今日はからっとしたいいお天気。そろそろ梅雨入りかと思っていたのだが、ちょっとお預けをくらった感じだ。
実家でついた寝坊癖のせいで、昨日、今日と散歩はなし。でもまぁ、今日はちょっと出歩いたので、それなりに歩数は確保した。
あたりの緑もすっかり濃くなって、もう夏の景色。これで梅雨が無かったらとも思うのだけど、それはそれで水不足が心配になるので、適当に降ってあとはさっさと夏になって欲しいと思う次第だ。しかし、某年金機構問題は日に日に騒ぎが拡大している感じがする。ベネッセ事件に続いて、またしてもセキュリティバブル到来・・・という感じなのだが、これまで、そういうことを繰り返しながら、結局、喉元過ぎればなんとやらで、次に大事件が起きるまでは、忘れられてしまうという循環が続いているような気がする。これは、ユーザ側、ベンダ側双方に問題ありということだ。当事者意識を欠いたユーザ側と、それにつけいって、あまり役に立たない「セキュリティ」=「魔除けの壺」を売りつけてきたベンダ側。こういう負のエコシステムを断ち切らない限りは同じ事が続いていきそうな気もする。何か事故があると、必要以上に絞め上げて、結果、現実には回らない「強固なセキュリティ」を作ってしまい、ほとぼりがさめたころにはすっかり破綻してザルに戻っているというシナリオである。そろそろそういう繰り返しは卒業しないといけないのだが・・・。5年後の一大イベントに際して、お城は守れても、城下町が焼け野原になっては本末転倒である。それこそ、国の威信失墜にちがいない。一般企業の意識を含めて根本から変えることが出来るかどうかが鍵のような気がしている。5年後に悪夢を見ないために、急いで手を打つ必要があるだろう。
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