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先週の顛末(その2)

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翌日は、ちょっと遅めに宿を出て、まずは昨日のようにMagic Kingdomまで行き、そこからシャトルバスでこちらへ。

これまでフロリダのディズニーは3回ほど来ているのだけれど、ここは始めて。とりあえず探検気分で入場。

前日ほどではないが、ここも結構人が多い。それでも緑が多いので、人の多さもあまり気にならない。ちょっと異世界っぽくていい感じだ。

とりあえず、初めてなので、ぶらぶらと一巡りしてみる。

いわゆるアドレナリン系のアトラクションは平均1時間待ちと、ちょっと厳しいのでとりあえず、こんな列車の乗って見る。

行き先は、野生の環境を保全したエリア。どちらかと言えば、子供の教育を目的としたようなエリアである。

まぁ、なんと言うこともない公園というか動物園的な感じ。しばらく時間を潰してからまた列車に乗って戻る。で、少しは行列が出来ているアトラクションに・・・と思ってこれに並ぶ。およそ30分待ち。

いわゆるサファリツアー。アフリカの様々な地形を模したエリアに野生に近い状態で動物を飼育している。見所も多くてみんなカメラをかまえて動物を撮影している。

これはダチョウの卵。

それから、またぶらぶらと各エリアを歩いて見る。

流石にちょっと腹も減ったので、遅い昼食。思えば、これを食っておいてよかった・・・

それからまたしばらく歩く。何かと思えば、おサルの遊び場。

そんな感じで、この日は終始まったり・・・のはずだった。とりあえず、バスターミナルから、(ISC)2 Congressの会場である、Disney Dolphinまでバスで移動。翌日からのイベントに備えてレジストレーションを済ませておこうと思っていたのである。

ところが着いてみると前日のレジストレーションは4時までで既にクローズしていた。このあたりからちょっと雲行きが怪しくなる。予定では、ここからEpcotまで移動してさらにMagic Kingdomの駐車場までモノレールで移動、午後5時半のホテルのバスに乗って帰るつもりだった。まだ時間があるので、とりあえずEpcotまで歩こうと思ったのが最初のつまづき。実はSwan&Dolphinの船着き場から船でEpcotまで行けるのは、事前に分かっていた。だが、湖(池?)沿いのボードウォークを歩いても行けるはず・・・と歩き出したのが間違いのもと。本来なら一度、DolphinとSwanの間に戻って、そこから水辺のボードウォークを歩かなければいけなかったのだが、とりあえず方向を合わせて歩き出したのが間違いのもと。少し大回りを覚悟でマップを見ながら道路沿いを歩いた。折しも雲行きが怪しくなり、遠くで雷鳴が・・・。やがて、道路沿いの歩道がなくなり芝生になってしまう。このあたりで素直に戻れば良かったのだが、そのまま歩いてしまったのが傷口を広げた。さて、この先の川沿いからボードウォークに・・・と思ってあっ居ていくと、道路は下り坂になり、その先にトンネルが・・・・。地図上は交差しているように見える道が、実は川の下をくぐるアンダーパスだったというオチである。しかも、脇に道はまったくない。仕方が無いので、道の脇のおそらく点検用の狭い歩道を通ってトンネルを抜け、向こう側へ。抜ければその先に左への道が・・・と思ったのだが、そんなものはまったく見当たらない。そろそろ疲れもあって、判断力も鈍ってしまったのか、そのまま惰性で歩き続けること1時間以上。途中でどこかホテルでもあれば、そこでタクシーでも捕まえて・・・と思うも、そんなものはどこにも見当たらない。道はいつの間にか自動車専用道路になってしまい、やむなく道沿いの芝生を歩く。そのうち何か施設があるだろう・・・と思うが何もない。完全な迷子状態になってしまった。

地図で自分の位置を把握しているにもかかわらず迷子である。道はわかっても、その周囲がどんな場所かなんて分かるはずが無い。一つ見つけたホテルらしき建物は改装中のようで工事車両が出入りしている。いいかげん足腰が辛くなってきたのだが、先が見えず次第に不安になってくる。既に歩き始めから2時間近く経過している。とりあえず、地図にあるホテルらしき施設を目指して歩き、ようやく見つけたホテルみたいな場所の敷地に入ろうとしたら、セキュリティのおばちゃんに呼び止められた。ここから先は宿泊者でなければ入れないという。いや、フロントに行ってタクシーを・・・と言っても通じない。まぁ、当然と言えば当然。それが彼女の仕事である。なんとか事情を話したら、電話で上司を呼んでくれた。やってきた上司に話をして、タクシー会社の電話番号を教えてもらい、ようやく電話して一段落。しかし、それもつかの間、いつまでたってもタクシーがこない。再度電話してみたら、ドライバーが行き先を間違えたらしい。再度別の車をアレンジしてもらい、7分で行く・・・ということになったのだが、また、20分ほどたってもまったく来る様子が無い。3回目の電話で、また今度は9分・・・。結局、それからタクシーがやってきたのは20分後くらいで、最初の電話から1時間以上待たされる羽目になってしまった。

その間、セキュリティのおばちゃんやその上司の男性に色々と心配してもらい、すごく世話になった。最後にもう一度感謝の言葉を述べてタクシーに乗る。疲労困憊。いやぁ、知らない土地をなめてはいかんという教訓である。ちなみに、歩いたルートは下の地図のとおり。本来、青い線を歩くべきだったのだが・・・・。

今回、最大の「やらかし」である。

【追記】

よくよく調べて見ると、青のルートを通るためには、一度Epcotの中に入らないといけないことが判明。持っているチケットは一日あたりパーク一箇所だけなので、中には入れない。外を迂回しようとすると、また道なき道を歩く羽目になるので、結局迷子必至ということがわかった。素直にシャトルバスかタクシーを使え、ということである。

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このページは、風見鶏が2019年11月 2日 21:48に書いた記事です。

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