早いもので、もう3月。春近しのはずだが、数日前のぽかぽか陽気とは一転、昨日からまた気温が急降下して、今夜はまた山沿いで雪の予報。もう大雪にはならないだろうが、めまぐるしい変化は体調悪化のもとである。
故障騒ぎのあと、うちのメインPCは何事もなかったかのように、安定稼働中。ファンの音も静かになって快適そのものである。腹が立つのであまり考えないようにしたいのだが、まぁ、これも気の持ちようで、久々に工作に取り組むきっかけにかったと考えれば一興かもしれない。
さて、今日は朝から雨の一日。ほぼ終日降り続いて、気温も9℃前後と肌寒い。
天気もさることながら、このところ世界情勢も雲行きが怪しい。中東やアフリカもさることながら、目下の火種は黒海沿岸である。最近、急にナショナリズムが各国で台頭しはじめているように感じているのだが、同時に、世界の勢力地図も微妙にかわりつつある。「大戦前夜」という言葉が頭をよぎるのだが、これは私の思い過ごしなんだろうか。冷戦時代、「核戦争=世界滅亡」という、いわば歯止めによってかろうじて食い止められてきた全面戦争だが、軍備の進化によって「核」に頼らずとも戦争はできるという思い違いが生まれてきているように見える。局地的な戦争はどこで始まってもおかしくはない。だが、それが一気に拡大すれば、最後には「切り札」が登場する。通常兵器で劣勢に立たされれば、一発逆転に賭ける誘惑に勝てるほど人類は強くないだろうと思うのだ。キナ臭い空気が立ちこめている。それが、さらにナショナリストを勢いづかせるという悪循環に世界が陥らないことを祈るだけである。
さておき、グルジア紛争の例に漏れず、たぶんまたネットを舞台にした前哨戦があるだろう。そういう意味で、サイバー戦と物理的な戦闘の境目は思われている以上にあいまいなものになっている。サイバー戦が実際の戦闘の引き金を引くという事態も十分ありうると考えておくべきだ。そう言う意味で、国家としての統制が取れていないネット上での勝手な攻防戦が最も危ういだろうと思っている。そうした事態に国際社会がどう向き合うのか、人類の真価が問われそうだ。
ネットといえば、ここ数日、なにやらTCPの5000番ポートへのスキャンが急増している。SANS/ISCとかを見ると先月中旬からこの傾向は出ているようだが、5000/tcp はUPnPで使われるポートだけに、なんとなくいやな感じがする。デフォルトでUPnPパススルーされた家庭用ルータとスマート家電が狙われるなんて悪夢はかんべん願いたいのだが・・・。
なんともお寒い三月である・・・・
(おまけだが・・・)これまで、文章をタイプしている途中で、時々ATOKがIMEに取って代わられるという現象にいらいらしていたのだけど、ようやく原因がわかった。なんと、SHIFT+CTRLでFEPが切り替わるのである。うっかりSHIFTを押す際にCTRLに触ってしまったのが原因らしい。めんどくさい仕様である。
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