今日は朝から強風。どうやら関東では春一番となったらしい。昨日、今日と、行方不明になったマレーシア機関連の海外メディアニュースを見て回るのにハマってしまって結構時間をつぶした。今日はそれに加えて、4月から引き受ける予定の仕事先からの相談に乗ってちょっと作業をしたり・・・。結局、そんな感じで一日がつぶれてしまった。
マレーシア機行方不明は世界的なミステリーになりつつある。欧米メディアは、番組や紙面をかなり割いて報道している。日本のメディアに比べるとかなり情報量が多い。ただ、肝心の捜索が進まないため、推測も多くなる。おまけに各メディアがそれぞれに「専門家」をかりだして解説やら意見を出してくる上、それらが微妙に食い違ったりするので、気をつけて見ないとミスリードされてしまうかもしれないなと感じている。ただ、一つ言えるのは、どうやら少なくとも、単純に事故ではなさそうだということ。それは、ACARSと飛ばれる航空機の通信システムが切れたことと関連しているのだが、このシステムの切断は簡単ではないらしい。解説者によって微妙に異なるので実際の所はまだ不確かだが、少なくともコックピットからはスイッチ一個で全部切れるような仕組みではなく、複数の機能や複数のバックアップシステムを一個ずつ切っていくか、床下にある機器室でスイッチを切るしかないとのことなので、少なくともそこにはなんらかの意思が存在していることになる。なんらかのシステム異常はACARSが地上に自動的にレポートするので、故障とかなら記録が残るはずだという。もしくは、一瞬で機体が破壊されるような事故だが、それならもう残骸が発見されているはずだ。飛行経路についても、一部には低空飛行でレーダーをかわしながら山間を抜けて北に向かったという説もあるが、高度に自動化され安全装置が何重にも働く777で山すれすれに飛ぶような低空飛行は現実的ではないとの指摘もある。多くの専門家は、レーダーを避けるならば海上だろうとの意見だ。そもそも、レーダーに本当にひっかかっていなかったのかと疑う向きもある。軍事用レーダーの場合、そのカバー範囲や精度は極秘なので、見つけていたとしてもその事実を明らかにする国は少ないのではないかという話だ。これもまた、陰謀説に近い。そもそも、国籍不明の未確認機がレーダーに写ればスクランブルくらいはかけるだろう。いったい何が真実なのか・・・。乗客の家族にとっては心が安まらない日々が続いている。
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