今朝はいいお天気。久々に富士山が見えた。
でも結構風がある。低気圧が北に向かっていて、気圧配置が冬型になりつつある。こんな日は花粉もハンパじゃない。ということで・・・でもないのだけど、都内のかかりつけの病院の耳鼻科へ抗アレルギー剤の追加の処方をもらいに行くことにした。で、行ってみたら今日は休診。はずした・・・ってのはこのことで。仕方がないので秋葉原方面へ。本日の購入物品はハイゲインの地デジアンテナ。小型テレビを増設してからどうも地デジの信号強度が落ちていたこともあり、アンテナをもうちょっとゲインのあるものに換えたわけだ。(ということで、今日もちょっとだけ経済に貢献してしまったのだが・・・)結果、レコーダー2台を経由してつないだTVでの地デジ信号は50dbほどと、まずまずの強度に。反射波でこれだけ拾えれば上等だ。ちなみに、ブースターは回り込みが激しくて、ゲインを上げると逆に見えなくなってしまうので最低レベルにしてある。分配のロスを補うくらいの効果はあるだろうが。
ベランダへのアンテナ設置にちょっと手間取って、疲れたので昼寝。例によって夕方まで寝てしまってもう外はこんな景色に。
今週末は計画停電はないようなので、首都圏もちょっと落ち着いた感じだろうか。住友金属が茨城県ひとつぶんほどの電力を東電に提供するとのこと。ありがたい話だと思う。化石燃料ベースの電力であることは今は問うまい。復興の過程で、原子力も含めて環境・エネルギー対策も見直されるだろうから。我々も出来る範囲での節電を心がけたいところだ。今回の輪番停電のありかたについては、最近なにかと論議が起きている。たしかに、東電には停電地域を決める基準の透明化を望みたい。電力は経済活動にとっても生命線、裏では相当どろどろしたことが起きているのだろうということは想像に難くない。こんな状況下で我田引水的な動きがあるとすれば強く非難されるべきだし、そういう事実があるならば、是非ともメディアが暴いてほしいところだが、それはそれとして、節電に協力しないという理由にはならない。無理をするのではなく、出来る範囲での節電を皆がすれば、停電地域を少しでも減らすことができるだろうし、それが被災地バックアップの要である首都圏の生活や経済活動を守ることに繋がるなら、間接的に被災地の支援にも役立つことになるだろうと思う。
おだやかな夕景を見ながら、被災地に思いをはせざるをえない。私は節電と募金協力くらいしかできないが、まだ支援の手が届いていない地域に、一刻も早く手がさしのべられることを祈っている。
小型テレビを買ってから、夜は早めにベッドで毛布にくるまって、このテレビを見ることが多くなった。寝室を閉め切ると暖房を切ってもそれほど寒くない。電力ピークの時間帯は例の非常用電源も使える。3時間~4時間はテレビと照明をカバーできるので、寝る前に通常電源に戻して、バッテリーを夜のうちに充電する。ちょっとした電力消費の平準化だ。今回の災害で我が家の低消費電力化もまた若干進んだようである。(おカネはかかったけど・・・・)
我が家はさておき、日本全体として、この災害をきっかけに、よりエネルギー効率のいい社会を考えるべきだろうと思う。いまの効率では再生可能なエネルギーだけで消費をまかなうのは難しい。CO2を出さないというだけの理由で、どうしても原子力に頼らざるを得ないのが現実だろう。政府は復興にあたって、東北地方を全国の手本となる高エネルギー効率モデル地域にしてくようなプランを持ってほしいと思う。
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