またしても、この時間(AM2:00 PST)に起きて、ごそごそしている。明日の朝、昼前の便で帰る同僚を空港に送らなくてはいけないのだけど、寝坊したら大変・・・・。私は午後便なので、まだ余裕はあるのだけど。
とりあえず、9時くらいにはホテルを出て同僚を空港出発ロビーで降ろしたあとでガソリンを入れてから車を返しにいこうと思っている。
この10年ほど、こんな仕事をしていて、すでにサンフランシスコには40回くらいは来ていると思うのだけど、今回、改めて思ったこと。こちらの人たちと仕事をする上で、やはり顔を突き合わせての話は必要なのだということだ。昨今、メールや電話会議でいいじゃん、という風潮もあるのだけど、やはり行き違いや勘違いも多いし、その修正には多くの時間を要する。特に、お付き合いを始めた直後は互いに相手のことがわからないから、そういうオーバーヘッドはどうしても大きくなる。今回もそうだし、これまでのうまくいったケースの経験から言えば、最初のうちは、できるだけ顔を見ての会話や議論が、互いの理解を促進し、その後のメールでのやりとりなどでの誤解を少なくしてくれるようだ。
とかく、アメリカ人はビジネスライクだから・・・ということが、まことしやかに言われるのだけど、人間として見たときの彼らは決してロボットでもなければ、バルカン星人(笑)でもない。普通の人間である。だが、相手も同じで、こちらが自分たちと同じ人間だということが、最初はわからない。それが一番の問題なのではないかと、最近思うようになった。今回も、実際にあれこれ議論してみると、相手の性格もだんだんわかってくるし、言い回しとか、誤解を招きやすい形もなんとなくわかってくる。誤解されたら、その場でそれを解消できるし、そのことで、互いに学習できる。このプロセスは、コミュニケーションをとる上で重要だ。もちろん、ビジネスはビジネス。情に流される必要も、流されてもらう必要もないのだけど、互いの人間的な面を含めたバックグラウンドが理解できているのといないのでは、ずいぶん違うなと思う。
今日も、以前別の会社にいて、私の会社と一緒に仕事をしていた人が移った会社に行ってきたのだけど、そういうつながりがどんどんできていくのも楽しい。性格も、バックグラウンドも互いに良く分かっているので話も早い。
あとどれくらいこのような仕事を続けられるのかはわからないが、続けられる限りは続けていきたいと思っている。
おっと、そろそろ寝なきゃ・・・
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