4ヶ月半ほどの休業のあと、今日から出社に体を慣らすフェーズに入った。とりあえず、水曜日の休日をはさんで今週中は、朝9時出社でお昼まで。まずは、会社に定時出社して軽い作業をし、段階的に時間を延ばしながら、最終的に1週間フルタイムで出勤できるようになるところまでが、このリハビリフェーズとなる。
今日は少し早めに起きて家で朝食をとり、敢えて混雑する通勤時間帯のど真ん中に出かけた。昨年、早起きモードになっていた理由のひとつは、この混雑によるストレスに耐えられなくなっていたことだ。そういう意味でのストレス耐性は戻っていると思うので、あえていきなりチャレンジしてみたのだけれど、とりあえず問題なく出勤できた。爽やかなお天気だったことも幸いしたかもしれない。
少し早めに晴海に着いたので、ちょっと朝潮運河沿いを散歩してみた。桜並木は若葉に覆われて、目に涼しげだ。小さなさくらんぼも見られるが、熟れてくると小鳥のえさになるようだ。
桜にかわって、周囲には様々な春の花。今日は天気も良くて、どれも鮮やかだ。
花壇の花も色とりどり、そろそろ5月、鯉のぼりも泳いでいる。
トリトンスクエアのエントランスロビーでは、何かの展示会が開かれている。天井には例年のように、大きな鯉のぼりが泳いでいる。
会社では、とりあえず身辺整理。12月、なかば突然死状態で休みに入ったため、机の中や、PCは当時の状態そのまま。とりあえず、PCにパッチをあてつつ机の中に積もった書類を整理。ちょっと心が痛む書類ばかりなので、とりあえず、ばっさりと全部廃棄。そんなことをしていると3時間くらいはあっというまに過ぎてしまう。今日はとりあえず、お昼でおしまい。久し振りにアリコレ(下のフードコート)で昼飯を食って、トリトンスクエアをあとにした。帰りがけに、もう数枚、花の写真を撮る。
時間もあるので、ぶらぶらと晴海通りを有楽町に向けて歩く。勝鬨橋のたもとで隅田川をしばし眺める。天気がいいので気持ちがいい。
ふと見ると、不思議な形の雲。スタートレックの宇宙船みたいだ。ちょっとアップにしてみる。これは、mixi側のアルバム「空と雲」に追加しておこう。もうひとつ、面白い雲。目の大きな魚にも見える、ピラニアかも・・・。
日差しがきついので、通りの日かげ側を歩いて有楽町へ・・・。京浜東北線に乗ろうと思ったのだが、この時間帯は快速運転で有楽町に止まらないことを忘れていた。浜松町まで山手線で行くか、東京へ戻るか・・・。今日は、このまえ切り替え申請したパスポートを受け取りに関内まで行く予定だったので、東京へ戻って横浜までは東海道線で行くことにした。
横浜で根岸線に乗り換え、関内へ。そこから山下公園方面に歩いて、パスポートセンターまで行き、16000円也を払って新しい10年物のICパスポートを受け取ってきた。冊子の真ん中のページにチップが入っているのだが、このページは思ったより厚い。まぁ、そうでなければ、扱いの荒いアメリカのイミグレあたりではすぐに壊れてしまうかも・・・とか思いながら帰ってきた。写真は、持っていったものが台紙に転写されるのだけど、コントラストが悪化していていまいちの出来。10年物としてはちょっと失敗かな。
関内への途中、横浜スタジアムの周辺を通るのだが、ここも一面花盛り。噴水のまわりの花壇、それから一面のチューリップ畑。チューリップはそろそろ盛りを過ぎつつあるが、まだまだきれいだ。
とりあえず自宅に帰って、さっそく ESTA (米国のビザなし入国電子申請)に再登録。パスポートが変わった場合は、以前の内容を更新するのではなく、新たに申請しなおす必要がある。必要事項を入れて送信するとすぐに承認が下りた。まぁ、悪いことはしていない(・・はず(笑))なので当然fだが・・・。
ちょっと歩き疲れたので、寝っ転がってテレビを見ていた。豚インフルエンザの報道は、なんとなく各社微妙だ。本当はマスコミ的には大騒ぎしたいのだろうが、パニックを煽ったと言われるのを恐れてか、見出しハデだが、中身は総じて控えめ。状況的に見て、ウイルスが人から人への感染力を持つような変異をしていることは、かなり可能性が高いだろう。少なくとも一般のインフルエンザ程度の感染力はありそうだ。しかし、一方で毒性についてはまだよくわかっていない。メキシコでの死者が本当にすべて豚インフルエンザによるものなのか、また、重症の1000名強以外の軽症の感染者はどれくらいいるのか、などの詳細がわかっていないためである。メキシコ以外では死者はいまのところでていないし、重症化もしていない。人の間の感染力を持つ疑いが高いにもかかわらず、WHOが警戒レベルを4に上げることに慎重なのは、そのせいだろう。米国時間の火曜には結論が出そうだが。
日本企業の対応はわかれている。海外出張を一切禁止した会社もあるが、多くはメキシコのみの禁止、米国については、不要不急の出張を避けるとしている会社や、注意喚起にとどめた会社など、対応が分かれている。現地駐在者への対応も分かれた。家族や本人を呼び戻す会社がある一方、移動に伴う感染を恐れて、現地に留まることを選択した会社もある。それぞれ、理由付けはあるのだが、各社、パンデミックシナリオに関するBCP、特に初動の部分については、もう少し練り上げる必要がありそうだなと思う。
ともあれ、リハビリ出社初日は無事終了。明日も少し早起きして、ゆっくりと行くことにしよう。
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