昨日はいい天気。真っ青な空が気持ちいい一日になった。洗濯してから昼飯を食いに出かけて、その道すがら。
これなら夜も・・・と思って、このまえ出かけて振られた山中湖方面に再度チャレンジ。東名を御殿場まで走って、降りたらこんな感じ。これは期待がもてる。
富士スピードウエイの脇から三国峠へ。この峠の下り側は富士山と山中湖を望む絶景ポイント。道の脇のスペースを見つけてそこに陣取ることにした。夕暮れの富士山はいい感じだ。
早速、望遠鏡をセットアップ。ちょっと手間取ったけど、極軸をきっちり北極星に合わせて、スタンバイ。ファインダーの調整を間違えて、基準星での調整に四苦八苦。もう一度リセットして、地上の明かりでファインダーを調整しなおして、ようやく調整完了。ちなみに、最近のファインダーは、レーザースポットタイプ。見る角度が多少ずれても位置が合うのがいいのだけど、レーザーの明かりに負ける暗い星には合わせにくいのが難点。そして、とっぷり日が暮れて・・・・
さて、ちょっと撮影してみてから、一旦車の中でチェック。やっぱりフォーカスがかなり狂っていたので、もう一度、木星で調整。ガリレオ衛星がきちんと見える状態に、カメラの液晶の拡大モードで合わせたのだけど、フォーカスの調整はかなりシビア。その後に撮った写真も完璧に、とはいかなかった。ちょっと大きめのwきしょうディスプレイにでもつないだ方がいいかもしれない。とりあえず、こいつが空に上ってきたので餌食にすることにした。
オリオンといえば、これは基本でしょう。ってことで、撮ってみてびっくり。期待以上のできばえかも。
やがて夜も更けて、木星が富士山に沈んでいく。流れ星もいくつか。オリオン座のちょっと上あたりに動かない不思議な光の点滅を見たのだけど、あれは何だったのだろう。人工衛星でもないし・・・。UFOだったんだろうか・・・。写真には写っていなかったのだけど。
人工衛星と言えば、極軸あわせの時に、極軸望遠鏡の中、北極星の脇を人工衛星が飛んでいった。これも珍しいものを見た。
気をよくして、あれこれ撮影。これも基本のアンドロメダ銀河M31。さすがに口径10cmでは腕までは分解出来ないのだけど、広がりはわかる。近くのM32も撮れている。
これは、冬の星の代表格、シリウス。いかに周囲の星に比べて明るいか、よくわかる。かなり露出オーバー
気がついたらもう2時過ぎ。土星がもう少しで上ってくるのだけど・・・・、さすがに徹夜は辛いので撤収。撤収完了は午前3時前。気がつけば、到着から10時間。ほとんど立ちっぱなし。寒さは思い切り着込んでしのいだのだけど、帰りの車の中で腰が結構辛かった。帰宅は午前4時半頃。既に金星が東の空にのぼっている。コレを望遠鏡で見たかったなとちょっと後悔・・・でも、体力的には限界かも。
それから寝て、10時過ぎに起きたのだけど、午後からまた辛くなって昼寝・・・のつもりが夕方まで寝てしまい・・・・。結局、また軽い時差ぼけ状態。おまけに、昨夜の10時間たちっぱがたたって、体が痛い、堅い・・・・。寝ていても体が痛くて熟睡できない。とりあえず、晩飯喰ってワインで体をほぐして・・・・。さて、風呂でも入って、もう一度体をほぐそう。でも、なかなか楽しかった。
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