ハワイ滞在も今日が中日。いつものとおり、10時前まで朝寝して、空をみたらいまひとつの天気。しかし、ちょっと退屈気味なので、少し遠出してみて、天気が悪ければ引き返そう・・・と車で出かけた。まずはどこかで昼飯・・・・と思いつつ、まだ早いかな・・・とか思っているうちに、ずるずると南下。いつのまにか、30マイルほど走ってしまった。南に行くにつれ晴れ間も見え始めたので、思い切ってキラウエア火山まで行ってみることにした。やはりハワイ島に来たら火の女神さまにはごあいさつしとかないとね。
カイルアから島の南周りでぐるっと東側のヒロまで続いている11号線をひた走る。道はいつしか、溶岩台地の中の一本道になる。やがて、南端の岬の手前で島の東側に出て、また延々と続く一本道。スピード感覚がマヒしそうな道だ。
このあたりは、マウナ・ロアの麓。一見草原に見えるが、その下は溶岩だ。古い溶岩台地はやがて草木に覆われるが、比較的新しい溶岩は黒々とむきだしになっている。
南端をまわってから、さらに40マイルほど走ってキラウエア国立公園の入り口に到着。ここで入園料10ドルを払って公園に入る。レシートを提示すれば1週間以内なら何度でも入れるのだが、コナに滞在して、ここまで何回も来るのはちょっとしんどいかもしれない。ゲートを入ってしばらく行くとビジターセンターがあり、周辺の情報を得られる。
ここまで昼飯はお預けだったので、近くのホテルでサンドイッチとコーラでとりあえず空きっ腹を満たす。この食堂(カフェテリア)からは、キラウエアカルデラを一望できる。
今日は、昨年きた時に行けなかったChain of Craters Roadを走ってみることにした。片道20マイルほどの一本道。周辺にはいくつものクレーターや溶岩が流れた跡がある。クレーター外周を右回りに走って最初はこのクレーター。向こう側にハレマウマウクレーターの噴煙も見える。
クレーターリム(外周)道路は、火山ガスのために途中で通行止めになっている。通行止めの看板の前を左折して、Chain of Craters Roadに入る。入ってしばらく走ると、こんな洞窟がある。Lava Tube つまり昔、溶岩が流れた空洞である。流動性が高いキラウエアの溶岩は、表面の固まった溶岩の下を流れて海にそそぐ。大昔に溶岩が流れたあとが、この洞窟だ。
それからまた走ると、比較的新しい溶岩流のあとや、小さなクレーターがいくつかあり、それぞれ看板と駐車スペースが作ってある。これを全部見ているとかなり時間がかかるので、適当に飛ばしていく。天気はいまいちで日がさすこともあるが、たまにシャワーがある・・・といった感じ。
やがて道は、荒涼とした溶岩台地に出る。このあたりでも標高は数百メートルある。海岸線と、比較的最近溶岩が流れた跡が黒々とはっきりと見える。
この高さを一気に下り、海沿いまで道は続いている。海沿いに出て少し走ると、そこで道は通行止め。ここから先は車をとめて歩くしかない。案内所があって、そこでビデオや写真、注意事項などを見ることができる。とりあえず、少し歩いてみた。
数百メートルほど歩くと、道が溶岩にふさがれている。比較的新しい溶岩流のあとだ。以前、三宅島で同じような場所を見たけど、周囲のスケールははるかにこちらのほうが大きい。
ここから先は溶岩の上を歩くしかない。ずっと歩いて行くと、実際の溶岩流が海に流れているあたりまでいけるのだが、そこまで溶岩の上を歩く根性もないので、少し歩いたところから遠目に噴煙をながめて帰ってきた。
車の近くまで戻って、海沿いへ出てみる。溶岩が崩れやすいため、いける場所は限られている。海辺は断崖になっている。波の浸食だろうか、それとももともとこんな形で固まったのだろうか・・・不思議な光景だ。
これだけ見てまわるのに、結構時間を費やして、ビジターセンターまで戻ったころには、4時半くらいになっていた。まっすぐ帰っても7時くらいになりそうなので、そのまま帰ることにする。帰りの一本道は車もほとんどなく、退屈極まりないドライブになった。ついついスピードがあがってしまうので、クルーズコントロールを制限時速の誤差範囲内(笑)に設定してアクセルから足を離してひたすら走る。やがて、眠気に耐えられなくなり、途中で2回ほど車を止めて一休み。ホテルに戻ったら、予想通り、ほぼ7時ごろになっていた。
朝からサンドイッチ1個しか食べてないので、もう空腹は限界に達している。さっそく、近くの海沿いのレストランに出かけて食事。空きっ腹にまかせて、またしても腹いっぱい食ってしまった。でもまぁ、それなりに運動もしたので、いいかな・・と。
以上、4日目も無事終了。今日は自己分析は暇がなかったのでお休み・・・て~か、そろそろいいかな・・・と。だいたい原因は列挙できてるので、あとは実践でぼちぼち・・・(笑)
さて、明日はどうしようか・・・・天気が持ち直してくれればうれしいのだが・・・
コメントする