昨夜は成田空港近くのホテルに一泊。とりあえず朝はいつもどおりに5時起床して周辺を散歩。
ここは東関道から空港方面に入ってしばらくのあたり。とりあえず道路沿いを空港方面に向けて少し歩いてみる。
早朝なので車も少ない。まして人などまったくいないこのあたり。歩道も草ボウボウで結構荒れた感じだ。
とりあえず、小一時間歩くつもりで、半分くらいの時間空港方面に歩いて引き返した。
空港との間には小高い丘があって、ここからは見えないのだが、わずかに川沿いからレーダータワーが見える。
そういえば、このあたりの歩道には各県の県鳥をあしらったブロックがはめ込まれている。これは、日本の紹介という意味なんだろうかな。しかし、こんな道を歩く外国人はまずいないだろうが・・・。
これは、私の郷里の鳥。道沿いに花壇と小さな地蔵堂がある。ここで大きな事故とかがあったんだろうか。
そういえば、成田もいわくつきの空港だ。幼心に、テレビで報道される三里塚闘争の映像は今も鮮明に残っている。「国益」の名の下に、この辺鄙な場所に強引に作られた空港。結局のところ、敷地はいまだに虫食い状態で、空港は未完成。最初のボタンを掛け違えたツケは大きいのだが、その責任を負ったやつはだれもいない。
責任といえば、今もテレビでやっているが、福島の原発事故問題。なんとなく、東電だけがメディアも含めてみんなから袋だたきに遭っている印象が強いのだが、これは一種のスケープゴートだろう。ある意味で東電は国の政策、いや政治に乗っかっただけなのかもしれない。もちろん、それにたよって自らの負うべき安全責任をなおざりにした、という意味では強く責められるべきではあるが、そもそも国の政策や原子力にまつわる利権にからんだ政治家や、官僚たちはいったいどこへ逃げてしまったのだろう。私には、成田の今の姿と重なって見える。
さておき、一時間ほどの散歩は終了。ホテル前まで戻ってきて、駐車場のまわりをぐるっと一周。
土手の上に立っているこの像、というかオブジェはなんだろう・・・神にも悪魔にも見える不気味な姿だが。
まぁ、どちらも私にとっては紙一重、という感じもするのだけどね。とりあえず、散歩は終了。
ホテルで朝食バイキングを軽く食べ、シャワーを浴びてからこれを書いている。午後便なので、昼くらいまでに空港に行けば十分なのだが、とりあえず、10時55分のシャトルバスに乗る予定。まだ2時間ほどあるので、のんびりするとしよう。
追記
成田空港にちょっと早めの時間に到着。とりあえず展望デッキで時間をつぶす。展望デッキには、ヒコーキヲタクっぽいおじさんたちが陣取って、あれこれ蘊蓄をかわしながら、写真を撮っている。フジテレビの取材クルーっぽいのもいたのだが、誰か有名人でも入出国するんだろうかな。
このヴァージンアトランティックのA340-600はなかなかいい感じだ。
日曜日とあってか、家族連れも多い。薄曇りだが、比較的いいお天気なので、梅雨の少ない外出チャンスなんだろう。
以前からあったかな、こんな花壇の花。
そういえば、コンコースの動く歩道脇にも花が置かれている。いい感じだ。
ふと見ると、エールフランスのA380が離陸中。そういえば、一昨年、これに乗ってパリ経由でモナコまで行ったっけか。もう1年半以上になる。早いものだ。
写真を見て気づいた人はかなりの航空ヲタクだと思うのだが、実は、この1時間ほどの間に離陸方向が変わっている。今は南向きの離陸。
とりあえずアップグレードリクエストをしてあったのだが、復路便はすぐOKになったのに往路便はダメみたい。ビジネスで予約画面で見るとまだ空席があるので、あとは直前にボランタリーなアップグレードがあるかどうかなんだが・・・。ダメなら、初めてエコノミーコンフォートなる、プレミアムエコノミー席を試すことになる。
まぁ、さておき、とりあえずラウンジで黄金色に染まっている。まだ時間があるので、酔っ払ってしまいそうだが・・・・。では、行ってきます。
搭乗機がゲートに入ってきた。どうにか、アップグレードもできたようだ。これでらくちん旅。あらためて、行ってきます。
追記@デトロイト
さて、デトロイトまで無事到着。フライトはおおむね快適。搭乗機はB747-400、そろそろ年期が入った感じの機種。これは、シートからみて旧NWの機体だ。
とりあえず離陸。しばらく揺れるという予想に反して比較的安定したフライト。
んで、年期が入った・・・という理由がこれ。(^^;)
まぁ、壊れているのは二重窓の内側のプラスチック板なので、安全上は問題なさそうだが、ちょっと冷たい風が入ってくる。あとで、フィードバックに書いておこう。
ちょっと一眠りしているあいだに短い夜が明けてしまい、アラスカ上空。ちょっと窓の日よけを開けてみたら、こんな見事な景色。
朝日を受けた雪山がきれいだ。
大きな氷河が何本も流れている。
この山が氷河の源らしい。
ちょっと書き物をして、また少し寝たらもうデトロイト直前。朝食がもう出た後で、あわててたのんで食ってしまう。デトロイトの天気は薄曇り。今日はめずらしくイミグレもカスタムもガラガラ。デトロイトでこれだけ空いてるのは、初めてだ。
さて、乗り継ぎ便は・・・とみたら1時間半ほど遅れている。5時15分発で7時前にワシントン(レーガン空港)着の予定。まぁ、今日は特に予定がないからいいけどね。とりあえずラウンジでまったりしていよう。
最後の追記@D.C
とりあえずワシントン行きのCRJ900、残念ながらあとわずかのところでアップグレードはならず。まぁ、機体が小さいのでしかたがない。時間も短いので、問題なし。
エコノミーコンフォート席は、かなりレッグルームが広い。こんな感じでゆったりできる。
CRJの座席間隔はただでさえ狭いので、これは助かる。飛んですぐに熟睡。気がついたら既に1時間近く経過していた。とりあえず、もこもこな雲を見ながらのフライト。
DCAに北側からアプローチするコースは安全上の理由からか、街の上は飛ばずに、曲がりくねったポトマック川に沿ってジグザグ飛行するから、なかなかスリリングだ。とりあえず、7時前にはDCA(レーガンナショナル空港)着陸。でも、スケジュールが狂っているのでゲートが埋まっていて、誘導路上でしばらく待ちぼうけになる。荷物受け取りもどこから出てくるのかわからない・・・。まぁ、とりあえず荷物はなんとか無事に受け取れて、シャトルバスでホテルまで。部屋の窓からはこんな光景。五角形の建物と、おなじみの塔とか。
この部屋は夜景もなかなかだ。とりあえず晩飯を食いに出ようとしたのだが、Crystal Cityの外れにあるこのホテルの周囲には何もなし。おまけにホテルのカフェは貸し切り休業中。しかたがないので、バーラウンジで、料理をたのんで食うことにした。まぁ、初日は肉のお約束コース。
さて、今日はこれでおしまい。明日は特に予定もないので、アレクサンドリアあたりにでも行ってみようかな。