このブログは「風見鶏」が、日々気づいたこと、思ったこと、したことを気ままに綴る日記です。2008年9月に旧ブログから引っ越しました。バックアップをご覧ください。

ゲストログインがうまくできないので、コメントを承認制にしました。スパムでないことを確認の上、公開します。判断はあくまで「風見鶏」の主観で行いますので、文句は受け付けません。(笑)承認が遅れることもままあると思いますが、あしからず・・・

システムトラブルのため、2015年以降のブログ画像と2018年5月以降の記事が消失しました。画像は鋭意、新しい物から順次復旧中ですが記事については残念ながら戻せません。残念ですが、あきらめます。

なお、ここに書いていることは、あくまで個人的な思いであり、いかなる組織をも代表、代弁するものではありませんし、無関係ですので念のため。

2014年3月アーカイブ

3月最終日の春爛漫

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・・・ということで、こちらが日記の本体。今日は綺麗な青空で、朝から富士山もくっきり。ちょっと北風で、朝方はひんやりしたものの、昼には気温がどんどん上がって暖かい一日になった。

とりあえず、いつものように散歩しながら、満開になった近所の桜を堪能。少なくともソメイヨシノはどこも完璧に満開になっている。一気にきた感じだ。

公園には色とりどりの桜。このピンクのサトザクラ系も満開。

公園裏の高台にある中学校の校庭の桜も、こんな感じで満開。

北風のせいか、今朝の空は澄んでいて気持ちがいい。

昨日からの強風の残骸が坂道にころがっていた。

まだ少し風は残っているが、それほどきつくないので、桜はもうしばらく持ちそう。でも、次に風が吹いたらそろそろ危なそうだ。

そんなわけで、今朝はとりあえず、散髪に行き、そのあと、ちょっと桜探訪に出かけることにした次第。

伊豆方面・・・とも思ったのだが、もう昼近くになっていて、行っても平日は帰りの特急がなくなる可能性があるので、今日はとりあえず都内の定番巡りにした。で、行ったのが先に書いた浅草あたりと上野方面。

雷門から仲見世を抜けて、それから隅田公園へ行くルート。

で、それから上野に出て、昼飯のあと、上野公園を一巡り。平日にもかかわらず、大量の花見客でいっぱい・・・。

帰りがけにちょっとアメ横あたりを歩いて、上野駅から京浜東北線で戻ってきた。

新子安まで帰ってきて、3時頃。駅前のスーパーで買い物をして、それからまた、ちょっと桜を見ながら帰ってきた。

話はいきなり変わるが、今朝方、BBCとCNNがマレーシア航空機捜索についてにオーストラリア首相の会見を中継していた。現在、捜索はパースの南西で展開されているため、捜索全体のコーディネーションはオーストラリアが行っている。現場には疲労感が漂い始めているようだが、首相はそれを打ち消すかのように、「捜索に期限はもうけない」「このミステリーが解決可能なら、我々はそれを解決する」「コストはかかるが、それは国際社会の一員として負うべきコストである」「これはもはや国際的なインシデントであり、その対応をコーディネーションする責任を負っていることを誇りに思う」などと述べた。政治かくあるべし、と思った名演説である。日本が春を迎える一方、これから冬を迎える南半球では厳しい状況が続いている。一日も早く解決することを願ってやまない。

さくらさくら

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いい天気の今日、満開の桜を見に、ちょっと出かけてみた。浅草界隈と上野公園。とりあえず・・・・




そして、とりあえず帰ってきて駅の近くで・・・・・

そんな、春爛漫な一日でありました。

春の嵐

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今日は、朝から雨風模様。発達中の低気圧通過でかなり荒れた天気になった。昼飯時が一番荒れていたので、結局昼飯は朝の残りのパンですませて、家で風の音を聞きながらごろごろ。気がついたら、いつもまには空は晴れ上がって天気が回復。買い物をかねてちょっと外に出てみる。

まだ桜は咲き始めで、今回の風の影響は最小限で終わったようである。これがもう少し後だったら、一気に散っていたところだが・・・。

この桜は山桜系、これからと言ったところ。今年は、咲く速さが木によってかなり差がある。いつもなら、後に咲くソメイヨシノがもう一部の木では満開になっている。

この川沿いの桜は、あっという間に満開になった。今年は咲くのが速い。そのぶん、散るのも速そうだ。来週半ばには盛大な桜吹雪が見られそう。

そういえば、3月もあと1日。あっという間に今年も1/4が過ぎ去った。桜が散れば季節も一気に進む。うかうかしてはいられない。

でもまぁ、年に一度のいい季節だ。もうしばらく楽しんでもバチはあたるまい。

とりあえず、春爛漫を満喫した今日。朝から気温は17℃、あっという間に20℃越えで一気に春本番の陽気になった。で、先に書いたような桜日和になったわけだが・・・。

そういえば、今朝みつけたロイターの記事。例のTargetクレジットカード漏洩事件で、Targetのセキュリティ検査をしていた会社が訴えられたと言う話をみつけた。今回の攻撃の切り口となった脆弱性に対応できなかったという理由のようだが、いよいよそういう時代になってきたな、という感じである。

ある意味、当然の話でもあるのだが、一方で、これまでユーザの鈍感さにあぐらをかいてきたセキュリティ業界にとっては、晴天の霹靂かもしれない。実際、セキュリティ検査の網羅性はかなり微妙な問題だ。たとえば、脆弱性を見落とした責任は誰にあるのか、という問題をこれまで曖昧にしてきた業界も、そろそろ真剣に考えなければいけないのかもしれない。

そう言う意味では、これは、どちらが責任を持つ、という話でもない。業界は、セキュリティ検査の限界をはっきりと示すべきだし、一方でユーザ側もリスクを負う主体は自分たちであるという点をもっと意識すべきだ。Targetの事例でも、ユーザ側の丸投げ姿勢が明らかになっている一方、請け負った会社もそれにかまけて、対応がいい加減になっていたフシもある。米国にしてその状態だから、そこから数年遅れと言われている日本はどうだろうか、とちょっと気になっている次第だ。

米国流のなんでも訴訟がいいとは思わないが、一方で、それは一種の緊張感をもたらす。もちろん、きわめて高額の賠償金は、大きなビジネスリスクではあるのだが、こうした訴訟の敷居の低さが、企業のモラルを支えている点も否定できない。そういう意味で、我が国のセキュリティビジネスのどれくらいが、米国で生き残れるのだろうと考えると、ちょっと寒いものがあるのも事実だ。

一方で、そうしたセキュリティ企業に仕事をたのむ側の意識も低すぎるように思う。セキュリティについては、最終責任を他者に押しつけることはできない。結局、まわりまわって自分に返ってくるのだから、たとえばアウトソース先の仕事をきちんと評価できるだけの目利きができないと、ユーザ側も何かあった場合のそしりを免れ得ないと思うわけだ。

もちろん、米国のようなきわめて高額の賠償金を課すことは、ビジネスを進めていくという点ではマイナスかもしれない。しかし、そうした中でも米国で新しいビジネスがどんどん育っていることを考えると、そのリスクに見合った利益が得られる環境があるからということも言えるだろう。これは、社会的な選択だと思う。ただ、そうしたリスクが低すぎると、モラルハザードを起こす可能性も否定できない。

たとえば、の話だが、「お前の言い値の倍払うから、もし、何かあったらその倍を返せ」と言われて、仕事を受ける会社がどれくらいあるだろうか、と言う話である。おそらく、日本の会社でそれを受ける会社はまずないだろうと思う。要するに「何か」を定義することもできないし、定義したとして、ユーザを納得させることが出来るとも思えないわけだ。一方、ユーザ側も、言うだけの覚悟がいる。「言い値」をきちんと値踏みできないといけないからだ。残念ながら、これを言える会社も日本にはほとんどないだろう。

そう言う意味で、今の日本には、こうした緊張感が必要なのかなと思った次第である。セキュリティ対策は必須だという認識が広がった・・・と言いながら、実際の意識は10年前と何も変わっていない・・・では困る。そろそろ日本企業も目を覚ますべきではないだろうか・・・と思う次第である。

そんな事を考えながら、晩飯時にちょっと飲んだくれて、まだ少し酔っ払っている。まぁ、週末だしね。とりあえず、今夜はこんな感じで寝てしまおう。

ご近所さくら探訪

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ちょっと出かけたついでに、近所の桜めぐりをしてみた。もう十分お花見ができそうな満開の桜もある。とりあえず、春の気分だけ・・・・・



いよいよ春本番かな。

春らしい一日

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今朝はすっきり晴れて、その分、ちょっと空気はひんやり。でも、日中は気温もどんどん上がって暖かい一日になった。

空が青いと春の花も映える。桜は機によってかなりばらつきがあるが、順調に開花が進んでいる感じ。

とりあえず、散歩しながら色とりどりの花を楽しむ。

とりあえず、天気が回復したので、今朝は、ニセコから持ち帰った洗濯物を処理。それから少し片付けとか書き物とか・・・。

このところ、毎日、CSのCNNやBBCのニュースチャンネルを見ている。これらを含めた欧米メディアは、このところ継続してマレーシア機不明事故を追い続けている。今朝もCNNは、安否がわからない乗客の家族の苦悩を特集していた。墜落したかどうかすらも確定できない状況の中で、悲しむことすらままならない生殺し状態に置かれた家族たちのストレスは相当なものだろう。CNNは、もし米国でこういう状況になれば、その苦痛だけでも、総額数億ドルの訴訟に発展するだろうというコメントを伝えている。各国の軍隊が総出で捜索している状況下で、実際に分かっている情報がすべて流通していないことも十分に考え得るのだが、今は、なんらかのはっきりした証拠が見つかって、方向が定まることを祈るしかなさそうである。こうした状況が日本のメディアでは、僅かしか報道されていないので、海外メディアの報道を見るたびに、世界的な関心事から隔絶されているように感じてしまう。

もうひとつの関心事は、いわずもがなのクリミア問題だが、こちらは膠着状態のまま、既成事実化が進んでいる。どちらも、これ以上のアクションには大きなリスクが伴うため、このままの状態で、最終的な落としどころを探る動きが続きそうな感じだ。どさくさに紛れて花火を上げている某国も困りものだが・・・・。

国内に目を向ければ、年度末でそれどころではない、という声も聞こえてくる。泣いても笑っても、あと1営業日で今年度はおしまいだ。新年度から消費税も上がる。大企業の賃上げはいいのだが、そのコストは必ずどこかにしわ寄せされるので、ダブルパンチになるところが出てこなければいいなと思うのだが。新年度の経済も楽観を許さない。

さておき、この週末くらいで、そろそろ私自身も完全に春夏モードに衣替えしないといけないなと思っている。少し部屋の模様替えでもして気分を変えようか・・・・。

来年度も少々荒れた感じになりそうだが、それはそれで、うまく追い風をつかんで走って行きたい所である。風の読み方を間違えないようにしたいものだと思っている。

昨日から、ちょっとどんよりした天気だが、気温はかなり高め。朝時点でのベランダ気温は15℃もある。とはいえ、こんな天気で一日中気温はほとんど変わらなかったのだけど。

久しぶりに散歩に出てみたら、近所の桜の木も、ちらほらと咲き始めている。このぶんだと、来週には満開になるんだろうな。

裏山の向こうの山桜はもう満開になっている。ちょっと散歩をサボっているあいだに、ずいぶん周囲に花が多くなった。

気温が高い上に湿気が多いので、そろそろ散歩もタオルを持ってでないといけないかもしれない。裏山を越えたあたりで、もう汗が噴き出し始める。

公園脇の河津桜は一足先に葉桜になっている。

公園の花壇は、こんな花が埋め尽くしている。

この花の脇にはチューリップも植えられていた。こちらは桜の後に楽しめるんだろう。公園の桜の木はまだ、こんな感じで小さな花が一輪、二輪咲いているだけ。まぁ、ここも時間の問題。もうしばらくすれば、お花見の人たちも出てくるだろう。

今朝の横浜方面は、こんな感じ。ランドマークはかすんで見えない。

そういえば、以前の定位置に猫たちがいなくなって久しい。今はかわりに、坂を下りた先にこいつが時々いる。

今日は、午前中に耳鼻科の診察で都内の病院へ。花粉症の薬を処方してもらう。天気がいまいちなので、車ででかけたら、結構混雑していた。そろそろ月末に近いからだろうか。診察を終わって、早めの昼飯を食い、それから近くの楽器店に入って、安物のギターを一本買ってきた。いまさら・・・なのだが、DTMで曲作りをしていて、ギターだけがどうしてもいい感じにならない。本物を少しさわってみたら・・・と思っていたのだが、重要な事実を忘れていた。

自分が不器用だという事実である。昔々、少しだけ弾いていたこともあるのだけど、実際に手にしてみると、現実を思い知るわけである。でもまぁ、気長に遊んでみるつもり。当面は、打ち込み時のコード確認用になってしまうのだけど・・・。

午後に帰宅して、それから、昨夜届いた北海道から送ったスキー板などを倉庫に持って行き、それから車に夏タイヤを積み込んでディーラーで6ヶ月点検がてら交換してもらう。これで、とりあえず、スキーシーズンは完全終了。点検待ちの間、ディーラーの近くの、トレッサ横浜で時間つぶし。

車のディーラーも、家電店も、消費増税前の駆け込み狙いで大忙しのようである。需要を先食いしてしまうとどうなるかは、以前の補助金騒動の時にわかっているはずなのだがねぇ。また日本国民の借金総額が増えるんだろう・・・などと、少し斜に構えて見てみる。まぁ、私は当面、大物買いの予定はないので。

さて、先日から進めていた4月以降のお仕事の話がひとつ決まった。埼玉某方面のセキュリティ技術顧問のお仕事なのだが、まぁ、これはどちらかといえば、社会奉仕に近いかもしれない。世の中のお役に立てれば本望である。本格的な稼ぎ仕事はまだこれからだが、とりあえず新年度前に一つ決まったのは幸先がいいわけで。

そんな感じで、春の準備は着々・・・・である。

動作モード変更中

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とりあえず、冬モードは終了。今日から春夏モードで、またちょっと稼ぎにかからないといけない。といいつつも、体内時計の切り替えにはちょっと時間を要しそうではある。そんなわけで、朝の散歩はちょっとパス。

今日は気温も上がって、すっかり春模様。同時に、またマスクがはずせなくなりそうな雰囲気。

午前中は洗濯と、ちょっと昨日受けた相談事の回答作成とか。気温がずいぶん上がって少し風もあるので、洗濯物の乾きは早い。

昼飯買いだしがてらちょっと散歩したのだけど、すっかりあたりは春模様。あとは桜の開花を待つばかりとなっている。

夕方に都内某所でちょっとお仕事関連の打ち合わせと懇親会。まだ具体的な所まではいかないものの、4月以降の枠組み作りはとりあえず、着々と進めている。夏のうちに、逆キリギリス生活の原資を稼がなくてはね。(笑)

そんな感じで、こんな夜景を眺めながら帰ってきた次第。冬モード終了とともに、エンジン始動、暖気運転中。いつ全開にしてもいいように準備は整えておこう。

今朝も快晴で、もう春の陽気のニセコ界隈。

すっかり春スキーモードの花園第2リフト。

ピークに上るという友人たちを先に行かせて、今日はのんびり滑ってシーズンを終えるつもりでゲレンデに出た。

しかし、山頂付近は晴天にもかかわらず、地吹雪が舞う強風。花3も減速運転中。ちょっとK4に乗ったらこの調子でゲレンデにはつむじ風。

K4から一度花3下まで滑って、藤原ゲート待ちをしようともくろんでいたのだが・・・。

滑り降りて、花3乗り場でトイレに寄り、上を見たら藤原が開いた模様。しかし、花3を上がってみたら、K4が強風で停止。既に上がった連中が藤原に抜けるのを指をくわえて見ているハメになる。一本花3を降りて上がってきたら、もうK4は完全停止状態。しかたがないので、ちょっと悔し紛れに花3ゲートから一本降りて今シーズンの締めくくりとなった次第。

で、308に降りて友人たちをのんびりと待つ。花園ベースは風もなく、すっかり春スキーモードになっている。

帰りがけに友人たちと蕎麦屋で昼飯。

そんな感じで今シーズンのスキーは終了。ニセコからはじまり、八方、アスペン、ニセコで終わった今シーズン。回数はともかく、充実度は高かったと思う。

さて、そろそろ帰り支度をしなくては。


追記


午後4時のバスで、ニセコを後に、千歳へ。羊蹄山もまた年末に。

6時半前に千歳着。途中、一本、仕事関係の電話を休憩停車中に処理。そろそろ、お仕事モードに戻らないといけない。買い物をするという友人と別れて、小腹が空いたのでラーメンを食い、5分遅れの搭乗便を待ってラウンジでこれを書いている。さて、そろそろ搭乗。明日からは、春夏モードに切り替えである。

そろそろ春模様

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結局、今朝もいい天気。雪はほとんど降らずで、気温も高め予想の春スキーモード。

とりあえず、花園に車を置いて、ピークに上るという友人たちとK4下で別れて、しばらく下の方をたらたらと滑ってみる。

2時間弱滑って、ちょっと雪模様になってきたので、花園ベースまで降りて308で休憩、というか、もうほとんど上がるつもりでいた。

でも、11時頃になって天気は急回復。戻ってきた友人たちが、藤原ゲートからもう一本行くというので、ついていくことにした。

天気が回復したら、K4リフトはこの有様。シングルリフトなので、並び出すと一気に列が伸びる。

まぁ、それでもスキー最盛期に比べれば・・・・という話なのだが。リフトから見た羊蹄山とか。まだ上の方は雲の中。

昨日と同じで、藤原から延々トラバースして、アンヌプリの北斜面まで。あまり人の来ないあたりなので、まだまだノートラックが残っている。状態は昨日よりもよくて、気持ちよく滑れた。

ただ、この行き帰りのトラバースが私にはちょっと辛い。ずっと足を突っ張った状態が続くのだが、足よりも腰が張って辛くなってしまう。結局、花園ベースに戻った頃には、昨日以上のヘロヘロになってしまった。

とりあえず、ここで昼飯を食って、今日は上がり。宿に戻る頃には、また雲一つ無い青空になって、気温もどんどん上がっている。

今日帰る友人二人をバス停まで送っていきがてらの、羊蹄山。山頂に少し雲を残すのみ。

それから宿に戻って、ちょっと疲れたので昼寝。そのあと、いつものように温泉。今日はかなり渋い感じのお湯。

いい感じで暖まって帰ってきた頃には、すっかり夕暮れ。こんな羊蹄山とか。

今シーズンのナイターは昨日で終わったようで、夕暮れのゲレンデに灯りはない。ちょっと寂しい感じもする。

さて、明日は最終日。私の今シーズンもこれでおしまい。ゲレンデにしばしの別れを惜しんで滑るとしよう。


追記


昼飯をがっつり食い過ぎたので、今夜は遅めの晩飯、というか飲みがてら・・というか・・。遅遅に食いに出ることに。道沿いの雪の壁に、昼間の暖かさでつららが出来ている。これが、車のライトなどを反射してなかなか美しいわけで・・・。

空にはもう西に傾いたオリオンとシリウス。そろそろ冬の終わり。

で、とりあえずこんな感じで飲んだくれ・・・・

(中略)・・・で

今夜はこんなお店でした。

昨日からの雪も、強風に煽られ、結局、積もるほどにはならず。林の中の吹きだまりに僅かな望みをつないで、ゲレンデに出かける。

今日の花園は第3リフトまで動いていたので、とりあえず上まで上がる。何本か花3を滑るがコース外は雪が風で飛ばされて、ガリガリ状態。林の中も多少柔らかいものの、パウダーはなし。ということで、とりあえずコース内を何本か、かっとぶ。

ピークに上るという仲間たちと別れて、一度下まで降りて、下の方の林の中を探索。

手前の入りやすい部分は、ボーダーに固められてガリガリだが、奥の方の林の中は多少柔らかいところが残っている。

このあたりを何本か滑って、疲れたので、もう上がるつもりで花園308で休憩。その後、合流した仲間たちが、藤原ゲートから北斜面に行くというので、結局、もう一度上がってついていくことにした。

北斜面までのトラバースは結構疲れる。片足に体重を預けると腰に来るので、時々山足にのっかってなんとかしのぐ。景色はこんな感じでなかなか絶景。

今日は北斜面を途中まで降りてからジャクソン方面に戻ってくるコース。ここが結構いい雪。ちょっと重いけれど、それなりに深くて楽しい。これは、来て良かった一本。

ただ、帰りも延々トラバースになるので、これで結構体力消耗。

そんな感じで花園まで戻った時にはかなりヘロヘロ。でもまぁ、とりあえずいい一本で、今日はおしまい。

昼飯はアンヌプリスキー場方面のピザ屋さん。

このサイズのピザを3人で3枚。ちょっと食べ過ぎ。

天気はよくなって、すっかり春の陽気。シーズンもそろそろ終了の予感。

今日の温泉は久しぶりの京極温泉。ちょっと遠出。実は、近場の倶知安温泉の駐車場が何かのイベントで一杯だったので、ここまで足をのばした次第。

買い物して、宿に戻った頃には、すっかり暗くなっていた。ナイターの灯りに照らされた雲と空。こんな感じで撮影。

今日の晩飯、というか宴会はここ。宿から歩いて3分なので、移動は楽。食べ物も結構美味しくてリーズナブル。

いいかげんに出来上がって、表へ出たら、ひらふ方面で花火。そういえば、今は連休。こういうイベントもあるんだな。

夕方になって気温はまた下がって、雪もちらついていたのだけど、夜には上がって星空になっている。このぶんだと明日もパウダーは望み薄なので、朝一ゲレンデかっ飛びにかけようか・・・。

日和見日和

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雪が降っていないので、とりあえず気合いが入らない今朝。のんびり構えて、それから花園方面で1時間だけ滑って、あとはお茶にする。

今日あたりから降るかどうかというところだが、今回の雪はどうも道東に偏っているっぽい。まぁ、この時期なので降ったらラッキーだけど。

とりあえず、滑ったと言うか、スキー場に行って帰ってきたという感じで、今日は終了して、昼飯はお蕎麦。

ほとんど滑っていないので、軽めの昼食・・・と蕎麦にしたのだけど、いざ行って見るとちょっとおなかが空いて、天ぷら蕎麦・・それなりに重い。

午後からそこそこ降ったのだけど、風が強くて、たぶんゲレンデの雪は飛ばされてしまうんだろう。林の中には吹きだまりもあるのだろうけど。

いつものように温泉に行く道すがら、所々地吹雪でホワイトアウトしている場所もあるけど、道は黒い。ちょっと残念。

夜はこんなあたりでちょっと贅沢に。

この店に来ると、いつも口車の乗せられて、ワインをどんどん飲んでしまうので、結構高くつくのだけど、その価値は十分にある。一晩くらいはこんな贅沢もいい。

ここからあとは撮影もほとんどせず飲み食い三昧。今日は完璧に摂取カロリー超過。まぁ、これは毎度のことだから、帰ってからまた節制すればいいので。

そんな感じの実質初日。さて、明日はどうなることやら・・・・。

・・・ということで、今日から月曜までニセコに山ごもり。朝8時の千歳行きに搭乗。

この週末にかけて、最後の寒波がきそうなので、もしかしたらいい雪に恵まれるかも、と期待しつつ北海道へ向かう。とりあえず、今朝の千歳は晴れ。気温も高めなのだが、これから一旦崩れた後に寒気が入る予報。

ANAのジャンボ引退後、ポケモンジェットを引き継いでいるのはこの777である。とりあえず、千歳からバスでニセコひらふに向かって、午後1時頃にひらふ到着。こんな羊蹄山の景色は12月以来。

とりあえず、今日の処は、宿に入って温泉と飲み食いで終わる。これは想定どおりなのだが、さて、明日以降、うまく雪が降ってくれるかどうか。とりあえず、終わりよければすべてよし、ということで、いいシーズン最終ツアーを期待している次第。

それにしても、今日はちょっと飲み疲れ気味。早めに寝て明日に期待しよう。

今朝は久しぶりに早起きして散歩に出た。気温は10℃ほどで、それほど寒くは感じない。そろそろ春、そんな感じの朝。

散歩道の途中にあるこの梅の木も満開になっている。

一方、早々と咲いていた公園脇の河津桜は、そろそろ葉が出始めている。

公園もそろそろ春の雰囲気になり始めている。

しばらく散歩をサボっていたので、今日はちょっと気合いを入れて歩いたのだが、幸いにもそれほど身体はナマっていなさそうだ。

そろそろ自分自身の冬モードも終わりにしないといけないのだが、それは来週までお預け。明日から月曜まで、シーズンの締めくくりに、毎年恒例のニセコにこもる予定。週末にかけて一時的に寒さが戻るようなので、うまくいけば粉雪に恵まれるかもしれない。そうなれば、最高のシーズンしめくくりになるのだが。

ロンドンに行く前はつぼみだった、散歩道のモクレンも咲き始めた。

今日は午後から、とあるIT系の勉強会。本業のセキュリティではなく、一般的なIT関係の人たちの集まりなので、また違った視点から最新の技術を見ることが出来る。今日のお題はウエアラブルデバイスとSDN。聞いていて、毎回思うのだけれど、最新のITを知らなければ、そのセキュリティを語ることは難しい。自分のITについての知識を常にアップデートしておく必要があるわけで、こうしたイベントへの参加は、そんなモティベーションを刺激してくれるから楽しい。

さて、明日は朝8時の便で千歳へ飛ぶ。寝坊しないようにしないといけない。

今日は朝から強風。どうやら関東では春一番となったらしい。昨日、今日と、行方不明になったマレーシア機関連の海外メディアニュースを見て回るのにハマってしまって結構時間をつぶした。今日はそれに加えて、4月から引き受ける予定の仕事先からの相談に乗ってちょっと作業をしたり・・・。結局、そんな感じで一日がつぶれてしまった。

マレーシア機行方不明は世界的なミステリーになりつつある。欧米メディアは、番組や紙面をかなり割いて報道している。日本のメディアに比べるとかなり情報量が多い。ただ、肝心の捜索が進まないため、推測も多くなる。おまけに各メディアがそれぞれに「専門家」をかりだして解説やら意見を出してくる上、それらが微妙に食い違ったりするので、気をつけて見ないとミスリードされてしまうかもしれないなと感じている。ただ、一つ言えるのは、どうやら少なくとも、単純に事故ではなさそうだということ。それは、ACARSと飛ばれる航空機の通信システムが切れたことと関連しているのだが、このシステムの切断は簡単ではないらしい。解説者によって微妙に異なるので実際の所はまだ不確かだが、少なくともコックピットからはスイッチ一個で全部切れるような仕組みではなく、複数の機能や複数のバックアップシステムを一個ずつ切っていくか、床下にある機器室でスイッチを切るしかないとのことなので、少なくともそこにはなんらかの意思が存在していることになる。なんらかのシステム異常はACARSが地上に自動的にレポートするので、故障とかなら記録が残るはずだという。もしくは、一瞬で機体が破壊されるような事故だが、それならもう残骸が発見されているはずだ。飛行経路についても、一部には低空飛行でレーダーをかわしながら山間を抜けて北に向かったという説もあるが、高度に自動化され安全装置が何重にも働く777で山すれすれに飛ぶような低空飛行は現実的ではないとの指摘もある。多くの専門家は、レーダーを避けるならば海上だろうとの意見だ。そもそも、レーダーに本当にひっかかっていなかったのかと疑う向きもある。軍事用レーダーの場合、そのカバー範囲や精度は極秘なので、見つけていたとしてもその事実を明らかにする国は少ないのではないかという話だ。これもまた、陰謀説に近い。そもそも、国籍不明の未確認機がレーダーに写ればスクランブルくらいはかけるだろう。いったい何が真実なのか・・・。乗客の家族にとっては心が安まらない日々が続いている。

体内時計不調かも

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時差ぼけはそれほどひとい感じはいないのだけど、いつまでも寝ていられるのは、たぶん体内時計が狂っているせいだろう。今朝も6時に目が覚めて、二度寝したら結局10時過ぎまで寝てしまった。昨夜、ずるすると遅くなで起きてテレビを見てしまったせいなのだが、気をつけないと、寝坊癖が補正出来ないかもしれない。

そんな感じで寝坊したので今日はブランチにして昼飯を抜いた。基本的にはまったりしていたのだけど、去年のアムステルダムの時と同じように、エールフランスのアップグレードオファーを買ってしまったせいで、デルタに行きの分のマイルがついていないので、電話で対応してもらう。去年はAFからデルタに連絡してもらって一件落着させたのだが、今回はAF側との話が難渋。アップグレードがAFの独自体系なので、そのままデルタではマイルを着けられないらしく、もともとの予約クラスの確認が必要・・という所まではわかっているのだけど、今年はAF側がデルタに連絡を入れることを渋ってしまったので、結局、AFから証明を取ってデルタに送ることにした。都度、対応がかわるのはいかがなものだろうか?(>エールフランス)

それ以外は今日もまったり・・・・。今日はそこそこ暖かくなったのだが、ほとんど外へは出ず。ちょっとこれではよくない。明日くらいから、また朝の散歩を復活させたいところだ。

行方不明のマレーシア航空機の捜索が依然として続いている。マレーシア当局は25カ国の協力を仰いで捜索を続けている。操縦士による意図的犯行の可能性からか、機長と副操縦士の自宅をマレーシア当局が家宅捜索したようである。今日は夕方に運輸相などの会見をBBCとCNNが生中継していた。日本のメディアはそう言う意味ではあまり関心を払っていないように思う。昨日の首相会見でも、某Y新聞などは、速報したものの、かなり不正確な記事を流している。日本のニュースメディアの質はこの程度なんだろうかなぁ、とちょっと情けなくなるのだが・・・。

まぁ、そんな感じで今日も暮れたのだが・・・。さて、とりあえず、仕事が入るまでは遊ぼう、と言うことで、来週末はまたニセコに行く予定。とりあえず、これで今シーズンのスキーはおしまい。春になったらまた真面目に稼がないといけない。(笑)でもまぁ、とりあえずは楽しむことを優先しておこう。

昨日の夕方にちょっと早めの成田着。ちょっと心配だったが、昨夜は久しぶりによく眠れて、軽い時差ぼけ感は残るものの比較的回復は早そう。今日はとりあえず休養日ということで、旅の洗濯物を片付けただけで、あとはまったりと過ごした。しかし、昨日横浜に着いて、ロンドンよりもずいぶん寒いのにびっくり。今日も天気はよかったのだけど、気温は低めでセーターの上に上着がないと外出は寒いくらいだった。

そういえば、ロンドン出発前日のちょうど一週間前、行方不明になったマレーシア航空機、今日、マレーシアの首相会見をBBCとCNNがライブで放送していたのだけど、消息を絶ったあと、長時間飛行していたことがほぼ確実になったとのこと。トランスポンダなどの通信機器が意図的に切られた可能性があり、乗っ取り(もしくは乗員による奪取)の可能性が高くなっている。トランスポンダが切れることで、通常、航空管制に使用されている二次レーダーでは情報を捕捉できなくなる上、公海上で、高度を下げればレーダー自体に写らなくなってしまうが、衛星との通信や空軍の一次レーダーに写った機影の解析などから、高度を下げて西に飛行して、マレーシアを横切り、その後北西方向に進路を変えたとのこと。衛星とのコンタクトはその後6時間以上続いていたようで、ずっと飛行していたことを示しているようだ。こうしたことから、現在、南シナ海で行われている捜索は中止し、想定される二つのルート、最後に確認された地点から北と南の2方向、タイ北部からカザフスタンあたりにかけてと、南にインド洋を南下するルート中心の捜索に切り替えるとのことである。なぜ南北に絞れたのかが謎なのだが、もしかしたら複数の静止衛星との通信時の信号強度差などから経度だけはおおまかに割り出せた可能性もある。

バミューダトライアングルの謎みたいな事件は、思わぬ方向に行きそうだが、少なくとも乗員、乗客の家族にとっては一縷の望みをつないだことになる。思うに、これが意図的な奪取ならば、たぶんレーダーを避けるだろうから、低空かつ海上を飛ぶだろうと推測もできるのだが、いつまでも飛び続けられるわけではないし、着陸するにしても、大型機の777が着陸できる場所は限られるから、何を意図しての行為なのかを推測しながら捜索を続けていくしかないかもしれない。マレーシア当局が機長の自宅を捜索しているとのニュースもあるが、それはたぶんそういう可能性を考慮してのことなのだろう。自殺願望とかでなければいいと祈るのみだ。

乗員の異常な行動という意味では、その昔、羽田沖にJALのDC8を逆噴射で落とした機長がいたのだが、病気ならばまだしも、心理的な問題は発見が難しいだろうと思う。乗客にとっては乗員を信頼するしかないので、いずれにせよ、早く真実が明らかになってほしいものだ。

さて、一風呂浴びて寝るとしよう。

昨夜は10時間も寝てしまったのだけど、時差ぼけでは熟睡できるはずもなく、とりあえず朝食後にざっとシャワーを浴びてホテルをチェックアウトした。荷物をホテルに預けてもよかったのだけど、帰りの便利を考えると駅のコインロッカーとかに預けた方がいいと思って、とりあえずビクトリア駅まで荷物を引っ張って歩く。

しかし、どこを探してもコインロッカー的なものは見当たらず、とりあえず、帰り道のパディントンまで行って預けようと思い、地下鉄へ・・。Circle Lineの本数があまりないので、District LineでTower Hillまで行って乗り換えようと思ったのだが、とりあえず時間があるので、Tower Hillで途中下車して、ロンドン塔あたりまで行って見ることにした。

ロンドン塔は、塔と言っても、昔の城塞である。脇にはこんなライオンの像があったりする。石垣には、なにやらこんな銘板がはめ込んであって、女王様ゆかりの場所のようである。

テムズ川沿いはちょっともやがかかってかすんでいる。とりあえず、ちょっとタワーブリッジ方面へ歩いて見るのだが、このあたりの川岸は石畳なので、スーツケースを引っ張って歩くのはかなり辛い。

なので、このあたりの散策は早々に切り上げ、パディントンへ向かうことにする。パディントン駅からヒースロー・エクスプレスという直通電車が出ているので、最終的にこれに乗ろうと思っていたのだが、結局、ここでもコインロッカーは見当たらず。LEFT / LOST BAGGAGEという看板を、落とし物案内所だと思っていたのだが、実は、どうやら荷物の預かりもやっているらしいことがわかったので、とりあえず預けて、駅前で昼飯を食うことにする。ちょっと腹が減っていたので、去年行ったステーキ屋・・・とも思ったのだが、さすがに真っ昼間からステーキもアレなので、とりあえず、脇のお店でフィッシュ&チップスにする。結局、ジャンクな昼飯。

で、時間があるので、近場のハイドパークあたりまで歩いて見ることにした。去年は通過しただけだったので、今回はちょっとのんびり歩いて見ようと思った次第。

この教会は去年も撮ったのだけど、パディントンからハイドパークに抜ける途中にある。この裏手がハイドパークである。

結構人がいるのだけど、だだっ広い公園なので、のどかな雰囲気が漂っている。でも、言葉を聞いていると、歩いている半分以上が観光客のようだ。やはりここも観光地である。大きな池沿いを歩いたのだが、いろんな水鳥がいる。だが、↓これは鳥ではなく犬である。

このパークでは、犬を放してもいいようで、あちこちで犬が遊んでいる。こいつは、いきなり水に飛び込んで遊び始めた。看板によれば、これは反則のようなのだが・・・。

少し歩くとこんな場所もある。故ダイアナ妃を記念した泉らしい。

のんびりと水鳥などを見ながら小一時間歩く。こいつは鴨系だろうか。

なぜか、ピーターパンの像があったりする。

このあたりの鳥は人を恐れない。逆に、誰かが食べ物を持っていると寄ってくる。まぁ、どこぞのトンビと違って、お行儀はいいのだが。

こういう公園にはお約束のリスもいる。

そんなことをして、ちょっと歩き疲れたので、パディントンまで戻ることにする。このあたりは去年見慣れた街角。

荷物は3時間まで、£6,3時間を過ぎると£10になるので、ぎりぎりにピックアップ。それから、ちょっと駅で一休みして、3時25分発のヒースロー・エクスプレスに乗った。空港までは20分もかからない。地下鉄とは大違いなのだが、お値段も大違い。だいたい乗車時間1分£1(=170円くらい)以上だから、結構高い。でも、小一時間かけて地下鉄で行くことを考えればやむを得ないところだ。

こいつは、ヒースローのターミナル123駅とターミナル5にしか行かないので、123駅からターミナル4間では連絡用の電車に乗り換える必要がある。まぁ、これも入れて30分くらいで空港に到着。チェックインはしてあるので、キオスクで搭乗券を印刷したら、めでたくパリ、成田間はアップグレードされていた。これで、らくちんで帰れる。

とりあえず、セキュリティを抜けて、スカイチームラウンジでコロナ2本をあける。ついでにこの画像を編集して、表示用の画像をアップしたところで時間切れ。ゲートに向かってパリ行きに搭乗した。

ちなみに、これはシャルル・ド・ゴール空港のエールフランスラウンジで、フル画像をアップロードしながら書いている。実は乗り継ぎのセキュリティチェックでちょっとドタバタ。アップグレードされていたのは良かったのだが、シートが決まっていなかったため、バーコードが印刷されておらず、結局、一度戻って乗り継ぎカウンターで、搭乗券を発券して貰うことになった次第。まぁ、時間的には余裕だったのだけど、ちょっと一汗かいた。さて、あと1時間ほどで搭乗開始。成田着は14日夕方の予定。とりあえず、帰ります。

今日も(というか、帰ってそのまま寝てしまったので、もう日付は変わっているのだが)e-Crime Congressで一日缶詰だった。

昨日も書いたが、半分以上はスポンサーの人間のプレゼンなので、どうしてもベンダー色が出てしまう。全体セッションの講演は、宣伝色を最小限に抑えたものにする前提ではあるのだが、そもそもテーマが彼らのビジネスに直結しているだけに、その部分を過度に見せようとする傾向は強くなる。とりわけ製品系ベンダのプレゼンはその傾向が強い。もちろん聴く側も、それはわかって聴いているので、オーバーな表現は割愛して、一般的な意味で役に立ちそうな部分と、そのベンダ自体のポジションを掴もうとするわけだ。そういう意味で、ベンダプレゼンを聴くことは(100%宣伝っぽいものを除けば)それなりに意味はあると思う。プレゼンの冒頭で、客観的データ(但し、自分たちに不要な部分はカットされている)をもとに傾向を解説する部分のデータソースに着目しておいて、あとで、その現物を見に行くのもいいと思う。複数の競合製品ベンダのプレゼンから嘘と真実を洗い出すというのも面白い。どちらかと言えば、サービス系ベンダのプレゼンは、自分たちが集めたデータ(たとえば、SOCやセキュリティ診断など)を元に傾向を出してくることが多いので、結構役に立つ。もちろん、特定の脅威を強調しているケースもあるので注意は必要だが。

製品系では、最近、ネットワークでSDNが流行なのに乗っかって、SDxとい名前のセキュリティソリューションも多くなりはじめている。一方で、SDN同様に、各社仕様はそれぞれなので注意が必要だ。こうした仕様は有用だが、インターフェイスが標準化され、互換性が担保されるようになって初めて、使える物になるような気がしている。組織内のLANだけでなく、クラウドも含めて扱えるのが面白いので、今後の動向には注目していきたいところだ。

ベンダ以外の部分で言えば、Minister for Modern Slavery and Organized Crime, Home Office, という長い肩書きの大臣の講演。国会答弁みたいに、原稿を読み上げるような感じだったが、特に、家庭や中小企業といった、自分たちでなかなか有効なサイバー犯罪対策が打てない部分にどう訴求していくかということをひとつのテーマとしているようである。また、捜査機関や民間を含めた情報共有、国際連携といった取り組みについてもその重要性を強調する内容。政策的には、ヨーロッパよりも米国に近い印象を受けた。

ユーザー系の講演では、何人かのCISOが演壇に立ったが、企業文化が米国などに比べると保守的なせいか、なかなか苦労している印象を受ける。ただ、彼らも総じて、「ビジネスとして必要なITの新しい技術を使う前提でどのようにリスクを下げていけるか」という視点に立っている。今の時代「ダメ、ダメ」というセキュリティ屋ではビジネスの役に立たないというのは世界的な常識になってきているのだろう。そろそろ日本でも新技術で後手に回るセキュリティ屋には失格の烙印を押すことが必要になっているかもしれない。もちろん、経営層もそれにみあったリソースを割り振る責任を負うことは言うまでも無い。

このイベントは一人の講演時間が30分程度と短いのだが、尻切れになる講演は少なかった。時間にみあったテーマをうまくこなしている印象。講演時間不足が顕著なRSAなどとはちょっと違った雰囲気である。5分間のLTでも、重要な内容を伝えられるのと同様に、話す内容と話し方を工夫すれば、短時間でポイントを絞って内容のある話が出来るということだろう。コンファレンスですべてを学んで帰るというのは不可能だ。むしろ、エッセンスを持ち帰って、必要な部分はそれを切り口にして、自分で深掘りしていくのが正しいやりかただろうと思っている。逆に、話し手はリファレンスなどをきちんと用意して、聞き手がその話に自分で肉付けをできるように配慮すべきだろう。

一日缶詰は結構つかれるのだが、どうにか二日間を終え、今回の主目的は果たすことができた。

さすがに疲れたので、結局晩飯も食わずに宿で朝の4時まで寝てしまい、それからこれを書いている。今日は夕方の便でロンドンを離れる予定なので、昼間はまた少し市内を歩いてみようと思っている。

今日から、e-Crime and Information Security Congressに参加。今朝は、その前に早朝から、CSAジャパンの理事会にSkypeで参加とかして、それから会場に向かう。途中の風景はこんな感じ。

イベントは米国あたりの大規模なものに比べれば、いくぶんこじんまりとした感じだが、それなりに面白い。ジェネラルな立場のプレゼンとスポンサーのプレゼンのコントラストはちょっと微妙だが、どうにかベンダ寄りに倒れずに残っている感じが悪くない。

面白いなと思ったのが、某捜査機関の人がCyber Crimeではなく、Cyber Enabled Crime という表現を使っていたこと。とかく、サイバー犯罪を特別扱いする傾向の中にあって、犯罪のサイバー化という視点から捜査機関側の人間が捉えているという意味合いは大きいと思う。つまりは、犯罪の道具としてITが使われているという意味合いで、この言葉は大きな意味を持つだろうと思うのである。

ベンダプレゼンとの落差という意味合いでは、某「次世代FW」ベンダが、いまだにAPTの意味合いを語っていたのにはちょっと唖然とした。このベンダは2年前とプレゼン内容が変わっていない。ヨーロッパが遅れているのか、このベンダ自体が進歩していないのか・・・・。ちょっと考えさせられる。

POSマルウエアのセッションは、大入り満員御礼。旬なネタだけに、聴衆の興味も大きいようだ。しかし、HWベースのスキミングではなく、POSレジのソフトウエアに入り込んで、メモリ上のカード情報を持って行かれると、利用者は気づきようがない。イギリスでは、最近はICチップベースの処理が主体なので、リスクは比較的低いのだが、いまだ磁気ストライプの情報を使っている米国あたりでは、深刻な問題だろう。

DHLのプレゼンでは、彼らのサプライチェインを含めた情報管理の考え方を聞いた。日本の企業は、委託先に渡す情報の選別と管理を中心に考えることが多いのだが、彼らは、委託元から受け取る情報も選別していて、不要な情報は一切受け取らないポリシーだとのこと。一見あたりまえに思えるが、案外実行されていないことが多いかもしれないなと思った。

今日はイベント終了後、現地の知人やその友人たちとちょっと飲みながらお話をした。こうして日本から来る人間と、現地で暮らしている人との感覚や思いの違いは興味深い。それぞれに発見があるから、日本に暮らす若者はどんどん外に出て欲しいし、外を見てきた人たちは日本に戻ってその感覚をフィードバックするという循環が、これからの日本には必要だろうと思った次第。そういえば、ロンドンで最も古いパブのひとつに連れて行ってもらったのだが、写真を撮り忘れてしまった・・・。残念。

そんな感じで初日は終了。明日も一日コンファレンス缶詰の予定である。

今朝のロンドンは快晴。とりあえず今日は時差調整日なので、すこし歩いてみることにする。

まずは、ちょっとビクトリア駅方面に歩いて様子見。

町並みに趣があっていい感じだ。ここからちょっと戻って、テムズ川沿いに出てみる。

この橋を渡って、向こう側の川岸。こんな感じで、テムズ・パスという遊歩道が続いている。

ここから川沿いを鳥とか景色を見ながら歩いてみることにする。

ぼちぼち歩いて、ビッグベンのあたり。ちょうど、10時の鐘の音を聞きながら歩く。

この橋をくぐると、ロンドン新名所の観覧車「ロンドン・アイ」がある。

去年来た時は結構混雑していて諦めたのだけど、今日は朝のうちで、比較的空いていた。なんとかと煙のたぐいとしては、乗らない手は無いわけで・・・・。

チケットと一緒に、こんな案内図を買う。

ちょっとかすんだ感じだが、なかなかいい景色で、高所好きとしては満足。

20分くらいで一周。とりあえず、これが全景。

セットでテムズ川クルーズを買ったので、そのあと船でタワーブリッジまで往復。

大戦中の軍艦、今は博物館になっている。バックに西欧一高いビル「ザ・シャード」。

ロンドンブリッジをくぐって、戻ってくる。引き潮時間帯で結構流れが速いテムズ川。このあたりでちょっと天気が悪化。降るほどではないが、空がどんよりして、肌寒い感じになってきた。少し早足で歩いて体を温める。

お昼は川沿いを少しあるいたあたりで、フィッシュ・アンド・チップス。我慢できずにちょっと一杯・・・。

ちょっと食い過ぎたので、腹ごなしがてら、結局、船で行ったあたりまで歩いてしまうことに・・・・。もうかなり潮が引いているのがよくわかる川岸とか、橋の橋脚。

こんな、新旧対比。大聖堂と超高層ビル。

ロンドンブリッジ駅あたりを通って、結局タワーブリッジの向こう側まで歩いた。

タワーブリッジの向こう側は、こんなハリポタあたりに出てきそうな町並。

ちなみに、タワーブリッジの上は普通の道路である。

で、そろそろ疲れたので地下鉄で帰ろうと駅を探したのだが、結局、またロンドンブリッジ駅まで戻ることになった。時間はもう3時頃、6時間出歩くとちょっと疲れてくる。とりあえず地下鉄でホテルまで帰ることにした。

ホテルに戻って、一休み・・・がしばし熟睡してしまい、夜になってしまった。さて、あまり腹も減っていないのだけど、晩飯はどうしようか・・・・。

明日、明後日は終日、コンファレンスの予定である。

とりあえず、今朝は朝飯をかきこんで、8時前に家を出た。8時半のN'exは久しぶり。とりあえず、いつものようにこんなあたりで一枚。

昼過ぎのエールフランス、パリ行きでパリ経由ロンドンまで。パリ便はA380なので、こんな感じで機外カメラの映像が見られる。デジカメとか、フライトモードのスマホなどが常時使用可能になったので、こんな絵も撮れるわけで。

カメラは先頭、尾翼の上、機体の下の3ヶ所ある。今回は全部動いていたので適当に切り替えて見ていたのだけど、尾翼の上のカメラはレンズが汚れていていまいち。こんな機内食などを食いながら、12時間ちょっとのフライト。

AFの機内食は和食を除いてなかなか美味しい。(AFに乗るときは和食系は選択しないことにしている)前半はちょっと寝て、後半は書き物などしながら起きていた。そんな間に飛行機はシベリアを飛び越え、スカンジナビア半島の根元を横切ってドイツからフランスへ。夕方のパリに到着。ド・ゴール空港のA380とか。

それから小一時間待ってロンドン・ヒースロー行きに乗り継ぐ。出発間際に入口付近で係とアテンダントがなにやらモメているふう。どうやら機内食の数が違う・・・とかいう話みたいである。出発はそんな感じでちょっと遅れて夕暮れのパリを離陸。

で、ロンドンに飛んできた頃にはとっぷりと日も暮れてなかなか夜景が綺麗。離着陸が混雑しているせいか、何度もロンドン上空で旋回していたので、こんな夜景を堪能。(カメラはちょっとブレてしまうのだけど、実物はなかなかいい感じ)

前回もそうだったが、なぜかAF便はターミナルの端のほうに入るので、やたら長い距離を歩く事になる。今回は入国審査が比較的空いていたので、多少マシだったが、去年は長蛇の列で疲れまくったのを覚えている。

今回の宿はビクトリア駅のエリアなので、空港から地下鉄で市街に向かうことにしたのだが、これはしっかり1時間コースになってしまった。前回は宿がパディントンだったので、直通のヒースローエクスプレスが使えたのだけど、今回はパディントンからだと、結局結構時間がかかってしまうので、最初から地下鉄にした次第。

Google様であらかじめ場所を確認してあったので、地下鉄の駅から迷うことなく宿まで到着。安宿なので部屋は狭いけれど、こぎれいな感じでなかなかいい宿である。

さて、明日は時差調整で一日空けてあるので、ちょっと寝坊してから、あたりを歩いてみようかと・・・。

海を見に行った

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今日は朝から快晴。すっかり寝坊癖がついて今朝も散歩はパス。来週戻ってからの時差ぼけ調整で立て直そうかと思っているのだが・・・。

とりあえず洗濯をして、ちょっと明日の準備をしてから、天気がいいのでちょっと車を走らせた。狩場から横横道路経由で逗子方面。ちょっと海辺で昼飯・・・と思ったのだが、結構遅くなったのと、店がなかったのとで、由比ヶ浜のローソンでサンドイッチを買って海辺で食うことにした。

天気がいいので、結構人が多い。波はあまりないので、ウインドサーファーが目立つ。

風に乗ってトンビが群れでホバリングしている。

のどかだな・・・などと浜辺に腰掛けてサンドイッチをぱくついていたら、いきなり後ろから襲われた。どうやら、このトンビども、人様の食い物を狙っているようである。まったく油断も隙も無い。まぁ、幸いにも持って行かれなくてすんだのだが、このあたりで飯を食うのはちょっと危険である。他にも何人か襲われているのを目撃。トンビに油揚げ・・・とか言われている意味はそういうことなんだろう。

渋滞すると嫌なので、ちょっと一休みして帰ってきた。逗子海岸あたりでも色とりどりのセイルが風をはらんでいる。遠くの方に江ノ島がかすんで見えた。

そういえば、今朝、ブリティッシュアクセントに耳を慣らそうとCSでBBCを見ていたら、いきなり、マレーシア航空機行方不明の一報が飛び込んできた。その時点で日本ではまだ報道されていなかったので驚いた。機種がB777-200だというので、原因が気になるところだ。同じくらいのタイミングでCNNも一報を伝えている。日本のメディアで一報が流れたのは、それから30分くらい後、CSの日テレニュースだった。詳しく見ようとBBCのサイトを見ていたら、今度は、B787の製造中の主翼に亀裂・・・・のニュース。製造元は三菱重工。CNNのサイトにも上がっていたのだが、やはり日本のメディアがこれを報じたのは午後になってからだった。製造プロセスを変更したことが原因のようだが、今飛んでいる機体に影響はない・・・という話。さて、三菱と言えば、MRJも気になるところだが・・・。787はまたちょっと納期遅れが出そうである。炭素繊維複合材は日本のお得意なだけに、インパクトは大きそうだ。バッテリーといい、787については日本受け持ち部分が御難続きの印象。

昔、知り合いの旅行社勤めが「飛行機事故ってなぜか続くよね」と言っていたのを思い出した。そういえば、日本でも小型機が墜落してたな。さて、明日、飛行機に乗るんだが・・・・(苦笑)。まぁ、確率的には交通事故よりずっと低いので、気にはしないのだけどね。ちなみに、明日はAFのAirBus A380だ。ちょっとキナ臭いロシア上空を飛んでパリ経由、ロンドンに向かう予定。

さて、荷造りをしてしまおう・・・。

単に積み重なって大きくなっているだけだ。つまりは、何年も前の問題はいまだ解決したわけでなく、新たな問題がそれらを覆い隠しているだけである。これは情報セキュリティの話。ベンダは世の中が大きく変わったように言うけれど・・・・と、今日の山口英さんの講演の冒頭の言である。

朝からSecurity Daysに出かけてきた。英さんいわく、いろんな製品やサービスが相互につながってサプライチェイン化することで、総合的なサービスがようやく可能になった。なので、全部自前で持たなくても、たとえば中堅企業でもきちんとしたセキュリティを実現できる・・・というのだが。たしかに、そういう面では多層的なサービスを導入できる環境は整っているのだけど、それ以前に、それらのサービスをユーザが使いこなせるか、いや、そもそも、自分たちに合ったサービスを選択できるのか、といったあたりが今度は問題になりそうだ。つまりは、少なくとも、現状がどうで、何が足りないから、どうしよう・・・ということを、自分の問題として考えられる人材がユーザサイドにいないことが、これからのセキュリティにとってより大きな問題になってくるということにほかならない。我々、セキュリティで飯を食っている人間は、ついついこうした一般企業組織の状況を忘れがちになるのだが、ソリューションが高度化、複雑化すればするほど、ユーザ側もそれを使いこなす力が求められるのだと思うのである。

そんな事を考えながら、最初の話を聞き、それから某NWベンダのCTOの講演を来週の耳慣らしがてら英語で聞き、それが終わった時点で会場を離脱した。基本的に、最初の講演以外は全部ベンダプレゼンなので、ちょっと退屈しそうだから。で、ちょっと秋葉に寄ってCDを2枚ほど買って帰ってきた。ニュースを見ていたら、なにやら大阪に超高層ビルがオープンとか。うちのベランダから見えるこのビルも、とうとう首位陥落なのだそうだ。数メートルの差ではあるのだが・・。そう思ってみると、ちょっと寂しそうな横顔に見える。

日曜にロンドンに発つのだけど、某仏エアから、またしても¥36,000ほどでアップグレードという微妙なオファーメールが届いた。そういえば去年のアムステルダム行きでも同じようなメールが来ていたのだけど。まぁ、ゼータクついで・・・と買ってしまうのだが、そのあとで予算総額確認がてらカードの明細をチェックしたら、ポンドの為替レートに愕然・・・。170円台ってのはかなり酷い。コンファレンスフィーだけで、26万にもなってしまった。せいぜいユーロと同じくらい・・・と思い込んでいたのでかなりショックが大きい。付加価値税(VAT)もバカにならないし・・・。だいぶ予算オーバーになってしまうので、帰ってきたら春からちょっと気合いを入れて稼がないといけない。(苦笑)まぁ、稼ぐネタ集めのための投資ではあるのだけど、がんばって回収しよう。夏場に稼いで冬場に遊ぶ、逆キリギリス生活なのだが・・・。

そういえば、都内は午後から雪になったようだ。さっさと撤収してきて正解だったかもしれない。このあたりも、ちょっと不安定な空模様だったが、雪にはならなかった。そしてこんな夕景。

今夜は買ってきたCDと、密林から届いたCDを取り込んで、iPhoneその他のプレイリストを更新した。今日はちょっと休肝日。どうせ、来週は行きの機内から飲んだくれるだろうし・・・・まぁ、気休めに過ぎないことはわかっているのだけど。

さて、一風呂浴びて寝る用意をしよう。

昨日はほぼ終日雨の一日。一夜明けた今朝は快晴だが、気温は急降下。一気に冬に戻った感じである。おまけに北風も強くて体感的にはさらに寒い感じがする。久々に富士山がはっきり見えるのは悪くないのだが、昨日の雨で流れた花粉がまた飛びそうな予感。

今日はいつもの病院へ定期診察。天気はいいのだが冬物のコートを着てちょうどいい感じである。いつものお茶の水界隈。

神田川沿いのこの花は梅だろうか。

帰りは秋葉原まで歩いてみる。途中、こういう鉄分過剰な絵とか・・・・。

帰りにSecurity Daysに寄ろうかとも思ったのだが、基調講演には間に合わず、午後はベンダ講演ばかりなので、とりあえず今日の所はやめにした。ヨドバシで買いたかったCDがなかったので、帰りに横浜に出てみたのだが、そちらでもなく、結局密林に注文する。横浜で昼飯を食い、駅前で薬を買って帰ってきて、あとは書き物とかして過ごす。そういえば、ビットコインがボロボロになって(されて)いる。あの仕組み自体は面白いし、色々な可能性を秘めてはいるのだが、インターネットで流通させる以上、オンラインで狙われるリスクは想定しなければならない。しかも、今回狙われた問題は、もう数年前に指摘されているものだ。取引所側がサボっていたと言われてもしかたがない。こうしたネット上の新しい仕組みが出てくるたびに、その脆弱さを標的にした事件が起きるのだが、そろそろシステムを開発、運用する人たちにも、ちゃんとセキュリティのお勉強をしてもらわないと困る。セキュリティと言っても全部勉強する必要は無い。自分の持ち場で、どこが狙われやすいかということと、それに対する基本的な対策を知っておけば十分である。そこから先は「セキュリティ屋」さんの仕事だろう。鍵のついていない家とか、鍵の壊れた家の中に、窓から見える場所に現金を放置しておいて盗まれたのを、誰のせいにもできないだろうと思う。無意識に犯罪を誘発しやすい環境にしてしまっているのが最もまずいわけだ。少なくとも鍵がかかっていて、家の周囲が整然としていれば、泥棒しようというモティベーションはかなり削がれるだろうと思うのだ。ネット上のサービスも同様である。家に鍵をかけたり整理整頓を心がけるのは、住人の仕事で、警察の仕事ではない。それと同じ事をネット上でも考えないといけない。つまりはネット利用者(サービス提供者を含む)自身が防犯意識を向上させなければならないということなのである。

そんなことをしている間に、今日も夕暮れ。ちょっと運動不足気味なので、裏山から公園にかけての散歩コースのアップダウンを何度か歩いて小一時間の運動。ちょっと朝の散歩をサボっている間に公園脇の河津桜はもう満開になっている。

そういえば、ウクライナ情勢はちょっと膠着状態で、今日は株価も予想外の一段高になったようだ。でも、まだまだ不安定な情勢は続きそう。国内外で、なにやら物騒な事件が頻発しているのもこうした情勢からくる不安心理の反映かもしれない。あまりよろしくない状況だ。

さて、明日はどうしよう・・・。Security Daysは山口英さんの基調講演。午前中の基調講演とパネルくらいは聴きに行こうかな。

さて、一風呂浴びて飯にするか・・・

晴れのち雨

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朝からいいお天気だった今日。このところの寝坊癖が抜けず、7時半起きも、とりあえず散歩には出かけて、裏山を何度かアップダウンして帰ってくる。

散歩道にはいい感じの梅の花。今朝はそれほど寒くもなく、ちょうどいい散歩日和。

今日も昼間はちょっと書き物など。そろそろ本格的に花粉が飛び始めたようで、目がちょっとかゆくなり出した。花は薬と一昨年の手術のおかげかまだほとんど症状が出ていない。そろそろ目薬も追加した方が良さそうである。

そういえば、遠隔操作事件、被告人の保釈を高裁が決定したようだが、またしても検察は抗告したらしい。地裁の決定を覆した高裁の判断は、おそらく最高裁でも覆らないだろうと思うのだが、何故そこまでいこじになるのだろうなと思う反面、いくつか別のシナリオも考えられる。たとえば、彼が犯人だとして、何らかの手段で真犯人を名乗る者をでっちあげるとか、逆に、彼が犯人でないとして、真犯人が捜査攪乱のために、彼の保釈後になんらかのメッセージを出すとか・・・。だが、それが、これまでに提出され、採用された証拠に基づく裁判に直接影響するとも思えない。逆に、それらの「証拠」はそこまで土台の不確かなものだということなのだろうか。証拠隠滅の恐れはない一方で、それが本物かどうかは別として反証が増える可能性はある。しかし、それが保釈に反対する理由ならば、それはちょっとおかしい気がするのだ。とりあえず推移を見守りたい。

夕方にCSAの会合で都内に出かけ、そのあといつものように一杯やって帰ってきたのだが、店を出たら雨になっていた。明日は、日本列島を低気圧がサンドイッチで抜けていく。その後、合体して急速に発達して大荒れになるというから、明日はまた家にこもるしかなさそうだ。その後、また強い寒気が入って一気に寒くなるらしい。日曜から、コンファレンス参加のためロンドンに飛ぶのだが、その前に風邪とかひかないようにしないといけないな。サイバー犯罪系のコンファレンスなのだが、それもさることながら、ヨーロッパの目線から、今のウクライナ情勢がどのように見えているのかもちょっと気になるところである。現地のニュースとかも注視しておきたいところだ。

今日は3月3日。朝方は雨が残ったものの、午前中には晴れ間が見え、午後には快晴となった。それを見越して、今朝は洗濯。このところ、天気が悪くて散歩は文字通り日和っている。

昼飯を買いに出たら、土手の木枝で雀が大騒ぎしている。けっこうやかましい。

今日はちょっと書き物などをしつつ一日過ごす。天気予報によれば、今週半ばから来週にかけては、また寒波がきそうだ。週末は山にでも行くか・・・などと思ったりしている。そろそろスキーシーズンも最終コーナーにさしかかるので。

ウクライナ情勢は予断を許さない。G8各国(除くロシア)はソチでの予備会合を欠席する構えで、これには、あまり事を荒立てたくないはずの日本政府も同調せざるを得なかったようである。実際のところ、今回の動きがロシアの領土や自国の権益に関する姿勢の表れだとすれば、このところの融和ムードに過度の期待を抱けないことは明らかだろう。うまく利用されないように気をつけた方がいい。米国も強硬姿勢を装ってはいるが、歴史的に中南米やキューバに対して行ってきたことを省みるならば、本音では一方的にロシアを非難はできないだろうと思う。結果的に不幸なのは、紛争に巻き込まれる当事者の国民ということになる。国際社会はそこを注視すべきだろう。そういう意味では、EUの動きにも注目したいところだ。

夕方、買い物がてら、少し周囲を散歩した。ちょっと見ない間に、だいぶ梅が開花している。空には、うすっぺらな月。

そういえば、昨日書いたTCP 5000番ポートへのスキャンは、今日は大幅に減った。一過性のものなのか、だとすればその意図が気になる。SANS/ISCのポート別トラフィックの情報がなぜかアクセスできなくなっているのもちょっと気になるのだが・・・。

ともあれ、今日のところは一風呂あびて晩飯にしよう。

早いもので、もう3月。春近しのはずだが、数日前のぽかぽか陽気とは一転、昨日からまた気温が急降下して、今夜はまた山沿いで雪の予報。もう大雪にはならないだろうが、めまぐるしい変化は体調悪化のもとである。

故障騒ぎのあと、うちのメインPCは何事もなかったかのように、安定稼働中。ファンの音も静かになって快適そのものである。腹が立つのであまり考えないようにしたいのだが、まぁ、これも気の持ちようで、久々に工作に取り組むきっかけにかったと考えれば一興かもしれない。

さて、今日は朝から雨の一日。ほぼ終日降り続いて、気温も9℃前後と肌寒い。

天気もさることながら、このところ世界情勢も雲行きが怪しい。中東やアフリカもさることながら、目下の火種は黒海沿岸である。最近、急にナショナリズムが各国で台頭しはじめているように感じているのだが、同時に、世界の勢力地図も微妙にかわりつつある。「大戦前夜」という言葉が頭をよぎるのだが、これは私の思い過ごしなんだろうか。冷戦時代、「核戦争=世界滅亡」という、いわば歯止めによってかろうじて食い止められてきた全面戦争だが、軍備の進化によって「核」に頼らずとも戦争はできるという思い違いが生まれてきているように見える。局地的な戦争はどこで始まってもおかしくはない。だが、それが一気に拡大すれば、最後には「切り札」が登場する。通常兵器で劣勢に立たされれば、一発逆転に賭ける誘惑に勝てるほど人類は強くないだろうと思うのだ。キナ臭い空気が立ちこめている。それが、さらにナショナリストを勢いづかせるという悪循環に世界が陥らないことを祈るだけである。

さておき、グルジア紛争の例に漏れず、たぶんまたネットを舞台にした前哨戦があるだろう。そういう意味で、サイバー戦と物理的な戦闘の境目は思われている以上にあいまいなものになっている。サイバー戦が実際の戦闘の引き金を引くという事態も十分ありうると考えておくべきだ。そう言う意味で、国家としての統制が取れていないネット上での勝手な攻防戦が最も危ういだろうと思っている。そうした事態に国際社会がどう向き合うのか、人類の真価が問われそうだ。

ネットといえば、ここ数日、なにやらTCPの5000番ポートへのスキャンが急増している。SANS/ISCとかを見ると先月中旬からこの傾向は出ているようだが、5000/tcp はUPnPで使われるポートだけに、なんとなくいやな感じがする。デフォルトでUPnPパススルーされた家庭用ルータとスマート家電が狙われるなんて悪夢はかんべん願いたいのだが・・・。

なんともお寒い三月である・・・・


(おまけだが・・・)これまで、文章をタイプしている途中で、時々ATOKがIMEに取って代わられるという現象にいらいらしていたのだけど、ようやく原因がわかった。なんと、SHIFT+CTRLでFEPが切り替わるのである。うっかりSHIFTを押す際にCTRLに触ってしまったのが原因らしい。めんどくさい仕様である。

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