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シカゴ3日目

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今日はコングレスの2日目、シカゴに来て3日目。しかし、時差ぼけはなんだか悪化している。結局、今日は寝坊して、午前中の1セッションをパス。横になると際限なく寝ていられる感じで、これはよくない兆候。とりあえず、気合いを入れて起きて、ランチには間に合うように宿を出た。

ASISのシャトルは一日中走っているので、こういう時は助かる。とりあえず、12時過ぎに会場に到着してランチには間に合った。今日もランチ前に延々と儀式があり、かなり退屈。朝飯を抜いていたので、早く喰いたかったのだけど。

今日の同席者は全員ASISサイドな人たち。やはり彼らもサイバー系は気になっているよう。そもそも展示会に出展されている物理セキュリティ系の製品、たとえばCCTVとか入退室管理みたいなものは、もはや完全にITに依存している。おまけに、ネットワーク化されIP基盤の上で動く上に、最近は無線も流行みたいだから、中途半端な作りだとカモにされかねない。ASISがISC2を巻き込んだのはそういう危惧があるからなんだろうと思う。

飯の後、ちょっと展示会場を見て回る。監視カメラの画像処理、認識技術はかなり高いようで、各社とも、そうした能力の高さを競っている。認識した人を、複数のカメラで引き継いで追いかけるといったことも普通にこなすみたいだ。単純にITと言う意味での技術レベルは、(サイバー系の)セキュリティ製品より高いかもしれない。ただ、そういう意味ではソフトの安全性が気になるのだけれど。

そうやって歩いている間に、また体がだるくなってきた。午後一のセッションはなんとか持ちこたえたものの、合間の展示タイムに会場に行ったら、リフレッシュメントコーナーのコーヒーが切れていた。次のセッションまでの1時間半。休むことも出来ず、しかたがないので、ロビーの床に座り込んで一休み。案の定、最後のセッションは昨日同様に半分記憶が無い・・・。最後のセッションは米国政府系の最近の取り組み状況などに関するもの。米国でもサイバー関連の法律が矢継ぎ早に改定、制定されていて、なかなか現場も変化に追いついていくのが難しいようだ。まぁ、法律が出来てくれれば、それに従わざるを得ないので、民間も含めて取り組みは進む。そういう意味では、日本の政府ももう少し頑張って欲しいところだが、政治家がいまひとつIT音痴なのが気になるところである。米国でも政治家が音頭をとらないと、官僚は動かないようなので。政治家の無知につけこんで、ロクでもないことを吹き込む連中も出てきそうだから、先生方は騙されないように気をつけてほしいものだと思う。

ホテルに帰って、とりあえず食事がてら外に出る。横になったが最後、そのまま寝てしまいそうだったので。

しかし、見つけるレストランは全部肉屋だったりするので、ちょっと困ってしまう。肉屋以外はなんとなく怪しげな店が多い。しかたがないので、今日も肉屋。Ruth's Chrissに入って見る。お得なコースメニューにしたのだけど、やはりサラダは結構なボリューム。

肉は小さめだが、焼きエビが3匹ついてきた。どちらかといえば、エビだけで十分かもしれない。デザートまでついてきたので、今日も食い過ぎである。

そんなわけで、シカゴ3日目も、ちょっとぐだぐだで終わる。今夜は早めに寝て明日は朝のキーノートから聞こう。明日のキーノートはイギリスオーストラリアの元首相ジョン・ハワード氏なので。

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このページは、風見鶏が2013年9月26日 10:14に書いた記事です。

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