このブログは「風見鶏」が、日々気づいたこと、思ったこと、したことを気ままに綴る日記です。2008年9月に旧ブログから引っ越しました。バックアップをご覧ください。

ゲストログインがうまくできないので、コメントを承認制にしました。スパムでないことを確認の上、公開します。判断はあくまで「風見鶏」の主観で行いますので、文句は受け付けません。(笑)承認が遅れることもままあると思いますが、あしからず・・・

システムトラブルのため、2015年以降のブログ画像と2018年5月以降の記事が消失しました。画像は鋭意、新しい物から順次復旧中ですが記事については残念ながら戻せません。残念ですが、あきらめます。

なお、ここに書いていることは、あくまで個人的な思いであり、いかなる組織をも代表、代弁するものではありませんし、無関係ですので念のため。

あれこれ雑感

| コメント(0) | トラックバック(0)

今日はいつもの客先仕事。寝坊したので散歩はなしで、都内へ出かけた。某都知事の恥ずかしい辞任劇から一夜明け、メディアは既に次期候補の品評会を始めている。どうやら、「セコい」という言葉はSekoiとなって、ニューヨークあたりの紙面で踊っているようだ。まったく恥ずかしい限りである。

一方、そのアメリカでは、イチローが頑張っている。このところ好調でヒットを量産しているのだが、日米通算でのピートローズ越えは、日本メディアの騒ぎすぎのような気がする。イチロー自身が、ゴールとして意識したことはない、というようにメジャーリーガーとしての彼には、単なる数字合わせ以上の意味はないのだろう。イチローの数字とピートローズの数字は比較のしようがない。強いて言うなら、どちらも偉大な数字だが、メジャーリーグや米国民的には、当然、ピートローズの記録を誇りとしているわけだから、そこを逆なでするような報道はもうちょっと遠慮すべきだと思うのである。イチロー自身の肩身を狭くしかねない。それより、あと21本に迫ったメジャー3000本越えの達成を応援したいところだ。日本人が勝手に彼を「日本の誇り」とするのはいいとしても、それをイチローに押しつけるのはいかがだろう。彼がどこの国の生まれであれ、一人のメジャーリーガーとしての彼の活躍を、一人の世界市民として褒め称え、誇りにし、応援したいと思うのである。

経済面では、円高が一気に進み、株価が大幅下落。個人的には円高は助かる。旅費が相対的に安くなるからである。(笑)たしかに輸出産業にとっては重しになるだろうが、一方で、大手は先の超円高時代に、為替リスクをヘッジするために海外の現地生産を加速していて、以前のように単純な円安基調が経済をよくするとは限らない。むしろ、投資家や政府機関、政治家のステレオタイプな為替への反応が事態をわかりにくくしているような気がしてならないのである。資源を輸入に頼らざるを得ない点も気になる。あの円高がなかったら、原油高で電力会社の多くが今よりかなり悪い財務状態に陥ったかもしれない。逆に、その後の円安局面では、原油価格の暴落に、(偶然にも)救われている感が強い。単純な円安誘導ではなく、為替リスクをヘッジできるような経済構造に変えていくことを、本来政府は考えるべきだ。少なくとも民間企業はそういう感覚で取り組んでいるから、そのギャップは大きくなるばかりのような気がするのである。アベノミクスの化けの皮が本当にはがれ落ちる時は近いかもしれない。

そんなことを考えつつ、今日も終わり。明日は午後から某協会の総会とその関連イベント参加の予定である。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.kazamidori.jp/MT/mt-tb.cgi/3004

コメントする

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、風見鶏が2016年6月16日 23:29に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「紫陽花の季節」です。

次の記事は「梅雨の合間に実家へ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。