天気予報のとおり、朝起きてみたら一面真っ白。昨日までの雨で融けて薄黒くなった雪の上に、白いカバーがかかったようである。
朝飯もそこそこに、5日ぶりにスキーに出かける。行き先は、Squaw Valleyである。
スキー場のサイトによれば、一晩で5,60cmの積雪とか。平日とあって、駐車場の混み具合も、先週末ほどひどくはない。ただ、上の方へ行くリフトがなかなかオープンせず、待ちぼうけを食らう。結局、狙っていた山頂方面へのリフトの多くはコンディションが悪いとの理由でオープンしなかったのだが、一本動いた途中までのリフトで、ファーストトラックをゲットできたのはラッキーだった。新雪とはいえ、湿気の多い重い雪なので、ちょっとスキーのコントロールに苦労するも、とりあえずこの4日間の憂さ晴らしはできたかもしれない。
午後は手前の尾根に上がるリフトを乗り継いで、新雪を探す。リフト下の林を抜けたあたりにまだ滑ったあとの少ない斜面を見つけて行ってみたら、これが意外と深い。しかも雪が重いので、いったん埋まってしまうと抜け出すのに四苦八苦する。
そのまま林に入ったら、これがまた結構な急斜面。開けたところは、すでに踏まれて荒れていて、これまた四苦八苦。湿雪は、荒れると始末が悪い。
どうにか下まで降りたら、リフトまでずいぶん遠い場所に出てしまい、また四苦八苦してトラバース。おまけに、リフトの手前に子供用のコースがあって、横切るなと言われたので、大回りするなどして、もう体力も限界。とりあえず、初心者用の短いリフトに乗って一休み。しかし、駐車場まではまだ遠いので、手前のリフトでもう一度尾根まで上がってから、駐車場方面へ滑り降りた。いやはや、なかなか体力の限界に挑戦した一日だったが、まぁ、4日ほど体力を温存していた(苦笑)ので、それもまたよし、である。宿へ帰ってシャワーを浴び、ちょっと仕事をしてから、週末だけオープンするホテルのレストランで食事をする。天気はすっかり回復して、西の空には宵の明星。
とりあえず、運動したので今夜は肉である。金曜の夜なので、週末スキーの家族連れが多くて、子供たちが賑やかだ。
飯の後、外に出たら満月と星空。月がなかったら、いい星空が見られたかもしれないが、それはいたしかたない。
月は明るいのだが、手持ちではフォーカスが定まらず、この前にくらべてずいぶんピンぼけになった。
さて、明日は最終日。朝飯前に荷物を片付けて車に積み、飯を食ってからチェックアウトしてまたSquaw Valleyに向かう。天気は晴天で気温は低めの予報なので、雪景色を見ながら、グルーミングされた斜面をかっ飛ぶのも悪くないなと思っている。午後2時か3時くらいには上がって、そのまま車でサンフランシスコに向かう予定である。
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