気がつけば、今日は誕生日。なんと、今日からは制度上の「高齢者」となってしまった。先日、横浜市から介護保険証が送られてきて、歳を思い知らされたのだが、そんな実感は露ほども無い「冷や水」モードな毎日だ。還暦を迎えてから、はや5年。日々の過ぎ去る速度はますます速くなっている。
まぁ、だからと言って何かが変わるわけでもない。当分は、歳など気にもかけずに生きていくつもりである。年が明け、世の中が動き出した途端、コロナ騒ぎのステージがまた一つ上がった。最初の頃は昨年の内に落ち着くだろうとタカをくくっていたのだが、この調子だと、今年一年、さらに辛抱の年になりそうな雰囲気だ。
仕事の面では幸いにも、むしろ忙しくなっているような感じなのだが、外出機会が減ったこともあって運動不足と、体内時計の不安定化が激しくなりつつあるのが困りもの。ちょっと気持を入れ替えて、生活のパターンを確立しないといけない。今年は、まずそのあたりから・・・というところだろうか。
仕事に追われて、なかなか新しいことに取り組めないでいるのも辛い。新しい技術や考え方へ抵抗もなく、吸収もそれほど遅くなってはいないのだが、ちょっと離れてしまうとすぐに忘れてしまうのは、やはり歳のせいだろうか。ある程度集中して取り組む時間がとれないと辛いのである。ちょっと空いた時間で・・・というのがなかなか難しい。機械学習などちょっとかじってみてはいるが、もう少しまとまった時間を確保しないとなかなか厳しそうだ。今年は、なんとか時間をやりくりして挑戦したいと思っている。
当分外遊も難しそうだから、どうやって自分に刺激を与えていくかというのも課題になりそうだ。国内旅もなかなか難しそうな状況だが、昨年から始めたワーケーションキャンプなどは続けていきたいと思っている。
コロナもさておき、米国の政治混迷とか、某大陸方面の強権国家の動きとか、不穏な空気がみなぎって、なにやら終末論的な雰囲気になりつつある。あたかもノストラダムスや黙示録の予言にある終末の予兆のようだが、まぁ、私的には日々の暮らしをどのように充実させていくかが目下重要なテーマである。
去年一年があまりに早く過ぎて行ったので、いまひとつ新年という実感がわかないのだが、とりあえず、年の初めにあたり、日常に埋もれる前に、少し考えてみたい。