GWで実家に帰省していたのだが、今日は朝に実家を出て帰路についた。天候悪化の予報に反して、今朝の実家方面は快晴。気持ちのいい朝だ。6時に起きてしばし散歩。
30分ほど歩いて家に帰り、朝食をとってから7時過ぎに出発。北陸道に上がった。行きは、話のネタにと高速1000円均一を体験。しかし、勘定してみると、結局100km以上遠回りした上に、渋滞などで結構時間もかかっている。高速代とガソリン代を足して比較してみると、いつも使っているルートのほうが、値段的には同じか安上がりな上、走行距離が短い分、CO2発生量も少なく、地球にも優しい。そこで、帰りは高速を下道をはさんで2区間乗り継ぐいつものルートに変更した。北陸道に小松ICから7時15分頃上がって、富山方面へ向かう。車は(北陸道にしては)多めだが、スムーズに流れている。8時頃には富山ICを降りた。そこから国道41号線で神岡まで走り、国道471号に入って安房トンネルを目指す。安房トンネル入口で9時半頃、富山から1時間半くらいだ。途中の道では、こんな光景も目を楽しませてくれる。
安房トンネルを抜け、国道158号線で松本へ。長野道松本ICから、10時半頃に高速へ。渋滞情報によれば、笹子トンネルで6キロ、相模湖付近で15キロの渋滞が発生していた。これならば通常のレベルなので、とりあえず先を急ぐことにする。
1時間ほどで甲府盆地までやってきた。甲府昭和IC通過時の情報では笹子渋滞は勝沼を越えて一宮御坂まで10kmに延びている。笹子トンネル内の渋滞を避けるための車線規制の影響なのだが、上り坂で10kmの渋滞はマニュアルシフト車にはちょっとつらい。みんなたぶん、1000円キープのために高速を下りないだろうと踏んで、一宮御坂から国道20号へ降りて、下道で笹子越えすることに。案の定、20号は空いていて、時速60~70km程度のペースで流れてくれている。腹が減ったので笹子トンネル手前の道の駅で昼食。これが、ちょうど12時ごろ。30分強、昼食休憩をとって、それから国道側の笹子トンネルを抜けて大月方面へ下る。大月の先から都留へ抜けるつもりだったのだが、大月手前に都留へ抜ける県道を発見。ちょっと走ってみる。所々狭いところもあるが、空いているし、大月市街を通らなくてすむので時間も節約できる。ちょうど、都留ICのところへ出てきた。そして都留から来たときと同じように県道で山越えし道志に出て、国道413号そして412号で厚木に出て246号へ。いつもの海老名~大和付近は断続的な渋滞。しかし、多少いつもよりも込んでいる程度で夏場の土日渋滞とあまり変わらない。そして16号、保土ヶ谷バイパスを経由して首都高狩場線から横羽線、家に帰り着いたのは午後4時ごろだった。走行距離は470kmほど。ひっかかった渋滞は246の渋滞のみ。下道が半分くらいなので時間はそれなりにかかったが、想定範囲内で、殺人的渋滞は経験しなくてすんだ。早めに出てきたのも幸いしたのだろう。連休もあと1日、明日はゆっくりすることにしよう。
それはそうと、新型インフルエンザのほうは、ちょっとまだ混沌としているようだ。メキシコ政府はピークを過ぎたとの認識で、学校や店舗などを順次再開するとのこと。ただ、米国のCDCやWHOはまだ慎重な姿勢だ。特に、これから夏場にかけて一旦下火になったあと、秋から冬のインフルエンザシーズンに、より強力なウイルスが戻ってくる可能性を警戒している。そういう意味では、これから冬を迎える南半球で新型インフルエンザが流行を続けるかどうかに注目しているようだ。新型のワクチン製造についても、しばらくこの様子を見ながら考えたいとしている。米国政府はメキシコで下火になりつつあるという認識については敢えて否定はしていないが、米国は遅れて広がった分、収束にももう少し時間がかかるだろうとしている。
日本国内では、今のところ確定症例は幸いにも出ていないが、今日も帰国した子供1人が疑いありで検査中とのことで、これから連休帰国ラッシュを迎える中、ウイルスが持ち込まれてしまう可能性にも警戒が必要だ。一方、ニュースでは医療機関の過剰反応が報じられている。海外からの帰国者や帰国者と接触した人でもない発熱患者が診療を断られるケースや、保健所に相談した上で、一般病院に行くようにいわれた発熱患者が診療を拒否されるというような例も発生している。このまえ、米国から帰ってきた同僚が、ホテルや飛行機の空気の乾燥で喉をやられ、発熱もないため一般の病院へ行ったところ、米国帰りだといった瞬間に周囲がパニック状態になって、いきなり隔離病室に連れて行かれたという話しもあった。結局、保健所とのやりとりの結果、発熱もなく、通常の診察で喉の腫れのみで風邪でもなし、ということになり一件落着となったのだが、専門家であるはずの医師ですら、この状態だから大変だ。一方、疑心暗鬼になる人がいる反面、どこ吹く風の人もいる。海外から帰ってきて、検疫で診察を勧められても拒否する輩があとをたたないようだ。これもちょっと無責任な話である。なかなか正確な情報が流れてこないことにも原因はあるのだろう。前にも書いたが日本のマスコミが流す情報は総じて断片的であるように思う。きちんと状況と対処法を国民に知らせるような動きが必要だろう。政治家たちよ、インフルエンザまでも選挙ねたにして騒ぎ立てるのはやめて、きちんと、まとまった説明を政府にさせるように動いてくれたまえ。連休で税金を使って海外旅行をする暇があるのなら・・・・・
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