昨夜は夜半を過ぎたあたりから風雨が強まり始め、朝4時頃にピークとなった。iPhoneの気圧計で見ていたら、最接近時には、971hPaまで気圧が下がった。中心が960hPaくらいだから、かなり際どい場所をかすめていった感じである。テレビの台風情報を見ていたのと、風雨の音で寝付けなかったのとで、結局、午前5時近くまで起きていたため、今朝は大幅に寝坊。起床した頃には風もだいぶ収まって雨もあがりかけていた。こんな感じで富士山も見えている。
雨はすぐに上がったので、朝飯前にちょっと周囲を見て回る。昨夜、結構大きな音がしていたのだが、案の定、近所はこんなことになっている。
このあたりに住んでから、そろそろ20年近くになるが、こんな嵐は初めてだ。近所の外猫たちはさぞや怖かっただろう。
先の足場が崩れていた場所以外、近所には目立った被害はなかったが、道には木の葉や小枝が散乱している。
予想通り、首都圏の鉄道も大混乱。ニュースでは通勤客の長い列や混雑する駅を撮している。しかし、こんな日くらい午前休とかにすればいいのに、などと思うのは社畜を卒業した身分だからだろうか。ご苦労様である。
台風一過、というか天気は急回復したのだが、爽やかな一日・・・とはいかず、いきなり猛暑が戻ってきた。台風が引っ張り込んだ南風のせいらしい。結局、昼間は寝不足のせいで仕事にもあまり気が乗らず、少し書き物をしたりしながら、ゴロゴロして過ごした。夕方になって、これではいかんと散歩に出かける。しかし、いつもの散歩道周辺は、なかなか大変なことになっている。裏山方面は道路に木の枝や葉っぱが散乱していたり、木の枝が折れていたり。
気温は高めで蒸し暑く、どんどん汗が噴き出してくる。空模様もどこか不安定な感じである。
西寺尾方面も所々、こんな爪痕が残っている。
蒸し暑い上に風が弱くて体力を消耗する。自販機でお茶など買って飲みながら歩く。
神之木公園に戻ってみたら、なかなかすごいことになっていた。あちこちで折れた木の枝が道を塞いでいる。復旧にはしばらくかかりそうである。そう言えば公園脇の民家の横にあった納屋が壊れたらしく、通りかかった時には片付けられて、残骸がトラックに積まれていた。
こんな夕景を見ながらいつもの高台を下る。
坂の途中の保育園の庭の木の枝も折れている。しかし、入江川公園ではこんな大惨事になっていた。大きな木がぽっきりと折れている。
民家の被害がほとんど見られなかったのは幸いだが、なかなか大きな爪痕を残した台風である。
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