今日からESCAR EUROPE 2015コンファレンス。さておき、今日のケルンはお祭り騒ぎ。なにやら仮想パレードとかで、そんな雰囲気の連中が街を埋め尽くしている。
話は戻って、こんな感じでコンファレンスはスタート。去年のハンブルグの倍くらいの参加者になっているのは、それだけ、この分野の注目度が上がっているからだろうか。クライスラーの一件以来、こちらもちょっとお祭りになってるのかもしれない
午前中は、アメリカの信号機システムがヤバいという、以前からの話の続編っぽいやつとか、自動車システムなどのリスクアセスメントモデリングの話(ちょっと複雑化しすぎている感じなのだけど、最近話題のVWで一部実験的にやっているという話)やら、自動車システムのファジングの話とか。自動車の脆弱性をデータベース化しようという、なんとなくJVNの自動車版的な話とか。でも、ディスクロージャーの条件とかが曖昧で、突っ込みの嵐になったり。
昼休み、表に出たらば、祭りはかなり盛り上がっていたり。
午後は、CANの侵入検知的な話が三つ。日本の某社のプレゼン。去年は、たしか、個々のECUが自分になりすました偽ECUの通信を検知して妨害するという話だったのだが、今年は検知用ECUを入れてそれで検知する形になっている。たしかにコストは安上がりなのだが、誤検知をゼロには出来そうにないので、妨害は致命的なトラブルを引き起こしそうな気がするのだけど。残りの2つはアノマリー検知的な話。特に、クラウドにデータを集めてマシンラーニングで異常を検知しようという話はちょっと興味深い。
そんな感じで今日のセッションは終わって、その後交流イベント。郊外の映画・テレビスタジオの見学など。
見学だけでなく、こんな撮影風景を体験できる。出演者もカメラマンもディレクターも全員、参加者が受け持つというワークショップ形式で、なかなか面白い。
そのあと、会場のホテルに戻ってディナーの予定だったのだが、なにやらバスが、先に見学を終えたグループだけを乗せて帰ってしまったとかで、30分以上待たされる羽目になった。結局ディナーはⅠ時間近く遅れ、終わりも約Ⅰ時間遅れ。最後は、ちょっと眠気が出て辛かった。そんな感じで初日は終了。明日も引き続き、終日コンファレンスである。
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