今日は早朝から雷雨、一旦夕方になって晴れ間が見えたけれど、今はまた雷鳴がして雨が降り出した。
今朝は電車の遅れもなく無事、始業前に出社。ただ、電車の中で車内スクリーンを見ていたら、宇都宮線の人身事故で湘南新宿ラインは今日も運転見合わせ中になっていた。この路線の乗客には昨日の今日でさぞやストレスがたまっただろうな・・・と。その影響もあってのことか、乗っていた電車も一時すし詰めになりかけたが、特に気分が悪くなるようなこともなく落ち着いて乗っていることができた。気分的には以前と比べればずいぶん安定してきたなと思う。
今日までは3時でおしまい。来週一週間はフルタイムのリハビリ最終週となる予定。帰りがけに、また周囲の花を眺めて気持ちを落ち着けて帰ってきた。
(以下の部分は当初のバージョンでは私の聞き違いのためにかなり不正確だったので訂正しました。文書化された内容を改めて読み直してかなり自分の主観で補完していたことに気づき、自分のリスニングの課題をちょっと思い知った次第で・・・)
4時半ごろ自宅に帰ってテレビをつけた。CSの日テレニュースチャンネルで新型インフルエンザ関連のニュースをチェック。Mixi側の日記には書いたのだけれど、実は今朝、昨夜のWHOの定例プレスコンファレンスの内容を昨日紹介したサイトの音声ファイルでチェックしていた。これまでは、どちらかといえば、過剰なリアクションを抑えるような、やわらかな表現が多かったのだが、昨夜のフクダ氏は少しトーンが違っていた。おそらく、感染拡大が依然として持続していることから、楽観的すぎる観測にクギをさしたかったのだろう。もしかしたらフェーズ6宣言の伏線なのかもしれないが、1918年のスペイン風邪を引き合いに出して、このときは春に緩やかな流行があって、一度下火になった後に、秋ごろからより悪性の大流行が始まって結果的に数千万人の死者を出したことや、過去の例からパンデミックでは全世界の人口の3分の1にあたる人が感染する可能性があること。これは現在の人口にすれば20億人にのぼることなどを紹介し、警戒を続ける必要性を強調した。
また、こうした悪性化の兆候がこれから冬場のインフルエンザ流行期を迎える南半球で出てくる可能性があり、これを注視していることや、大流行は南半球の発展途上国で大量の重症者や死者を発生させる危険もあり、WHOとしてこれらの途上国への支援も重視していることを述べている。
しかし、一方で会見の最後に終わらせようとした司会者を遮って、「皆さんがこの会場を出るときに、来年まで20億人が感染する可能性があると言いながら出ないでほしい。これは未来を予測したものではない。これはあくまで過去のパンデミックの際に全人口の3分の1が感染したということであり、未来のことではない。未来がどうなるのか、よくなるか悪くなるか、それはまだわからない。」と念を押した。少し脅かしすぎた・・・と思ったのだろうか。
この会見についての日テレの報道を見るとちょっと脅しが効いてしまったようだ。20億人が感染する可能性がある・・・と述べたとの報道。たしかに可能性としてはあるのだが、ちょっと悪いほうに倒れ掛かっているように思った。最後にフクダ氏があえて述べたコメントについても、「予想は不可能」という部分のみが強調されていて、なんとなく不安を煽りそうな報道姿勢だったのは気になった。NHKは報道で、南半球での可能性についてのみ触れ、20億人・・の部分は報道しなかった。やはり、マスコミの報道だけではなかなか全貌をつかみにくいようだ。ちなみにNHKはシカゴでの日本人小学生の感染をちょっとショッキングな表現で取り上げながら、一方で、米国CDCが発表した調査結果を詳細に報じた。この報告書は後で見てみようかと思っている。
WHO会見ではある記者が、各国の対応についてコメントを求めたのに対し、フクダ氏はWHOとして、個々の国の対策にコメントする立場にはなく、各国はそれぞれの立場で持てる情報をもとに有効と思われる対策を講じているとした。またフェーズ6の判断は(多くの専門家の判断をもとに)最終的にWHO事務局長が下すことになるだろうと述べた。
さて、今日の夕方は一度晴れ間が見えたのだけど、本格的な回復は夜半過ぎになるとの予報だ。なんとなく新型インフルエンザを暗示しているように思ったのは、私にも脅しがきいてしまったのだろうか・・・。
コメントする