小雨の成田を飛び立って、10時間弱でLAに到着。今回は私費のため、アップグレード不可の安チケットを買ったので、窮屈な旅を覚悟していたのですが、なんと、ゲートでアップグレードしてもらえました。ラッキー!。プラチナメンバーのステータスのおかげと、新型インフル騒ぎでのお客の減少によるところも大きかったのでしょうが、おかげさまで、フルフラットシートでゆっくり眠れました。
夜中に窓のシェードを開けてみたら、満天の星空。正面にはさそり座と赤く輝くアンタレス。天の川・・・・。しばらく窓にはりついて見入ってました。流れ星もいくつか・・・。富士山5合目に冬の初めに上った時以来です。
LAはいいお天気。イミグレの指紋デバイスは新型にかわっていて、全部の指の指紋をとられます。最初に右手の4本を同時に、次に右の親指、それから左手を同じようにして全部の指をとります。以前は左の人差し指からだったので、左右の順序が逆になったのはちょっととまどいます。で、この時に渡されたのが、この紙。
正式にはインフルエンザA(H1N1)または新型インフルエンザという呼称にしようということになっているはずなのだけど、米国ではまだ政府機関もメディアも多くがまだ Swine Flu という呼称を使っているようです。飛行機の中も、空港もマスクをしている人は皆無に近く日本人の一部くらいしかマスク姿は見かけません。マスクは感染予防には気休め程度であることが知られていることもあるのでしょうし、呑気な人が多いこともあるのかもしれません。少なくともマスクをしていると、逆にインフルエンザや風邪にかかっていると誤解されかねない雰囲気もありますから、カナダでインフルエンザをもらってきた高校生がマスクをしにくい雰囲気だったのはよくわかります。基本的には手洗いなどを徹底して、感染者が居そうな場所に近づかない、また、自分がかかった疑いがあるなら安易に出歩かない・・といったことしかないのだと思いますが。
さて、イミグレはほとんど待ちなしで抜けて、カスタム通過後に荷物を預けて出発ロビーへ。LAXの第3ターミナルは乗り継ぎでも一度外へ出ないといけないので面倒です。SFOも同じなのですが、デトロイトやミネアポリス、ポートランドなどでは、そのままセキュリティを通って出発ゲートへ行けるので便利です。セキュリティの先で各ターミナルがつながっていない空港の構造にも理由があるのでしょう。
とりあえず、2階の出発ロビーに上がり、再度セキュリティを通って、ゲート前でちょっと待ってから乗り継ぎ便に搭乗。50分ほどのフライトでラスベガスに到着しました。このところ肌寒かった日本からいきなり真夏の国に来たようで、気温は30度を軽く超え、今週は華氏100度つまりは40度近い気温も予想されています。一方で建物の中は外が暑くなればなるほど寒くなるので、逆に少し厚着が必要ですから、調節には苦労しそうです。
今回も昨年と同じ、ルクソールホテルに泊まることにしたのですが、今回はピラミッドの部屋をとりました。変わっていることといえば、エレベーターが斜めに動くので、加速度が斜めにかかってちょっと戸惑うことと、窓が傾斜していることぐらいで、それ以外は大きな違いはありません。窓からは空港が見渡せて、なかなか眺めもいい部屋です。ホテル前のスフィンクスの背中が見えます。
レジストレーションが開いていることを期待して、CSI SX会場のマンダレイ・ベイまで行ってみたのですが、今日はまだ開いておらず、すごすごと戻ってきました。Interopのレジストレーションはやってましたが、まだ閑散とした感じでした。去年は前日でももう少し人がいたような気もしますが・・・。
一旦、部屋に帰って一休み。ピラミッドの客室は壁面にあり、内部はカジノやシアターなどになっています。
少し疲れたので横になったらちょっと寝込んでしまい、気がついたら7時ごろ。食事をかねてちょっと外に出てみました。ラスベガス自体の観光客は昨年よりもむしろ多いような気もします。なにか仮装イベントでもあるのか、仮装した人がたくさん歩いてました。
夕食はちょっと戻ってマンダレイ・ベイのバイキングですませ、ちょっとスロットで遊んで(10ドル入れて22.5ドルもらい・・)からビールを買って部屋で夜景を見ながら飲んでます。明日は、朝からCSI SXへ。さっき、外に出かけたときに、CSI常連のS君にばったり。これからカントリーミュージックのショーを見に行くとのこと。しかし、よく出会ったものです。これだけ人が多いのにね。Small Worldです。さて、ほかの常連さんたちは来られたかな。来ている人には明日の朝のジェネラルセッション(キーノート)で会えると思いますが・・。さて、今日はそろそろ寝ましょうか。
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