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今年のニセコ山ごもり

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先週末からの、毎年恒例ニセコ山ごもり。疲労困憊したり飲み過ぎたりで日記の更新もできなかったので、とりあえず様子だけまとめておこうと思う。札幌前泊のあと、翌日の朝にツアーバス(ホワイトライナー)でニセコひらふへ移動。札幌は雨。天気予報どおりなのだが、やはりちょっと寂しい。途中、中山峠は雪で、ちょっと一安心するも、到着直後のひらふは霧の中。あからさまに気温が高い。とりあえず、今回の宿までてくてく歩く。

昨年からこちらに泊まっているのだけれど、地元のスキー仲間の親しいご夫婦が経営している民宿。アットホームな感じの宿である。やがて霧が晴れて天気は回復したのだけれど、気温が高い状態が続いて、この日は滑る気力も無く、宿で仕事などして時間を潰すことになった。

さて、翌日も気温は下がらず、とりあえず足慣らしでゲレンデへ。まぁ、圧雪されたバーンをかっとぶのも悪くない。先週まで大雪で積雪はあるので、裏に出るゲートはひととおりオープンしている。仲間たちについて、花園ゲートから外にでて、少しトラバースしてから作業道に降りるコース。それなりに深いところもあって結構楽しめた。ここ半年くらい、毎日頑張って丘陵地を歩いた成果で、ここ数年で一番身体が軽く感じる。作業道から板を担いで花園のコースに戻るのだが、以前一度、死にそうになって登ったことを思えば、ずいぶんいいペースで登れた。まぁ、頑張りすぎて最後にはかなりバテてしまい、この日は、それでほぼ終了。花園308でゆっくりした後に、ゴンドラ側に戻って、その日は終了。

その翌朝は雨まじりの天気。当日帰る1名を除いて滑りに出る気力も無く。結局、終日ゴロゴロして過ごすことになる。昼頃から発達した低気圧のせいで大荒れとなり、夕方からは吹雪に。結局、食いに出るのも面倒なので、コンビニで晩飯を買って帰って宿で飲む。

翌26日は、一気に冷え込んで、夜の間にさらさらの粉雪が積もっていた。風がまだ強くてリフト運休の可能性が高いのだけれど、とりあえず花園の一番下狙いで行ってみる。しかし、これがハズレで、花園側は終日運休の模様。ゴンドラとセンターフォーは逆に動いているということで、しかたなくシャトルでひらふ側にもどってセンターフォーへ。スーパーコースの両脇をいい感じで滑り、それから裏見晴へ。こちらはまだほとんど人が入っていない状態でウハウハ・・・・。この一日で今回来た目的は果たせた感じである。

翌27日はさらに最高。ゴンドラ側から上がってK3から花園へ。

花3左は最高のパウダー。調子に乗って滑っていたら、奥に入りすぎて斜度がないところに入ってちょっとラッセルする羽目になるなど。そこで友人たちとはぐれてしまったので、その後は適当にそのあたりを滑った後で、花1まで降りて休憩。それからゴンドラ側に戻って裏見晴へ行ってみたのだけれど、さすがにもう食い尽くされた後だった。

そんな感じで、後半は粉雪堪能。昨年はまったくダメだったので、今年は「大あたり」と言ってもいいだろう。

最終日28日も気温は低め。少ないものの、新雪も降っていい感じ。この日もゴンドラから上がって、花園方面へ。雪は前日に比べればちょっと重い目ながら、膝上までくるパウダーで、またまた大当たり。でも、残念ながら、そろそろ膝が怪しくなってくる。筋力はついても、膝に水がたまりだすとちょっと辛い。このあたりは、長年痛めつけた膝なので、いたしかたない。怪我のないうちに、今回の滑走は終了とする。

宿に帰って荷造りをして、午後3時のバスでニセコをあとにした。なんだかんだで今回は「大当たり」。久しぶりにニセコを堪能できた。

午後5時半過ぎに千歳空港に到着。晩飯にラーメンなどを食い、それから、まだ使っていなかったANAのアップグレードポイントを使って、座席をプレミアムクラスにアップグレードする。今年中に使わないといけないポイントなので、ちょうどいいタイミングなのだが、結局、機内でまた食事をとることになる。まぁ、今回はそれなりに頑張ったのでご褒美ということで、美味しくいただいた。

そんな感じで、午後10時半頃に自宅着。さすがに膝がかなりきつくて、階段の上り下りがかなり辛い。一週間ぐらいは難儀しそうだ。でもまぁ、ずいぶん久しぶりの「あたり」なニセコは、ストレスも発散できてなかなか楽しかった。

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このページは、風見鶏が2017年12月31日 17:03に書いた記事です。

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