このブログは「風見鶏」が、日々気づいたこと、思ったこと、したことを気ままに綴る日記です。2008年9月に旧ブログから引っ越しました。バックアップをご覧ください。

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CODE BLUE

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今日から新宿方面でCODE BLUEに参加。オカネを払って参加するコンファレンスとしては、唯一の国内物である。

トップのキーノートはエストニアの女性。電子政府の先進事例として挙げられることの多いエストニアだが、具体的な話を聞くのは今回が初めて。国民にとってのインターネットはもはや、誰もが享受出来るべき公共財なのだそうだ。IDカード一枚で様々なサービスを受けられるため、それらの情報はすべて国のシステムで管理される。パトカーは車の後を走るだけで、その車の必要な情報にアクセスできるという。徹底した電子化は理想型なのだが、なにより、そうした施策を国民が受け入れるまでに信頼されている政府がすばらしい。どこかの国の首相以下、官僚に爪の垢でも煎じて飲ませたいところだ。実際は、様々な問題が起きているのだろうけれど、それらをどうさばいているのかを知りたいところだ。たとえば、集積した情報が恣意的に利用されないようにするためのガバナンスはどのようになっているのだろうか。電子選挙など、投票用紙のような証拠がのこらないのだから、どのように結果の改ざんを防いでいるのだろう。そもそも、そうしたシステムにバックドアがないことをどのように保証しているのだろう・・・・などと疑問が次々と湧いてくる。政治や行政への不信感が渦巻く国では、なかなか難しいだろうなと思う反面、むしろ、そうした不正が入り込まないようなシステムが出来れば面白いかもしれないなどとも思いながら聞いていた。

DEFCONのCGCがらみの話もなかなか興味深い。機械がコードから脆弱性を見つけ出す方法や、それにパッチを当てる方法などの話もさることながら、戦略や作戦を機械に考えさせるあたりなど、なかなかイメージするのが難しい。そのあとの機械学習で脆弱性検査をやるという話でもそうだが、個々のアルゴリズムはさておき、作業全体を俯瞰した調整などの機能を実装できるかどうかが、もう一段のブレークスルーをはたすための大きなハードルのような気がした。機械に抽象的な概念をどのようにして扱わせるのか。それが出来たときに何が起きるのか、楽しみでもあり、心配でもある。

昼休みはちょっと周囲を歩いた。気持ちのいい天気で、日向は暑いが日陰に入ると爽やかな感じである。ここ数日は台湾方面にある台風の影響で関東から西は比較的高温な状態になるらしい。10月の下旬に入るのだが、もう2,3日夏日が続きそうだ。

さて、今日は、最後2セッションを残して4時頃に会場をあとにした。新宿駅まで歩いて、中央線の各停で秋葉まででて、ヨドバシで携帯用のクリップ付きのストラップを買ってきた。ちなみに、昨日、iPhone7を調達したのだが、バックアップの復旧がトラブって昨日はちょっと悪戦苦闘。復旧したものの、アプリがいくつか消えるなどちょっと面倒なことになってしまった。まぁ、今日の段階ではほぼもとどおりになったのだけど、以前のiPad Air購入の際の悪夢がちょっとよみがえった。噂には聞いていたが、スピーカーが良くなったことで、カメラのシャッター音が半端ない大きさ。うっかりシャッターを切ると周囲に迷惑なので、とりあえず裏技でシャッター音は消せるようにした。今月中には、モバイルSUICAが使えるようになるはずなので、使ってみようと思っている。

明日もCODE BLUEに行く予定である。

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このページは、風見鶏が2016年10月20日 21:41に書いた記事です。

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