平成最後の「昭和の日」

なしくずしの１０連休、今日は何の日だったか思い出すのも面倒なのだが、昔の天皇誕生日は「昭和の日」。あと２日ほどで、また遠くなる。これからも、代替わりのたびに祝日が増えていくのだろうか、などと考えつつ、まったり過ごした一日。

天気は下り坂で、どんよりとした空模様だが、まだ白山は頂上まで見えている。田んぼでは、そろそろ田植えが始まっている。まぁ、一家総出で田植えする風景は既に遠く、コンバイン一台で終わってしまう田植えは、ちょっと風情に欠ける。

いつの間にか、建設中の新幹線の高架が少しずつ延びている。都会では気にならない高架が、田舎の町では巨大なものに見える。そんな景色を見ながら朝飯の買い出しがてらしばらく散歩する。このあたりでも街路樹がそろそろ葉をつけ始めている。

朝飯のあと、午前中に買い物やら、実家まわりのあれこれをすませる。防犯のため、周囲の数カ所にセンサーライトを設置したりしている間に、昼を過ぎ、帰ってくる妹を迎えに駅まで行く。

それから、昼寝をしたり買い物に行ったりしている間に日が暮れた。晩飯を食いながら、一ヶ月ぶりに妹と飲む。ワインを飲んでいたら、ちょっとだるくなって、しばらくうとうと。そんな一日である。明日は、叔母さんが来て、妹と３人で母の様子を見に行く予定である。