今朝もいいお天気。今回の旅は天気には恵まれたと思う。朝飯を食って、ざっとシャワーを浴び、それからホテルをチェックアウトする。一通り荷物をパッキングしてから、Oysterカード(日本でいえばPASMOみたいなの)が無いことに気がついた。荷物のどこかに紛れたのだろう。もう一度ひっくり返して探したら、キャリーバッグの中に落ちていた。これで、15分ほどロス。
とりあえず、Earls Courtのイベント会場へ急ぐ。今日は朝からCSAのワークショップ。これも、今回来た目的のひとつ。
今回のお題は、Open Certification Framework (OCF)という、CSAが考えているクラウド事業者のセキュリティ認証のための枠組みについて。ちょっと紛らわしいのは、Frameworkといいながらも、CSAがやろうとしているSTAR認証と、一体化していること。3レベルの認証(自己チェック、第三者監査、継続的なモニタリング)という形をフレームワークと称しているのだけれど、これはSTARのロードマップそのものだったりする。一方で、EUをはじめ、様々なところで始まっているクラウド事業者のセキュリティ+ガバナンスの認証制度のためのフレームワークとして使って欲しいということなのだが、そういう意味ではいまいち宣伝不足な気もする。参加者からは、たとえば、ヨーロッパの金融系企業が採用するためには、当局がそれを認めないとダメだよ、という意見が出たのも、ある意味で当然かもしれない。これは日本も同様で、様々なセクターで現実に様々な規制があるのも事実なので、すべてがアメリカ流ではいかないだろうと思う。一方で、こうしたフレームワークをベースに、それぞれの個別のローカルなコントロールを付加して使うのはありだと思っている。
そうすれば、他の国とのやりとりは差分だけですむ。実際、こうした議論はこれからのようで、5月の中旬にシンガポールで開かれるCSA APAC Congressでそういう話も出てきそうである。
とりあえず、今回の目的はこれで果たしたので、昼飯を食ってから、会場のクロークに荷物を預けて、またちょっと市内観光に走った。どこへ行こうかと思ったのだけど、もう一度タワーブリッジ方面へ。
あいかわらず、すごい観光客の数。とりあえず、テムズ川沿いでちょっとゆっくりしてみた。
このあたりの絵は日曜日の焼き直し。本当はこのビルにも上ってみたかったのだけど、そのあたりは、また来た時のお楽しみに残しておこう。
ロンドン塔あたりの空と雲。良い感じなのだが、今日は結構気温が高くて暑い。
さて、まだ少し時間があるので、どうしよう・・・・と思いつつ。ちょっと行ってみたのがこんなところ。我々の年代には、ある意味「聖地」かもしれないあたり。
まぁ、これを見れば、だいたいの人は分かると思うのだけど。
閑静な住宅街っぽいのが意外。学校があって、子供たちや、お母さんたちが談笑する街角。
要するに、こういう場所である。
とりあえず、最後に聖地を巡礼して、今回のロンドンツアーはおしまい。一旦、Earls Courtの展示会場に戻ってクロークに預けた荷物をピックアップして、そのまま地下鉄のピカデリーラインでヒースローへ。持ち込み荷物の中にあれこれガジェットが入っていたのが災いしてか、スクリーニングに回されて、ちょっと時間を食ってしまったものの、とりあえず、ゲート脇のスカイチームラウンジに入る。
ここのラウンジはスカイチームのエアラインの共用なのだが、なかなかいい感じだ。食べ物も飲み物も結構充実している。既に、ビール3本でほろ酔いになっている。まぁ、あとは帰るだけなので・・。
今回は初ロンドン、ヨーロッパは2回目。今年は、ちょっとヨーロッパを攻めたくなっている。あとは帰るだけなのだが、少し余韻を楽しんでいよう。
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