昨日は飲んで帰って、日記を書きかけで寝てしまったので、朝起きてから書いている次第。いいお天気のシンガポールは朝から暑くて、少し外を歩くと汗が噴き出してくる。展示会は10時30分からなので、ゆっくり朝寝して、シャワーを浴び、それからホテルのロビーで朝食を食べて会場にでかけた。
ホテルからチャイナタウンまで歩いて5分ほど。地下鉄のダウンタウンラインで、ベイフロント駅まで10分もかからない。駅を出れば、サンズのコンベンションセンターは目の前。と、駅のエスカレーターでふと前の足下を見たら、これはどう見てもホテルのスリッパである。気づかずにはいてきたのか、それとも気にせずはいているのか・・。面白い光景なので、思わず撮影してしまった。
さて、RSAコンファレンスの展示会場はこじんまりとしていいるが、なかなかの盛況。やはり、昨今の情勢を受けて、各社とも Threat Intelligence に力が入っている。さらに、これらをSIEMに連携させたり、SDNに連動させて隔離までやってしまうといったソリューションも出ていて、やはりこっち方面でのセキュリティバブルは世界的なようである。
今年は、JNSAの有志企業がブースを出していて、こちらもなかなか盛況。
さすがに、午後2時半のコンファレンス開会まで、時間が余ったので、ちょっとあたりを散策。
散策と言っても、結局昨日と同じあたりなので、絵も同じような絵になってしまう。
で、昼飯はモールの地下でこんなもの。ちょっと失敗。麺が粉っぽいし、このドリンクは何かよくわからない、どろっとした感触。
で、ようやくコンファレンス開会。
初日の昨日は基調講演のみ4セッション。テーマは「チェンジ」。まぁ、これも昨今のインシデント連発の情勢を受けた物。最初のRSA社長の講演は、なにやら煽りまくりな内容だったが、それ以外のスピーカーは総じて冷静な話っぷりで、ベンダ色もなく、いい感じだった。
二番目に出てきたトレンドマイクロのCTOの話は、バズワードと化してしまったAPTと標的型攻撃という二つの言葉を再定義しようというもの。内容はなかなかバランスの取れた話だった。もう一度、本来の定義に立ち返って、対策を考えようという話である。
基調講演が終わった後は展示会場の片隅でレセプション。昨年に比べて食い物の質が落ちたような気がする。まぁ、午後4時からのレセプションなので、みんな、そのあと晩飯に出るからそれでいいのかもしれないが・・・。
で、夜はJNSAな人たちと一緒に、シーフードを食いに行く。
なにやら盛り上がった晩飯だったが、こいつが出てくるとみんな静かになる。
こういう蟹を食うのは、サンフランシスコのRSAの時に行ったクラスタシアン以来かもしれない。手をべたべたにしながら黙々と食べる。
その後、これから飲み直すという連中を見送って、私と数名はホテルに帰る。しかし、なんとなく飲み過ぎ、食い過ぎが止まらない。もう少し節制しないといけないな。
コメントする