今朝も7時半で気温は3℃台と冷え込んだ。散歩に出かけた頃は、まだ薄日がさしていたのだけれど、歩くにつれ、次第に雲が厚くなって、かえって気温が下がったように感じる。
途中のこの銀杏の木も、ほぼ葉が落ちてしまった。いよいよ景色がだんだん冬に近づいてくる。
富士山も、かろうじて見えている感じで、ちょっと雲をかぶっている。公園にかかるあたりでは、既に空は灰色になってしまった。
雲高が高いからだろうか、まだ富士山はかろうじて見えているが、日差しはほとんどなくなって、周囲は寒々としてきた。
そんな朝だが、結局、6Kmほどを歩いて散歩は終了。調子は悪くない。一気に寒くなってきたので油断して風を引かないようにしたいところである。インフルエンザも流行が始まったようだが、近所の病院はあいかわらずワクチン不足のため、接種は65歳以上に限定されている。厚労省は下旬には流通が安定すると言っているようだが、流行に間に合わない可能性もありそうだ。
さて、今日は終日自宅で仕事。昼飯と晩飯の買い出し以外は自宅にこもっていた。テレビのニュースでは、またトランプ騒動が盛り上がっている。くすぶっている火種に油を注ぐ事態に世界中から非難殺到するも、知らぬ顔で支持者へのリップサービスに興じる姿は哀れにさえ見える。彼は、歴代の米国大統領がその矜持として保ってきた大国としてのバランス感覚をかなぐり捨て、あからさまに支持者の利益代表として振る舞っている。商売人ならそれでいいが、政治家、それも世界一の経済、軍事大国のトップとしては、あまりにお粗末だ。我が国にもよくいる田舎の議員先生と同じレベルである。そういう感覚で米国の舵取りをされると、周囲はヒヤヒヤものだ。あちこちで火が燃えさかれば、最終的には彼自身にも火の粉がかかるだろうことが理解できていないように見える。違う意味で、どこかの亡国首相も似たような危うさを持っている。選挙での大勝をいいことに、きな臭い動きを強めているからだ。さて、この世界はいったいどこへ向かっていくのだろうか。
もうひとつ、「らしからぬ」動きに注目しなければならないだろう。Amazon vs Googleの争いである。Amazonが自社の製品を扱わないことを理由に、Amazon製品に自社のネットサービスへアクセスさせない措置をとったGoogle。なんとなく、江戸の敵を長崎で討った感がある。独自の販売網を持たないGoogleの焦りだろうか。それにしても、ネットの世界にこうした争いを持ち込んでしまえば、収拾がつかなくなる。そもそも、インターネットの「自由」を享受してきた米国シリコンバレーの企業が、こうしたアクセス規制を自分たちの都合で導入するというのは、どうなのだろう。企業か国かの違いはあれ、某赤い國のネット規制論と同じ根を持つような気がしてならないのである。政治家だけでなく、企業の倫理も最近怪しくなってきているような気がする。我が国で連続している企業不正もしかりだ。なにやら、世界的に末期症状な気がするのだが・・・・。
さておき、私は今週末も自宅で仕事。早めに今年の仕事を片付けて、正月の準備をしないといけない。日々の仕事にあくせくしている身としては、残念ながら世界情勢など気にしている余裕もあまりない。それが奴らの思うつぼということなのかもしれないが・・。
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