このブログは「風見鶏」が、日々気づいたこと、思ったこと、したことを気ままに綴る日記です。2008年9月に旧ブログから引っ越しました。バックアップをご覧ください。

ゲストログインがうまくできないので、コメントを承認制にしました。スパムでないことを確認の上、公開します。判断はあくまで「風見鶏」の主観で行いますので、文句は受け付けません。(笑)承認が遅れることもままあると思いますが、あしからず・・・

システムトラブルのため、2015年以降のブログ画像と2018年5月以降の記事が消失しました。画像は鋭意、新しい物から順次復旧中ですが記事については残念ながら戻せません。残念ですが、あきらめます。

なお、ここに書いていることは、あくまで個人的な思いであり、いかなる組織をも代表、代弁するものではありませんし、無関係ですので念のため。

うんちくの最近の記事

昨夜は結構熟睡。もう秋なのに暁も覚えず、朝方ちょっとトラウマっぽい夢を見て、7時半くらいに起床した。なんとなくおかしな夢。ガキの頃のあまり良くない思い出に仕返ししたような内容。こういう体験って、結構心の奥底に押さえ込まれてるんだなと、改めて思った次第で・・・。

ともあれ、昨夜は買い出しにも行かなかったので、散歩がてら朝飯をコンビニまで買いに行き、それからちょっと洗濯。お天気はいまいちだが、雨は降らなさそうなので、とりあえず一週間の洗濯物を始末することにした。

ベランダの朝顔は、今朝も結構たくさん咲いている。株によってはもう、黄色くなって種をつけたものもあるのだが、元気のいいのは今がまだ花盛り。とりあえず種が出来た株は種を取って来年まで保存。この分だと、蒔ききれないくらいの種が取れそうな感じだが・・・・。

で、ちょっとお仕事をしたり、テレビを見たりしながら一日過ごす。物理本の続きも読みたいのだが、ちょっと今日は気合いが入らない。宇宙や物理系の妄想は得意なんだけれど、最近ちょっと思いついたことがある。ダークマターとダークエネルギーってのが、宇宙物理の話になると必ず登場する。それから、物質に質量をあたえるヒッグス粒子とか・・・。宇宙の起源はビッグバンという話だが、エネルギーから物質が生まれる時には、物質と反物質が同時に生まれるはずなのに、反物質がほとんどないのはどうしてか・・・とか。それぞれ、様々な仮説が立てられているのだが、その一つが、僅かに通常の物質が多かったために、対消滅で反物質だけがすべて消えて、残りの物質が宇宙になった・・・というものである。しかし、なんとなく無理矢理な気がする。もし、反物質がそのまま残っていて、それが見えないだけだとしたら・・・。そして、それがダークマターやダークエネルギーと密接な関係にあったとしたらどうだろう。

我々の宇宙を高次元空間内を膨張していく3次元の閉じた膜だとして、その接線に垂直な方向に時間を取る。通常物質は時間を遅らせる方に膜をゆがめ、反物質は時間を進める方に膜をゆがめる。しかし、膜のゆがみがどちらを向いているかは、膜の上(中?)にいる我々には分からない。重力を介して間接的に膜の、つまり空間のゆがみを感じ取るだけである。そして、それはどちらも我々から見れば引力(重力)である。しかし、高次元から見ればそれらは明らかに違う。そして、両方とも宇宙を(つまり膜を)逆向きに広げる力として働いている。結果、膜の中から見れば宇宙はどんどん広がっていく。宇宙には重力つまり引力しかないのに・・・である。では、どうして反物質は我々には見えないのか。それは、我々が光つまりは電磁波でしか世界を見られないことに起因しているのではないか。光は過去から未来に向かってしか流れない。つまり、時間軸に沿って先を行く反物質は光では見られないということになる。つまり、見えない重力源(ダークマター)と宇宙を押し広げている力(ダークエネルギー)は本質的に同じ物、つまりビッグバンで生成された大量の反物質の影であるということである。まぁ、これは単なる妄想なのだが・・・・こんなことを妄想して自分なりの宇宙像を描いてみるのは結構楽しい。

今日もあっという間に夕方。買い物がてら散歩をして帰ってきたところ。気温は30℃くらいまで上がってちょっと蒸し暑い。天気も雲の多い不安定な感じが続いている。

散歩しながら見上げた空。結構高いところでカラスが群れて飛んでいる。30分ほど歩いて、いつものピアゴに寄って買い物。9月からピアゴは改装に入っていて、今は食品売り場のみの営業。まぁ、食い物を買えれば文句は無いのだが。たぶん、食品売り場を閉めると客を向かいのライフに取られてしまうので、食品売り場は開けてるんだろうと思う。一旦移った客は戻ってこない可能性も高いので。

さて、そろそろ一風呂浴びて、晩飯にしよう。

今朝はかなり寒い朝だった。気温はベランダ7時でマイナス2℃近くまで下がっている。

ちょっと足元が心配だったが、いつものコースで散歩に出てみる。昨日よりは多少マシになってはいるものの、ところどころまだ危険地帯が残っている裏山への道。

こんな状態なので、あまりペースを上げると滑りそう。でも、案外気温が低いので白くなっている部分は案外滑らない。問題は一回融けて、ぴかぴかに凍っているところ。そういう場所は踏まないように気をつけて歩く。

裏山を越えたあたり、こういう交差路の手前の下り坂の凍結は、車にとっては最悪だろう。人間は、まだ端の少し堅いところを踏んで歩けるのだけど。交差している側の道もこんな感じだから、出会い頭の衝突なんかも起きそうな感じ。交通が少ないのが救いか。

いちばん気になったのが、いつもの公園あたりだが、ここは案外雪が溶けて歩きやすかった。

しかし、ちょっと惨状を目撃。湿った重い雪と強風に耐えられなかったのだろう、太い木の幹がぽっきり折れている。

そういえば、近くの木も去年の台風で折れてたっけ。結構風当たりの強い地形なのかもしれない。高台からの景色は、まだかなり白い屋根が目立つ。

今朝のお猫様は2匹。いつものようにバイクのシートに鎮座している。

急坂は、かなり雪が融けていたので助かった。ここで滑ったら洒落にならない。坂の下でいつもどおりに折り返して公園へ戻る。グラウンドはこんな感じでがちがちに凍っていた。

さて、今日は朝のうちちょっと資料書きをして、お昼前に車を点検にディーラーへ持って行った。一ヶ月点検がこの時期にずれ込んでしまったのは、忘れていたのと、連絡がなかったのの両方。すでに3000Km近く走って、オイルも一回換えているのだが、点検パックを買っているので、もう一回オイル交換。まぁ、この前オイルを変えてから1500Kmくらいは走っているから次の半年点検までにはどうせ換えないといけないので。ついでに保険の更新手続きをして、点検の間に昼飯を食って帰ってきた。

午後からはちょっと昼寝を挟んでまた資料作り。明日の分と来週の分。そして、夕方に新宿方面に出かけて、とある研究会に参加。新宿あたりで、道ばたにこんな雪があるのは不思議な感じがする。

帰ってきたらもう10時過ぎ。駅前のスーパーで明日の朝飯を買いだし。パンがほとんど売り切れになっていて、お気に入りのレーズン入り食パンがなかったので、しかたなく、バターロールを買ってくる。このスーパー、夜遅くまでやっているのはいいのだが、時々、こうして売り切れが出る。まぁ、しかたないけどね。

さて、明日はちょっとイベントに参加。夕方にCSAジャパンのメンバーでパネルがあるのだが、その前にちょっと若者向けのセッションでものぞいてみようかなと思っている。なんとなく場違いフラグが立ちそうな気もするのだが・・・・。

そういえば、とうとう787は世界的に飛行停止になってしまった。まぁ、火災の危険があってはいたしかたないのだが・・・。日本の航空会社は、こういう初物リスクをこれまで経験したことがないんだろう、かなり甘く見ていたんじゃないかな。当分、やりくりが大変になりそうな感じだ。就航している機体の8割は日本が持っているので。世界の航空会社の中には、競合機種で、すでにこなれているエアバスのA330シリーズの採用を検討する向きもあるようだ。一世代前の機種だが、767よりは新しい世代なので、767のリプレースの選択肢ではある。エアバスといえば、A380の下位にある機種は、このA330と同じ機体で4発エンジンのA340しかなく、B777にあたる機種がいまのところない。開発中のA350が、777対抗の次世代機種になる予定だが、さて、この二社の戦いはなかなかおもしろい。ボーイングはA380への対抗策として、747-8を発表しているが、こちらはまず貨物機から、ということらしい。787の技術を応用して、ということなので、その技術に疑問符がつくと、ちょっと厳しいことになりそうだ。

てな蘊蓄を書いていたら、いきなり右手のスクリーンが青くなってしまった・・・・。どうやら、話の中身がこのPCには退屈だったらしい。幸いにも、自動保存されて中身は消えずにすんだので、今日はこれくらいにしておこう。最近、ちょっとこのPCの調子がいまいちだ・・・。もしかして何か踏んだかな・・・。そろそろ Windows8にしてクリーンインストールでもしようか・・・。

では、とりあえず今夜はこれにて・・・。

北風の朝

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今朝はまた気温が下がった。5℃ならば、まだまだかと思ったら、ちょっと北風があって体感的には結構寒い朝。昨日もらった薬を飲んだのだけど、やはりいまいち熟睡できず、おまけに薬の影響か、朝はちょっとぼんやり気味。なんとか散歩で目を覚ます。

どうやら、少し飲み続けないといけない薬のようだが、その分昼間に眠気が出たりしそうな感じだし、ちょっと思案が必要かもしれない。少し続けてみて、具合が悪ければ医者に言って薬を変えてもらおう。この種の薬はしばらく続けてしまうと、いきなりやめられない。以前別の薬を飲んでいたときに、いきなりやめたら(もちろん、医者がやめていいと言ったからだが・・・)一週間くらいたったころに、やたら落ち着かない気分になったことがあった。医者に相談して、とりあえず別の弱い薬でしばらく抑えていたのだけど、そういうことがあるので、この種の薬は飲み始めるのにちょっと覚悟が必要だ。

この景色を見る頃には、だいぶ目も覚めてきたのだが・・・・。

そういえば、昨日湾岸線で結構大きな事故があり、その事故の渋滞の中でまた事故が起きて、朝方に大渋滞になっていたようだ。来週は羽田線のトンネル工事で通行止めが予定されているので、これが来週だったら東京横浜間の交通大混乱必至だ。迂回路がなくなってしまうと大騒ぎである。まぁ、来週はちょっと山ごもりなので、こちらにはいないのだけどね。あ、その前に世界が滅亡するかもしれないけど・・・・。(笑)

今朝はいつもどおりのコースで散歩。雲は多めだが、日中にかけて回復傾向で、北風は強まる予想。今朝は坂の途中にこの二匹。

今朝は、10時半に品川で打ち合わせがあって出かけた。1月にあるセミナーで講演をたのまれたので、その打ち合わせ。小一時間で打ち合わせは終わって、さてどうしようか・・・・と考えた。夕方に新宿で打ち合わせがあるのだけど、間が空きすぎている。なので、とりあえず一回戻ることにして、新子安に帰り、昼飯を買って自宅に戻った。

それから、ちょっと洗濯をして、夕方の打ち合わせの資料作り。薬のせいか、なんとなくダルくなったのでちょっと昼寝。それから4時すぎに家を出て新宿へ向かう。

なにやら富士山方面から雲がこちらに向かって広がっている。ちょっと大気が不安定っぽい感じだが。

日が暮れた頃に新宿の某社で打ち合わせ。なんとなくまとまった仕事になりそう。とりあえず、来年の仕事をがんばって確保しなくてはいけない。

新宿もいい感じで歳末モードだ。だんだん暮れも押し迫ってくる。そういえばもう明日は20日。今年ももうあとわずか。(いや、世界はあと1日あまりで滅ぶかもしれないのだが・・・・(笑))

マヤ歴は5000年周期だといわれている。その5000年の終わりが明後日である。中国では終末論者が小学校を襲ったらしいが、まぁ、1999年を生き延びた私としては2012年も何事もなく終わるだろうとタカをくくっている。しかし、マヤの5000年周期の意味を、あれこれ妄想してみるのは楽しい。世界が滅ぶからそこで終わっているのではなく、そこから先が予測できなかったということではないのだろうかな。たとえば、5000年周期で何かが発生し、その影響で天体の運行がこれまでの延長で予想できなくなるとか・・・。それがごく微妙なずれであっても、次の5000年周期を完全に予測することは難しくなるだろうから。その異変が、世界の破滅を引き起こすものではなくても、中長期的に見てなんらかの影響を地球に与えるのかもしれない。そういえば、来年は大きな彗星が2つもやってくる。いずれも初お目見えの非周期彗星、つまりは遠路はるばるオールトの雲からやってきた彗星らしい。なにか変化が起きるなら、この閉塞感に満ちた世界をちょっと揺さぶってくれるとおもしろくなるのかもしれない。

言葉のはなし

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言葉は難しい。何が難しいのかというと、言葉を使って物事の本質を伝えるということがきわめて難しいからだ。我々は、普段、会話をする際に、その「空気」を感じている。つまり、実際には言葉以外の多くの情報を語り手から受け取っているし、過去の経験や情報からそれをさらに補完している。だが、その言葉が活字になった瞬間に、多くの情報が「行間」に閉じこめられてしまう。まして、本来、1ページを使って書くべきようなことを、ひとつの言葉に押し込めてしまうと、もはや、本質は見えなくなる。

最近あった、「バカな奴」発言にしても、おそらく本質はメディアや発言者の反対勢力が騒ぎ立てるのとは違ったところに存在しているのだろう。だが、それが文字になってしまった段階で、そんな経緯は消え去ってしまい、「バカ」という言葉に人々が持つ一般的なイメージだけが残ってしまうわけだ。

ITや情報セキュリティの世界でも、それは頻繁に起きる。特にここ10年くらいの米国発の「言葉」は必ず、日本で混乱を引き起こす。たとえばクラウドが直近では最大のものだろう。最近ようやく落ち着きつつはあるが、でも日本ではいまだに、欧米に比べると、クラウド=IaaS的な感覚を持っている人が多い。だが、実はもともとSaaSのレイヤから始まった言葉なのではないかと私は考えている。

スマートホンにしてもそうだ。一見、解釈は揃っているように見えるが、そもそも、スマートホンとは何なのか・・・、では、いわゆるガラケーは「スマート」ではなかったのか。いまや、タッチパネルを持ち、四角くて手のひらサイズのスクリーンを持って、(某林檎系を除けば)Androidを載せたものでなければ、巷ではスマートホンとは言わないらしい。でも、機能的にはどうだろう。さらに、先日書いたようにその使われ方はどうだろうか。そういう意味では、クラウドにしても、スマホにしても、それが生まれてきた背景にはあまり関係なく、「流行り言葉」として使われていることは間違いないだろう。流行り言葉、とくにマーケティングタームとしての言葉には、それを使う人たちの思惑が見え隠れする。いわば呉越同舟で同じ言葉に相乗りしているのだから、その解釈がぶれまくるのは当然だ。

でも、それはそれでいいのかもしれない。ただ、言葉にこだわって本質を見落とすと大損をすることになる。以前、「雲をつかむ話」でも書いたのだが、その言葉が出てきた背景がかならずあるわけで、最初にその言葉を言い始めた人たちは、その先を見据えてそれを使っているはずだ。たとえ、それがマーケティングタームだったとしても、そこには彼らの戦略という本質がある。たとえば、クラウドの巨人と言われているいくつかの企業は、どこへ向かおうとしているのだろう。もちろん、それは世界を見据えての話であって、いまやグローバルにはあまり魅力的とは言えなくなってしまった日本市場を見たものではないかもしれない。グローバルな流れを追っているつもりが、結局はガラパゴスだった、なんてことにならなければいいのだが・・・、ついつい、そんな心配をしてしまう。でもまぁ、それはそれでいいのかもしれないが・・・。

しかし、ことが情報セキュリティとなると、少し話は変わる。ネット、すなわちサイバースペースには国境はない。つまり、ガラパゴスはありえないということだ。独自の生態系もあっという間に外来種に席巻されてしまう。いや、ネット全体が大きな、ひとつの生態系なのだから、否応なしにそれに組み込まれるしかないのである。ここでも外来語の混乱はある。最近流行りの「標的型攻撃」「APT」というような言葉だ。「標的型攻撃」は当初、「スピア型攻撃」とも言われていた。Spear つまり銛で魚を一匹ずつ狙ってしとめるように、標的を定めた(Targeted)攻撃のことである。その道具には、マルウエアが使われることが多い。それもそのためだけに作られたマルウエアである。もちろん、アンチウイルスソフトには、まずひっかからない。Spear = (Highly) targeted な attack ということで、「標的型」攻撃(Targeted Attack)という言葉が生まれてきたのだろう。つまり、一般的な言い方をすれば、従来のようなとりあえず手当たり次第に攻撃をするような、いわば興味本位の攻撃から、しっかり目的を持って標的を定めた攻撃に、「サイバー攻撃」の傾向が変化しているということだ。もちろん、その手段はマルウエアだけではない。これまでに、いわば実験され、実証されてきた、あらゆる攻撃手段が必要に応じて使われる。技術的な手段だけではない。たとえば、数年前に起きたGoogle中国撤退のきっかけとなった事件では、従業員がなんらかの手段で特定され、その従業員を狙って攻撃が仕掛けられたと言われている。つまり、サイバー攻撃の前段階ではきわめて古典的な形でのソーシャルエンジニアリング的手法も組み合わせて使われることが多い。今年あった、ロッキードへの侵入事件でも、某社のワンタイムパスワードトークンの問題が強調されがちだが、おそらくは特定個人のアカウントとワンタイムパスワードトークンを破るために、前もって個人が特定され、関連する情報が取得されていなければ出来なかったことではないだろうか。

ここまで書くと、おそらく、「それってAPTじゃん?」というつっこみが必ずはいるだろう。私の答えはYesだ、でもおそらく突っ込んだ人とは違う視点で言っている。正確に書けば、「その攻撃を行ったものをAPTと呼ぶ」となる。つまり、APT(Advanced Persistent Threatの頭文字)とは、攻撃方法について高度な知識を持ち、執拗に攻撃をしかけてくる「脅威」つまり、その攻撃を行っている者たちを呼ぶ言葉なのである。こうした事件でAPTと呼ばれているものの多くはどこかの国家(機関)を指す。要するに、そのレベルの(スパイ活動とか・・・)話なのである。もちろん、APTとなりうるのは国家だけではない。悪意のあるハッカー集団や犯罪組織などもその候補だろう。こうしたヒト・モノ・カネを揃えられる相手は、非常に大きな脅威だ。だからこそ、APTなる言葉を使って警戒を促すわけだ。

以上が私の、「標的型攻撃」「APT]に関する理解だ。読んだ皆さんの理解とは違うかもしれないが、私はこれが本質ではないだろうかと思っている。

しかし、言葉は難しい。「標的型」にしても「APT」にしてもその定義を議論する暇があったら対策を考えたいところだ。でも、言葉の定義がぶれていたら、対策なんて考えられ無いじゃなイカ!、というやはり鶏卵問題。クラウドとかスマホだって同じ。要は、世界はどっちに向かって動いているのか、そして我々はそれに対してどう動くのかが見えてさえいればどうだっていいのだが・・・・。

さて、もう寝よう・・・。

お天気下り坂

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どうやらこの週末にかけて天気が崩れるらしい。今日は朝から曇り空。でも、昨夜からの強風が暖かい空気を運んできて、気温は一気に上昇。今朝の新橋駅前では、なんとすでに19℃。電車の中は上着を脱ぎたくなるくらい。

駅前ではなにやらパフォーマンスめいた演説。まぁ、暖かくなると・・・・(笑)。

今日はまた一日実験モード。この状態では、同僚たちとの会話も極端に少なくなってしまう。一方、独り言は多くなると言う迷惑な奴なのだが。とりあえず、昼飯は同僚たちと社食で食いながらお話をするのも日課。そして、いつも散歩。天気がよくなくて風がむちゃくちゃ強かったのだけど、まったく寒く感じない。むしろ暑いくらいの気温。あんまりすっきりした絵が取れないので、ちょっと加工してみた。強風で波立つキュービックガーデン前の水場。

一帯はほぼ完成しているのだけど、まだオープンはしていないようだ。一部のテナントは入り始めているが、1階部分のお店はまだ工事中。4月中にオープンするのだろうか。でもまぁ、駅の混雑を考えると、このままずるずる延びてくれたほうが助かる。

芝浦工大の脇から豊洲運河沿いへ。ビルの隙間は風が吹き抜けるので、飛ばされそうになる。豊洲運河沿いのキャナルウォーク、昨晩の地震でまた状況が悪化したような気がする。泥があがっているので、明らかに液状化したようだ。これでは当分は立ち入り禁止のままだろうな。

この上の遊歩道も、ベンチのあたりが少しやられている。ブロックに隙間ができていた。

しかし、昨夜の揺れは、うちのあたりでも結構大きかった。体感的には震度4以上あったように思う。長く揺れが続くので、またちょっと酔ったようになってしまった。地震酔いの状態がまたちょっと悪化して、今も時々体が揺れるような感じがある。困ったものだ。桜もびっくりしただろう。

午後から夕方まで頑張って、どうにか実験モードにめどがついた。考えていたとおりの動きがほぼ出来たので、来週は実際の案件に使うための整理をしなくては。

さて、今週もおしまい。それなりに仕事もしたかなと。

で、ちょっと昨日の続き。プルトニウムがどうやってできるかの話をしたのだけど、このサイクルを原発の中でまわして、ついでにプルトニウムも燃やしてしまおう、というのが高速増殖炉だ。敢えて多くのウラン238を含ませた燃料を燃やして、中性子は減速しないでそのままウラン238をプルトニウムに変え、それも核分裂させて、出てきた中性子でまたウランをプルトニウムに変える。天然ウラン238の量は235に比べて、桁違いに多いから、このサイクルができれば、当分燃料には困らない。しかし、実験段階にある「もんじゅ」の事故でもわかるように、この技術は一般の原発に比べて、かなり難しい。なので、いまだに実用化はされていない。一方、通常の原発の使用済み核燃料を処理するとプルトニウムが得られる。これは、ウランよりも簡単に核兵器に出来るので、国際的な管理も厳しい。日本は、六ヶ所村がまだ稼働できていないため、再処理をフランスに委託しているが、再処理で回収したプルトニウムがどんどんたまっていく状態は、国際関係上も具合が悪い。そこで、これも原発で燃やしてしまおう、ということになった。ただ、プルトニウムだけだと制御が難しいので、ウランにプルトニウムを混ぜた、いわゆるMOX燃料を作って原発で燃やすことになった。これにより、過剰にプルトニウムが蓄積するのを減らすと同時にリサイクルでウランも節約しようというわけだ。ただ、MOX燃料はまだ国内では実験的に使われている段階。まだ十分なデータも集められていないから、これから・・・というところだ。福島第一原発も一部の炉にMOX燃料が使われているようだが、この場合、プルトニウムにも神経を使う必要が出てくる。

あと、時々聞く話だが、「水素爆発」と「原発」が重なって、「水爆」をイメージする人が案外多いようである。これは、まったく違うものなので混同しないでほしい。現在問題になっている「水素爆発」は化学反応(酸化反応)であり、核反応ではない。中学校の理科の時間にやった水素を燃やす実験と同様の現象だ。ただ、化学反応としてはかなり激しい反応であり、破壊的なのでうまく予防しないと、原子炉が破損して放射性物質がまき散らされることになる。水素と酸素の割合が一定以上になると非常に爆発しやすくなる(2:1の比率では、光を当てただけで爆発するという話は理科で習ったはず)ので、その比率を下げるために窒素を入れて圧力を上げ、相対的に水素の比率を減らしているということだ。窒素は安定で、きわめて高温にならないと化学反応を起こしにくいのでこうしたことに使われる。「水爆」について言えば、こちらは化学反応ではなく「核反応」である。ウランが核分裂の際に、もともとあった原子核が持っていた質量の一部をエネルギーに変える(アインシュタインの有名な公式で質量とエネルギーの変換が計算できるのだが)のに対し、水素は核融合、つまり水素の原子核同士がくっついてヘリウムができる反応で、これまた質量の一部がエネルギーに変わる。普通の水素同士をくっつけるためには、大きなエネルギーが必要だ。そもそも原子核はプラスの電荷を持っている。二つの原子核は当然反発するから、この反発力を超えられるエネルギーを与えなければ融合させることはできない。この大きなエネルギーを与えてはじめて、それにおつりがくるような、さらに大きなエネルギーが得られるのである。多くの場合、核融合の実験では、水素(H)の同位体である重水素(D)や三重水素(トリチウム:T)が使われる。重水素は安定な同位体で、自然界にも一定量が存在するし、無害だ。一方、三重水素(トリチウム)は原子炉などで重水素に中性子をあてて作るため、不安定な放射性元素である。いずれも化学的には水素なので、H20と同様にD2OやT2Oという水(重水、3重水)ができる。重水は人体にも一定量含まれているが、3重水は取り込んでしまうと内部被爆の危険があるので取り扱いは難しい。重水素や特に3重水素は普通の水素にくらべると低いエネルギーで融合させることができる。とはいっても、そのエネルギーは起爆剤として原爆を使わなければいけないレベルである。したがって、水爆には起爆用に原爆が使われる。核融合を制御して安定的に発生させることができれば、大きなエネルギーを得ることができる。これが核融合炉である。小規模な核融合は、たとえば小さな粒子加速器を使えば簡単に発生させることができる。私自身も大学の卒業研究でそうした実験をしていた。加速器のエネルギーも現在の一般的な粒子加速器に比べれば微々たるものだ。しかし、反応は原子何個かの単位でしか起きない。だから、その程度のエネルギーで、原子核の壁を破ることができる。ところがこれを、加速器ではなく熱運動で実現しようとすると、とんでもない高温が必要になる。熱運動で個々の原子が持つ運動エネルギーを加速器なみにしようとすると何億度もの高温を維持しなければならない。このような高温では、水素は電子を剥ぎ取られてプラズマ化する。こうしたプラズマを作り出す技術はすでにあるのだが、その温度を核融合が起きる温度で一定時間維持することが、いまだできていない。なので、核融合もまだ実験段階にある。核融合は、自然界に大量に存在する水素(水を分解すれば簡単に得られる)を燃料に使えるので、燃料はほぼ無尽蔵。発生する放射線も今の原子炉に比べれば少ない。(まったく放射線を出さないわけではない。水素とその同位体の核融合反応にはいくつかのパターンがあるが、その多くが融合の際に高速中性子を放出するものだ。高速中性子は、物質にあたるとその原子核に吸収されたり、原子核を壊したりして、物質に放射能を持たせてしまう働きがある。また、それ自身も危険な放射線だから、クリーンなエネルギーかといえばちょっと疑問が残る)まぁ、これを急いで作るよりは、もっとじっくりと研究を続け、その間は、自然の巨大な核融合炉である太陽からの恵みを使うことを考えたほうがよさそうだ。

延々と書いてしまったけど、今夜はこれくらいで・・・。

今朝は新宿のとある取引先に直行で打ち合わせ。久々に東横線で渋谷に出たのだけど、ラッシュ時間を少しすぎたあたりでもやっぱり混雑してる。沿線はほとんど住宅街だから渋谷に向かって乗客は増える一方。途中で増減がある京浜東北線は、そういう意味では楽な路線だと思う。

ともあれ、だんだんと春爛漫な雰囲気になってきた。

午前中は打ち合わせで終わり、帰りがけに月島あたりで同僚たちと昼食。散歩するまもなく、そのまま帰社したので、お昼の写真はこれだけ。

そのかわり、といってはなんだが、夕方は久しぶりに晴海まで湯桜を見ながら歩いてみた。ルート沿いはすっかり桜も見頃になっている。これはいつもの夜景に三日月。今夜はなんだか水面が波立っている。かなり風が強い。

春海橋を渡ったあたりの並木もいい感じに咲きそろってきた。昼間は桜のアーチが気持ちいいだろうな。

ちょっと春海橋の反対側に渡って夜景堪能。そういえば、スカイツリーに少し照明が入っている。航空標識灯と工事用の照明だろうか。夜にこれを見たのははじめてだ。

さて、ここの桜並木が満開になるとかなり圧巻。もう既にいい感じになってきている。一度昼間に来てみよう。

朝潮運河沿いの桜は7分から8分咲きくらいだろうか。でもいい感じになっている。

こちらは、トリトンスクエア脇のしだれ桜。

ところで、この運河沿いの歩道、なにやらパイロンを置いて規制している。

よく見ると、舗装のブロックがずれてしまっている。ここも液状化が発生したのだろうか。埋め立て地だし、特に水際は地盤が弱いのだろう。豊洲運河沿いもそうだったから。

節電で薄暗いトリトンの庭先。ここの舗装も歩いているとところどころ引っかかりがある。とりあえず、久々にここで夕食。

うどんで軽く・・・と思ったけど、これではあまり意味がない。結構重い夕食になってしまった。

食べ終わって外に出たらかなりの強風。ビル風の星もあるが、結構風が出てきた。とりあえず晴海からバスで有楽町へ出て、いつものJRで帰ってきた。

さて、原発事故でいろんな憶測やらデマが飛び交う状況はまだ続いている。正しい知識を持たないことによる誤解や過度の恐れも多い。夕刊紙は一時自粛ムードだったが、またぞろ刺激的な見出しを復活させつつある。困ったものだ。海外でも大衆紙は同じで、やたら不安を煽る見出しをつけて顰蹙を買っているようだ。近隣諸国では過剰反応もみられる。何が恐くて何が恐くないのか、正しい判断をするには知識がいる。なかなか難しいのだけど、すこしそういったことも書いてみようと思う。

まずは、原子力(核分裂エネルギーの利用)のしくみや原発と原爆の違いなど。一般の原子力発電では、ウラニウム(ウラン)を燃料として使う。ウランには主に質量数238の同位体と235の同位体が存在する。これは、化学的な性質はほぼ同じだが、物理的にはまったく違うものだ。ちなみに、同位体というのは原子番号(つまりは原子核の中の陽子の数)が同じで質量数(簡単に言えば、原子核の中の陽子と中性子の数の合計)が違うものをいう。つまりは原子核の中にある陽子の数は同じだが中性子の数が異なるのが同位体だ。中性子の数は原子核の安定性に影響する。中性子がある数より多くても少なくても原子核は安定せず、ある確率で崩壊して別の元素に変わる。こうした不安定な元素が放射性元素で、崩壊する際に出てくるのが放射線だ。放射線には、いくつかの種類があるが、最近、シーベルトという値で数値が公表されているのは主にガンマ線の量である。ガンマ線は、崩壊に伴って出てくる一種の電磁波(X線よりもさらにエネルギーの高い光)で透過性は強いが、よりインパクトの強いのが粒子線だ。粒子線にはアルファ線、ベータ線、中性子線などがある。アルファ線は陽子2個と中性子2個のかたまり、つまりヘリウムの原子核であり、重い分、透過性はなく紙でも止まるくらいのものだが、放射性物質に直接触れるなどして浴びた場合は大きな影響がある。ベータ線は電子線だ。軽いからアルファ線よりも飛距離があるが、軽い分、薄い金属板などがあれば遮蔽できる。但し、これも直接触れるなどすると大きな影響をもたらす。一番アブナイのが中性子線。電子より遙かに重い粒子だが電気的に中性なので透過力も強い。しかも、物質の原子核に直接ヒットできるので、原子核を破壊したり、原子核に吸収されることでそれを不安定化(放射化)させるなど、困ったことをする粒子線だ。

さて、ちょっと脱線したが、天然のウランの大部分がウラン238だ。これも放射性だが、崩壊は非常にゆるやかで、エネルギーを得るには弱すぎる。一方、僅かに含まれるウラン235は非常に不安定な同位体で、なにかの弾みで原子核が割れてしまう。つまり核分裂を起こす。その際に(原子のレベルで見て)大きなエネルギーと何個かの中性子を吐き出す。実はこの中性子が厄介者なのだ。自然の状態ではウラン235の核分裂は比較的ゆっくりと発生するので、さほど害もない。しかし、このウラン235を一定量、ある密度で集めてやると大変なことになる。この量・密度を臨界点というのだが、ある原子核が崩壊した時に出る中性子が近くの原子核にヒットし、その原子核を分裂させ、さらにそれが中性子を生み出すというネズミ算的な連鎖反応を引き起こす。その密度が非常に高ければ、連鎖反応は爆発的になり、比較的低ければ連続的に熱エネルギーを取り出せるような反応が継続することになる。これが原爆と原子炉の違いだ。ちなみに、原爆を作るには純粋に近いウラン235が必要になる。一方、原子力発電用の燃料は、これよりもずっと低い純度で作られているから、万一反応が暴走したとしても原子爆弾のような爆発を引き起こすことはない。この違いは重要だ。イランや北朝鮮で問題になっている「遠心分離器」の技術は天然ウランからウラン235だけを分離して濃縮するのに不可欠な技術である。原発の燃料ならば低濃縮ウランで十分だが、原爆を作るには高濃縮ウランが必要になる。それだけ遠心分離器の段数を多くしないといけない。なので、遠心分離器の性能や数を見れば、それが原発燃料を作るためのものか、原爆を作るためのものか、ある程度推測が出来る。

しかし、原発とて暴走してしまうと非常に困ったことになる。ある意味では原爆よりもたちが悪い。原爆は一瞬だが、原発の暴走は、長い間継続して熱や核分裂生成物として強い放射能を持つ元素(たとえば、ヨウ素131だったりセシウム137だったり)を生み出す。もちろん中性子も大量に吐き出す。チェルノブイリはまさにその状態に陥ってしまったわけだ。原発では、このような暴走を起こさないために制御棒という中性子を吸収する物質(カドミウム、ホウ素など)でできた棒を燃料棒の間に差し込む。これによって中性子が引き起こす連鎖反応を制御し、平衡状態を作り出す。制御棒が完全に差し込まれた状態では、中性子の多くが吸収されてしまい連鎖反応は継続しなくなる。これが停止状態の原子炉だ。徐々に制御棒を抜いていくと中性子の量が増え始め、ある点で反応が継続的に発生し一定の平衡状態を維持するようになる。これが臨界である。この状態を安定的に保つことで、原発はウランの崩壊のエネルギーを熱として取り出すことができるのだ。

日本が採用している軽水炉は、この燃料と制御棒の集合体を真水に浸した状態で運転する。この水は燃料棒の過熱を防ぐと同時に蒸気となって循環し、タービンを回すことで熱エネルギーを運動エネルギーに換える働きもする。実は、この水にはもう一つ重要な役割がある。それは中性子の減速である。核分裂で発生した中性子は高いエネルギー、つまり速度を持っている。これを高速中性子という。高速中性子は、様々な原子核と反応はするが、多くの場合吸収されてしまったり、一部をはじきと飛ばしたりと、きれいな核分裂はなかなか起こせない。ウランに核分裂を発生させるためには、ある範囲の比較的低いエネルギーの(つまり遅い)中性子(これを熱中性子という)が必要だ。この核分裂を引き起こしやすい条件を作る役割も水はになっている。今回の事故では制御棒が入って連鎖反応が止まった状態にあるため水で冷やすことが重要なのだが、たとえば東海村の臨界事故のような暴走してしまったケースでは、水を注ぐとそれが減速剤として働いて逆効果になる可能性もあるから注意が必要なのである。ちなみに、燃料貯蔵用プールでは、連鎖反応が起きないように間隔をあけて燃料棒を貯蔵している。従って、原子炉で制御棒が入ったのと同じような状態にあるから、多少の発熱はあるが、水を循環させていれば問題はない。このプールの水は純粋に冷却用(多少シールドとしての効果もあるが)である。

きりがないので今日は適当に話をきりあげるのだけど、最後にプルトニウムの話をひとつ。プルトニウムの原子番号はウランより一つ大きい93、質量数は239である。つまり、ウラン238に陽子を一個追加すればいい。つまり人工的に陽子を原子核にたたき込めればいいのだが、これはそんなに簡単ではない。なぜならプラスの電荷を持つ陽子は同じプラスの原子核と反発し合うからである。ところが、電気的に中性の高速中性子は比較的簡単に原子核に吸収される。ただ、中性子が吸収されても質量数が一つ上がるだけで原子番号は変わらないから、質量数239のウラン同位体ができることになる。しかし、ここからがマジックだ。実はウラン239は非常に不安定な原子核で、短時間でベータ崩壊を起こす。ベータ崩壊はベータ線(電子)の放出とひきかえに、中性子一個が陽子に変わり、原子番号がひとつ上がる形の崩壊である。結果、プルトニウム239のできあがり・・・となる。実は、原発の燃料の中には、濃縮過程で残ったウラン238がかなりの量含まれている。なので、使用済み核燃料の中には、プルトニウムが含まれているわけだ。プルトニウムも核分裂の連鎖反応を起こすので、原爆や原発に使えるが、不安定な分ウランよりも扱いが難しい。さらに化学的には強い毒性を持っているので、放射能だけではなく毒性にも注意が必要だ。

と・・・・お、揺れが・・・・・でかい・・・・・地震だ。テレビつけてみよう。

今夜はこれにて・・・・

なんとか復活したものの、ちょっとおっかなびっくりの一日。昼の散歩も自粛。やはり腰に脆弱性をかかえてしまうとちょっと辛い。今、exploitされちゃったらひとたまりもない。(笑)パッチの当てようがない脆弱性なので、とにかく気をつけているしかないというのが辛いかも。

さておき、このところ気温の変化が激しくて、体調管理が難しいのも確か。今朝は少し気温も上がって、新橋駅前は6℃。

まぁ、そんなことを言っても昨日は休んでしまったので、今日はがんばって仕事。懸案が一個解決できたのはよかった。まぁ、まだまだいっぱい懸案はあるのだけど。

ついったーであれこれ好きなことをつぶやいているのだけど、このところ結構政治ねたが多いような気がする。これは、なんとなく、鬱憤晴らしなのかもしれないけど。そういえば、今日のニュースで、待機児童数が昨年10月時点で過去最高だったという。職場にも、産休後、保育所が見つからず、長期の休業を余儀なくされた人がいる。僅かの手当をばらまくより、その金を使って保育所とかの環境を整えた方がよほど少子化対策になりそうな気もするのだが、政治屋さんたちはそういう発想にはなれないものなのか。まぁ、今はそれどころではなさそうだが・・・残念な話。

話は変わって、BBCニュースねた。どこかの動物園で、トラが檻の破れた所からお隣のライオンの檻に侵入、ライオンを一撃で倒したとか・・・。もしかして、百獣の王はトラだったり。私は阪神ファンではないけど・・・(笑)。(元ネタはこちら

ウンチクになるけど、今話題のリビアの独裁者「カダフィ大佐」は英語では「ガダフィ」と書くらしい。Col. Gaddafi なのだそうだ。

BBCニュースで今日、こんな記事を見つけた。折しも、北朝鮮がGPS妨害を試みていると韓国が非難している矢先、英国では専門家がGPSへの依存と過信に警鐘を鳴らしている。この記事の中でも触れられているが、衛星の電波は2万キロ先の電球の明かりよりも弱いとか。案外、狭い地域に限って言えば妨害はたやすいようだ。米国の軍事インフラであるGPSへの依存、という意味での危惧もさることながら、衛星測位システム固有の脆弱性についても考慮して、重要な用途についてはバックアップを考えておく必要がありそうだ。記事のなかでも述べられているが、システムは相互に関連しており、まったく関係のないシステムが、どこかでGPSに依存したシステムに依存してしまっている可能性を考えると障害の連鎖が重大な事故を引き起こし、人の生命に危険を及ぼす可能性もゼロではない。考えさせられる記事だ。

日本の測地衛星が、ニュージーランドの地震の後をくっきりと映し出したというニュースもBBCで流れている。日本ではまったく聞かない話を、海外メディアで目にするのは面白い。ある意味、違う視点から自分たちの国を見られるのは重要だ。

などととりとめなく考えながら、会社から帰ってきた。ちなみに、BBCニュースは、いつも帰りの電車の中でネットで読むのが日課である。

駅を降りてふと見たら、薄っぺらい月。帰宅して、ちょっと望遠で撮影してみたけど、薄雲をかぶってあまり綺麗には撮れない。

何枚か続けて月を撮っていたつもりだったのだが、あとで見たらこんな写真が一枚。

ほんとに撮った覚えがないのだけど、なぜこんなものが映ったのか・・・UFOだろうか。などとちょっと期待したのだけど、この色はどうやら飛行機の翼端灯とストロボライトのようだ。残念。

さて、そろそろ寝るとしよう。これくらいにしないと何を書くかわからないので。(笑)

気温上昇

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今朝は、かなり暖かい朝。多少寝坊気味でいつもより遅い時間ではあるが、ベランダの気温はこんな感じ。

天気はいいのだけど、遠くがかすんだ感じで富士山は見えない。春先のようなかすんだ景色。

今朝は、2ヶ月ごとの定期診察(メタボ治療。。)のために都内の病院へ出かけた。最初に検査を受けて、結果が出てからの診察となるので、間に1時間ほど暇がある。ちょっと御茶ノ水駅界隈を散歩してみた。

この橋の上からもスカイツリーが見える。そろそろ都内を含む東京周辺の各地から、これが見えるようになってきた。まぁ、電波塔としての役割から言えば当然なのだけど。

ちなみに、蘊蓄になるが、地デジ放送は、UHF帯の電波を使っている。これまで都市部のアナログ放送で主に使われていたVHFよりも周波数が高く波長が短いので直進性が高い分、ビルなどに遮られやすい。なので、高層ビルなどが増えた東京周辺ではより高い電波塔が必要になったというわけだ。一方、UHFの電波はビルなどに反射されやすい。このため、電波の強い都内では、必ずしもアンテナがスカイツリーの方向を向いていなくても反射で十分な強度の電波が拾えるので、多くの場合は今のUHFアンテナの方向を変えなくても、受信できるとのことだ。私の家は横浜に近いが、裏山のせいで東京タワーは見えない。でも、近くのビルの反射波を受けてブースターで増幅することで、問題なく受信できている。アナログ時代は建物のてっぺんに高いアンテナを上げてもなお、なかなかクリアに受信できなかったので、地デジ様々である。デジタルのケーブルTVも引き込まれてはいるが、地デジも衛星放送(BS+CS)も直接受信できるので、契約はしていない。スカイツリーが完成すれば、現在、まだ不安定な放送大学も綺麗に映るようになるだろうと期待している。

今日は暖かい一日だったが、午後から薄雲が広がってちょっと日差しが遮られた。寒くはないが、洗濯物の乾きはいまいちで、現在、屋内で乾燥中。これから花粉が飛び始めると、こんな感じで部屋干しが多くなりそう。最近使っていない、洗濯機の乾燥機能もフルに使うことになりそうだ。(からからにするには5時間もかかるから、ある程度乾いたら部屋干しする。)

ちなみに、これは別の某所で撮ったもの。池の中州にカモとカメ。なんだかのどかだ。

こんな感じでこの週末も特に予定なくのんびり。でも、少し体を動かさないとヤバい。先月の人間ドックに比べて検査の数値は悪化している。どうも最近、また飲食に歯止めがかかりにくくなってきたのだが、ストレスでもたまっているのだろうか。来週の3連休はどこかに出かけようかな。

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