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シアトル

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灼熱のラスベガスをあとにして、シアトルにやってきました。デルタのフライトは、ハブのソルトレイク経由。デルタのプリボーディングポリシーはファースト客優先でマイレージステータスを持つお客は2番目。うーむ、NW合併時の説明によれば、国内線はデルタも空きがあれば自動アップグレードされるはずなのだけど、今回はアップグレードなし、扱いが悪くなったのは面白くありませんね。ちょっと気分を害しつつ搭乗。しかし、ソルトレイクも久しぶり。空港からは盆地を囲む雪山が見えます。到着時にちょっとしたアクシデント。ゲート前で飛行機が停止線をオーバーしてしまい、牽引車を繋いで入れなおすことに。うーん、NW時代はこんな経験したことなかったんだけどなぁ・・・。

乗り継ぎ便を30分ほど待って搭乗。大塩湖を飛び越して、北西へ向かいます。ちょっと失敗したなと思ったのは左側の窓側席をとったこと。午後のフライトでは、ずっと陽がさしつづけて結構暑かったです。

でも、おかげでこんなUFO写真も撮れましたが・・・・。(笑)

この4つの光点は、実は腕時計に反射した日光が窓に反射したものです。でも、なんとなくUFOに見えませんか?。

さて、このフライト(MD90)では無線LANが使えました。どんなものだろうとサインアップしてみたら、Webのアクセスは結構速く快適でした。遅延を見ようとpingを投げてみたんですが、これはフィルタアウトされてしまっているようです。ホテルのADSL回線くらいの体感速度はありますから結構使えます。一度やってみたかったので、mixi側の日記には、フライト中に写真をアップしてみました。アップロードはちょっと遅いですが、使えない感じではありません。1時間半のフライトでは10ドル弱の料金は微妙ですが、米国だと4,5時間以上のフライトもよくあるので、暇つぶしになっていいかもしれません。(おっと、お仕事が好きな人はお仕事もできちゃいますが(笑))

そうこうしている間に、窓の外にはシアトル(というかワシントン州)の顔のひとつ、レーニア山が見えてきます。

シアトルに到着したのは午後4時半ごろ。レーニア山が見えたあたりから、ちょっとトイレに行きたくなっていたのですが、もうすぐだから、と我慢していたら意外と時間がかかった上に、着陸してから延々とタキシイング、滑走路のほとんど端から端まで走って、ようやくゲートに到着。お隣のパツキンなおねーさんの荷物をおろしてあげたまではよかったのだけど、ファーストクラスの乗客がなぜかもたもたして、なかなか降りてくれません。かなりヤバい雰囲気でしたが、どうにか持ちこたえてトイレに駆け込みました。昨年、NY(ラガーディア)でも同じようなことがありましたけど、学習してないっちゅうか・・・( ^^ ;)

さて、荷物を受け取って、レンタカーを借りてダウンタウン方面へ向かいます。夕方の渋滞は対向側に集中していたのでラッキー、ハイウエイを降りてからホテルへの道も、どうにか迷わず(あとから思うと、もうちょっといいルートがあったのですが)無事到着。

ホテルは、シアトル・マリナーズ本拠地、セーフコフィールドの真横にある、Silver Cloud Hotel です。部屋の窓から球場が見えます。もう少し上の部屋だとゲームも見えるかもしれません。とりあえず、荷物を部屋に置いて、さっそく球場に向かいました。

球場の横の歩道沿いには、選手の写真が並んでいます。とりあえず、日本人2選手の写真。

確保したのは、バックネット裏の特等席。時折飛んでくるファウルボールにひやひやしながらも、ゲームを堪能。マスコットのムースは子供たちの人気者です。

ゲームは出足にいきなりホームランを打たれてLAエンジェルスが先行。ナイターゲームですが、夏時間のため、9時ごろまで空が明るいのは、時間の感覚をちょっと狂わせます。

結局、ホームランばかりで3点とられ、逆転の期待もむなしく、マリナーズは敗退。2列ほど前に、エンジェルスの赤いユニフォームを着た観客が二人、ここだけ異常に盛り上がっていて、周囲はシブい顔。

まぁ、敵地でここまでやっても苦笑いで済むのは、アメリカ野球の歴史のなせる技でしょうか。あんまり調子に乗るので、隣のにーちゃんが、ちょっとはホームチームに敬意を払え、と文句を言う一幕もありましたが、殺気立った感じはなく、これもアメリカの野球文化なんだろうなと思った次第です。

ちなみに今日は、SFジャイアンツ戦、このホテルにはSFファンの姿が多くみられます。考えてみれば、泊まりがけで応援に来るのはアウェーチームのファンか、日本人くらいですかね。(笑)

そして、残念ながら負けゲームの三々五々・・・。

球場は日没になったあたりから急に冷え始め、それなりに厚着はしていったものの、足元がかなり寒く、ビールなんか飲める状態ではなくなって熱いスープを飲んで体をあたためていたのですが、これが災いしたのか、風邪がまた悪化。夜、咳がとまらなくなり、最悪な状態に陥りました。さすがに、この悪化した状態で帰国するのは不安があったので、今日は、朝から旅行保険のサポートデスクに電話して病院探し。ラスベガスで教えてもらった病院に電話がつながらなかったことを言うと、丁寧に対応してくれました。今回は東京海上の保険に入っていったのですが、病院探しのサポートは米国の提携先(シカゴ)がやってくれるようで、こちらの担当者の対応もなかなか良かったです。飛び込みのため、探すのにちょっと時間がかかったものの、最終的に West Seattle にある小さな診療所が Walk inで対応してくれるとのことで、車で出かけました。ラスベガスの一件があったので、ちょっと不安でしたが、行ってみると受付の対応もとても親切で、ナースやドクターも感じが良かったです。Flu-likeな症状だと伝えると、一応念のため、とマスクを渡され、待合所ではマスクをつけていました。(これが、本来のマスクの使い方なんですよねぇ)結局、さほど高熱も出ていない上、症状は咳が主体なので、風邪だろうということになり、抗生物質と咳止めを処方されました。Fluじゃないよね、と念押ししたら、ドクターは大丈夫だと言ってくれたので、少なくとも飛行機に乗って帰ることはおとがめなし・・・かと。まぁ、最近、簡易検査で反応しないケースも多いようなので、一応、飛行機の中ではマスクをつけて、成田では正直に状態を言おうかなと思ってます。もしかしたら、再検査で結果が出るまで足止めされるかもしれませんが、これはいたしかたありません。でもまぁ、これはいい経験になったかな・・・と。一昨年、シアトルにこの時期に来た時もやはりひどい風邪をひいていて、このときはなんとか気合で頑張ったのですが、さすがに今回はちょっと慎重になりますね。でも、シアトルでは風邪がトラウマになっちゃいそうですが・・・。

で、これがその薬です。

この薬をゲットするのに、処方箋を薬局に持っていかなければならないのですが、不案内なので、シアトル在住の友人に連絡して、近くの薬局を教えてもらって、買いにいきました。診療費は保険会社が交渉してくれたので、支払う必要がなかったのですが、薬代は自費で払ってあとから請求になるようです。

薬を買ってから、ちょっと車で一回りしてこようと思ったら、結構迷ってしまって大変でした。途中、こんな橋を渡ったのですが、友人によれば、これは浮き橋なんだそうです。中央部は車線変更禁止でした。

夕方になって、ホテル周辺はまた多くの野球ファンでごったがえしはじめました。今日はSFジャイアンツ戦。

今日は、球場を横目に見ながら、部屋でTV観戦してます。現在、午後11時になろうかというところですが、試合は延長戦にもつれこんで、12回の表のジャイアンツ攻撃中。11回裏は満塁までいって、ここまで直接外からの歓声が聞こえてきたのですが、決着つきませんでした。なんとか今日は勝ってほしいものです。

さて、そろそろベッドに入って、暖かくして寝る用意をしましょうかね。では、おやすみなさい。

P.S: 試合は12回裏にマリナーズがサヨナラ勝ち。ロペスがもみくちゃ(というか、ボコボコ)にされてます。よかったよかった。水を買う小銭がなかったので両替しに下に降りたらエレベーターの前に長蛇の列が・・・。おおかたがSFファン。昨日の逆だな。(笑)

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このページは、風見鶏が2009年5月23日 13:07に書いた記事です。

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