2010年6月アーカイブ

この週末、天気もいまいち、膝のせいで、あまり動き回ることもできず・・・で、土日とも、家でごろごろしていた。まぁ、いい休養にはなったし、膝の痛みも和らいだのだけど、ちょっと気分はめいり気味。やはり、動きが制限されることのストレスはかなり大きいかもしれない。一気に２０年ほど歳を食った気分だ。

まぁ、そろそろ、いい歳なのだから、体にガタがくるのはしかたないとしても、それを理由に自分のペースは落としたくない。だから、ストレスがたまるのだと人には言われるのだけど、まだそういうことを理由にペースダウンしようなどという境地とはほど遠いのが実際だ。とりあえす、必要な手当はして、できるだけ早く、元のペースに戻したい。

去年もあれこれ考えたけど、この考え方はいずれ破綻するのだろう。でも、それはそのときに考えればいいかなと思っている。

明日、午後に入院して明後日、膝の半月板を手術する予定。実際、中を診てみないと処置が決まらないとのことで、翌日から歩けるか、二週間ほど松葉杖になるかはまだ未定。半月板の割れた部分を取ってしまうか、縫合するかでわかれるらしいのだが、縫合できるのだったら、後々のためにはそうしたほうがいいらしいから、松葉杖の可能性のほうが高そうだけど。

・・・ということで、明日は午前中仕事をしてそれから病院へ行く予定。松葉杖になったときのために、レインコートは持って行こう。

東京は・・・というよりも、世界中の大都会はみんなそうなのかもしれないが、なにもかもがせわしなく動いていて、立ち止まることが許されない。みんな少しでも先に行こうとして、それが逆に渋滞を引き起こす。道路の人の流れしかり、仕事もしかり。すこしペースを下げれば、すべてすんなりと流れるのに、焦るから余計に行き詰まる。

最近膝を痛めているのだけど、これまでも何度か足を痛めた時に、常に感じるのがこれだ。たしかに、自分もいつもは、人より少し速く歩いている。ゆっくり歩いている人は煩わしく感じる。自分より速いやつには対抗したくなる。それが東京の日常だし、エキサイティングな街だと感じてきた。

だが、それができなくなった時に、この街への見方は一変する。周囲の人の流れは怖いくらいだ。朝の駅の階段では突き飛ばされそうになる。杖を持って電車に乗ると、前に座っている（特に）オヤジたちは寝たフリをする。まぁ、自分にも多少心当たりがあるのだが、それが普通になってしまっていると、案外自分のしていることに気づかないものだ。

このところ、そんな状態でかなりストレスがたまっているのだが、ちょっと視点を変えて、ゆっくり歩きながら周囲を観察してみるのもいいかなと思い始めた。みんな、自分が毎日どんな顔をして電車に乗っているのか。道を歩いているとき、どれほど怖い顔や疲れた顔をして歩いているのか。

人は自分の鏡だ。この際だから、周囲に写して、自分の日常を振り返ってみようと思う。

とはいえ、こういうストレスがたまる状態を放置するわけにもいかない。さて、今日はこれから膝の治療（手術）の打ち合わせに病院へ行ってくる予定。さっさと治して、またレースに復帰しようか。でも、この経験は忘れないようにしよう。

膝を痛めたことは、前にも書いたのだけど、正確には右膝内側の半月板損傷。下は、ちょっと裏技で入手したMR画像。たしかに、半月板に割れ目がある。見る人が見れば、それなりにボロボロな膝だと思うかもしれないけど、これまでスキーでさんざん痛めた膝だからしかたがない。

MR画像は「気持ち悪い」と不評だったので削除しちゃいましたぁ。

結局、これは手術で治すことになった。関節鏡という内視鏡を使った手術なのだそうだ。２泊３日の入院ですむので、たいした手術ではないから、さっさと夏の間になおしてしまおうと思っている。

そんなこんなで、最近思うように動けず、ちょっとストレスがたまり気味。会社でも少し神経を使って、疲れ気味、てな話を、某病院の定期診察で述べたら、抗うつ剤を増量されてしまった。再発予防のため、ということなのだが、最近、自分でもなんとなく、もやもや感を感じつつあったので、それもいたしかたなないのだろうと思う。あの気分はもう味わいたくないから。

気分転換したいのだけど、これまでのように、あちこち行ったり、歩き回ったりもできない。そもそも、それがストレスの原因なのだけど、この膝ではいたしかたない。そこで、家でできる気分転換を・・・と、ちょっと久々に楽器をさわってみた。もう２０年もののYAMAHA DSR2000というキーボードなのだけど、このまえペダルを買ってきてつけたので、ピアノ風に演奏もできるようになった。少し、昔を思い出しながら弾いていたのだけど、ブランクのせいか、うまく弾けずにこれもストレスがたまりそう。そこで、伴奏部分をPCにやらせて、メロディーだけ・・・・というのをやってみたら結構楽しくなってきた。

実は、学生時代にサークルで、しばらくバンドのアレンジをやっていたことがある。どちらかといえば不器用なので楽器は苦手なのだけど、五線紙上の遊びは得意。ちょっと昔を思い出して、伴奏部をPC上のDTMソフト（Singer Song Writer 6）でアレンジ。最初は、これとキーボードをミックスして遊んでいたのだけど、ついでだからと、DTM側にメロディーパートも入れて完成させてみた。

曲は、昔懐かしい「翼をください」。でも、最近、アニメ「けいおん！」にハマっていて、この劇中歌で使われているロック風アレンジの「翼をください」を聞きなれているので、昔風のアレンジはちょっとダルい。なので、少し、今風な感じで、テンポを速めて軽い感じに仕上げてみることにした。

結局、金曜の夜から今日の午前中までかかって、ひととおり仕上げた。できばえはともかく、なんとなく楽しい時間だったなと。楽器の音の組み立てはちょっとロジカル、音楽そのものは感覚的、つまり右脳と左脳の両方のバランスをとるには、いい作業なのかもしれない。本当は曲も含めてオリジナルを作りたいのだけど、まだちょっとカンを取り戻す必要がありそう。特に、今風のコード進行を、もう少し研究しないといけない。

ともあれ、時々はこんなことで時間を潰すのもいいなと思った。

雨予報が、晴れてしまって、今日の夕暮れはなんとなく夏の宵な雰囲気。膝を痛めてしまってから、動きがままならず、ストレスばかりたまっていて、ちょっとイライラ気味。まぁ、これはとりあえず、治すしかないから、さっさと手術でもなんでもしてしまおうかと思っている次第。とりあえず、いらだつ気持ちをちょっと抑えて、夕暮れを眺めてみた。

綺麗な夕焼けに三日月、ちょっとほっとするひととき。ビールでも・・・と思うのだけど、酔っぱらってコケたら元も子もないのでちょっと自粛した。

このところ、宵の明星、金星も西の空に見えている。下の写真にも写っているのだけど、縮小してしまうと見えなくなってしまう。

そういえば、この星に今２機の探査機が向かっている。（正確に言うと３機、というか２．１機くらいだが）金星探査機「あかつき」とソーラーセイル実証機の「イカロス」そして、一昨日「イカロス」から分離された小型カメラである。JAXAのサイトにこのカメラがとらえたイカロスの画像が公開されている。最近、JAXAは、衛星や探査機を擬人化して、twitterでしゃべらせている。もちろん、これは担当の人が書いているのだけど、なんとなく見ていて、「攻殻機動隊」のタチコマを思い浮かべてしまうのは私だけじゃないはず。なんとなく親しみがわく、というか感情移入気味になってしまうのがおもしろい。ともあれ、ソーラーセイルの実験はこれから。成功を祈りたい。

先週はほんとにバタバタだった。日曜帰りの時差ぼけ状態のまま月曜に突入、CSA Japan Chapterの立ち上げ総会、火曜日は同シンポジウム、水曜日に、出張まとめやらなにやら会社の仕事を押し込んで、木曜日は、JNSAとISFのワークショップ、金曜はJNSAの総会・・・。あまり会社の仕事ができていないばかりでなく、出張の飛行機で長時間曲げていたのが悪かったのか、膝の状態が悪化。

今年の３月くらいから調子が悪くて、一度近所の医者に見てもらって、たまった水を抜いたりしていたのだけど、なかなか改善せず、だんだん悪化。湿布も効かなくなってきたので、いつもの病院の整形外科で見てもらって、MRI検査を受けてみた。結果は、膝の「クッション」が割れていて、「要手術」とのこと。まぁ、このところずっと足を引きずってる状態だったので、さもありなんと納得・・・。やるならさっさとやってしまおうかと。

なんとなく、気分的にも今週はちょっと煮つまり気味。この週末でちょっと気分転換したいところだけど、この膝では動くに動けず、ちょっとストレスたまりぎみ。まぁ、なんか別の気晴らしでも考えよう。

そういえば、ソーラーセイル実証機「イカロス」がセイルの展開とセイルに張った薄膜太陽電池での発電に成功したとのこと。次のステップは、光子圧による加速、減速や軌道変更のテスト。半年くらいをかけて、金星に向けて航行しながら実験を行うとのこと。結果が楽しみだ。

明日は「はやぶさ」の地球帰還が予定されている。故障しながらも、裏技をつかいまくって、なんとか地球まで戻ってきた「はやぶさ」、イカロスの兄貴分が持ち帰った小惑星のカケラの無事回収を祈りたい。がんばってる日本の宇宙開発に乾杯。予算削ったら許さんからな、民主党「仕分け議員」たち！！。

朝９時半ごろに空港到着、同僚をとりあえず降ろして、車のガソリンを入れに行き、それからレンタカーを返して空港へ戻った。

私の場合は、午後便なので、まだカウンターもセキュリティも空いていて、簡単にチェックイン、今はラウンジでまったり。Ｄｅｌｔａの帰りの便はなぜか、いつものＡ３３０（旧ＮＷ）から７６７（これはもともとＤＥＬＴＡの機体で結構ボロい）になっていて、ほぼ満席状態。マイレージアップグレードは確認したけどダメでありました。あとはオーバーブッキング対策の勝手にアップグレード期待なのだけど、そもそも機材が小さくなってるので、ちょっと期待薄かも。往復ともアップグレードできずはちょっと辛い。

そういえば、サンフランもセキュリティチェックに「ストリップ検査」の悪名高い、バックスキャッターＸ線スキャナーが導入されていた。金属探知機と違って、ポケットの中の非金属類まで全部ださなくちゃいけないらしい。まぁ、別に、そんなに自信があるわけじゃないけど（苦笑）あまり気にしないのだけどね。

さて、１０時間ほど窮屈な旅になりそうなので、とりあえずラウンジではまったりとしておこう・・・。では、また日本で・・・

またしても、この時間（AM2:00 PST）に起きて、ごそごそしている。明日の朝、昼前の便で帰る同僚を空港に送らなくてはいけないのだけど、寝坊したら大変・・・・。私は午後便なので、まだ余裕はあるのだけど。

とりあえず、９時くらいにはホテルを出て同僚を空港出発ロビーで降ろしたあとでガソリンを入れてから車を返しにいこうと思っている。

この１０年ほど、こんな仕事をしていて、すでにサンフランシスコには４０回くらいは来ていると思うのだけど、今回、改めて思ったこと。こちらの人たちと仕事をする上で、やはり顔を突き合わせての話は必要なのだということだ。昨今、メールや電話会議でいいじゃん、という風潮もあるのだけど、やはり行き違いや勘違いも多いし、その修正には多くの時間を要する。特に、お付き合いを始めた直後は互いに相手のことがわからないから、そういうオーバーヘッドはどうしても大きくなる。今回もそうだし、これまでのうまくいったケースの経験から言えば、最初のうちは、できるだけ顔を見ての会話や議論が、互いの理解を促進し、その後のメールでのやりとりなどでの誤解を少なくしてくれるようだ。

とかく、アメリカ人はビジネスライクだから・・・ということが、まことしやかに言われるのだけど、人間として見たときの彼らは決してロボットでもなければ、バルカン星人（笑）でもない。普通の人間である。だが、相手も同じで、こちらが自分たちと同じ人間だということが、最初はわからない。それが一番の問題なのではないかと、最近思うようになった。今回も、実際にあれこれ議論してみると、相手の性格もだんだんわかってくるし、言い回しとか、誤解を招きやすい形もなんとなくわかってくる。誤解されたら、その場でそれを解消できるし、そのことで、互いに学習できる。このプロセスは、コミュニケーションをとる上で重要だ。もちろん、ビジネスはビジネス。情に流される必要も、流されてもらう必要もないのだけど、互いの人間的な面を含めたバックグラウンドが理解できているのといないのでは、ずいぶん違うなと思う。

今日も、以前別の会社にいて、私の会社と一緒に仕事をしていた人が移った会社に行ってきたのだけど、そういうつながりがどんどんできていくのも楽しい。性格も、バックグラウンドも互いに良く分かっているので話も早い。

あとどれくらいこのような仕事を続けられるのかはわからないが、続けられる限りは続けていきたいと思っている。

おっと、そろそろ寝なきゃ・・・

ふぅ、とりあえず予定終了。今回は、なかなか充実した内容だったのだけど、あとのまとめが大変。仕事も増えそう・・・・。まぁ、悪い話ではないからいいのだけどね。

今日も、こちらはいい天気。午前中に近場で一ヶ所、午後は、サンフランシスコのダウンタウンまで車を走らせて一ヶ所、打ち合わせして、全予定終了。あとは寝て帰るだけ。サンフランシスコはちょっと霧か曇りかわからないような感じの天気。今日はちょっと湿度が高い感じ。この時期には珍しい。今夜は空港近くに宿をとればよかったと後悔しながら、ホテルまで戻って晩飯を食ってちょっと散歩してきたところで、そろそろまた眠くなりかけている。ちなみに、今寝るとまた夜中に目が覚めるのだけど、ここまできたら時差ボケを無理になおすこともないので、なるようになれ・・・状態。

そういえば、今回は、このところ聞いているアニメソングのプレイリストをＣＤに焼いて持ってきた。車でがんがんかけて走っているのだけど、同乗している同僚は背中がむずがゆいらしい。どうやら、ついつい萌えてしまうようで恥ずかしいらしいのだが・・・。（笑）結構、いい曲が多いのにな・・・・。ちなみに、現地駐在な連中はＯＫなようだ。

この写真の時間で午後８時２０分ごろなので、ちょっと感覚が狂うのだけど・・・。現在午後９時でまだ空が少し明るい状態。

さて、ちょっとひと眠りしますか・・・・

今日もまた、ほぼ一日缶詰の打ち合わせ。疲れたけど、それなりに成果はあったかな。帰国後、かなり仕事が増えそうだけど・・・・（苦笑）。あいかわらず、いいお天気のＳＦベイエリア、日差しが強いので、日中歩くなら日焼け防止が必須。

これは、昨日の昼食時。ふと見上げたら、太陽の周りに円をかいたような虹。めずらしい。

今日もいい天気。ちなみに、昨日の昼食はベトナム料理店でフォーを食った。今日は日本食。

木が根元からぽっきり折れて倒れている。その先には車・・・・。突然折れたのだろうか、作業員がチェーンソーで切りながらかたずけ中。私の車に倒れてこなくてよかった・・・・。ちなみに、食事から帰ったら、すっかり片付いていて、切り株も目立たない。車は・・・と見ると、直撃は免れたようだけど、側面にかなりの傷・・・。これって、証拠隠滅に近いかも。ドライバーは何が起こったかわからないだろうな・・・。

午後からまた缶詰で、４時ごろに打ち合わせ終了。現地オフィスにちょっと寄ってから同僚と、よくいく中華屋さんに夕食をとりにいった。ちょっと２人で中華は・・・・と思ったのだけど、案の定、注文しすぎの食いすぎ・・・・。いまだにまだ胃がもたれている。店は汚いけど、味は悪くないので、あまり残すのはもったいないから、２人で無理やり詰め込んだ・・・。

この時期は、サマータイムなこともあって、午後９時近くまで明るい。下は、午後８時ごろホテルの窓から撮影した風景。

ところで、Twitterを見ていたら、なにやら22/TCP方面で騒がしくなっているらしく、原因がJail breakした（つまり、SIMロックを無理やり解除する改造をほどこしたもので、本来封鎖されている管理権限が解放されてしまっている）iPhoneへのウイルス感染とのこと。以前から、Jail breakしたiPhoneを狙ったウイルスは報告されていたのだけど、どうやら本格的に標的になりはじめたようだ。しかし、知らずに感染した人の通信料はどうなるのだろうな。米国出張中なので、ローミング中とかに感染したら大変・・・ってのが、まず頭に浮かんだ。いずれにせよ、ファームウエアの安易な改造（しかも、自分で知識があってやるのではなく、人が改造したものを持ってくるようなこと）は、やめたほうがいい。そもそも、出回っている改造ファームが信用できる保証はどこにもないので。

同じくTwitterを見ていたら、ソーラーセイル衛星（というよりもはや惑星だけど）「イカロス」君が帆を広げ始めたようだ。まず対角線にある重りのついた腕を伸ばしていき、そのあと一気に帆を広げるみたい。帆を広げることができた段階で、まず実験の第一段階は成功となる。最近は、JAXA も Twitter をうまく使ってるなと・・・。イカロスとはやぶさの会話とか面白いし。米国惑星協会（Planetary Society）は、長年、自分たちでこれを計画してきただけに、ちょっと悔しそう。でも、まぁ、どこがやろうとこのコンセプトで作られた衛星が機能するということは意味があるだろうなと思う。

さて、今夜も時差ボケのまま過ごしてる。そろそろ寝ようかな。明日は最終日。ちょっと何箇所かまわって打ち合わせをして、予定終了。明後日帰ります。

さて、もう一度、イカロスの様子をチェックしてから寝ようかな・・・・

国内のＩＴ系メディアでもとりあげられているけど、フィナンシャルタイムズのこの記事は極めて疑問だ。Googleが、例の中国での攻撃を機に、Windowsの利用を減らしつつあるという記事。従業員の話として、新たにＰＣを調達する場合は、ＭａｃまたはＬｉｎｕｘが選択肢で、WIndowsを使うには、かなり上のレベルでの承認が必要になったと伝えている。

どちらかといえば、記事そのものの信ぴょう性も怪しいと思うのだけど、さすがに世界中で「それはないんじゃない？」という議論が沸騰しはじめているようだ。

そもそも、４月にも書いたのだけど、問題の攻撃は、いわゆる「標的型攻撃」だ。つまり、従業員が特定され、その従業員がピンポイントで狙われている。しかも、IMでのリンク送りつけという手法が使われた。

こうした攻撃で、Windosであるから脆弱、もしくは、MacやLinuxだから安全などということはありえない。むしろ、多くの攻撃にさらされて、日夜脆弱性の撲滅に奔走している（せざるをえない）Windowsのほうが相対的に安全という見方もある。MacやLinuｘへの攻撃が少ないのは、それが安全だから、ということではなく、とりわけ愉快犯的な大量感染攻撃などにおいて、社会的なインパクトがWIndowsに比べて少ないからにほかならないからだと思う。むしろ、標的型攻撃の場合、発覚することはまれだと考えたほうがいい。プロにとっては、もしかしたら、脇の甘いように見えるMacなどのほうがターゲットにしやすいのかもしれないし、そうした攻撃は簡単には発覚しない。今、私が一番心配しているのは、最近人気のiPadだ。安全性について語るだけの情報を私は持ち合わせていないのだが、少なくとも攻撃者にとっても魅力的な標的になりつつあることは間違いないだろうと思う。利用者を特定して、なんらかの通信を行う、あるいは傍受できるなら、利用しているOSを特定することは可能だ。OSがわかってしまえば、その種類に限らず脆弱性を調べて攻撃することはできる。あの複雑怪奇なWindowsの脆弱性を見つけられるプロならば、MacやLinuxの新たな脆弱性を見つけることも難しくないのではないだろうか。

このようなことを考えるならば、今では一流のセキュリティチームを持つGoogleが、こんな判断をするとはにわかに信じがたい。真っ当なセキュリティ屋さんたちが、この話をストレートに信じるとは思わないのだが、一流のマスコミが流した記事だけに注意が必要かもしれないと思う。

いけない、もうこんな時間（AM 2:40PST）だ、寝なくちゃ・・・・

例によって、こんな時間（ＡＭ１：３０ＰＳＴ）にアクセス中。昨日は、一日缶詰で打ち合わせ。結構疲れたけど、それなりに成果はあったかも。夜は、現地駐在な人たちと食事。

ニュースを見たら、総理辞職・・・・か。まぁ、幹事長とセットでやめたのは正解だろうなぁ。あれこれ駆け引きはあるみたいだけど、先に政権を追われたどこかの政党みたいに、派閥争いに終始するのだけはやめてもらいたいものだと。

しかし、こちらの日差しはきつい。一昨日、しばらく歩きまわっただけで、日焼けがすごい。もともと焼けやすいので、注意が必要なんだけど、気温が低かったのでついつい帽子なしで歩きまわったのがまずかった・・・。

さて、明日はもう一日、缶詰打ち合わせ・・・・そろそろ寝ないとヤバい。今朝も寝過ごしかけたので・・・。

では、おやすみなさい。

結局、安チケットではアップグレードもままならず、幸いにも隣の席が空いていて、通路へのアクセスがフリーだったのはラッキだったけど、とりあえず、いまいち眠れずにSFO到着。そういえば、成田でいったんゲートを離れた後、書類上の不備が見つかったとかで、いったんゲートに戻されて小一時間出発が遅れるアクシデント。

でも、あとは順調。強烈な追い風になり、結構ゆれたものの、１時間行程短縮で定刻着。

とりあえず、到着してから、カプチーノをすすりながら同僚を待ち、レンタカーで、とりうあえずダウンタウンに出て朝食。あまりSFなれしていない同僚なので、とりあえず、フィッシャーマンズワーフとピア３９あたりを案内。なんか景色が違うと思ったら、ちょっと先の桟橋に豪華客船。いちどこんなのに乗って何ヶ月か旅してみたいものだ。

それから、サンタクララのホテルまで１時間ほど走ってチェックイン。その後、近くの現地オフィスを訪問して打ち合わせ。帰りにFry'sをひやかし・・・のつもりがよさげなヘッドセットがあったので衝動買い。今使ってるけど、音像の定位がすごくクリアで、高音、低音のバランスもいい。音量を上げても耳が疲れないのがいい、外のノイズもある程度低減してくれるみたいで、なかなかいい感じだ、＄９９とちょっと高かったのだけど、いい買い物かも。UltimateEarsLLCって会社の製品らしい。普通のイヤープラグに加えて、耳栓に使われる素材を使ったプラグもあって、外部音をシャットアウトしてひたりたいときはよさそう。外歩きは危険なのでやめたほうがいいけど。

ってことで、もうおわかりのとおり、順調に時差ぼけ中。現在午前２時半・・・・そろそろまた寝よう・・・。

今年最初の業務上国外追放。朝方、某協会の西新橋にある事務所で打ち合わせ、途中で抜けてNexに飛び乗った。今週末までの予定で、サンフランシスコ。

とりあえず、ラウンジで黄金色に染まりながら、搭乗待ち中。今回、安チケットにつき、事前アップグレードできず、あとは、「勝手にアップグレード」期待なのだけど、まぁ、この不景気なご時勢しかたないかなと・・・。ダメならしこたま酒でもくらって寝てしまおう。

それにしても、いい天気だ。まるでこの時期のカリフォルニアみたい。しかし、戻ったらそろそろ梅雨かな・・・と思うと気が重いのだけど。

では、とりあえずいってきます。