帰国日は午前4時前に起床。4時45分に予約していた乗り合いシャトルに乗って空港へ。まだ暗いリゾート地の空港は混雑も無く、そのままラウンジへ収まって搭乗を待つ。うっすら東の空が白み始めた頃にミネアポリス行きに搭乗。離陸する頃には朝日が顔をのぞかせた。
経由地のミネアポリスまでは3時間弱。フライトは快適。国内線のWiFiは高速でストリーミングも可なのだが、とりあえず低速の安いプランでメール処理などをする。いつもなら、ブログに画像を上げたりするのだが、今回はサーバダウンのおかげで、そうした作業はできず、とりあえず仕事のメールを頑張ってさばく。(苦笑)朝食を食って、少しうとうとしている間にミネアポリスに到着。
北海道よりも、だいぶ北にあるミネアポリスの気温は既に氷点下。夏から一気に冬に逆戻り。ボーディングブリッジに出たとたん、寒気に包まれる。それから、お土産を免税店で買い、一時間半ほどラウンジで時間を潰してから羽田行きに搭乗。ウエルカムドリンクのスパークリングワインを飲みながら窓の外を見ていたら、A350が隣に入ってきた。最近デルタはこれの導入を進めている。そう言う意味では、米国の航空会社としては異色の存在だ。渦中のボーイングを思うと、これは正解だったのかも知れない。まぁ、トランプの逆鱗に触れる危険はあるのだが・・・(笑)
そんな感じでミネアポリスを離陸する。
ミネアポリスのダウンタウンを眼下に上昇。あとは帰るだけ。
帰りも機内食は和食選択。前菜はいつもの小鉢。
メインはエビである。
食事が終わる頃にはカナダ国境を越え、眼下には雪景色が広がり始める。
それからしばらく寝て、気がつくともう飛行機はアラスカの北を飛んでいる。今回はだいぶ北寄りのルートを飛んで、アラスカ北の北極海からシベリアの端を横切り、カムチャツカの西からオホーツク海へ抜けるコースである。眼下の北極海に氷がない。温暖化の現場を目の当たりにする。
それから後、4時間ほどは、起きて仕事をしていた。気がつけばもうオホーツク海から北海道上空に入っている。
デルタ・ワンのスイートはサイドテーブルが広いのでポータブルのLCDを置いて二画面構成で仕事ができる。なかなか素敵なノマドオフィスになるのである。
ちなみに、これが今回のルート。かなり北回り。東海岸のニューヨーク路線などが飛ぶルートに近い。
あとは、いつもの千歳線の帰りと同じようなルートを飛び1時間ほどで東京上空へ。雲の向こうにうっすらと富士山が見える。
定刻より30分以上早く羽田にアプローチである。
ここから先は、いつもの実家帰りと何も変わらない。入国も顔パス(顔認証の自動システム:笑)だし、荷物は全部持ち込みだからそのまま税関を抜けて京急へ。唯一の難点と言えば、京急が始発でないので、座れないことがままある点。まぁ、どのみち川崎で各停に乗り換えるまでの短時間なので問題は無い。なんだかんだで午後4時くらいまでには自宅に帰り着いた。晩飯までに一仕事できる時間である。やはり羽田は便利だ。まぁ、海外から「帰ってきたぞ」感が薄くなってしまうのはいたしかたあるまい。そんな感じで今回の高飛びは終了したのである。
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