このブログは「風見鶏」が、日々気づいたこと、思ったこと、したことを気ままに綴る日記です。2008年9月に旧ブログから引っ越しました。バックアップをご覧ください。

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夕日と星空

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今朝も快晴のコナ。例によって朝寝坊を決め込んで、日本時間で朝になるまで待って、海辺のバーでブランチ。今日はまた走るのでアルコールは抜き。

それからシャワーを浴びたりして、昼過ぎに宿を出る。とりあえず、ちかくの店で水と軽食を調達。

とりあえず、昨日と同じコースを走って、サドルに上がり、途中の公園で休憩。このあたりで、2000m弱の高度なので、ここで少し体を慣らす。

30分ほど休んだあと、マウナケアへ。急な坂道を上っていく。あまり一気に上っても体が慣れないので、途中で少し休憩しつつ上る。

標高2800mにあるビジターインフォメーションセンターに寄って、1時間ほどまた体を慣らす。登山者向けの注意書きには、ここで少なくとも30分は体を慣らせとある。ちなみに、このセンターはチャレンジャーの事故でなくなったハワイ出身の宇宙飛行士、オニヅカさんの名前がつけられている。

ここは既に雲の上。しかし、この先まだ1500mほど上ることになる。

ここから先は舗装されていない急坂。4WD車でないと、ちょっときつい。土埃をもうもうと立てながら上っていく。車は当然ほこりまみれ。自分の車ではちょっと来たくない場所である。3000mを越え、4000mに近づくと、また舗装路が復活する。このあたりから、お向かいのマウナロアが雲の上に頭を出しているのが見える。

やがて山頂の天文台群が見えてくる。そのまま一気に一番上まで上がる。流石に4000m超は空気が薄くて、ちょっと歩くとくらくらする。とりあえず急な動きは避けて、ゆっくりと動くことにする。脱水を避けるために水を飲むのだが、トイレに行きたくなるのが困る。山頂のトイレは混雑しているので我慢して、帰り際、途中の駐車場の簡易トイレで用をすませる。

この場所は、日本のすばる望遠鏡とアメリカのケックの双子ドームを見下ろせる。気温は低くて風があるので、長袖のパーカーを羽織っていても、かなり寒い。手袋がないので手が冷たい。そして、皆さんお待ちかねの日没。

とりあえず、夕日が沈んだら、急いで山を下る。このあと、ビジターセンターで天体観察会があるのだが、駐車場がすぐに一杯になるので、早めに行かないとまずいのである。とりあえず、途中でトイレによって、しばし夕焼けのマウナロアを見てから、一気にビジターセンターまで下る。未舗装路の下りは滑るので要注意。雪道同様、慎重に下る。

とりあえず、どうにか駐車場に入って、それからカメラを持ってビジターセンター脇の暗い場所に陣取る。星空解説は前に一度聞いたので、今回は空の写真撮影がメイン。暗くなったあと、しばらく雲が広がって、星が見えなくなったのでちょっと気をもんだのだが、やがて晴れて、満天の細空が広がった。空を横切る天の川を、これだけはっきりと肉眼で見たのは何年ぶりだろうか。一晩中でも見ていたい星空である。

しばらく星空に見入って、午後8時半過ぎに帰途についた。サドルを下るあたりまでは快調だったが、190号線で遅い車の行列につかまり、ホテルに戻ったのは午後10時前だった。それから軽く食物とビールを買ってきて食いながら、これを書いている。今日はなかなかいい一日だった。明日は中休みで、ちょっとホテル周辺でのんびりしよう。

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このページは、風見鶏が2016年9月23日 19:19に書いた記事です。

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