雰囲気。

キーノートのあといくつかのセッションを聞く。いきなりパネルセッションだったのは失敗。早口の会話に耳が付いていかず・・・・。SBOM関連のセッションでは、サプライチェーンを通じたSBOM共有の課題が浮き彫りに・・・。本家の米国でもなかなか難しいSBOM、さて、そろそろそんなキーワードも聞こえ始めた日本だが、はたしてうまく実装、運用できるのだろうかという不安が強くなる。

会場の建物間を移動するだけで、結構歩くので、今日もトータル一万歩は軽く突破。締めのキーノートでは、こちらの科学番組などで有名な物理学者のミチオ・カク先生の話を聞いて、とりあえず今日は終了。夜は近くのステーキハウスで、日本からの常連メンバーと会食。あれこれ盛り上がる。

そんな感じで今日は終了。午後8時になってもまだ明るいサンフランシスコ。もう一杯ひっかけようか、ちょっと迷ったが、大人しくホテルに帰ることにする。

さて、明日も朝からRSA聴講である。

月別 アーカイブ

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれた記事のうちカテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは散財です。

次のカテゴリは映画です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。