今朝は、7時半くらいにホテルをチェックアウトして空港に向かった。今朝のアトランタはちょっと雲行きが怪しくて、ぽつりぽつりと雨が落ちてくる天気。まぁ、地下鉄に乗ってしまえば濡れることはない。
で、空港に着いて、チェックイン。セキュリティチェックは、TSA Pre✔の列も結構混んでいて、少し時間を食った。で、ラウンジに入って外を見たら、なにやら荒れ模様。雷が鳴っている。
飛ぶのかな・・・と心配になったが、さすが全米一のトラフィックを誇る大空港。そこはなんともなかったのだが、搭乗便がなにやら書類不備でべた遅れ。一旦、ドアを閉めてブリッジが離れたのだけど、いつまでたっても動かない。機長がアナウンスで、ペーパーワークが必要なのでもう少し遅れるよとアナウンスしてから、またしばらくたって、外を見たらボーディングブリッジのオペレーターのおばさんが、なにやら紙切れを持って立っている。窓越しにパイロットとなにやら話をしていたと思ったら、いきなりブリッジを動かして操縦席に横付け。書類を渡すという荒技をやってくれた。なかなか珍しい光景を見ることができた。
しかし、遅れはそれで終わらなかった・・。やっと誘導路に出て、滑走路へ・・・というところで、今度はどうやら地上管制がミスって滑走路の離陸待ちの行列を二方向から作ってしまったようで、離陸渋滞が発生。結局、飛んだのは予定から1時間半遅れだった。JFKでの乗り継ぎに余裕があってよかった。
NYエリアはいいお天気。とりあえず、ラウンジに寄ってビールを一杯飲んでからゲートへ。成田行きは747の最前席。早めに搭乗してウエルカムドリンクのシャンパンを飲みながら時間を潰す。しかし、ここでもちょっとトラブル。ドアが閉まってブリッジが離れた後、またいつまでたっても動かない・・・。今度は、どうやらドアが閉まったランプがつかないらしく、メカニックを呼んでの修理とあいなった。しかし、機長はきちんと状況を放送してくれたのだが、日本語のアナウンスがいいかげん。ただいま荷物の最終調整中・・・嘘つけ!である。まぁ、観光客は不安がるかもしれないが、状況を正しく説明する責任はあるはず。これは、フィードバックに書いておく。遅れは15分くらいですんで、無事ゲートを離れた。
若干の離陸待ちはあったが、無事エアボーン。一路進路を北に取る。帰りの機内食はあらかじめ和食をリクエストしてあったのだが、今回はハズレ。飯はぱさぱさだし、料理の味もいまひとつ。帰国便は出発地の業者に依存するとは思うのだが、これは、これまでの中で最悪だった。西海岸やミネアポリス、デトロイト発の便は日本発には及ばないものの、ここまで悪くない。これも、フィードバックに書いておくことにする。
今回のルートは、かなり北寄り。ハドソン湾をかすめて北極海に出て、アラスカの上を通ってシベリアに降りる、米国便としては最も北寄りのコース。こんな氷の海とかを眼下に飛ぶ。
帰りの機内、向かいの1A席がちょっと変な奴。見た目、映画に出てくる魔法使いか仙人かという風貌。こいつが、窓の日よけを全開にするので、高緯度ではまともに日光を食らうわけで・・。何度か、アテンダントに注意されて閉めるのだが、またしばらくすると明けてしまう。おまけに、落ち着かず、席を立ったり座ったり、アテンダントを呼んで酒や食い物を持ってこさせて食い散らかすわ・・・。まったく困った物である。シベリアを突っ切ったあたりでようやく寝てくれたのだが、今度は大イビキやら寝言やら・・。こっちはヘッドホンで防御しているのだが、周囲はたまったもんじゃない。困った奴もいるもんだ。
今回のコースはこんな感じで、地図の真上から日本に降りてきたような感じである。北海道を縦断して、本州に入って北海道便と同じようなコースで南下する。そろそろ夕方だが、ちょっと天気はいまひとつで、雲に突っ込んでは時々揺れる。
着陸前、ふと見たら雲間に富士山が頭だけだしている。
成田には5時半前の到着。入国は自動化ゲートを待ちなしで通過。今回は指紋も一発で読んでくれた。N'exは30分ほど待ったが、順調にもうすぐ東京駅に着くところだ。しかし、N'exの座席に座って、思わず無意識にシートベルトを探してしまうというボケをかました。時差ぼけということにしておこう。で、車内からiPhoneのLTEでアクセスしているのだが、このブログの画像のアップがやたらと速いことに気がついた。成田のトンネル内でも通信が切れない。ようやくプラチナバンドLTEの恩恵にあずかれたようである。
さて、現在、東京駅停車中で切り離し作業中。8時くらいには家に帰れるかな。
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