今日は、この前も日記に書いたように、睡眠時無呼吸症候群検査のため一晩、某病院にお泊まりすることになった。手続きなどもあり、早めに入ったのはいいのだが、単に一晩寝るだけの検査なので、かなり退屈。一応、レントゲンと心電図の検査はあったのだけど、そのあとは何もすることはなく、病院内をうろつくわけにもいかず、ベッドサイドで時間を潰している。夕食が終わったのだけど、消灯までにはまだ3時間ほど、さて、テレビでもみてるしかなさそうだ。
幸いにも、これまで入院というのは、ちょっとした怪我とか検査くらいしかなかったので、長くて3日ほど。今回は一泊のみ。でも、大部屋に入っていると、いろんな患者さんがいる。長期間入ってる人もいて、いつもながら、健康の有り難味を感じるわけだ。
さて、どんな検査だろうと思ったら、早々に体に機器を取り付けられた。胸と腹にベルトを巻いて、呼吸を計りつつ、心拍数と、血中の酸素飽和度とかもはかるらしい。寝る前に、プローブをつけるのだが、今はベルトだけ。ベルトにコントローラとか、センサーユニットがついてランプが点滅してるので、サイバーっぽい雰囲気。
これでもし、症状がひどいようなら、呼吸を助けるような器具を寝る際につけることになるらしい。私の知り合いは喉の手術をしたのだが、そういう話は今のところ出ていないのでほっとしてる。
そういえば、東電が保安院に出した報告書がホームページに上がっていたのだけど、キセノン生成の原因はキュリウムの自発的核分裂だとしている。キュリウムってのは、超ウラン元素の一種。ウラン238とか、プルトニウムあたりが、アルファ線とか中性子を吸収してそれにベータ崩壊とかが組み合わさってできてくる自然界にはない元素だ。原発稼働中にはそれなりの量が生成される上に半減期が結構長いので、たしかにありうるシナリオだ。自発的核分裂の確率も
ウランやプルトニウムより格段に高い。さらに、ホウ素注入後もキセノンが減少しないようなので、連鎖反応よりもこちらの可能性の方が高いようだ。まぁ、謎が解けたのはよかった。
さて、あとは消灯までテレビでも見て過ごそう。
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