羽田発、LA行きのANA便でLA経由でサンフランシスコへ。
プレミアムエコノミーを買って、ボランタリーなアップグレード期待だったのだけれど、期待外れ。ANAはやはりシブい。まぁ、ノーマルのエコノミーに比べればだいぶマシなのだけれど、はたして倍額払う価値があるかと言えば微妙である。
ビジネスクラスになれてしまったゼータクな身体なので、最初はちょっと窮屈な感じが強かったのだが、そのうちに慣れてきた。ANAのプレエコは今持っているSFCのステータスがあれば、安エコチケットでも、空きがあればアップグレードできる。なので、余計にムカつくのである。もし、帰りもアップグレードされないようなら、やっぱりANAを使うのはちょっと考えようかと思っている次第。
羽田の夜便なので、しばらく飛ぶと、すぐに夜が明ける。しかし、ANAの国際線機内WiFiは以前から思っていたのだが、めちゃくちゃ遅い。しかも、フルフライトでも100MB制限がある。いまどき、100MBなんて・・・と思うのだが、遅いからそれでも大丈夫という皮肉な話だ。UAやデルタでは、あまりストレスを感じたことがなかったのだが、ANAはちょっとひどすぎる。誰も文句を言わないのだろうかな・・・。(日本のエアのステータス持ちでクレーマーみたいのは多いけど、WiFiに文句つけるやつはいないと見える)
やがて、飯が出てきて、食ってしばらくで、そろそろLAに向けて降下開始。いつものようにハリウッドの看板などを横目にLAXに着陸する。
ANAの場合は、LAXの国際線ターミナルに到着するのだが、そこから乗り継ぎするユナイテッドがいるターミナル7までは、かなり歩く・・・というか一番遠いターミナルである。今回、降機した時に、Express Connectionという札を渡され、それでイミグレは、なんとクルー専用のラインで数分待ちで抜けられたのだが、そこから歩くのに難儀した。まぁ、歩数稼ぎにはいいのだが、このところちょっと膝の具合が良くないので、重い荷物を背負っての歩きはちょっと辛い。やはり、米国行き、特に乗り継ぎのあるときはUAかデルタを使った方がよさそうだ。
とりあえず、T7まで行って、セキュリティを抜け、United Clubへ行く。TSA Pre✓にならないのも日本エアの難点。セキュリティでは、iPadを出し忘れたので、念入りに調べられてしまった。United Clubの受付で、搭乗券を差し替えてくれたのだが、ここで TSA Pre✓の文字。既に遅いのである。搭乗順もZone2。UAで取っていれば、Zone1なのだけれど・・・。色々不満が多いので、やっぱりANAはちょっと考えよう。ANAで取るにしても、UAのコードシェア便にするとか考えた方が良さそうである。
とりあえず、ラウンジで少し時間を潰し、それからサンフランシスコ行きに搭乗する。機材はB737だが、満席状態。搭乗に結構時間がかかる。ゲートを離れるのに、結構時間がかかり、そこから遠い方の滑走路へ移動するのでまた時間がかかる。
大韓航空機を見ると、例の「ナッツ姫」を思い出す。そういえば、その妹君が最近別の騒動を起こしたとか。お嬢様は気ままでよろしいな・・・などと思いながら、ぼんやりと外を見ていたら、飛行機が離陸の方向とは逆の誘導路に入って行く。あれ?と思っていたら、しばらく走った後でいきなり停止。どうやら、サンフランシスコ方面の空路混雑のため、管制から出発差し止めを食らったらしい。これで約15分遅れ。
ようやく離陸したのは、そろそろ日没間際。一路カリフォルニアの海岸線を北上する。
一時間ほどでサンフランシスコ、ベイエリアに降下。そろそろ街の明かりがいい感じの時間である。
そんな感じで、午後8時15分頃、サンフランシスコに着陸。とりあえず、BARTの駅まで歩いて、ダウンタウンへ向かう。
Powell駅でBARTを降りて、そこからケーブルカーの線路沿いにユニオンスクエアあたりまで歩く。
このあたりはまだいいのだが、ここから2ブロックほど離れると一気に街の雰囲気が怪しくなる。今回のホテルはちょうどその「怪しい領域」にかすっているあたり。この時期は天気も落ち着いてきて、観光シーズンに入ってしまうので、ホテルの値段も高騰する。おまけに、でかいコンファレンスをやるとなれば、ダウンタウンのまともなホテルは安くても一泊300ドル以上。さすがに、自腹でこの値段はきついので、安ホテルを探したのだけど、通りひとつ変わっただけで値段が変わるのは、それだけ地域もホテルも怪しい・・・ということなので。
結局、もろもろ込みで一泊200ドルを切るホテルを探したのだけれど、これが、トイレ、シャワー共用のオンボロホテルだったりする。背に腹は替えられないのだが、部屋は割と綺麗なのが救いかもしれない。
そんなわけで、今週はサンフランシスコに滞在する。
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