今年はどんな年だっただろうか。普通の一年かと思っていたら、3月の震災と原発事故で様相は一変。日本という国にとっては大きな試練となった。そういう意味では、あまり明るい話題がなかった年ではある。個人的にも、なにかと焦りがつのる一年だったと思う。
昔なら定年という歳、仕事の面でもそろそろ集大成をと思うのだが、そう簡単に前へ進むのをやめられるような性格でもない。年相応などという言葉とは無縁な人生をここまで送ってきたのだし、これからもまだ、それは続くのだと思う。しかし、反面、何かを形にして残せたかといえば、そんなものはあまりない。人生のゴールとして、何かを残していくのか、それともどこまで走れたかで、よしとするのか、それは悩ましいところだ。まぁ、もう少し考えてもいいのかもしれないけど。
2012年はマヤ歴最後の年。でも、平穏な年であってほしいと願わずにはいられない。とはいえ、世の中はますます混沌としていくのだろう。そんな中で自分は何ができるのだろう、と問い続けていくことができれば、と思っている。
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