サイパン3日目。今日もこれといって予定もなく、ちょっと寝坊してから、昨日買いだしていた朝食をとって、それから海辺を散歩。
今日は月曜日なので、浜辺も人がほとんどいない。このあたりはあまり観光客のいないあたりなので。
浜辺に座ってぼんやりしてたら、地元の人がちらかったゴミを片づけている。話しかけてきたので聞いてみると、このあたりはサイパンでも有数のきれいなビーチなのに、ちらかす輩が多くて困るとのこと。彼は毎朝来て、ちらかったゴミを片づけているのだそうな。そういえば、この週末も、毎晩、地元の連中が下で騒いでいたなと。どこもお行儀の悪い奴らはいるのだな。
すこし、浜辺を歩いてみる。静かで、波の音だけが響いている。これだから、南の島中毒は治らない。半年も来ないと、南の島行きたい病が再発するわけで。
しばらく時間をつぶしてから部屋に戻る。リーフが空の色を映してきれいだ。
今日も昼前にホテルを出て、車で少し走ってみた。島の北東のほうに野鳥保護区になっている小島がある。
今日はあまり鳥の姿は見られなかった。ちょうど、中国人っぽい感じの団体客がバスで来ていたが、しばらくでいなくなって急に静かになった
それから、帰りがけにまた、ちょっと歴史をたどる。バンザイクリフと同じように、追いつめられ日本人が飛び降りたという、スーサイドクリフだ。眼がくらむような崖。ここを飛び下りなければいけなかった人たちの苦悩やいかに。脇に慰霊碑が立つ。しばし黙祷。
こういうことは二度とおこしてはいけないのだ。この島は来るたびにそう感じさせる。
崖の脇にサボテンが花をつけている。しかし、こんなところに落書きをする神経はわからない。とりわけ日本人の名前が書かれているのはちょっと悲しい。
アジサシだろうか、白い鳥が3羽たわむれている。魂は鳥になって、今は自由に空を飛んでいるのだろうか。
今日は空が澄んでいるので、緑もきれいだ。
ここに上ってくる道沿いから島の西側の遠景がきれいに見える。
昼近くになったので、とりあえずホテル方面に帰ることにする。帰りがけに、海岸沿いでちょっと車を停めて海をながめてみる。入港の順番待ちだろうか、船が沖に並んでいる。
ホテルに帰って軽く昼食を取り、それから昼寝。なんだか、熟睡してしまって、気が付いたらもう4時ごろ。外を見ると海側に雲がほとんどない。これは、いいサンセットがみられるかなと期待した。そして、期待通りの夕日。
ビールを飲みながら、しばし夕日に見とれる。ホテルのベランダは特等席だ。
ちなみに、部屋からはこんな感じのオーシャンビュー。
日が暮れて、また西の空に木星と金星がペアで輝きだした。今日は空気が澄んでて星がきれいだ。
今はもう、すっかり暗くなって星が輝きだしている。昨日よりも星が多く見えるのは天気がいいからだろうな。
金星と木星のペアの左上に、すばる、オリオンなど・・・。今夜は星も見飽きない。最終夜、しばし星でも眺めようか。
追記
金星の高度が下がってきたら、星灯りが海に落ちているのに気がついた。それだけ金星が明るいということなんだろう。とりあえず撮影に挑戦。
そして、星空はさらに美しい。
なんだか、帰りたくなくなってきたな。
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