このブログは「風見鶏」が、日々気づいたこと、思ったこと、したことを気ままに綴る日記です。2008年9月に旧ブログから引っ越しました。バックアップをご覧ください。

ゲストログインがうまくできないので、コメントを承認制にしました。スパムでないことを確認の上、公開します。判断はあくまで「風見鶏」の主観で行いますので、文句は受け付けません。(笑)承認が遅れることもままあると思いますが、あしからず・・・

システムトラブルのため、2015年以降のブログ画像と2018年5月以降の記事が消失しました。画像は鋭意、新しい物から順次復旧中ですが記事については残念ながら戻せません。残念ですが、あきらめます。

なお、ここに書いていることは、あくまで個人的な思いであり、いかなる組織をも代表、代弁するものではありませんし、無関係ですので念のため。

2009年6月アーカイブ

昨日、ふと思い立って、新幹線に飛び乗り、とある温泉地で下車。飛び込みで旅館に一泊して温泉三昧してきました。まぁ、これも一種の現実逃避なのですが、会社に正式復帰して、ようやく半月、まだ、エンジンも温まっていない状態で、すこしノッキング気味だったので、ちょっとギアダウン。

正直言うと、ちょっと気持ちの上で引っかかっていることがあって、すこし気持ちの整理が必要だったわけで。4月にハワイでやった自己分析、とにかく前を向いてやっていこう、という結論を出せたつもりだったのだけど、根本的な問題を置き去りにしていたようです。とにかく自分の知識や経験をいつまでも増やし続けていくために、理想を追い続けて、新しいことをどんどんやっていく、一見考え方として特に問題もなさそうに思っていたのですが、以前からうっすらと感じていた不安のようなものが、あることをきっかけに顕在化してしまいました。

そのきっかけ、というのが、会社のカウンセラー氏とのお話し。彼が言うには、(少なくとも私が理解したのは)年相応に枯れないと、自己と現実のかい離が激しくなってしまうよと・・・。自分が頭の中で描いている自分と、現実の自分の間のかい離が広がると、最終的に自己破たんするよ・・・ということのようです。有名な何人かの文学者が、自己破たんしてしまったのは全部こうした自己認識と現実とのかい離が原因なのだとか。

この話を聞いてから、なんとなくもやもやしていたのですが、この週末に温泉につかりながら考えてみて、そのもやもやが、実は以前から感じていた不安にリンクしていることがわかりました。昨年、うつになったときに感じた無力感、つまり、自分は何のために生きていくのだろうという疑問の答えとして、とりあえず自分を行ける所まで、どんどん大きくしていこう、強くしていこう、それを生きていく目的にしようと考えたのですが、実際、それをいつまで続けていけるのか・・・ということは棚上げにしていたわけで・・・。それでも、どんどん自分は年をとっていき、いつか、前向きになれなくなる時が来るのではないか・・・という不安です。その時、おそらく自分は生きていくことができなくなってしまうのだろう、そんな不安は、これまでにも漠然と感じていたものでした。前向きにありたい自分と、どんどん衰えていく肉体や頭脳とのかい離はおそらく、さらに大きくなっていきます。どこまで踏ん張れるのか・・・・、そう考えるとまた不安が押し寄せてきます。

最近、映画とかアニメとかを見ていると、その中に感情移入して没入している自分に気がつきます。ある意味、現実にできない体験をその中でしている反面、現実の自分からどことなく逃避しているような感覚にも襲われます。ゲームにしてもそう。私がRPGばかりを買ってくるのも、そうした仮想体験(見方によっては現実逃避)ができるからにほかなりません。子供のころ、家にこもって少年少女文学全集50巻を読み切った時の感覚に似ています。この時の仮想体験は、おそらくは普通の人の人生の何十回分に相当するでしょう。しかも、その舞台は外国だったり、違う時代だったり・・・。このときは、今とは逆に、まだ子供である現実の自分に物足りなさを感じたり、違和感を感じたりしたものでした。ある意味、今の私の中にはまだこの時の自分が残っています。53歳のおっさんとしての外面、表向きの自分と相当にかい離した内面がまだ自分の中に存在しているのです。その自分が、いつまでもエンジンを回し続けています。現実逃避の仮想体験だけではなく、現実の自分にもドライブをかけ続けているのです。いいかげんガタがきつつあるエンジン、でもある意味でそのエンジンに燃料を供給し続けてきたのは、いつまでも年をとらない(とりたくない)自分の内面なのです。私にはカウンセラー氏の一言は、この燃料をあきらめろ、と言っているように聞こえてしまいました。たしかにこれは一種の麻薬です、しかし、これを捨てると、たぶん私のエンジンは止まってしまいます。それにかわる燃料は、いまのところ見出せません。つまり、いつか破たんするリスクをかかえながら走り続けるしかないのです。

もやもやしたまま自宅に帰ってきて、しばらくテレビを見て、それからぶらりと雨の中を横浜まで出かけて、家電店を物色。その帰りみち、なんとなく答えが見えたような気がしました。

それも生き方なのだろうな・・・・。今はそう思っています。他に目的もないのですから。なにより、この麻薬の快感はちょっと捨てられません。これまでだって、現実の自分はいろんな意味で他人の3倍程度の経験をしてきたと思います。ダメならもう一度・・・という考え方がその根底にあります。それを支えてきたのが、年をとりたくない自分の内面なのです。(まぁ、何度やってもダメなこともありましたが・・・・ (__;)さすがにそれはあきらめて・・・ )とりあえず、破たんした時のことを考えながら生きていくことなどできませんから、もうそんな心配はしないでおこうと思います。とことん行ける所まで行って、ダメになったらその時にまた考えればいいや・・・と。危険な考え方ではありますが・・・。現実と理想のギャップは仮想体験(という名の現実逃避?)で埋めながら、現実の自分は、段階的にギアチェンジしつつ・・・スローダウンしていく・・・、とまぁ、うまくいけばいいのですけどね。

まぁ、懲りない奴ですわ・・・・自分

もうかれこれ一ヶ月、アメリカから帰って以降、咳がずっと続いてます。何度も病院へ行って薬をもらっているものの、ちょっと良くなったかと思うとまた悪化する、といったようにずるずると続いているのです。先週、薬を変えて一週間様子を見たのですが、ほとんど改善しないばかりか、ちょっと強い薬のせいで、朝、寝起きが辛くなったり、昼間の眠気が出たりしているので、今日、また会社をちょっと抜け出して病院へ行って相談してきました。ここ数年、風邪の後に咳がなかなか治らない人がなぜか増えているらしく、ひどい人は二ヶ月ほど続くこともあるとの話で、とりあえず、今度は吸引するタイプの薬を使ってみようということになりました。前々回にレントゲンなどの検査をしていて異常もなく、聴診でも特に異常はみられないとのことで、おそらく気道の炎症などが原因だろうとのこと。気管支ぜんそくなどに使う薬をしばらく使ってみようということのようです。

とにかく、そろそろ治ってくれないと、ちょっと体力も消耗気味。ストレスも少し感じ始めているので、なんとか治したいものですが・・・。なにより、今の状況では、マスクをしているとはいえ、咳き込んでいると周囲の視線も気になりますからね。

さて、梅雨はまたちょっとお休みの様子です。紫陽花も雨が恋しそう。

雨が降らないので、今日も帰りは晴海通りを有楽町まで歩いて帰りました。とりあえず、コメント抜きで、道すがらの写真を・・・。

そういえば、大量の個人情報流出をやらかした某証券会社の元システム部長が逮捕されましたね。でも、今の法律で立件できるのは、他人のIDを悪用して接続したことによる「不正アクセス禁止法」違反と、会社のCD(メディア)を盗んだ窃盗罪くらいで、情報そのものについては罪に問えないのではないかと・・・。一方会社のほうは、システムのID管理の不備(異動した社員のアクセス権削除漏れ)は個人情報の安全管理という面では大きな手落ちでしょう。でも、これも改善命令くらいが関の山で、むしろ会社としてはイメージダウンや「ごめんなさい料」のほうが痛手にちがいありません。もちろん、これらの損害を民事的に元部長に請求するというのは可能でしょうが、個人相手には現実的に損害をすべて・・・というのは難しいだろうなと思います。もし、この事件が、正当な業務上のアクセス権を持つ社員が、たとえばネットを使って情報を持ち出したとしたら、刑事責任を問うのはもっと難しくなりそうです。刑法に情報窃盗罪を加えようという議論はかなり前から続いているものの、なかなか実現しません。そういう意味で、この種の行為に対する司法の抑止力は限定的であるのが現実ですから、防止策は、教科書通り、きちんとしたIDとアクセス権の管理を行うことやログの取得と第三者的なチェック、複数者による作業といった適切な牽制関係を作っておくことなど、基本に立ち返って考えるしかなさそうです。「部長」といった立場の人がその職務権限について、適切なチェックを受ける仕組みも必要ですね。今回の事件は、ID(またはアクセス権)の削除漏れという一見些細な出来事が、とんでもないことになるという、いい例かもしれません。一般の社員ではなく、こうした欠陥を悪用できるような立場にある人が存在するとリスクはより大きなものになりますから。

さて、今日もらった薬が効いてくれることを祈って、今日は寝ることにしましょう。

Another silent wars

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イラン騒動の陰で、インターネット上でも戦いが起きていることは、一般にはあまり知られていません。単に連絡手段としてではなく、反対陣営のサーバを攻撃したりする行為が頻発しているようです。米国の重要システムに国外から攻撃や侵入が頻繁に発生している話は、先日書きましたが、いよいよ米国防省はサイバー部隊の設立準備をはじめたようです。

これまで、ある意味、草の根で行われていた「サイバー戦争」が、国家の軍事機構の枠組みに取り込まれることで、いったい何が起きるのか。もっとも懸念するのは、リアルワールドとの関係です。現実の戦争は、残念ながら長い歴史を持ち、一応のルールらしきものも存在します。また、それらを抑止するための国際的な枠組みも存在します。一方、サイバー戦争は、いまのところ「仁義なき戦い」であるようです。軍事機関や重要インフラがサイバー攻撃のターゲットになることで、それに軍が関与し、たとえば、敵国の通信拠点にミサイル攻撃をかけるというように、実際の戦争とリンクしてしまう危険性もあるように思います。少なくとも、国家的な枠組みでサイバー「軍」を作る動きがあるのであれば、今後必要になるのは、偶発的な戦争を防ぐための国際的な枠組みではないかと思います。

極論すれば他国のシステムへの攻撃を「侵略行為」と定義し、各国がこうした行為の実行に関して国内をきちんと管理し、意図しない攻撃が発生する危険を排除できなければ、戦争のリスクはなくならないことになります。国家や軍によるネット監視、不都合な通信の排除、というような、どこかの国がやっていることを、すべての国がしなければいけない日が来るのかもしれません。

これだけネットが様々な領域で使われていることの代償は、ネットで発生したリスクが社会全体に深刻な影響をあたえかねないことです。つまり、ある国の社会に対して重大な被害が予想される以上、これが戦争行為ととられてもいたしかたありません。ネットの活用と安全保障、このジレンマが、いよいよ深まりそうです。

梅雨も中盤、でも今年の梅雨はなんとなく不安定な感じがします。晴れ間も多いけど、雲を見ているとなんとなく大気が不安定に見えますね。これは朝飯を買いに行った時の今朝の空。

雲に虹・・・この縮小版ではちょっとわかりにくいのですが、フルサイズでは上のほうに虹がうっすらと見えます。朝から縁起がいいかも・・・

晴海トリトン界隈の花も日差しがあると鮮やかです。

午後からちょっと出かけて、そのまま某イベントの実行委員会へ。これは通りがかりの神保町界隈の紫陽花

神保町から三田線で御成門へ。ちょっと時間があったので、増上寺あたりですこし暇をつぶしました。

ここでも、虹(というよりは彩雲・・?)。空の雲はなんとなく不安定な感じで、不思議な形のものが多くみられました。

某イベントというのは、これ。もともとは、「セキュリティキャンプ」として、セキュリティ技術者を志す若者(中学生~大学生)を募集して、合宿形式で最先端の知識を学んでもらおうというものだったのですが、昨年からセキュリティだけではなく、プログラミングの世界でも、とんがった若者を育てようと、プログラミングコースも加わりました。全国の学校から参加者を募集し、書類選考を行って選抜した若者たちを8月に集めて1週間弱の合宿をやります。ここ数年、実行委員として企画に参加していますが、おじさんとしては、おうした若者たちが育ってくれることはうれしい限りです。ともすれば、こうしたITで「とんがった」若者たちは、周囲に仲間が少なく、なかなか評価される場もないのが現状ですから、そうした全国の若者たちのネットワークを作っていくこともこのイベントの目的のひとつです。セキュリティは、専門企業も増え、こうした若者たちが将来活躍できる場が広がりつつあります。プログラミングは、さらに働く場が多いように思いますが、意外と、「とんがった」プログラマーが活躍できる場所はまだまだ多くありません。たとえば、今回のテーマであるOSや言語処理系といったものの開発をしているような場がどれくらいあるのだろうか・・・と考えると、こうした部分の多くを海外に依存してしまっている現状があります。私たち年寄りとしては、こうした若者が活躍できる場所をもっと国内に作っていく必要もあるのでしょうね。

実行委員会は例年のごとく東京タワー界隈で開催。何度も撮った東京タワーなのに、来るたびに撮影したくなるのはなぜでしょうね。(笑)

あじさい

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この季節といえば、この花。晴海トリトンスクエアの前庭の紫陽花もそろそろ見ごろです。お昼の散歩がてら、ちょっと観察。

会社では、半年のブランクをキャッチアップすべく、部署の現状をヒアリング中です。多くの課題を置き去りに休業してしまったこともあって、この半年でどのような変化があったのか、気になります。まずは全貌をつかんで、それから、昨年の轍を踏まないように、そろそろと活動を始めようかと思っています。

今日も午後は雨。でも、紫陽花には雨が似合います。帰りがけに、もう一枚・・・。

今夜も雷雨。今年の梅雨はこんな感じでしょうか。なんとなく動くのが億劫になりがちな梅雨ですが、また休日には紫陽花見物にでもいきたいですね。

風邪が長引いていて、金曜日も咳がひどくなって会社を休みました。梅雨入り宣言にもかかわらず、先週末からいいお天気でしたが、この週末は家でおとなしくしてました。咳止めシロップを買ってきて飲んだら、これが結構効いたのですが、かなり眠気も出て、昼間はごろごろしながらテレビを見て、時々うとうとする状態で3日間過ごしました。薬のおかげか、喉の痛みと咳はかなり改善したので、もう一息です。明日は会社に出られるといいのですが。

さっき、夕食を買い出しに行ったら雨が・・・。また梅雨空に戻ってしまいました。一昨日はいい天気で、夕方の散歩は気持ちがよかったのですけどね。これは金曜日の夕方の空です。

フェーズ6宣言が出たインフルエンザも、とりあえず今のところは平静を保っている模様です。ただ、感染者は着実に増えているので、警戒は怠らないようにしたいものです。日本の政治はあいかわらず、我々国民不在で右往左往しているようで、ちょっとあきれ気味で見ています。ちょっと気になるのは、某えせ障害者団体の割引不正利用事件。当初政治家の関与がとりざたされていたのに、このところその話がなりをひそめています。一方で厚労省の局長が逮捕されて、さて次は・・・というタイミングをなにやら見計らっているような感じも見えます。なんとなく政治的な力が働いていそうな気がしないでもありませんが・・・、推移は見守りたいなと。某唯我独尊的独裁国家は、まだ、やりたい放題してますが、さて、そろそろ限界も近いのかなと思います。どこまで追い詰めるかは微妙な感じがしますね。逃げ道を残しておかないと、窮鼠猫を・・・・の状態になってしまうと破滅的な事態になりかねないので。ちょうど数十年前のどこかの国のように、経済封鎖によって生存権が脅かされたというような理由で軍事的な自殺行為に走る可能性も考慮する必要があるのではなかろうかと、ちょっと心配です。中東の某国も選挙の結果、ちょっと政情が不安定化する兆しも・・・。アメリカの小浜政権も難しい舵取りになりそうですね。内輪もめしてる場合じゃないのですけどねぇ、我が国の政府も・・・

さておき、私は、来週は体調を戻して、再度、社会復帰に挑戦です。

雨のち晴れ

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会社正式復帰2日目。朝から雨、おまけに京浜東北線が鶴見で荷物をドアに挟んだとかで、べた遅れになっていて、そのせいですし詰め状態になって、久々に身動きが取れないラッシュを経験しました。今日は、ちょっと朝の体調がいまいちだったのですが、気分的には満員電車でも特に辛くもならず、安定していたのは幸いでした。結局、会社は5分ほど遅刻してしまいましたが、まぁ、電車遅れなので、いたしかたありません。今日も、無難に1日を過ごし、定時に上がって、アリコレで夕食にうな丼を食べて、それから晴海通りを歩いて、有楽町へ向かいました。午後からすっかり晴れて暑くなったせいか、今日は夕方になっても少し暑さが残っていた感じでした。

朝潮橋から晴海埠頭方面を見ると、清掃工場の煙突に夕陽が反射して不思議な感じに光ってます。

隅田川を渡るころには、夕陽もかなり低くなって、夕陽に雲が照らされて、いい感じです。

築地を過ぎ、万年橋の公園の花壇ごしに見た夕空。これもいつもの風景です。

今週もあと一日、ちょっと疲れがたまってきた感じもありますが、風邪のほうは少しずつよくなってきている感じ。あとは、時々出る咳さえ止まってくれればいうことないのですけどね。とりあえず会社ではずっとマスクをして仕事をしてます。

新型インフルエンザは日本国内でも広がり続けていますが、特にインフルエンザの季節を迎えた南半球での拡大が顕著なようです。WHOは今、緊急会合を開いていて、なんとなく今夜中にフェーズ6宣言が出そうな感じがしますね。まぁ、ウイルスが凶悪化したわけではないので、日本ではいままでどおりの対応になるのでしょうけど、もう、どこでもらっても不思議じゃない状態になった、ということなので、人ごみから帰ったら、うがいや手洗いで防御したいものです。あと、かかったかな、と思ったら出歩かず、夏があるときは発熱相談センターに電話しましょう。病院へ行くなど出歩くときは必ずマスクをしましょうね。マスクは健康な人がするよりも、症状がある人がするほうがずっと拡大防止効果がありますから。

正式社会(会社)復帰初日にもかかわらず、今日は朝から幕張直行。とりあえず、様子を見てきました。会場までの人の流れは結構多かったものの、レジストレーションはがらがらでちょっと心配に。メッセ入口の柱には、インフルエンザ注意の張り紙も・・、ま、この状況下ですからね。

実際、会場のトイレには消毒薬のほか、紙コップとうがい薬も用意されていました。

会場の様子はこんな感じ。ホール4つ分と、かなり縮小気味で、ブースもそれにあわせて全般的に小ぶりですが、予想外に人出は多く、盛況な様子でした。まぁ、これは、CMPが傘下のコンファレンスをいくつか同時開催にして、展示会を一か所にまとめてしまったから・・・ということもあるようですが、とりあえずもくろみは成功しているように見えます。少なくとも先月のラスベガスよりも盛況であることは間違いないでしょう。

今年のNOCは、ラスベガスと同じように会場内に置かれていました。気持ちコンパクトになったような気もしますが、ラスベガスに比べて、使われている機材はそれなりに高そうな(笑)感じです。

面白いなと思ったのは、NOCの横にネットワーク機器のラックが置かれているのですが、ラックごとにホワイトボードに落書きっぽく機器紹介が書かれていたことです。これは面白いですね。宣伝も多かったですけど、まぁ、スポンサー的には控えめなほうでしょう。

展示は全般的にやはり、これといった目玉が少ない感じです。仮想化、クラウドをキーワードにはしているものの、とりあえず有り物を並べている印象もあります。セキュリティ関連は、併催されているRSAコンファレンスの展示スペースをそのまま、この会場の一角に持ってきた感じです。もともとホテルの宴会場みたいなところでやっていたイメージそのものの屋台ブースをこの広い会場に持ってくると、いかにも貧相な感じがします。あと、結構幅をきかせていたのは、これも併催されているデジタル映像関連やデジタルサイネージ(広告)コンファレンス関連の展示ブース。これはなかなかおもしろかったです。通信関連で人を集めていたのはここ。

今回、UQは、ロビーにも体験コーナーを作っています。実際にさわってみた感じでは、HSDPAよりかなり早い感じがしましたが、計測サイトの実測値で、下りが8Mbps程度となっていました。上りはその10分の1程度とかなり遅い数字になっています。上りのほうが電波状況の影響を強く受けるという評価記事をどこかで見たことがあるのですが、実際、そのとおりのようです。外出先などから画像をアップすることが多い私にとっては、ちょっと寂しい感じがします。サービスエリアは、今年中に政令指定都市をカバーし、来年末までには、全国の主要都市をカバーするとのことですが、田舎に行くことが多い私には、使えるようになるのはまだ先かもしれませんね。

もう10年以上も騒がれながら、ISP以外はなかなか腰が上がらないIPv6。v4アドレス枯渇のカウントダウンがまた始まっているものの、この不景気で一般ユーザの投資は期待できず、どちらかといえば、移行期の代替手段(大規模NATなど)の検討が中心のようにも見えます。

お昼すぎに、基調講演会場へ。山口英さんが、不況下のセキュリティについて話をするというので聞いてきました。前のコマで総務省の役人が持ち時間を大幅にオーバーしながら涼しい顔をしてしゃべっていたのにはちょっとムカつきましたが・・、結局、予定の20分遅れくらいで開始。だいたい想像通りの前振りから始まって、不況だからこそ、逆にリスクは高くなるし、一旦事故がおきると、その痛手は長引くので・・・、というところまでは誰もが想像できるところ。プレゼンの中に、「人を見たら盗人と・・・」というくだりが出てきたのは、ちょっと「性悪説」を連想させるようで残念でしたが、それを強調したかったわけではないと思うので・・・。さて、そこから先をどうするか・・・というあたりが気になったのですが、日本的だなと思ったのは、ベンダにもっと努力を要求していたところです。これまでの「売りっぱなし」を改めて、きちんとプロフェッショナルサービスをほどよい価格で売って、運用まで面倒をみなさいよ・・・とのこと。実際、ユーザ側で自前の専門家を用意できないような会社を念頭に、ベンダとのパートナーシップをもっと深めるべきだとの意見です。ただ、ちょっと気になるのが、責任の問題。アウトソースしたときに、互いにどこまでの責任を負うのか、といったあたりはちょっと微妙な感じがします。この部分にも言及して、契約書の隅に4ポイントほどの文字で「ごめんなさい」を書くのはやめて・・・・と言われてましたが、この1行はベンダ側にとってはかなり重い1行なので、しかも、安い価格で・・・と言われると多くのベンダはしり込みしてしまうんだろうなと思ってしまいます。ただ、売りっぱなしがもう通用しなくなってきているというのは、どのベンダも感じていることだと思うので、ベンダ(SI)とユーザとの間で、いい落とし所を探るような動きを期待したいところです。私自身は、ある程度の規模の企業は、一人でもいいから専門家を雇うべきだと思うのですけどね。専門家がベンダ側に偏在している日本の状況はあまり好ましくないと思うので。もちろん、中小企業については別の解も必要かもしれませんが・・。

とりあえず、多少異論はあるものの、不況でうやむやになりつつあるセキュリティに熱く警鐘を鳴らしてくれた山口先生に拍手!。(ちなみに、今日のお話は大学人としての顔で・・・とのことでした。)

再び日常

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とりあえず、どうにか今日は出社。まだ咳が多少残ってはいるものの、とりあえずマスクをして会社に行き、正式復帰に向けた産業医の面接を受けることになりました。幸いにも昼間は比較的落ち着いた状態で、咳き込むことも少なく、午前中を過ごし、昼休み。久しぶりに、ロングバージョンの散歩に出てみました。

そろそろ紫陽花も見ごろ。

豊洲方面へ抜け、ららぽーとの裏手の運河沿い歩道を歩いていると、芝生の上に鳥が遊んでいます。そろそろと近づいて写真を撮ろうとしますが、すぐに逃げられてなかなかとれません。ようやく・・・の1枚がこれです。

豊洲側から見た晴海方面。今日は天気がいまいちで、景色も少しかすんでいました。

対岸を歩いて、晴海大橋を渡って戻ってくる途中、橋の上から晴海埠頭方面を見たら、新しく出来た「とよすおおはし」(建設中の環状2号の橋)に隠れて埠頭の船がよく見えません。橋の下から、帆船と自衛艦らしい姿が見えます。

晴海大橋より晴海よりにありながらも「とよすおおはし」というのはちょっと不思議ですけどね。

小一時間、久しぶりに歩いてちょっと疲れましたが、今日は日差しもなく、比較的涼しかったので歩きやすい感じでした。

午後、産業医の先生と面談、この間のリハビリの状況をお話して、正式復帰OKの許可をもらいました。アメリカへ行ってきたことについては、無茶かも・・・とちょっとお叱りをいただきましたが、そこはちょっと開き直るしかありません。

まずは半年の休養期間を無事終えられそうです。風邪が治りきっていないのはちょっと残念ですが・・・・

定時後、晴海通りを歩いて新橋へ向かいました。築地の公園の花が綺麗です。

今日は、亡き友の9年目の命日・・・。友人たちと新橋で飲みながら、思い出を語りました。時が過ぎゆくのは速いものです。

新橋ビアライゼ、ちょっと変わったビールも・・・

明日からは本格復帰・・・・。明日は幕張のInteropに行ってみようかと・・・・

もう一日の休養

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結局、今朝になっても喉の痛みと咳が改善しなかったため、今日も一日休むことにしました。咳がとれれば・・・と思ったのですが、まだ咳が残っていたためです。天気もいまいち、体調もいまいちで、一日、家で過ごしていたので、ちょっと退屈気味。でもまぁ、体調回復が第一なので。喉の痛みは相変わらず少し残った状態ですが、咳のほうは次第におさまりつつあります。うまくいけば、明日は会社に行けそうな感じもしますが、明日の朝起きてみないと・・・といったところです。薬が明日の朝の分までしかないので、これで改善しないようだと、再度、診察を受けにいかないといけません。

気分的には安定してはいるのですが、そろそろ社会復帰しないと、なんとなく引きこもり気分になってしまいそうです。そろそろ梅雨入り、うっとおしい季節にもなるので、そろそろ家にこもる生活は終わりにしたいところです。体調が戻ってくれることを祈りましょう。

 

 

日本代表がW杯出場を決めたサッカー中継を最後まで見て、ちょっと夜更かしした昨夜、一夜明けて今朝は気持ちのいい快晴でした。

さて、久々に天気もいいので出歩きたいところですが、どうも風邪がなかなかよくなりません。喉の痛みと咳がなかなかとれないのです。先週、病院に行って薬をもらって、飲み続けているのですが、少しずつ改善はしているものの、すっきり治るのにはまだ少し時間がかかりそう。・・ということで、今日も家でごろごろ・・・。なんとなくもったいない1日でしたが、しかたありません。

とりあえず、天気がいいので布団や毛布を干し、梅雨に備えます。これから1ヶ月以上、布団干しは難しいかもしれないので。

薬のせいか、少し動くと疲れが出て、少し横になる・・・といった感じで1日が過ぎていきました。昼寝をしたら、もう夕方。テレビの「笑点」を見て大笑いし、それから夕方の散歩に出かけました。夏至に近づいて、今日の横浜の日没は午後6時55分。いつもの公園の木々は青々と葉を広げて、夏の準備は完了といったところです。

公園からいつもの高台へ。学校のフェンスごしに、紫陽花が大きな花をつけています。

高台からしばし、街を眺めます。新子安駅方面の高層マンションと横浜港沿いにある風車など。小鳥やカラスがねぐらに帰っていきます。吹く風も気持ちのいい夕暮れでした。

夕食を買いだして、家に帰ったらそろそろ日没。綺麗な夕陽。そして日没の位置もかなり北寄りになっています。

さて、明日は月曜。明日からまた会社に出ようと思っているのですが、ちょっと風邪が長引いているのが気がかりです。咳が止まってくれるといいのですが、続くようだと、この時節柄、もう少し休んだほうがいいかもしれません。周囲に不安を与えてもこまるので。

新型インフルエンザの話題がTVのニュースに上がることは目立って少なくなりましたが、まだあちこちで新たな感染確認が発生しています。どう考えても、これらは氷山の一角のように思えてなりません。全般的に日本の場合、症状は重くないようですから、自然に治ってしまった人も多いかもしれませんね。しかし、私の場合、インフルエンザ検査は陰性だったものの、一度よくなりかけた風邪が、再度、悪化してしまい、なかなか治りません。やはり、ちょっと体力が弱っているのかもしれません。きちんと治すためには、少し慎重になったほうがいいのかもしれませんね。明日の朝の状態を見て、会社と相談することにします。

雨の朝

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今日は、朝から定期診察(メタボ+αの治療中)のため、都内の病院へ。雨のせいか、首都高はあちこちで事故渋滞が起きていたので、それを迂回しながら9時前に病院着。とりあえず、診察前の検査でどっさり血を抜かれ、心電図をとってから、診察までの間、近所のそば屋に朝食を食べに行き(検査前は食事ができないので)すこし雨の中を歩いて時間を潰しました。道ばたには、紫陽花。うっとおしい雨の日に、ちょっと心を和ませてくれる花です。

このところ、風邪であまり動かず、家で喰っちゃ寝生活をしていたためか、それともアメリカでまた肉食生活をしてきたせいか、検査の数値は全般的に悪化・・・・。やはり、生活の乱れは数値にきちんと反映されるようです。(^ ^;)

その風邪のほうは、多少マシにはなったものの、まだ喉の痛みが続いていて、咳も出始めて・・・と、またアメリカに行っていた時と同じパターンを繰り返しているようです。もしかしたら、日本で別の風邪を、またもらってしまったのかもしれません。

家でテレビを見ていることが多いので、最新のニュースなどは常にチェックしていますが、足利事件の話は、怖いなと思った次第。「科学」という言葉の魔術を見せられたような感じです。本来、科学は、あいまいな点や矛盾をきちんと解決していくもののはずですが、専門家が中途半端な検証で結果を出してしまえば、周囲はそれを信じるしかなくなります。もちろん、今回の話は、別の専門家などから多くの問題指摘があったにもかかわらず・・・ということなので、日本の司法の体質を厳しく問わなければいけないものではあるのですが、同様のことが、サイバーフォレンジックでも発生する可能性もあり、ちょっと考えさせられます。当時のDNA鑑定を根拠に死刑判決を受け、既に執行された受刑者もいるとのこと。弁護団や遺族が死後の再審請求を準備しているということですが、もし、これで判定が覆ったら・・・と考えると怖いものがあります。死刑制度そのものの是非を問う議論に発展するかもしれませんね。ただ、もしこうした、起きてはならない間違いが実際に起きてしまったのだとすれば、こうした議論は必須となるでしょうから、きちんと検証してほしいものだと思います。

ところで、今夜は、サッカーのウズベキスタン戦。ワールドカップ一番乗りを決めてほしいですね。体調が悪いので早く寝たいのだけど、今日は無理かな・・・・

昨日、JNSAの成果報告会と総会があって、そのあとの懇親会でちょっと飲み食いして帰ってきたのですが、帰り道あたりから喉の痛みが出始めて、家に帰ってからだんだん熱っぽくなり、最後には唾を飲むのも痛い状態になってしまいました。一晩寝てもあまり改善しなかったので、会社を休んで医者にいくことにしたのですが、先々週に米国に行っていたこともあって、一応、手順どおり、まず発熱相談センターに連絡して、状況を説明し、一般の病院へ行っていいというお言葉をいただいてから、次に、病院に電話して事情を説明し・・・・と結構面倒な話になりました。まぁ、この状況なので、いきなり病院にいってアメリカ帰りだといった瞬間に、隔離病棟へ連行された知人の話もあったので、とりあえず段取りを踏んだ次第で。

とりあえず、成田検疫での検査で陰性だったことや帰国後1週間以上経過していることなどを説明して診察を受け、(細菌感染による)喉の炎症とのことで、抗生物質と痛み止めをもらってきました。今回もらってきた抗生物質はフロモックスという薬で、検索してみるとセファム系という種類の抗生物質のようです。説明書きを読んでいたら、効果のある菌の種類の中に、「インフルエンザ菌」という記載が目に留まりました。インフルエンザはウイルスが病原体のはずなのに、なぜ「菌」なのだろう、間違いではないかと思って複数の説明を検索しましたが、いずれにもこの記述があります。そこで、今度は、「インフルエンザ菌」を検索してみると、どうやら、中耳炎や副鼻腔炎、咽頭炎などを起こす菌のひとつで、かつてインフルエンザの原因菌ではないかと疑われたため、この名前がついたとのこと。その後、インフルエンザがウイルスによる病気だとわかってからも、名前だけが残ったようです。なんとなくまぎらわしいですね。ただ、インフルエンザの際にも、これらの菌の二次感染によって症状が重症化するようなこともあるようです。

ここ数年、この時期によく風邪を引いて長引いたり、一度治ってもまたぶりかえしたり、ということが多いような気がします。一方、冬場の風邪はそんなにひどくはならないので不思議ですが・・。

とりあえず、また数日おとなしくして風邪を治さなければいけないので、正式な職場復帰はもう少し先になりそうです。まぁ、あんまり焦るなよ・・ということなのだろうかと。

 

日常回帰

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今週から、また会社に行き始めました。まだ、正式にはリハビリ中の扱いですが、近日中には正式に復帰ができそうです。半年ほどのブランクを経て日常が戻ってきました。お昼の散歩もまた・・・。

晴海トリトンスクエアの周囲の花壇の花は、最近また新しいものに替えられたようです。季節ごとに花が変わっていくのは気分がかわっていいものです。

周囲を歩いてみると、そろそろこんな季節かな・・・・と。もうしばらくで雨の季節。憂鬱な季節でもあるのですが、一方、この花の季節でもあります。

豊洲方面をちょっと覗いてみたら、HIMIKOがちょうど出航するところでした。一度乗ってみたいと思っているのですが、なかなか機会がありません。

道路沿いの歩道に覆いかぶさった緑のトンネルは、いよいよ鮮やかに、初夏の装いです。木漏れ日や、吹き抜ける風がさわやかです。

今日は、定時後、あるイベントの実行委員会があって、東京タワーの近くまで行きました。ここ数年、毎年、実行委員として参加しているIT人材育成イベントなのですが、昨年のことがついこの前のように思えて、1年が過ぎる速さをあらためて感じました。

この1年、よく考えてみれば、様々なことがあったのですが、過ぎ去ってみるとあっけないものです。年々、時間の進みが早くなっていくような気がして、改めて1日1日を大切にしなければ、と思った次第です。

この景色、何度も見ているのだけれど、ついつい毎回撮影してしまいますね。

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