5月の中旬にラスベガスで行われるCSI SXコンファレンス。昔のCSI NetSecコンファレンスだが、いまはInterop Las Vegasの前に同じ会場で開催されている。両方ともCMPの傘下に入ってしまったイベントだが、とりわけInteropの低迷にテコ入れする意味合いもあるのだろう。昨年は4月の連休に重なっていたのだが、今年は5月。これも、CMPに買われたRSAコンファレンスの直後だったので、間を開けた・・・とみるべきか・・・。
ともあれ、毎年行っているコンファレンスなのだが、ご存じのとおり現在は休業・療養中の身。なんとか、この時期には仕事に復帰できるメドはたったのだけど、復帰直後にコンファレンスに出張で行かせてくれというのも気が引ける。そこで、復帰を一週間遅らせてもらって、今回は私費で参加することにした。このところ財布と精神状態の究極の選択(^^;)が続いているので、痛い支出ではあるが、しばらく浦島太郎化していた頭にカツを入れるにはいい機会だと思う。とりわけ、気になるのが、この不景気でセキュリティに関するマインドに何か変化が出てきているのだろうか・・・というあたり。CSI系のコンファレンスはユーザサイドのセキュリティ屋さんが中心。それだけに、セッションの内容も、それを色濃く反映したものになりがちだ。そういう傾向や、ランチ、パーティーなどでの参加者とのお話を通じて、変化を見極めたいと思っている。
リストラ、収入減など社員のマインド、ロイヤリティーを下げるような事態が発生する中、予算のみならずセキュリティ屋の仕事自体も脅かされているとしたら、企業がかかえるセキュリティリスクは、より大きくなっているはずだ。現場の本音や取組みを聞いてみたいなと思う。私費を投じる価値はあるだろう。様子や感想はまた書きたいと思っている。
私費旅行なので、気兼ねなく羽根ものばせるし・・・・・っと、カジノの思うつぼにはまらないようにしなくてはね。
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