某サラ金が銀行様に借金返済引き延ばしを乞うたというお話。まことに痛快、ざまみろサラ金め。おまえら(とそれにカネを貸して上前をハネた銀行)が日本の経済をおかしくしたのだよ。
そもそも、10しかないカネを、10の現金(借金)と同じ10の価値を持つ「債権」に二重化してカウントするようなもの。回っている現金は、実は架空の資産。消費にまわっている金の多くは、実は経済的な意味で価値がない。実際の価値は「債権」にある。だから、債権でまた金を生もうとする強欲な連中が出てくる。こうして、実際の価値が二重、三重、四重・・・にふくらまされてバブルが発生する。この実態は貧乏人たちの将来の収入となるべきカネ。それを先取りしてふくらませているにすぎないのだ。経済が右肩あがりであることを前提に書いた絵柄だから、ちょっと経済がおかしくなれば、すぐに破たんする。日本のバブルもサブプライム問題も根っこは同じ。
民主党さん、たのむからどこかの党みたいに、内需拡大と称して庶民に無駄金を使わせるような愚策はやめてくれ。金がある奴に金を使わせないと内需拡大にはつながらない。そうやって社会にカネがまわっていくのだから。
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