というわけで、朝一に空港へ移動。チェックイン後、イミグレで自動化ゲートの登録をして、とりあえず並ばなくていいようになった。まぁ、出国、帰国のスタンプがなくなるのは寂しいが、このペースで高飛びしてると、パスポートの期限(まだ5年ある)までにスタンプ欄が一杯になりそうな気もするから、そのほうがいいかもしれない。
さて、今日はベトナム航空でホーチミンシティ経由、シンガポールまで。とりあえず定刻出発で空の上。朝が早かったので、ちょっとうとうとしていたら、もう食事が出ていた。ちょっと早いかなとも思ったのだが、とりあえず完食する。エコノミー食だが、味は悪くない。
沖縄の南を飛んで台湾をかすめるコース。眼下の台湾とか。
あとはずっと海の上。陽が差し込むのが嫌だったので、右側(北西向き)の窓側にしたのだが、そういえば、北回帰線を越えて赤道近くまで行くのを忘れていた。今の時期、赤道に近づくと太陽は北寄りになるわけで・・・。まぁ、ちょっと陽がさしこんだものの、その次のフライトにくらべればぜんぜんマシだった。
機体はちょっと古い感じの777-200ERで、機内装備もちょっと年代物。たぶんどこかのお古なんだろう。でも、中は案外綺麗だ。USB電源がないのがちょっと残念。(笑)そんなことをしている間にベトナムはホーチミンシティに到着。スポット到着だったのでバスでターミナルまで行くのだが、外に出たとたんに、まとわりつくような熱気が押し寄せた。
ホーチミンシティは、昔の南ベトナムの首都、サイゴンである。空港コードは今もSGNのまま。もうベトナム戦争は昔のことになってしまったのだが、僕らの年代はまだ、サイゴンという名前の方がしっくりくる感じだ。ハノイとサイゴン、北と南・・・時間の流れを感じる。
さて、とりあえず、乗り継ぎカウンターで次の搭乗券を貰って出発ゲートへ。乗り継ぎのセキュリティチェックは、バッグから何も出さずにOK。こっちは楽だが、大丈夫か?とちょっと不安になったり。
乗り継ぎ時間がほとんどないので、ラウンジには寄らずに直接ゲートへ。
しかし、なぜかそのしばらく後の風景がこれ。間違い探しじゃないけど、どこかが違う。
ゲートの番号に注目。要するに、機材が遅れて、ゲートが変更になり、ターミナルの端から端まで歩く羽目になった上に、出発は1時間遅れ。やってられんので、ラウンジへ行って、ビールを飲んでふてくされることにした。ラウンジで酔っ払っていたら、こんなキティちゃんジェットが・・・・
そんな感じで一時間遅れでホーチミンを後に。目的地のシンガポールに向かう。このフライトは完全に席の選択を誤った。まともに西日を食らう窓際はかなり辛い。時々、大きな積乱雲が日差しを遮ってくれるとほっとするわけで。
ちなみに、ベトナムからマレー半島の東側を南下するこのコースは、例のマレーシア機が最初に消息を絶ったあたりの空域を飛行する。まだ行方不明のままの飛行機はいったいどうなったんだろうか。撃墜騒ぎで、二重パンチのマレーシア航空。潰れなければいいのだが・・・。
そんなわけで、2時間弱のフライトは、6時過ぎにシンガポール、チャンギ空港に到着。ボールペンを荷物に入れたまま上に上げてしまったので、入国カードは、到着後、イミグレに向かう途中の動く歩道の上で書いた。イミグレはちょっと混雑していたが、審査はまったく無言で質問もなく・・・。そういえば去年はなまりのきつい英語を聞き取るのに難儀したのだが・・・。
とりあえず、MRT(地下鉄)で市内まで出ることにして、去年買ったEZ-LINKカードに少し現金をチャージする。こちらもタッチ式のカードなので便利である。
ホテルの最寄り駅はチャイナタウンなのだが、乗り換えが面倒なので、ちょっと離れたEWラインの駅から歩くことにした。思ったより距離があって、結構汗だくになる。長ズボンは最悪。周囲を見回しても短パン姿ばかりの街。大汗をかきながらホテルに着いた頃には、すっかり日が暮れていた。
ホテルの部屋は結構綺麗だ。部屋が北向きなので景色はいまいちだが、まぁ、贅沢は言うまい。
一瞬、コンファレンスレートでSANDSに泊まろうかと思ったのだが、さすがにこのホテルの倍以上の値段なのでもったいない。そのうち、たんまり稼いだら泊まりに行こう。(笑)
と言うことで、無事シンガポール到着でありました。
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