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アトランティックシティー

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今日から某ベンダ主催のWWSMCというセキュリティコンファレンスに顔をだしている。昨夜ちょっと雨が降って、海沿いのボードウォークは濡れてている。朝方、ちょっと散歩してから、カジノ横の売店でパンと飲み物を買って、軽く朝飯。それからイベントの会場へ。パケットキャプチャ系の製品ベンダのコンファレンスなので、いわゆるネットワークフォレンジック系の話が多いのだが、こちらも、ネットワーク上のアクティビティーをうまく可視化して、人間が見つけられるようにしようという発想が中心になっている。

上の絵は、AT&Tの人のキーノートから。攻撃トレンドとその主体や目的の変遷を書いたもの。変遷の早さもさることながら、目的の変化もどんどん早くなっているというのは、たしかに実感が持てる。下は某アンチウイルスベンダな人のお話。この話も、前の話もそうだが、見つけにくい攻撃をどのように見えるようにするかという話がどうしても中心となる。結局、頼るべきは人の目や直感なので、それをどう手助けしていくかというのが大きなポイントだろう。

思うに、人の直感というのは機械にはマネができない。たとえ、セキュリティに関して素人でも、見せ方次第では異常に気づくことはできる。もちろん、そこから先は専門的な領域なのだが、こうした気づきを現場のITエンジニアに与えてやることが、セキュリティを守る裾野を広げていくことになるのだろう。最近思っていたことだが、今回、さらに確信が強まった気がする。

やはり、午後はちょっと睡魔と戦う時間帯があったのだけど、来た意味は十分にあったと思う。明日ももう一日、あれこれ聞き込もうと思っている。

今日はなにやらイベントの日らしく、部屋からみていたら、飛行機が4機スモークをたいて飛んでいった。

夕方、海辺のバーでレセプションがあったのだけど、ボードウォークに出てみたら、こんなパレードをやっていた。

で、レセプションはこんなところで・・・。ビキニバー、なので、店のおねーさんは、みんなビキニ姿・・・。それだけでちょっと酔っ払いそうだ。(笑)おぢさん的には目のやり場にちょっと困ってしまうのだが・・・。

会場に行く途中で、東洋系の若いのと話をしたら、CMUの大学院生だとのこと。日本からの参加者も数名、アジア系は中国、韓国・・・。後半は、上海から来たという女子(なかなかの美人)、インド系、韓国系の若い人たちとあれこれお話をしていた。上海女子は日本に留学していたらしい。韓国の若いのも日本に何度か来ていて、どちらも日本語は結構上手。韓国の若いのは、マンガやアニメが好きで日本語を覚えたらしい。これは、外国人の若者が日本語を覚える大きな動機になっているようだ。しかし、アジアの若者たちは元気がある。コミュニケーションもきわめて積極的だ。日本人はこういう場所でも、なんとなく日本人でかたまってしまいがちなのだが、彼らはどんどん話の輪に入っていく。いい感じである。

そんな感じで日が暮れるまで飲み食いして、引き上げてきた。ふと見ると看板の灯りに海鳥が集まっている。

海沿いの夜景は、そこが海沿いであることを忘れれば、ラスベガスみたいな感じである。

さて、そんな感じの一日。今夜はそろそろ寝て、明日に備えよう。

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このページは、風見鶏が2013年6月25日 11:06に書いた記事です。

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