今朝は7時にホテルを出て、ラスベガスの北方、150マイルほどのところにある、噂の秘密基地ツアーに参加。気のいいドライバーのおじさんと、ミシガンから来たという男性、イギリスから来たという家族連れと一緒に北へ走る。
インターステート15号線を少し走って、それから93号線へ。砂漠の中の一直線の道路と峠道を走って最初の休憩は道沿いのガソリンスタンド兼コンビニ。しかし、モハーベ砂漠は広大である。
それから、ちょっと寄り道して、砂利の山道を登り、砂漠の中の干上がった湖の跡へ。ここは、NASAや軍が航空機の実験や訓練をするほか、ドラッグレースなども時々行われるという。
このあたりの山の麓には、ジョシュアツリーという植物が散在している。このあたりの砂漠は、サボテンではなく、これが中心とのこと。深くまで伸びて支えになる根と、浅いところに広がって水を吸う根の二種類を持つらしい。
岩肌には、先住民が大昔に書いた絵が残っている。どことなく、宇宙人とか機械っぽい絵である。だんだん雰囲気が出てきた。
それから、干上がった地面の上を少し歩いて見る。こんな所にも虫がいる。
見るとこんなものが・・・・・
明らかに地球人のものではない。(笑)グレイである。・・・・と言っても、これはドライバーのイタズラ。こうやって、だんだん雰囲気を盛り上げる。
砂煙を上げながら、山道を下って、こんな岩山を横目に元の道に戻る。
で、93号線から375号線へ入ると、こんな看板がある。
この道は、通称ETハイウエイ。その理由は、このステッカーが物語っている。
つまりは、今回のツアーの目的地である、通称エリア51と呼ばれる米空軍の秘密基地に通じる道だからである。このあたりは、UFO目撃談も多いという。
目的地へ行く前に、そろそろお昼時になったので、この一本道を少し先まで走って、レイチェルという町の小さなモーテルで昼飯を食うことになる。
モーテルの前では宇宙人がお出迎え。店の中にはグレイが3体(笑)、外には円盤と、円盤用の駐機場まで・・・(笑)
この先の砂漠で、映画「インディペンデンス・デイ」(ID4)の撮影があったらしく、こんな記念碑が建っている。
ちなみに、昼飯はUFOバーガー。(中身はただのチーズバーガーである。)
1時間ほど昼食休憩の後、いよいよ目的の場所へ行く。来た道をしばらく戻り、途中から脇の砂利道に入って、砂漠を突っ切る。あちこちで、ダストデビルと呼ばれる砂塵旋風が舞っている。
そして到着したのがこの場所。残念ながら、ここから先は立ち入り禁止。監視カメラ(というよりレーザー照準器に近いが・・)や音波センサー、車に乗った黒服の監視員までいる。(拡大してみると助手席で双眼鏡をのぞいているのがわかる)でも、フェンスもゲートも何もない。道の外に鉄条網が引いてあるだけである。テレビ番組で見たのと同じ光景。
とりあえず、逮捕されないように立ち入り禁止ラインの手前で少し時間をつぶして雰囲気を味わってから帰途についた。帰りは、こんな牧場風景を眺めながら、また砂漠の中の一本道をひたすら走る。ドライバーが居眠りしないかちょっと不安になるが、いつしか自分もうとうとしてしまう。
そんな感じで、午後4時半頃にラスベガスまで帰ってきた。ここまでの道とラスベガス近郊の渋滞の落差が大きい。
部屋に戻って、少し寝て起きたらもう夕方。遠くの山が夕日に染まり始めている。
ちょっと薄暗くなってから、また晩飯を食いに出かける。
あまり腹も減っていないので、晩飯はまた、Bubba Gump でスープとサラダ(とビール)にする。でも、このサラダだけで、ずいぶん腹がふくれるのである。
飯の後、またぶらぶらと歩いてホテルに戻る。
さて、そんな感じで今日もおしまい。明日は朝からDEFCONのレジストレーションに並ばないといけない。ちょっと体力勝負だが、その後は特に予定がないので、また部屋にもどって一仕事するつもりである。
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