このブログは「風見鶏」が、日々気づいたこと、思ったこと、したことを気ままに綴る日記です。2008年9月に旧ブログから引っ越しました。バックアップをご覧ください。

ゲストログインがうまくできないので、コメントを承認制にしました。スパムでないことを確認の上、公開します。判断はあくまで「風見鶏」の主観で行いますので、文句は受け付けません。(笑)承認が遅れることもままあると思いますが、あしからず・・・

システムトラブルのため、2015年以降のブログ画像と2018年5月以降の記事が消失しました。画像は鋭意、新しい物から順次復旧中ですが記事については残念ながら戻せません。残念ですが、あきらめます。

なお、ここに書いていることは、あくまで個人的な思いであり、いかなる組織をも代表、代弁するものではありませんし、無関係ですので念のため。

2010年3月アーカイブ

今日の朝はとにかく寒かったけど、いいお天気。昼休みもちょっと寒かったけど、同僚たちと月島方面まで食べに出かけた。トリトンスクエア周辺の桜は、そうあと少しで見頃、といったところ。木によってちょっとばらつきもあるので、今年は見頃が結構長続きするかもしれない。

で、昼飯はこちら。

月島界隈にある、ちょっとイケてる寿司屋さん。大将の趣味なのか、ほんとにこれで採算は・・・などと心配するくらいのランチ。今日は大トロ・・・ほっぺがとろけました~。

で、満足の昼食後、同僚たちと分かれて、ちょっと花見のお散歩。桜は三分から五分咲きくらいか・・・。今週末あたりには満開になるだろうから、週末は花見にちょうど良さそう。

ちょっと朝潮運河沿いからあたりを散歩してみたら、こんな感じ。

この桜はまだもう少しかかりそう。遠くに見えるスカイツリーもだいぶ背丈が伸びたけど、完成までにはまだしばらく・・・。

この並木が満開になると、なかなか壮観。もうあと少し・・・。

木によっては、結構見頃の木もあるから、気の早い人は、もうお花見可。

ここも、満開になると桜のアーチになる。

ここも、もう少し・・・・。満開がたのしみだ。

トリトンスクエアの花壇も、春の花で彩られている。

運河沿いのオオシマザクラ(花と葉が一緒に出る)を撮っていたら、ユリカモメがランディング・・・・。

しばらくポーズをとってくれていたので撮影。

トリトンスクエアのエントランスも色とりどり。この周辺は、いろんな花を見られるので散歩していて楽しい。

んで、午後の仕事もあっという間に時間となり、帰りはぼちぼち、晴海通りを歩いてみた。勝鬨橋からの夜景はいつ見ても飽きない。

 

そういえば、歌舞伎座の改築作業が始まるまであと一月あまりになった。カウントダウン(これは昨日の写真なので、既にもう1日カウントは減っている)も大詰め。

しかし、3月もあと1日・・・。時間は過ぎていくけど、なかなかお仕事は進まない・・・。でもまぁ、さておき、しばし春を満喫しよう。さて、しばらくは例年のようにまた、桜便りを書くことにしようか。満開の桜が楽しみだ。

花だより

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しばらく肌寒い天気が続いて、桜の花もちょっと足踏み・・・。でも、ご近所の桜はそろそろ待ちきれずに咲き始めた。このぶんだと、来週には一気に開くだろうか。

気がついたらもう、今週もおしまい。1日短いとはいえ、ちょっと速い。来週でもう3月もおしまい。新学期でまた電車が混むなぁ・・・などと思いつつ、年度も新たまって、またいろいろ課題も増えそうな予感が。まぁ、楽しいからいいけどねぇ。今週末はまだお花見にはちょっと寂しいけど、来週末はもう満開だろうね。楽しみだ。

心もよう

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うつ病と診断されて、治療をはじめてから1年半、薬も次第に減り、もうあとは止めるだけの量まできた私。自分ながらに、比較的うまく立ち直れたと思ってはいるのだけど、これはかなりラッキーが重なった結果のようにも思う。

今日、やはり2年ほど、うつを患って治療を受けているという知人と話をした。様々な事情から、仕事を休むことをせず、投薬治療を受けてきたものの、薬が増える一方で、なかなか改善せず、最近、思い切って休職を決意したという。休職したまま、戻らない可能性も高いのだとか。

私の場合、幸いにも会社の制度も整っていて、周囲への気兼ねはあったものの、思い切って振り払って休職できたのだけれど、なかなかこれができる状況にない人も多いのだという現実を見せつけられた気がした。そう思うと、自分自身の立ち直り方がそれでよかったのか・・・・などと少し余計なことまで考えてしまったのだけど、これは、ある意味で自分の頭を整理するいい機会にもなったかもしれない。

会話していて、自分の経験を話しながらも、それに違和感を感じている自分がいた。状況があまりに違いすぎるから、なんとなく言葉が空回りする。中途半端な励ましよりは、もう全部忘れてのんびりしなさい・・・というべきなのだが、その言葉を簡単に言えない。自分はそうしたことが、その人には難しい現実があるからだ。教科書通りに「聞き手」にまわりながらも、なんとなく不思議な後ろめたさを感じていた。

心のケアは、人それぞれの状況によって変わる。自分の経験が必ずしも人の役にたつとは限らない。ただ、このような時に、うまく相談にのれない自分が歯がゆかった。もちろん、それが普通であることは承知しているのだけど。

自分の場合、独り身であることもあって、きままな生活をしながら充電することができたのだけれど、こういうケースはむしろレアなのだと思う。社会生活をしている以上、ストレスは避けられない。気がついているストレスならば、避けようもあるし抵抗もできるのだけど、案外、心に重くのしかかってくるのは、自分が気づいていないか、もしくは気づいていても気づかぬふりをして否定してしまっているようなストレスだと思う。知らぬ間に、がんじがらめになって、心が窒息してしまうのだ。敵の姿が見えないから、あがけばあがくほど息ができなくなる。何がストレスかもわからないから戦いようがない、ならば、ストレスの原因になりそうな物を一旦全部排除して、まずは心の深呼吸から、というのが基本だと、教科書的には書いてあるのだが、現実にはそれが難しい。私の場合は、たまたまそれが基本に近い形でできる環境を与えてもらっていたということなのだろう。

ただ、少し振り返ってみるならば、とにかく自分が「気持ちいい」と感じることをひたすらしていたような気もする。ならば、全部は無理でも、少しずつ、どこかで何か自分が気持ちよく感じる方向に舵を切ることができれば、それは第一歩になるのかもしれない。ストレスと闘う必要はない。逃げてもいいのだ。いや、まずは逃げるべきなのだろう。いつかはまた戦うことが必要になるだろうが、それは完全に充電が完了してから思う存分やればいいのだと思う。少なくともそういう気持ちでいられれば、いい方向に向かうのだろう。焦るなと言っても、休んでいる間も周囲は走っているのだから、それは難しいのかもしれない。ならば、今はしばらく借りを作っておいて、後で倍返しするくらいの気持ちでいてもいい。これも気の持ちようなのだろうけど、性格的に難しい人も多い。むしろそれが下手な人が心に痛手を負ってしまう。そこは、うまく自分を納得させる(騙す)ことも必要だろうと思う。そうして、みんなが感じるある種の「うしろめたさ」を、うまく消してしまうことが大きなポイントなのかもしれない。

私にしても、まだ治療のステップは完結していない。時々は自分を見直してみることも必要なのだなと思った次第。知らず知らずにまた、負のスパイラルに落ちってしまわないように。

まだ道半ば・・・・なのだから。

JSOX以来、「(コーポレート)ガバナンス」という言葉が、半ば念仏のように唱えられているのだが、はたして、これはビジネスによい影響を与えているのだろうか、そうふと思って考えてみた。

そもそも、ガバナンス強化とは、ビジネス上のリスクマネジメントをきちんとやろうということなのだと私は理解している。ビジネス上のリスクには様々なものがあるが、それらのマネジメントをきちんと行うためには、リスクの把握と適切な対策、そしてそのモニタリングが不可欠である・・・とここいらあたりまでは、既に言い尽くされた事柄だ。JSOXでみんなが苦しめられた業務フローとRCMの整備はそのひとつの手段に過ぎないし、リスクポイントを洗って、そこにいわゆる「統制」という余計なステップを入れればいい・・・といった単純な話ではなく、そもそも、その仕事の流れを見直すことで、より合理的にリスクを減らすことが重要だ・・・・などということも、たしかJSOXの前後でよく聞いたような気がする。

しかし、実際のところはどうなっているのだろう。仕事上のルールが厳格化して、重要な業務における様々なリスクが減ったあたりまではいいとして、それがビジネスの、さらにはその先にある本来の目的とされた投資家の利益の保護に役立っているのだろうか。

たとえば、統制のステップを加えたことで、仕事の手順が増える分、それぞれの仕事をスピードアップしなければ、元々の仕事のスピードは維持できない。たとえば、営業部門が独自の判断でできていたことを、間接的な管理部門によるチェックが必要であるとしたとたんに、当然その間接部門の業務は激増するから、適切な手当をしなければ、そこがボトルネックになりかねない。ましてや、お役所仕事に慣れた大企業の間接部門あたりでは、ビジネス環境の変化などどこ吹く風のマイペースで仕事が行われることも多いから、結果的にビジネスのスピード感は大きく損なわれることになる。

これは、おそらく現場のマインドを大きく変えてしまうだろう。当然、杓子定規なガバナンスに対する反感も醸成され、本来あるべきマインドとは違った、きわめて危険なマインドが生まれる可能性もある。なんとかして、網の目をくぐって自分たちのスピード感で仕事をしようという動きだ。なぜなら、営業部門に課せられる目標は高くなることはあっても、低くなることはありえないのだから。逆に、あきらめが支配的になり、仕事のスピード感低下に疑問を持たない社員を大量に生み出してしまうかもしれない。どうせ自分たちのせいじゃないから、渡したボールが返ってくるまでは何もしないでおこう、つまりは、みんなでサボれば怖くない・・・的なマインドである。いずれにせよ、これはビジネスにとっては大きな「リスク」だ。つまりは、リスク対策が新たなリスクを生み出してしまうことになるのである。まさに本末転倒というほかはない。

決められた手順をショートカットすることがリスクを高めることは言うまでもない。しかし、その手順を適切なスピード感でこなすことができなければ、やはり仕事の遅延とビジネスチャンスの逸失という、もっと大きな「リスク」となる可能性もあることを忘れてはならない。(これらの事柄は、ビジネスリスクマネジメントの一部である、情報セキュリティマネジメントにも当然ながらあてはまるのだが・・・)不景気による落ち込みのせいで、今のところこうした非効率な部分は目立たないのかもしれないが、やがて、これは企業にとって強烈なボディーブローとなるに違いない。

内部監査は、多くの場合、ルールに沿った仕事が行われているかどうかということに主眼を置くのだが、是非、仕事の効率やスピード感(への「意識」)についても、十分チェックしてほしいものだと思う。手数を増やせば当然スピードは落ちるのだから、リソースを増やすか仕事の効率を上げる手だてが必要だ。そこに意識が行き届いているかどうかが、この数年先におけるビジネスの勝敗を大きくわけるに違いない。

それから・・・と一風呂浴びながら考えたことをちょっと追加するなら、JSOXの際にシステム化された統制(アプリケーション統制)ということがよく言われた。人的な統制よりも信頼性が高く、統制やその運用評価のステップも簡素化できることから、そのようなシステム化が多く行われたのだが、実際、それが効率化になっているのだろうか。これも検証が必要だ。

たとえば、私は、緊急の案件で、午後6時に起案書を仕上げ、上司共々、紙を持って説明にまわり、翌早朝に社長決裁までとりつけたことがある。もちろん、これは紙ベースの話だ。もらったハンコの数は10個近い。はたして、電子化されたワークフローシステムでこのスピード感を実現できるのだろうかと考えると、はなはだ疑問だ。問題は、「似非自動化」にあると私は思う。もともと人が介在しなければいけない業務をシステム化しても、決裁という行為はあくまで人の行為であって、決して自動化はされない、ということだ。紙ならば、直接持参することもできるし、机の上の書類入れに入っていればすぐわかる。一方で、システム化は、若い人たちにとってはとっつきやすいものだが、私のような年代から上の人たちにとっては、いまだに紙ベースの作業や顔をつきあわせての話しのほうがなじみ深い。(私はそういう意味ではかなり同年代では特異な存在だと思う)そこにいきなりシステムを持ち込んでも、必ずしも効率化にはならない。システムは人の間違いを防ぐという意味での効率化は提供するが、一方で人の行為自体を効率化するわけではない。むしろ、ワークフローに添付された書類では内容がわからず、結局、時間がたって決裁がなかなか降りないので問い合わせて見たら、ちょっときて説明してくれ・・・というようなことが多くなる可能性もある。ましてや、こんなシステムがトラブったら目もあてられない。重要な仕事が全部止まってしまう。まさに、これはBCP問題だ。いや、ディザスターといっても過言ではない。

これも、人的な統制同様に、仕事の流れを十分に最適化せずに、統制のみを目的にシステム導入を行った結果であるように思う。こうしたことが、あちこちで起きていて、実は床下で日本経済を揺さぶっていたりしないことを切に祈りたい。

サクラサク

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お昼過ぎまでは、黄砂で煙っていた空が、ちょっと昼寝している間に、すっかり晴れた。きっと風向きが北寄りに変わったせいだろう。ちょっと散歩に出てみた。

いつもの公園の花壇もチューリップが色鮮やかに咲いている。

黄砂もすっかり晴れて、ランドマークタワーもよく見える。

公園の桜は・・・とみると、もうちらほらと咲き始めている。これは葉がもう出ているからオオシマザクラ系だろうか。いよいよ春本番も近いな。

いつもの高台は、ちょっとまだ風が強い。横浜港沿いの風車もぐるぐると回っている。黄砂が少し残っているので、今日の夕焼けは綺麗かもしれない・・・。

さて、今週末は、自宅ネットのIPv6化をやっている。接続は某プロバイダのトンネルなのだけど、固定と非固定の /64 プレフィックスが一個ずつくるので、一個をDMZでサーバ用に、もう一個は内部側からのアクセス用に使っている。ファイアウォール(Juniper SRX100)がL2TPトンネルに対応できないので(OSがJUNOSになってデグレードしてるかも・・・)仮想環境に2個Windowsを上げて、そこからトンネルさせている。(ちなみに、なぜかWindows XPのライセンスが5個くらい余ってるので・・・それを有効活用できた)実は、今もIPv6経由でこの記事を書いていたりする。もし、v6 ready な環境ならば、アクセスはもう切り替わってるかも。ちなみに、このサイトにはAレコードとAAAAレコードを両方登録してあるので。実は、それでちょっと困っている。自分の家のサーバにアクセスするのに、v6だとプロバイダまで行ってこいになってしまうからだ。あとで、ファイアウォールにv6をフォワードさせるようにして、ローカルでルーティングしよう。

なんだかんだで、まったりと過ぎていく連休・・・・である。

・・・っとそんなことを書いていたらもう日没。やっぱり綺麗な夕焼けだ。富士山のシルエットがくっきりと見える。

さてと、メシにしようか風呂にしようか・・・・・

春模様

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ここ数日、またちょっと肌寒い日が続いているけれど、春は着実に進んでいるようだ。昨日、今日と久しぶりにお昼の散歩。桜はまだもう少し・・・といったところだけれど、この寒さが去ると本格的な春になりそうだ。

豊洲方面まで歩いて・・・。豊洲駅前で昨日は時間切れ。結局、バスで戻ってきた。下の写真のビルは豊洲駅前に完成間近なビルなのだけど、なぜこの写真かは something ってことで・・・。

カンヒザクラのピークは終わり・・。もうしばらくすれば、本格的な桜の季節。蕾ももう開く寸前。

そろそろ散歩にもいい季節。このところ、昼飯を同僚たちと食いに出ることがほとんどなので、そのまま、うだうだと昼休みを過ごしていたのだけど、また時々は散歩しようかと思っている。

このあたりの散歩は天気がいいと気持ちもいい。まだちょっと風は寒いし、花粉も気になるのだけど、マスク姿でも散歩すると気分が晴れるから。幸いにも目のほうは薬が効いていてそれほど痒みもないのだけど、こちらは悪化が気がかりなところ。ま、とりあえず様子を見ながら・・・

しかし、今週ももう明日は金曜・・・・。速いなぁ・・・。今月もあと一週間あまり。仕事も追い込みだ。

眠気と格闘な一日

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どうも、耳鼻科でもらった炎症止めのせいか、昼間の眠気がきつい。少し睡眠時間を増やさないとだめかもしれないな。ちょっと眠気覚ましに休憩室に行ったら、スカイツリーが結構高くなってるな・・・と。完成まで時々写真を撮っておこうかな。

とりあえず、長居しても仕事にならんので、定時速攻引き上げてきたけど、電車を降りたら雨・・。早めにかえってよかったかも。

帰りの電車の中で、Android携帯にtwitterクライアントを仕込んで見た。ちょっとタッチ入力が辛いのだけど、アプリ(twidroid)はなかなかよさげ。EXPERIAが出たら買って入れよう・・・って、また散財ネタか・・。今夜はさっさと寝よう。

いいお天気の週末・・・しかし、このうららかさに騙されてはいけない。敏感なあなたららばわかるはずだ。この優しげな空気の中に漂う邪悪な気配を・・・・・。うっかり気を許せば、その先には地獄。眠れぬ夜が待っているのだ。

さておき、しかしすっかり春らしい天気になったのだけど、洗濯物は部屋干し、布団は干せず。コンタクトレンズが使えなくなるのは時間の問題・・・、でメガネだとマスクしたら曇るじゃん・・・と最悪な季節も到来。

先週、サンフランシスコでもらった風邪で悪化した鼻が、今度は花粉でかなり悲惨な状態になってきた。抗アレルギー剤が切れたので、昨日は病院に行ってまた診察を受けてきた。

昨日は、なんだか首都高が激混み・・。渋滞表示が大井あたりから真っ赤だったので、大師で降りて第二京浜経由で都内入り。久々に見た三田あたりからの東京タワー

風邪をひいてから、鼻水が滝のように出たので、見てもらったら、軽い副鼻腔炎らしく、抗アレルギー剤と併せて消炎剤ももらってきた。しかし、風邪に花粉とは・・・

それ以外は、きわめてまったりした週末。先日開催されたJNSAのイベントNSFの各セッションで撮影されたビデオの編集を引き受けたので、ぼちぼち作業を開始。DVカメラとAVCHDのHDDカメラ混在なので、とりあえず、画像を全部取り込むところから。AVCHDは単純なファイルのコピーだから速いのだけど、DVはiLink経由のキャプチャなので、実時間が必要。テープ4本やったら昨日は時間切れ。しかも、やたら容量が・・・。とりあえず、NASに格納して、今日、編集を開始。

編集といっても、前後の余計な部分を落としてタイトルをいれるだけなのだけど、1日の全セッション分となると結構ホネかも。まぁ、来週は3連休だし、来週末には仕上げられるだろう。

そういえば、そろそろ計画していた自宅ネットのIPv6化に挑戦すべく、OCNのIPv6トンネルを申し込んだ。/64のプレフィクスを個人に割り振られてもねぇ・・・。なんだか銀河系を一個もらったような気分だわ。来週末はビデオ編集とv6の設定で終わるな・・・こりゃ。

遅ればせながら、twitter始めました。しかぁし、さっき見たらホームに飛ぶとエラーになって、つぶやけない・・・。なんか不安定なんだねぇ、twitterって。なんで、twitterの文句をブログにかかないといかんのだろうか・・・(苦笑)・・・ともあれ、こちらもよろしく。

会社帰りに、あ、降り始めた・・と思ったら、自宅付近ではつもり始めてるし・・・。

付近の家の屋根も白くなってる。さて、どれくらいつもるのだろう・・・。

サンフランシスコでもらってきた風邪は多少マシにはなったものの、鼻水が止まらない・・・。それこそ、どこかのCMみたいに垂れ流し状態。これに花粉症がかぶったら悲惨なんだけどねぇ。風邪薬と花粉症の薬を一緒には飲めないし・・・。困った・・。今夜は暖かくして寝よう。

今朝は8時起床。日本時間で午前3時だから、やっぱり眠い。帰ったら少し早起きになれるのだろうか。ちょっとあたりを散歩してからレストランのバフェで朝食。やっぱりバフェだとちょっと食べすぎてしまう。まぁ、これも今日までだから、施餓鬼のつもりで食っておこう。

さて、それからちょっと腹ごなしであたりをまた散歩してから部屋に戻って荷造り。チェックアウトして一路空港へ向かう。天気はとってもいい。もう1日ほど早くこの天気ならば・・・というのは言わないでおこう。空港までは、ナイスなドライブ日和だし。

帰りはハレイワまわり。ハレイワまではちょっと混雑してたけど、そこから先は順調で、1時間もかからずに空港到着。こっちのルートは海沿いとは違って、半分がハイウエイなので。

車を返してシャトルに乗ってから、ちょっとドッキリ・・・、さてパスポートはどこだっけ・・・・。

一瞬、最悪の事態を覚悟して、頭の中で段取りをめぐらす。もう一度車を借りて取りに帰って、ぎりぎり間に合うか・・・といったところ。

とりあえずシャトルを降りて荷物をひっかきまわしたら、幸いにも出てきたので助かった。ちょっと冷や汗ものの一瞬である。なまじ旅慣れるとこうした確認がルーズになるので気をつけないと・・・。

ちょっとお土産を買いこんでラウンジを探したのだけど、いつもの旧NWのラウンジは閉鎖になっていて、デルタのラウンジは、ちょっと離れた場所にある。まぁ、時間もあるので、ちょっと行ってみることに。ラウンジはゲートの1階部分にあって、通路沿いには池と庭がある。雰囲気はいい。

このラウンジ、許可が下りていないとのことで、アルコール類がないのは残念。さて、そろそろ搭乗時刻。ゲートに移動しよう。では、また・・・・日本で。

ともあれ、2日しかいないのだから、しゃかりきに何かするか、それとも何もしないかのどちらか。それで、今回は後者を選んだ。今朝は、9時ごろに起床、お天気もいまいちだったので、まったりモード決定。とりあえず、レストランで目玉焼きとハム、ハッシュドポテトという簡単な朝食をすませて、部屋に戻った。すこしまたベッドに横になってうつらうつらしていたら、なんとなく天気も回復してきたので、ビーチサイドに出てみた。

少し足を水につけてみたのだけど、結構水が冷たく感じた。泳いでいる連中もいるのだけど、ちょっとこれでは泳ぐ気にならない。で、波打ち際からホテルの周囲をちょっと散歩。こんなものも発見。鉄板づくりなのがちょっと興ざめ、どうせなら木彫りで作ってほしいところだが。

今日は午前中からサーファーが何人か海に出ている。いまいちうまく乗れてないなぁ・・・と思うのだけど、自分ではやらないから実際のところはわからない。しばらく見ていたら、なかなかいい波を捕まえるのは難しい。ざっと見まわすと結構いい波が立っているのだけど、タイミングと位置取りが難しそう。

プールサイドバーもにぎわっているのだが、昨日よりもさらに風が強くて体感的には結構寒い。潮が風で飛ばされてくるので、口の中が塩辛くなる。

そんなことをしていたら、なんだかんだで、もうお昼過ぎ。昨日と同じ、ビーチサイドのバーでビール・・・と昼食。

今日のビールは、昨日の奴の兄弟分。ビッグウェーブという名前はわざとらしい感じもするけど、悪くない味だ。

このビーチバーの周辺には、食べこぼしを狙って鳥が集まってくる。客もフレンチフライなどを投げるものだから、そこでひと騒ぎ起きることになる。

これはスズメだが、大胆に足元をうろついている。何か食べ物があるとめざとく見つけて、持っていく。

こいつは、名前は知らないのだけど、ハワイではよく見かける、たぶんフィンチの一種か。羽根を開くと白い羽が見える。こいつは、スズメが見つけた獲物を大きな体に物を言わせて横取りしていく。時々2羽がかりで餌をくわえたスズメを追いかけている。こんな世界でも力関係は無情である。

あれこれ迷ったけど、結局今日もハンバーガー。今日はチーズバーガーにして、付け合わせはフレンチフライではなくサラダにしてみた。

でも、やっぱり食いすぎは食いすぎ・・・、で、また腹ごなしのお散歩。またしばらくサーファーたちを眺めて時間をつぶす。どうも向かい風が強く、波が早めに砕けるので乗りにくそうに見える。乗れそうな波を早めに見つけて、いい位置につけるのが、なかなか難しそうだ。

それから部屋に戻ってちょっと昼寝。それから撮った動画をちょっと編集。編集ソフトを Video Studio 12 から、Edius Neo 2 に変えたら、動きが格段に良くなった。AVCHDのプレビューやレンダリングも速いし安定している。DMC-FT1のプログレッシブモードのAVCHDにも対応してくれているので、QT形式で撮影しなくてもよくなった。そんなことをしていたらもう夕暮れ。で、またちょっとプールサイドに夕陽を見に出た。

夕陽と砕ける波・・・なかなか美しい光景だ。風が強いから波しぶきがたつのもなかなかいい感じだ。しばらく沈む夕日を見ながら散歩してから、レストランで夕食。バフェ(=バイキング)なので、適当に抑えてとってくるのだけど、この肉はちょっと重かった。コロナのほろ酔いとハワイアンの生バンドで力が抜ける一瞬。

部屋に戻って、レンダリングが終わった動画を You Tube にアップ中。HDなので、数時間かかりそう。その合間にこれを書いている。書き終わったらひと風呂浴びよう。

さて、短いハワイ滞在、明日はもう帰らなくてはいけない。今回、ノースショアもなかなかいいなと思った次第。今年はもう一回くらいこれるかな。今度は一週間くらいのんびりしたいものだと。

P.S HD動画をYouTubeに上げるのは時間がかかりすぎるので断念。ここに小さいの(といっても12MBほどあります)を貼っておきます。HD版は帰ってから・・

サンフランシスコで鼻風邪をひいてしまったらしく、ちょっと鼻がぐずぐず。日本だったら花粉症だろうと考えるのだけど、どうもこれは風邪らしい。早く直さないと、これに花粉症が加わったら悲惨だ。でも、ハワイも思ったほど暖かくはない。今日は、とりあえず少し朝寝して朝食をとり、それからホテルをチェックアウトして、ハイウエイ1号線から東海岸を北上、一路、滞在先のノースショアを目指した。途中、ハナウマ・ベイの駐車場が空いているというサインを見つけて、ちょっと立ち寄り。いつも、ここは駐車場がいっぱいで入れないので、一度は行ってみたいと思っていたところ。まぁ、自然保護区のビーチと水族館とか・・・なのだけど、とりあえずちょっと時間つぶし。

駐車場の照明は風力発電と太陽電池パネルらしい。自然保護区らしい、エコな感じ。

これはイタチの仲間だろうか。2匹でたわむれていた。芝生のあたりには鳥も多い。デカいニワトリも群れをなして闊歩している。なぜニワトリなのかはわからないけど。コケコケ、結構やかましい。(たしか写真を撮ったと思うのだけど、どこかへ行ってしまった)

お天気はこうしてみるとよさげに見えるけど、山には黒雲がかかっていて、青空が見えるのは海側のみ。走っていると時々、ざっとシャワーに見舞われる。とりあえず、東海岸を北上。このルートは途中でちょっと道が複雑になっていて、いつも迷うのだけど、今日も迷ってしまって、海軍基地の突き当たりにぶつかってしまった。カネオヘだったか・・ここでは、海岸沿いを目指すのではなく山沿いを目指して走ったほうがいい。海岸には軍施設がどかっと鎮座していて通り抜けができない。

とりあえず、携帯のGPS(Google map連動)で位置を確認して、本来のルートに復帰。北上を再開。ここ数年ハマっているハワイ島とは違って、オアフはリーフがあるので、いわゆるエメラルドグリーンの海があるのがいい。もう少し人が少なければいいのだけど、このあたりから北はまだましな地域だ。

一旦、ホテルを通り越して、ハレイワ付近まで行ってみたけど、天気が悪そうで、この時期、サーファーたちで混み合っていそうだったので、途中で引き返してホテルへ。今回のホテルは、カフクにある、タートル・ベイ・リゾート。周囲にはゴルフ場もあり、結構大きなリゾートエリアになっている。ホテルは海沿いのオーシャンビューな部屋が中心で、なかなかいい感じ。

部屋からの眺めもグッド。ホテルのビーチが眼下にあって、目の前に海が広がっている。

早速、海を見ながら一杯・・・・と思ってビーチサイドに出てみた。この辺りの天気はまずまずだけど、風が強くて海も白波が立っている。サーファーたちにとっては「お日和」かもしれない。時々、ぱらっと雨が来るが、すぐに上がる。

ビーチサイドにバーを見つけたので、そこで遅い昼食を兼ねて一杯。これはハワイの地物、といってもコナ(ハワイ島)産らしいが。Fire Rockという名前にひかれて飲んでみた。ペールエールだが、なかなかいける。

ちなみに、アルコール度数は6%、ちょっとまわってくるのが遅い感じで、2杯目でいきなりまわってきた。でも、いい気分である。目の前で鳥が遊んでるのを見ながらほろ酔い気分。

昼飯を食い損ねていたので、午後3時ごろにもかかわらず、ちょっとガツンと食ってしまった。でも、この地物ビーフを使ったというハンバーガーもなかなかいける。

酔い覚ましにちょっとビーチあたりを散歩。いい感じの海。

ホテルのロビーも海に面していて、なかなかいい雰囲気。声がするので振り向くと、なんと大きなオウム。飾りかと思ったら本物である。

時々、何かをしゃべっているのだけど、当然英語・・・・(笑)うまく聞き取れない。

とりあえず部屋に戻って、ふと外を見たら虹がかかっている。外は軽いシャワー

で、酔っ払って一眠り。気がついたらもう夕方。ちょっと反対側の海沿いに出てみたらちょうど日没で、人が集まっていた。

なかなかいい波が来ている。しばらく海辺に座り込んで日没と白波に見とれた。

プールサイドの夕暮れの風景は、やはり南の島。でも、風が強くてちょっと寒い。

そんな感じで今日も暮れ、いましがた遅めの夕食をとって戻ってきたところ。ちょっと食いすぎか・・・・。

さて、明日は何をしようか。天気がよければハレイワあたりまで行ってみてもいいかな。それとも1日、まったりと過ごすか・・・・それもまた最高の贅沢だから。

南の島へ・・・

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今日はサンフランシスコ最終日。展示会の開催時間に併せてRSA会場へ行き、こちらは出張で取引先との打ち合わせに来た同僚と合流。展示会の取引先ブースでちょっとお話。一瞬、お仕事モードにスイッチがはいりかけたものの、早々に離脱して、BARTに飛び乗り空港へ。6時発のホノルル行きに乗って、サンフランシスコをあとにした。ハワイが国内線なのはちょっと奇妙な感じもするけど。

やはり国内線だからだろうか、いつもの国際線が使う滑走路ではなく、直交する国内線用滑走路でオークランド方向へ離陸、ぐるっと回って南西に進路をとった。ちょうど夕焼けを追いかけるような感じで飛ぶので、下のような夕焼けが長時間みられた。

このフライトもうまくアップグレードできて快適。機内食は、こんな感じで、国内線仕様。まぁ、量的にはちょうどいいかも。

やがて日が暮れて、窓から星がすごくきれいに見えた。カシオペア、北極星・・・しばらく窓にへばりついて見とれていた。

5時間半ほどのフライトでホノルルに到着。雲が多い天気で、少し風があって半そでだとちょっと肌寒い感じもする。レンタカーシャトルに乗ったところで雨・・・。まぁ、天気予報はあまりよくなかったし、しかたがないかな。仕事用の黒い鞄を持っていたので、シャトルの運転手に Don't work too much!! と言われてしまった。仕事に見えたかな・・・。

今夜は空港近くのホテルに一泊して、明日はノースショアのホテルへ移動の予定。短い滞在だけど、ちょっとのんびりさせていただきます。

朝からの冷たい雨は午前中に上がって、午後からは日差しが戻ってきたサンフランシスコ。結局、前の記事を書いたあとで、またケーブルカーに飛び乗って観光モードに。ちょっと風は寒いけど、雲は切れて青空が見えている。なんとなく暗示的(笑)。

ケーブルカーも空いていて、左側の最前席を確保。撮影モードに。

今日はハイドストリートの終点手前の高台で降りてちょっと景色を堪能。正面にはハイドストリート埠頭とアルカトラズ島、左手にはゴールデンゲートブリッジ。

ハイドストリートを下から見るとこんな感じ。途中で降りて下るのはかなり膝にきつい。

もう午後3時過ぎ、昼飯を食べていなかったので、腹の足しに、またクラムチャウダーすすって、それから昨日、悪天候でいまいちの景色だったコイト・タワーへまた行ってみた。

今日はなかなかいい景色。塔には上らなかったものの、テレグラフヒルの上からは昨日とはまったく違う景色が見れた。

また、帰りは歩いてみたのだけど、天気がいいので気持ちがいい。気温が低めだから、汗もあまりかかないので、いい運動になった。テレグラフヒルを下った先のワシントンスクエアという公園の前にある立派な教会。名前はわからないのだけど。

昨日はここから丘越えを避けて遠回りしたのだけど、実は、このワシントンスクエア沿いの道は、ケーブルカーが途中まで走ってきたパウエルストリートであることに気がついた。つまり、丘を一つ越えればもうユニオンスクエア。多少頑張って登れば、昨日の半分以下の時間でホテルまで帰ることができる。・・・ということで今日も帰りは歩き。なんだかサンフランシスコに来てから、ずいぶんいい運動をしているような・・・。

ホテルへ一旦戻って、それからまたRSAの展示会場を少し冷やかして、それから晩飯を食って帰ってきた。さて、サンフランシスコもあと1日。明日は、出張で同僚がやってくるので、一緒に展示会をまわって、それから夕方の便で、本来の目的である南の島へ飛ぶ予定。さて、たのしみたのしみ。

RSA Conference 2010 USA

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今日から本格的に始まったRSAコンファレンス。朝からキーノートを・・・と思ったのだけど、連夜の時差ぼけで寝坊してしまい、最初の2セッションを聞き逃した。お天気は朝から雨。肌寒い感じで、ちょっと気分もさえない感じ。とりあえず朝食で元気をつけて、会場に出かけた。

キーノートはちょうど中休み。とりあえず席を確保して残りのセッションを聞いてみた。最初は、シマンテックのCEOのプレゼン。

最近のテクノロジーのキーワードとして、ソーシャルメディア、クラウド、モバイルの3つを挙げて、こうした技術がIT(というよりも「情報経済」)の高度化をより加速していくだろうと予測。同時に、昨今の脅威の動向、とりわけ脅威のターゲットが鮮明になり、それにつれて手口も高度化していることなどに触れて、より総合的な対策が必要だと述べた。興味深かったのは、マルウエアのシグネチャ数が、2009年から2010年で倍増しており、もはやシグネチャベースの対応には限界が見えていることや、シマンテックとして、シグネチャベースに加えてレピュテーションベースのしくみも強化しているといった話。そして最も印象的だったのが、最後のしめくくりとして述べた言葉だ。「新しいIT技術はビジネスの推進に不可欠だ。ソーシャルメディア、クラウド、モバイルといった領域の技術は、ビジネスのあり方を大きく変えるだろう。我々(セキュリティの専門家)は、これらをブロックするのではなく、うまく使えるようにする(enableする)ことが必要だ。」というくだり。そう、これが日本のセキュリティ屋さんたちが一番考えるべき部分なのだろうと思う。

引き続き、表彰式をはさんで、暗号屋さんたちのパネル。こういうメンツのパネルを見られるのはRSAならではかもしれない。

中身は半分雑談っぽいもの。正直言うと眠気のせいでいまいち聞き取れなかった。おもしろかったのは、モデレータの質問。「皆さんは、いわゆる頭のいい人たちとして世間から見られているのだけど、これまでに何かおバカなことをしたことはありますか?」というもの。おもしろかった答えは、自分は100日のうち99日はバカげたことしか思い浮かばない・・・というもの。でも、100分の1の確率で素晴らしいことを思いつけるのだったらいいんじゃないかな・・・と。

最後は、先日、ホワイトハウスのセキュリティ責任者に任命された、ハワードシュミット氏の講演。

氏は、先日JNSAが提携発表したISFの代表でもあるのだけど、先日の来日予定がホワイトハウスのご指名の影響で急遽キャンセルになったのは残念。米国政府で、現在進められているセキュリティ関連部局の統合の話などを中心に語っていた。やはり政府のセキュリティ施策は縦割りの行政では難しいのだろう。このあたりは日本もなんとかしたいところなのだが・・・

さて、今朝はPC入りのバッグを提げて会場に行ったのだけど、これを持ち歩いているのは結構疲れる。すこし展示会を見てから一旦荷物を置きにホテルに帰ってきて、とりあえずこれを書いている。今回、ちょっと面白い傾向が見えてきた。セッションのテーマとしては「クラウド」がらみのものが多いのだが、展示会のブースで、"Cloud" を前面に出しているものは少なかったということだ。おそらくセキュリティ屋さん(米国ではユーザサイドな人が多い)の興味はクラウド周りにあるのだが、(というより、すでにかなり語りつくされた感もあるのだが・・・)ベンダサイドは、無理やり自分たちのソリューションをクラウドに結び付けても見向きされないことがわかっているから、むしろ、要素技術としての特徴をアピールするような方向にあるのではないかと思う。ともすれば米国発のキーワードに踊る(踊らされる)日本のベンダにも見習ってほしいあたりだ。

さて、天気も良くなってきたので、また少し出かけることにしよう。

今朝は、昨日とはうってかわって、曇り時々雨、肌寒いサンフランシスコ。今日からRSA関連のイベントが始まるのだけど、今日はまだ前哨戦。CSA(Cloud Seculity Alliance)のイベントが開かれる予定なのだけど、レジストレーション時点で満員御礼状態。とりあえず行ってみて、と思って行ったものの、会場への通路で、もう入れませんとブロックされてしまった。

仕方がないので、すごすごと一旦宿に引き上げてきたのだけど、その帰り道、なにやらお腹がごろごろ・・・。宿に帰ってトイレに駆け込むハメになった。完全にお腹がゆるんでいる。昨日、悪いものを食べた記憶もないのだけど。そういえば、昨夜、時差ぼけにあかして日記を書いている時に、テーブルの上にあるミントの飴を暇にあかしてなめていたのだけど、まさかそれとも思えないし。

とりあえず、朝食はやめにして、昼間で休養。調子がいまいちながらも、多少マシになったので、昼食をとって、また市内に出てみた。ここまで来たらアルカトラズ・・・と思ったのだけど、ツアーを予約しようと行ってみたら、この時期は少なくとも平日はやってないみたいで、ちょっとがっかり。で、しかたがないので、昨日も書いた、テレグラフヒルのコイトタワーまで行ってみることにした。

タワー行きのバスは、ピア39の近くから乗れる。なぜか39番のバスなのだけど。天気が悪いので視界はいまいちだったものの、雨は上がって霧も出ていなかったので、それなりの景色を見ることができた。

1933年に建てられたこのタワーについては、その経緯がプレートに刻まれている。中の回廊を飾るフレスコ画も当時の政府の芸術政策の後押しで書かれたものらしい。

売店で5ドルのチケットを買い、古ぼけた感じのエレベータに乗る。陽気なにーちゃんがガイド役だが、今日は暇だとこぼしていた。エレベータを降りて、37段(ガイドのにーちゃんいわく)の階段を登ると展望台。こんな感じで、窓から外が見える。

窓枠がちょっと邪魔だが、360度遮るものがない視界は、天気がよければとちょっと残念。ぐるっと見まわしてみたらゴールデンゲートブリッジ、アルカトラズ、ベイブリッジ、ダウンタウンと景色が楽しめる。

アルカトラズの前を巨大なコンテナ船が通っていく。遠近感で多少手前が大きく見えてはいるが、船の大きさも異様だ。

とりあえず、タワーを降りて、周囲を散策。ここはテレグラフヒルの0番地らしい。

バスがこないので、ぼちぼち歩いて降りることにしたのだけど、またしても勢いで宿まで歩き切ってしまった。丘越えすれば早いのだろうけど、体力がないので谷に沿って迂回したら結構時間がかかって、宿に帰ってくるころにはへとへとに疲れてしまった。またお腹の調子も悪化。とりあえず、全部出して(^^;)横になって一休み。

軽く寝たら少し体調も戻ったけど、食欲はない。すでに日が暮れかかっていたので、とりあえず、RSA会場の展示会オープニングとレセプションに行ってみた。

レセプションと言っても、展示会場のあちこちで飲み物や食べ物をサービスしているだけなのだけど。会場はそれなりの盛況。

セキュリティ系の「展示会」は、ほぼここに統合されてしまった感じなので、規模的には維持しているが、往年にくらべればちょっと寂しい感じもするのだけど。とりあえず、シエラネバダ一杯と少し食べ物をつついて、今日の夕食はおしまい。

帰りがけに、会場前の雰囲気がよさげだったので、とりあえず上の一枚を撮影。宿に帰って、ひと風呂浴びたら眠くなって、この時間にまた起きだしている。まぁ、時差ぼけを修正する気もないのだけど、今夜は少し早目に寝ることにしよう。明日はキーノートを一通り聞いて、それから展示会めぐりをしようかと。

そういえば、この10年くらいで、サンフランシスコは飽きるほど来ているのだけど、プライベートできたのはこれが初めてかもしれない。成田から、いつものSFO行き(このまえまでは、NWだったのだけど、もう完全にデルタ化している)に乗った感じは特段、プライベートだからといって変化はないのだけど。比較的空いているのか、プラチナのアップグレード証書でのアップグレードもめずらしくさっと出来たので、快適な空の旅だった。

昨夜は満月。一晩中、月明かりが明るかった。フライトはまずまず。大揺れもせず、比較的安定していた。唯一の難点はといえば、隣の奴が時折、屁をたれやがって臭かったこと。換気の空気を強くしてなんとかしのいだけど、あれは迷惑だ。案外本人は臭いのに気がつかないのかもしれないが。まぁ、気圧がさがるフライト中は出やすくなるのかもでしれないが・・・。

サンフランシスコ到着は朝の8時半ごろ。空港でちょっとカプチーノをすすって、BARTでダウンタウンに出た。実は、BARTも今回初めて。どちらかといえば、仕事ではダウンタウンよりも南のシリコンバレー方面に行くことが多いので、だいたいレンタカーを借りるし、ダウンタウンステイの場合は、面倒なのでタクシーを使ってしまうから。でも、$8.1で20分くらいでマーケットストリートのどまんなかまで出られるBARTもなかなか便利だ。

で、まずは、モスコーン・コンベンションセンターまで行って、RSAのレジストレーション。これもあくまで個人的興味から・・・。仕事ではなく趣味なので念のため。

で、とりあえず、少し時間は早いのだけど、ホテルに行ってみる。荷物だけでも預かってもらえればと思ったのだが、運よく部屋が使えたので、ラッキー。荷物をおいてちょっと街に出た。当然、今回は完全に観光モードである。

まぁ、サンフランの観光といえば、これは定番。これまでも何度か時間のある時に乗っているけど、何の後ろめたさもなく乗れるのは今回が初めてか。(苦笑)

ケーブルカーは、こういうふうに横につかまって乗るのが通らしい。ただ、左側だと、すれ違いの際に、向こう側に乗っている奴らとあたりそうになるので注意が必要。この、POWELL-HYDE線は、マーケットストリートから丘を越えて、フィッシャーマンズワーフの近くまで行く。とりあえずは、クラムチャウダーでも・・・と思って乗りこんだ。

こちらがわは、サンフランシスコ湾に面した埠頭が並ぶあたり。ちなみに、ピア43、つまり43番埠頭あたりがいわゆるフィッシャーマンズワーフだ。こちら側からみるとケーブルカーがいかに急な坂を走っているかがよくわかる。

とりあえず小腹がすいたので、いつものパンをくりぬいた中に入れたクラムチャウダーとサラダを食べ、腹ごなしにあたりを散歩してみた。カモメが舞い飛ぶのも、波止場な雰囲気でなかなかいい。

しかし、このカモメというやつは、飛んでいる優雅な姿とはうらはらに、結構、ふてぶてしい面構えをしている。この一帯を仕切って幅をきかせている感じだ。さすがのカラスもこいつらにはかなわない。

さて、フィッシャーマンズ・ワーフの隣のピア39はちょっとしたモールになっている。ここでは、今日まで Tulip Mania というイベントが開かれていて、いつもの花に加えてチューリップがあちこちで満開になっていた。

日曜日とあって、かなりの人出。とりあえず少し海沿いを散歩してみる。少しかすんで見えるゴールデンゲートブリッジ。ヨットが多いのもサンフランシスコ湾の特徴。

ピア39の正面には、これもサンフランシスコの顔、アルカトラズ島が浮かぶ。ベイ・クルーズの船にのると、その歴史なんかも解説してくれる。上陸ツアーもあるけど、当日では無理。事前予約が必要なので、これまでまだ一度も行ったことがない。明後日までにいけるかな・・・。

このあと、少しピア39のモールの中を散策。あちこちにおかれている色とりどりの花が綺麗。

サンフランシスコダウンタウンンのビル街を背景にフェリー埠頭をながめて一息。この風景ももう何度も見ているのだけど、プライベートだと、なんとなく落ち着いて見られるのも不思議だ。

色とりどりの花は、チューリップを中心にうまくアレンジされていて、あたりに春らしい雰囲気をただよわせている。こちらの季節も、もうそろそろ春めいてきているようだ。

少し歩こうと思って、埠頭の番号を下る方向でフェリーターミナルあたりまで歩いてみた。途中でみかけたのがこれ。かわいいロックバンドである。人だまりができていた。

歩いていくに従って、今度はベイ・ブリッジに近くなってくる。湾の入り口に位置するゴールデン・ゲートブリッジと並んで、サンフランシスコ湾の景色を作っているこの橋は、サンフランシスコと対岸のオークランドを結んでいるハイウエイの橋だ。

こうした桟橋は、市民や観光客の散歩道になっている。海を見ながら、なんとなくのんびりした気分になれるからいい。

テレグラフ・ヒルという丘の上に立つこの、「コイト・タワー」もサンフラン名物のひとつ。まだ行ってみたことはないのだけど、一度行ってみたいなと思っている。

やがて、サンフランシスコ・フェリーターミナルの建物が見えてくる。ちょうどマーケットストリートに面したこの建物もサンフランシスコ観光名所のひとつだ。

さて、結構疲れたので、マーケットストリートを電車にでも乗って帰ろうかと思ったのだけど、ついつい勢いで歩いてしまった。膝の調子もいまいちなので、ちょっと無理なことをしてしまったのだけど、さすがに宿に着いたら疲れきって、そのまま寝てしまい、気がついたらもう日が暮れていた。で、いまいちお腹もすいていないので、腹ごなしがてら、すこし散歩に出てみた。

パウエルストリートのケーブルカー乗り場あたりの人はさすがに少なくなっていたが、夜はまたちょっと違った雰囲気がある。マーケットストリートもいい感じ。

今回の宿は、ユニオンスクエアから1ブロックのあたり。キング・ジョージ・ホテル、安宿だけど、結構いい雰囲気の宿だ。

パウエルストリートからオファーレルを曲がり、ホテルニッコーに寄って、いつものANZU(ニッコーのレストラン)で夕食。これは、いつものお約束の「肉食」。サンフラン地ビール「アンカースティーム」とミディアムレア、10ozのNYステーキ。ここの肉は結構柔らかくておいしい。

宿に帰って、また寝込んでしまったので、順調に時差ボケている。現在、午前2時20分、さて、そろそろ寝ないと明日が辛いか・・・・。明日は、とりあえず朝、RSA会場に行ってみて、プレ・コンファレンスで開催されているCSA(Cloud Security Alliance)のサミットに参加できればしてみたいと思っている。レジストレーションの時には満席表示で入れなかったのだけど、押し掛け参加にチャレンジしてみようかと。立ち見でもいいので。

さて、ではそろそろ寝ます。おやすみなさい。

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