朝も書いたとおり、今日は一日自宅で仕事。少し調子がよくなかったせいもあるが、どちらかといえば、今やっている調べ物中心の仕事は、なにかと騒々しい昔ながらの大部屋レイアウトの会社よりも自宅のほうがはかどるのもたしか。またどうせ電力事情で時短になる可能性もあるので、ここは通勤時間を節約してみた次第。案の定、今日も早退指令が会社では出たようだ。
天気がいいので、昼間は暖房も切った。少し厚着すれば、午後は日差しが入るので案外暖かい。お昼はちょっと散歩がてら、資材調達。先日作った非常用電源(充電池と車載用インバータの組み合わせ)をグレードアップすべく、近くのオートバックスで軽自動車用バッテリー(34AH)と280W(定格)のインバーターを買ってきた。これはなかなか強力。短時間ならテレビでもOKだが、とりあえず今夜は寝室の照明用に使ってみている。LED電球2個くらいならば一晩は余裕で持ちそう。この連休で加減をみながら、使えそうな電気製品をこちらに入れてみて、消耗具合を確認しようと思う。自然放電補充用のソーラー充電器も買ってきたのだけど、これはほとんど気休め。ある程度減ったら、昼間か深夜の時間帯に充電器で充電するつもり。ちょっとだけエコになるか、それとも充電器やインバーターのロス分でマイナスになるのか・・・かなり微妙ではある。だがピーク時の電力を落とすことはできそうだ。ただ、波形がきれいな正弦波ではないので、使う器具を選ぶから注意が必要。インバーター類の入った機器や、調光装置や温度調節装置、一部の時計など電源周波数に同期するような機器は使えない。夏場の停電で扇風機を回すくらいはできそうだが。(この夏はもしかしたら停電頻発の可能性もあるので、これは重要、冬場は着込めばなんとかなるが、夏場はこの分厚い肉襦袢までは脱げないから・・・(苦笑))
仕事はそこそこ進んで、夕方。会社も時短になったことだし、仕事は適当に切り上げて、夕飯の買い出し。今日の夕景はなんとなく神秘的。天使の羽根、もしくはフェニックス・・・・!?。被災した人々に救いの手をと祈った。
さて、「マスコミ」とひとからげにしてしまうのはちょっと申し訳ないが、しかしお行儀の悪い奴らが目立つ。被災地で我が物顔にのし歩いてインタビューしまくったり、「報道」の腕章をいいことに、制限区域で好き勝手したりという話が、ツイッターあたりでもかなり聞こえてくる。この前も書いたが、「三流」夕刊紙、スポーツ紙の見出しは、無神経きわまりない。平時なら、またか、ですむが、この状況下ではちょっと洒落にならないと思う。少しは世間に気を遣えといいたい。とりあえず、こういう「三流メディア」はおいといても、もう少し、自分たちの報道が少なからず視聴者や読者にストレスをあたえる可能性も考慮してほしいと思う。事実を知ることは必要だが、単なる悲壮感に浸ってしまっては、援助の力をそぐことにもなりかねないから。正直言って、定時ニュース以外の地上波テレビはもうしばらく見たくない。
この大災害に対する日本人の冷静さが世界中のメディアで評価されている中で、一番「冷静さ」を欠いているのが日本のメディアだったら悲しい。これを期に、災害報道のありかたを考えてほしい。特に、民放番組のスポンサー企業は、自分が金を出している番組の質をきちんと見ておくべきだろう。ネガティブ広告にならないように。
さて、これから連休。いつもならスキーにでも行くのだけど、ちょっと神経がまいってきてるので、何も考えずにのんびりすごそうと思っている。
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