ちょっとバタバタしていたこともあり、道後から帰って2日ほど日記をサボってしまった。とりあえずは最終日の様子あたりから。
最終日の朝は、とりあえずの朝風呂、朝飯のあと、お昼のチェックアウト時間まで部屋で仕事などして過ごす。いつもながらに、どこでも仕事ができる(というか、しなければならない)自営業である。いわゆる働き方改革で、フリーランス支援みたいな話もあるのだが、会社という、ある意味での「保険」なしで仕事をすることの意味はしっかりと考えて欲しいものだ。裁量労働制や残業規制もそうだが、結局の所、大企業のコスト削減のみに貢献するようなことにならないよう願いたい。だいたい、しわ寄せは末端に行くのである。まぁ、私の場合は好きで選んだ道だし、ある程度マイペースを保てているから不満はないのだけれど・・・。
お昼前にホテルをチェックアウトしてから、さすがに重いザックを背負って歩くのは辛いので道後温泉駅前のコインロッカーに荷物を預け、周囲をしばらく歩いて見る。残念ながらお天気はちょっと下り坂。
道後温泉本館の裏にこんな看板を見つけた。皇室御用達の専用浴室があるらしい。
とりあえず腹が減ったので近くのラーメン屋でチャーシュー麺とじゃこカツを食い、それからまた少し歩く。
松山といえば、俳人の正岡子規や「坊っちゃん」の夏目漱石ゆかりの地なのだが、文学から遠ざかって久しい私には、あまり感激もないのが現実である。坊っちゃんも、小学校時代に「子供文学全集」全50巻読破の際に読んだきりだ。それで、文学エネルギーを使い果たし、以後はSFしか読まなくなった私である。今や、活字すら捨てて二次元動画(笑)にひたる毎日だ。
午後2時55分のバスで空港へ向かおうとバス停で待っていたら、「坊っちゃん列車」が動き出した。SLっぽい雰囲気だが、実はディーゼル機関車である。どうせなら蒸気に・・・と思うのだが、それもなにかと大変なのだろう。
このあとリムジンバスで空港へ向かう途中に追い抜いた。
そんな感じで午後3時半過ぎに空港到着。とりあえずチェックインして(実は今回、UAのマイルでエアを押さえたので、SKIP出来なかったのである)まずはいつものように展望デッキへ行ってみる。
そろそろ「ぽつり」ときはじめたので中に入って脇のビジネスラウンジ(カード会員用)で少しゆっくりして、出発1時間前を過ぎてからセキュリティを抜けて、中のANAラウンジでビールを一杯。(ちょっと我慢できなかった・・・・)帰りの機材は行きと同じ787。ちょっと歩き疲れたので、うとうとしている間に、羽田に着いてしまった。そんな感じで午後8時前には自宅に帰着した。
明けて昨日は、また日常回帰。前夜は晩酌で酔って寝落ちし、朝寝坊して散歩はちょっと短めである。関東地方はまだ快晴。気温は高めでいい感じだが、そのぶん花粉も・・・・なので油断は不可。
さすが松山は暖かい・・・と思ったのだが、この暖かさは全国的だったようで、こちらも、もう春の陽気である。公園の野球場脇の河津桜もいい感じになっている。
昨日は、そのあと自宅にこもって夜まで仕事三昧。どうにか頑張って書き物を仕上げることができた。気がついたらあたりは暗くなっている。ふと見たら富士山の横に金星が見え始めた。ようやく夕方の空に登場である。
撮影してみると、脇にもう一つの星、こちらは水星のようだ。こんな感じで並んで見えるのも珍しい。そういえば、道後の宿でのバイキング+飲み放題の後遺症が体重計にしっかり現れていた。とりあえず反省の意を示すため、昨夜は休肝日とさせていただいた。(笑)とりあえず、ここまで。今日の様子は、また後ほど・・・。
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