でも、決して六本木でオールしたわけじゃないので誤解の無いよう。そういえば、そんな頃もあったなと、少し遠い目をしてみたり。今日は、朝5時起きしたものの、結局、六本木の客先直行を決め込んで二度寝。まぁ、おかげで睡眠不足はちょっと解消。で、出没したのはこんな界隈。
午前中は打ち合わせ、帰りがけに大江戸線を月島で降りて同僚と昼食。会社に戻ってからは、ずっと蒸し暑さと格闘。なんとなく屋外に出て仕事をしたくなってしまう。そろそろ「ウルトラクールビズ」でも考えてくれなイカな。いまからこれだと夏場が思いやられる。
そういえば、あれこれ噂のあったSecurIDは、とうとうリコールらしい。大事を取って・・という説明のようだが、さて、これで信頼を取り戻せるだろうか。しかし、大量に使っている会社は入れ替えも大変だろうに、そのコストはどうなるんだろう、なんて議論も出てきそうだ。
安全の問題は取り扱いを誤ると評判的に致命傷だしなぁ。セキュリティの世界では、これは原発事故に等しいかもしれない。なんとなく福島原発との類似点も感じてしまったりするから不思議だ。
その福島原発の問題について、BBCがこんな記事を書いている。このところのデータの大幅修正について報じた上で、日本でも東電と政府への批判が高まりつつあると書いている。そして、最後のほうにIAEAの調査について触れてある。彼らが入手したドラフトによれば、そもそもの福島原発の津波対策の甘さが指摘されているようだ。沖合に最大級の断層があることがわかっていながら、防潮堤を6mの高さに設定し、実は(ちょっと調べてみたのだけど)原発の土台を元々の丘からかなり掘り下げて作っているようだ。どうやら岩盤までの基礎の長さを縮めたかったらしい。その理由はたぶん表と裏があるのだろう。そして、その甘さの原因として、監督すべき立場にある役所が、原発推進の先鋒である経産省だという点をも指摘している。つまり監督官庁の独立性に疑問を持たれてしまったということだ。さて、この調査報告を受けて霞ヶ関はどう動くのだろう。(ま、永田町はちょっとおいとこう・・・)IAEA閣僚会合の結果は興味深いものになりそうだが。
IAEAのドラフトでも、原発で作業している人たちや周辺住民の健康状態には十分注意を払うべきだとしているようだが、本当に、安全に配慮しながら、一日も早い収束を祈りたいと思う。
そうそう、IPv6デーを前に、DNSからAAAAレコードを削除した私。だって、v6ルータは現在節電停止中の仮想サーバと命運をともにしているので、もう長い間コネクティビティーがなくなっているから。v6デー騒ぎでそれを思い出して削除した次第。さて、いつになったらv6復活できるのだろうなぁ。
さて、今日はそろそろ寝よう。明日も早起き!
後日注: 翌日確認したら、リンクしたBBCの記事は別の物に差し替えられていた。元々の題名は「日本は(放射性物質の)放出量を2倍に修正」という題名で、内容も上に書いたような感じだったのだが、今の題名は「日本は福島原発事故への備えができていなかった」と変えられている。昨日の記事でIAEAの報告書のドラフトで・・・・とあったものが、実は日本政府(の専門家委員会)がIAEAに最近提出したレポートに書かれた内容だったとかわっている。やられた、という感じだが、若干スクープの先走りだったのかもしれない。しかし、URL が同じで内容をがらっと差し替えるとは・・・・やるな、BBC。(苦笑) しかし、帰りの電車で記事を読んでなかったら変わったことに気がつかなかったかもしれない。メディアってこういうことをやるわけね・・・てのは日本だけじゃないってことか。
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