昨夜は10時間も寝てしまったのだけど、時差ぼけでは熟睡できるはずもなく、とりあえず朝食後にざっとシャワーを浴びてホテルをチェックアウトした。荷物をホテルに預けてもよかったのだけど、帰りの便利を考えると駅のコインロッカーとかに預けた方がいいと思って、とりあえずビクトリア駅まで荷物を引っ張って歩く。
しかし、どこを探してもコインロッカー的なものは見当たらず、とりあえず、帰り道のパディントンまで行って預けようと思い、地下鉄へ・・。Circle Lineの本数があまりないので、District LineでTower Hillまで行って乗り換えようと思ったのだが、とりあえず時間があるので、Tower Hillで途中下車して、ロンドン塔あたりまで行って見ることにした。
ロンドン塔は、塔と言っても、昔の城塞である。脇にはこんなライオンの像があったりする。石垣には、なにやらこんな銘板がはめ込んであって、女王様ゆかりの場所のようである。
テムズ川沿いはちょっともやがかかってかすんでいる。とりあえず、ちょっとタワーブリッジ方面へ歩いて見るのだが、このあたりの川岸は石畳なので、スーツケースを引っ張って歩くのはかなり辛い。
なので、このあたりの散策は早々に切り上げ、パディントンへ向かうことにする。パディントン駅からヒースロー・エクスプレスという直通電車が出ているので、最終的にこれに乗ろうと思っていたのだが、結局、ここでもコインロッカーは見当たらず。LEFT / LOST BAGGAGEという看板を、落とし物案内所だと思っていたのだが、実は、どうやら荷物の預かりもやっているらしいことがわかったので、とりあえず預けて、駅前で昼飯を食うことにする。ちょっと腹が減っていたので、去年行ったステーキ屋・・・とも思ったのだが、さすがに真っ昼間からステーキもアレなので、とりあえず、脇のお店でフィッシュ&チップスにする。結局、ジャンクな昼飯。
で、時間があるので、近場のハイドパークあたりまで歩いて見ることにした。去年は通過しただけだったので、今回はちょっとのんびり歩いて見ようと思った次第。
この教会は去年も撮ったのだけど、パディントンからハイドパークに抜ける途中にある。この裏手がハイドパークである。
結構人がいるのだけど、だだっ広い公園なので、のどかな雰囲気が漂っている。でも、言葉を聞いていると、歩いている半分以上が観光客のようだ。やはりここも観光地である。大きな池沿いを歩いたのだが、いろんな水鳥がいる。だが、↓これは鳥ではなく犬である。
このパークでは、犬を放してもいいようで、あちこちで犬が遊んでいる。こいつは、いきなり水に飛び込んで遊び始めた。看板によれば、これは反則のようなのだが・・・。
少し歩くとこんな場所もある。故ダイアナ妃を記念した泉らしい。
のんびりと水鳥などを見ながら小一時間歩く。こいつは鴨系だろうか。
なぜか、ピーターパンの像があったりする。
このあたりの鳥は人を恐れない。逆に、誰かが食べ物を持っていると寄ってくる。まぁ、どこぞのトンビと違って、お行儀はいいのだが。
こういう公園にはお約束のリスもいる。
そんなことをして、ちょっと歩き疲れたので、パディントンまで戻ることにする。このあたりは去年見慣れた街角。
荷物は3時間まで、£6,3時間を過ぎると£10になるので、ぎりぎりにピックアップ。それから、ちょっと駅で一休みして、3時25分発のヒースロー・エクスプレスに乗った。空港までは20分もかからない。地下鉄とは大違いなのだが、お値段も大違い。だいたい乗車時間1分£1(=170円くらい)以上だから、結構高い。でも、小一時間かけて地下鉄で行くことを考えればやむを得ないところだ。
こいつは、ヒースローのターミナル123駅とターミナル5にしか行かないので、123駅からターミナル4間では連絡用の電車に乗り換える必要がある。まぁ、これも入れて30分くらいで空港に到着。チェックインはしてあるので、キオスクで搭乗券を印刷したら、めでたくパリ、成田間はアップグレードされていた。これで、らくちんで帰れる。
とりあえず、セキュリティを抜けて、スカイチームラウンジでコロナ2本をあける。ついでにこの画像を編集して、表示用の画像をアップしたところで時間切れ。ゲートに向かってパリ行きに搭乗した。
ちなみに、これはシャルル・ド・ゴール空港のエールフランスラウンジで、フル画像をアップロードしながら書いている。実は乗り継ぎのセキュリティチェックでちょっとドタバタ。アップグレードされていたのは良かったのだが、シートが決まっていなかったため、バーコードが印刷されておらず、結局、一度戻って乗り継ぎカウンターで、搭乗券を発券して貰うことになった次第。まぁ、時間的には余裕だったのだけど、ちょっと一汗かいた。さて、あと1時間ほどで搭乗開始。成田着は14日夕方の予定。とりあえず、帰ります。