このブログは「風見鶏」が、日々気づいたこと、思ったこと、したことを気ままに綴る日記です。2008年9月に旧ブログから引っ越しました。バックアップをご覧ください。

ゲストログインがうまくできないので、コメントを承認制にしました。スパムでないことを確認の上、公開します。判断はあくまで「風見鶏」の主観で行いますので、文句は受け付けません。(笑)承認が遅れることもままあると思いますが、あしからず・・・

システムトラブルのため、2015年以降のブログ画像と2018年5月以降の記事が消失しました。画像は鋭意、新しい物から順次復旧中ですが記事については残念ながら戻せません。残念ですが、あきらめます。

なお、ここに書いていることは、あくまで個人的な思いであり、いかなる組織をも代表、代弁するものではありませんし、無関係ですので念のため。

2009年4月アーカイブ

WHOが豚(新型)インフルエンザのパンデミック警戒フェーズを4から5に上げた。アメリカでの死者発生や、スペインで、人から人への感染が発見され、少なくともメキシコ以外の2ヶ国になったことなどが理由と考えられる。WHOのホームページで今朝の声明文を読んでみた。簡単に訳すと以下のようになる。多少主観が入った訳になっていると思うので、正確な内容は上記ページの英文を参照してほしい。

------------- 以下、WHO声明文の自主翻訳

これまで得られたすべての情報と複数の専門家による検討に基づいて、現在のインフ
ルエンザパンデミック警戒レベルを4から5に引き上げることを決断した。

インフルエンザのパンデミック(世界的な大流行)はすべての国々に急速に拡大する
能力を有しており、深刻かつ正確にとらえられることが必要だ。

一方、現在の世界は過去のいずれの大流行に対してよりも、インフルエンザの大流行
に対して備えができている。

これは、H5N1型の鳥インフルエンザの拡大に備えてとられている様々な対策のお
かげであり、我々は今、その恩恵を受けつつある。

今回、歴史上はじめて我々はパンデミックをリアルタイムで追跡することができる。

自らの国内での調査の結果を公開してくれている国々にも感謝したい。これら(の情
報)は我々がこの病気を理解する助けとなっている。

私は感染が広がった国々が感染拡大を防ぐために行っている作業に感激している。ま
た、米国やカナダの政府がメキシコにおいてWHOを支援してくれていることにも感
謝したい。

私は皆さんに、(今回の)新しい病気は、(専門家たちの)説明によれば、まだすこ
ししか解明されていないこと、また、インフルエンザウイルスは変異が早く予測が難
しいことを申し上げておく。

WHOと感染発生国の保健当局は、現時点ではすべての答えを得ていないが、やがて
は得ることになるだろう。

WHOは、パンデミックを疫学的、臨床的、ウイルス学的な見地から追跡していく。

現在実施されている影響評価の結果は、公衆衛生勧告として発行され、公開される予
定だ。

すべての国々は、各自のパンデミック対策計画をただちに始動すべきである。また、
各国はインフルエンザに似た症状や重症肺炎の急拡大に対する高い警戒レベルを維持
すべきだ。

このステージ(フェーズ5)では、効果的かつ必要な対応、つまり感染監視のレベル
を上げること、早期発見と早期治療、医療機関においての感染防止などの対応が求め
られる。
このフェーズ引き上げは、各国政府、保健当局や関係省庁、製薬会社、ビジネスコミ
ュニティーなど、すでに様々な対応を行っている組織に対して、その対応のペースを
上げるように促すシグナルである。

私は、(WHOへの)資金(資源)提供国、UNITAID, GAVI連合、世界銀行などに対して、
資金(資源)の提供のための接触を始めた。

私は、抗ウイルス薬の製造企業に対して接触を持ち、製造能力を評価したうえ、それ
を増強するためのあらゆる方策を検討している。

また、同時に私はパンデミックワクチンを製造可能なウイルスワクチンメーカーに対
しても、すでに接触している。

特に現時点での最も大きな疑問は、このパンデミックがどのくらい深刻なものか、と
いう点である。

現時点では、この病気の症状は、臨床的にみると軽症から重症まですべての可能性を
持っている。我々は、この疑問に答えるために、事態の推移を継続的に監視し、より
詳細な情報を得る必要がある。

過去の経験では、インフルエンザは先進国では比較的軽い症状で終わる可能性がある
ものの、途上国においては高い致死率をもたらす重症化に至る可能性もある。

状況の良し悪しにかかわらず、国際社会はこの事態を、(パンデミックに対する)備
えや対応を強化するためのよい機会ととらえるべきだろう。

最後に、すべての国々、人々に有益な対応策、解決策を模索している現在は、国際的
な結束を固めるよい機会だと考える。これは、パンデミックの脅威にさらされている
人類全体の問題だからだ。

すでに述べているように我々は現時点ではすべての答えを得ていない、しかし、(必
ず)得るつもりだ。

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まだ、ウイルスの危険度などを判断するためには、情報収集が必要だが、定められたフェーズの条件にてらして、最悪のケースを念頭に対応をとるべきだということなのだろう。深刻にとらえつつも、パニックは避けて、最悪のケースを避けるために必要な対策をとろうということだ。ある意味で、より強い毒性を持った病原体のパンデミックの予行演習でもあると思う。もちろん、今回のウイルスが今後どのように変異していくかはわからないから、当然の対応でもある。

日本政府は、いまのところメキシコ以外への渡航制限はアナウンスしていないが、感染発生地域を示して注意喚起を行っている。これは現実的な対応だろう。

弱毒性であったとしても、変異リスクや自然の免疫がないウイルスであることを考えれば、これ以上広がらないようにすべきだから、とくに海外に出かける人は、少しでも体の異常を感じたら、すぐに医療機関に相談するなどの対応をとる必要があるだろう。これは自分自身のためでもある。インフルエンザは早期に治療を開始すれば深刻化することは少ないからだ。タミフルなどは発症後48時間以内に飲む必要があるとされている。発熱などの症状が出たら迷わず医療機関に相談すべきだと思う。手洗い、うがい、マスクなどはほかの病気や風邪、一般のインフルエンザなどの予防にもなるから、こまめに励行したい。

引き続き、経過を見守ろう。

 

中休みの1日

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今週から半日会社に通い始めて、今日は中休み。いい感じでスタートを切れたと思う。今日はちょっと中休み。天気もいいので、午前中に自転車で小一時間走ってきた。最初は鶴見川のサイクリングロードをまた新横浜あたりまで、と思っていたのだが、途中から横浜駅伝なるイベントにぶつかって、河川敷の道路が走者であふれてしまった。通行が規制されているわけではないが、わずらわしいので、綱島あたりで河川敷から上がって別ルートで戻ってきた。

昼飯を食べて、しばらく散歩、それから家に戻ってテレビを見ながらちょっと昼寝。CSのニュース系チャンネルを順番に見ながら豚インフルエンザ(日本メディアではすでに「豚」ではなく、ヒトの新型インフルエンザとなっているが、欧米メディアではまだ Swine Flu と呼ばれている)関連のニュースをチェック。

別の日記にも書いたのだが、報道が細切れで、なかなか全体像がつかみにくい。たとえば、昨日のWHOが警戒レベルを上げた際の会見についても、すべて放送したメディアは日本ではなく、たとえば、「すでに封じ込めはできなくなっている」といった部分だけを切り出して放送しているものが多かった。実は、このあと、まだ世界的なパンデミックは食い止めることが可能だ、という部分があるのだが、これが省かれてしまうと、すでにパンデミックが始まって止められないような印象を持ってしまうので怖い。米国が18億ドルの対策予算を議会に要求した、というニュースでも、政府の危機管理責任者の発言から「今後米国でも死者が出る可能性があると考えている・・・」といった部分のみを切り出して報じているメディアがある。CNNのサイトに記事によれば、米国CDCの統計で、既存の季節性インフルエンザやその合併症による米国の死者は毎年平均して36000人程度おり、今年も1月からすでに13000人に達している。世界中で見れば死者の数は毎年二十五万人から五十万人にも達する。米国だけでも毎週800人以上の人が従来のインフルエンザで亡くなっているわけだから、単純な比較はできないものの、まだ米国内で死者を出していない(その後1名死亡が確認されたが)新型インフルエンザの脅威はこれに比べれば、まだかなり低いだろう。もちろん、今後、より強い毒性を持つような変異を起こす可能性はあるだろうが、「未知」であるということのみが独り歩きして、過剰な反応を引き出してしまっているようにも思える。逆の言い方をすれば、そもそも新型以前にインフルエンザという病気自体がそのような多数の死者を出す、恐ろしい病気だということだ。

日本からWHOの会合に参加した専門家へのインタビューでは、今後米国、メキシコ以外の国で二次的な感染拡大(つまりメキシコからの帰国者から他の人への感染)が発生した場合、WHOがレベル5を宣言する可能性に言及していたが、そのあとで、今回の新型インフルエンザは毒性が低いとみられており、パンデミックが発生しても、被害は比較的少ないのではないかという見解も添えられていた。このニュースは、これらがすべて放送されていたメディアと前半部分のみを簡単に報じたメディアに分かれた。

米国系のメディアでは、CNNは比較的冷静な報道で、さまざまな情報をうまく整理して報道している印象だ。ABCは見出しはかなりセンセーショナル、ただ内容は比較的バランスがとれていると思う。英国のBBCも比較的バランスがとれた報道ぶりだ。これらに比べて、日本のメディアは細切れ報道が多く、なかなかまとまった情報が得にくい。そういう意味では、視聴者が、いろんなメディアを比較してみないと全体像がつかみにくい状態にあると思う。

ちょっと気になったのが、NHK BSで放送されたABCニュースの同時通訳で、米国で数十人の死者が発生したととれる表現があったこと。ABCのニュースを原語でチェックしてみたら、この数十人は、死者ではなく感染確認者のことだった。同時通訳が追い付かず、間の文が一部抜け落ちてしまったことが原因だと思うが、内容が内容だけにちょっと気になった。訂正などはなかった模様だ。

メキシコでは死者150人あまりのうち、まだ新型インフルエンザの感染が確実になったのは26名どまり。一方1500人あまりの重症者に対し、感染が疑われる患者全体は2500人余りに増加しているようだ。また、4月上旬時点で5歳の子供が感染していたことが明らかになり、この子が最初の感染者ではないかと考えられている。子供が住んでいる村の近くには米国系の企業が経営する養豚場があり、以前から環境汚染が問題にされていたようだ。この企業は関連を否定している。

現在、人から人への感染が確認されているのはメキシコと米国NYの高校生のケース。メキシコからの帰国者の感染が確認されている国はカナダ、ニュージーランド、スペイン、イギリス、イスラエルなど。ドイツ、コスタリカでも確認されたという情報もある。その他、ヨーロッパ、アジアなどの数カ国が疑いのある患者をかかえて確認中。感染者の数はまだ増加しつつある。ただ、メキシコ以外では現在のところ死者は出ていないとの報道だったが、その後、米国で2歳くらいの子供が死亡したという情報が入った。メキシコ以外での死者ははじめて。「米国で感染が深刻化している」と報じた日本メディアもあるのだが、「深刻化」の意味は先の話にてらして慎重にとらえたほうがよさそうだ。

CNNのニュースサイトで、各国の感染者数や対応状況をまとめた記事が掲載されている。

米国ではSNSサイトなどで憶測や不正確な情報による混乱が発生しているという。我々も、できるだけ多くのソースから情報を集めて比較、検討してみる必要があるのかもしれない。なぜこんなことを言うのか、それは、今回のレベルで大騒ぎしてしまうことで、より高いレベルの脅威、たとえばH5N1型の鳥インフルエンザの変異などが起きたときに、甘く見てしまう人が出かねないと思うからだ。

それはさておき、ちょっと昼寝した後で、夕方の散歩に出た。いつもの公園あたり、そろそろ傾いてきた日差しに照らされたみなとみらい方面を遠景を眺めながら、30分ほど歩いてから、夕食を買いだして帰宅した。今日もきれいな夕日が沈んでいった。

追記:4月30日AM7;00

スペインでの拡大が進んでいるようだ。今朝のニュースで、メキシコ帰国者の女性のボーイフレンドが感染したという話が流れていた。国内感染が確認されたのは米国に次いで2例目。WHOの基準だとレベル5宣言が検討されるレベルで、さっそくWHOはレベル5宣言を出したようだ。。昨夜のニュースによれば、今回のインフルエンザの潜伏期間は1日から4日程度のようで、メキシコからの帰国者の発症は、下火になっていくと思われるが、二次感染対策が今後は主体になっていくのかもしれない。日本ではまだ感染例が確認されていないが、ほかの病気や既存のインフルエンザ、風邪などの予防も兼ねて、うがいや手洗いを励行したほうがよさそうだ。国際的な人の流れがより制限されることにもなり、経済的な影響も気になるところだ。

4ヶ月半ほどの休業のあと、今日から出社に体を慣らすフェーズに入った。とりあえず、水曜日の休日をはさんで今週中は、朝9時出社でお昼まで。まずは、会社に定時出社して軽い作業をし、段階的に時間を延ばしながら、最終的に1週間フルタイムで出勤できるようになるところまでが、このリハビリフェーズとなる。

今日は少し早めに起きて家で朝食をとり、敢えて混雑する通勤時間帯のど真ん中に出かけた。昨年、早起きモードになっていた理由のひとつは、この混雑によるストレスに耐えられなくなっていたことだ。そういう意味でのストレス耐性は戻っていると思うので、あえていきなりチャレンジしてみたのだけれど、とりあえず問題なく出勤できた。爽やかなお天気だったことも幸いしたかもしれない。

少し早めに晴海に着いたので、ちょっと朝潮運河沿いを散歩してみた。桜並木は若葉に覆われて、目に涼しげだ。小さなさくらんぼも見られるが、熟れてくると小鳥のえさになるようだ。

桜にかわって、周囲には様々な春の花。今日は天気も良くて、どれも鮮やかだ。

花壇の花も色とりどり、そろそろ5月、鯉のぼりも泳いでいる。

トリトンスクエアのエントランスロビーでは、何かの展示会が開かれている。天井には例年のように、大きな鯉のぼりが泳いでいる。

会社では、とりあえず身辺整理。12月、なかば突然死状態で休みに入ったため、机の中や、PCは当時の状態そのまま。とりあえず、PCにパッチをあてつつ机の中に積もった書類を整理。ちょっと心が痛む書類ばかりなので、とりあえず、ばっさりと全部廃棄。そんなことをしていると3時間くらいはあっというまに過ぎてしまう。今日はとりあえず、お昼でおしまい。久し振りにアリコレ(下のフードコート)で昼飯を食って、トリトンスクエアをあとにした。帰りがけに、もう数枚、花の写真を撮る。

時間もあるので、ぶらぶらと晴海通りを有楽町に向けて歩く。勝鬨橋のたもとで隅田川をしばし眺める。天気がいいので気持ちがいい。

ふと見ると、不思議な形の雲。スタートレックの宇宙船みたいだ。ちょっとアップにしてみる。これは、mixi側のアルバム「空と雲」に追加しておこう。もうひとつ、面白い雲。目の大きな魚にも見える、ピラニアかも・・・。

日差しがきついので、通りの日かげ側を歩いて有楽町へ・・・。京浜東北線に乗ろうと思ったのだが、この時間帯は快速運転で有楽町に止まらないことを忘れていた。浜松町まで山手線で行くか、東京へ戻るか・・・。今日は、このまえ切り替え申請したパスポートを受け取りに関内まで行く予定だったので、東京へ戻って横浜までは東海道線で行くことにした。

横浜で根岸線に乗り換え、関内へ。そこから山下公園方面に歩いて、パスポートセンターまで行き、16000円也を払って新しい10年物のICパスポートを受け取ってきた。冊子の真ん中のページにチップが入っているのだが、このページは思ったより厚い。まぁ、そうでなければ、扱いの荒いアメリカのイミグレあたりではすぐに壊れてしまうかも・・・とか思いながら帰ってきた。写真は、持っていったものが台紙に転写されるのだけど、コントラストが悪化していていまいちの出来。10年物としてはちょっと失敗かな。

関内への途中、横浜スタジアムの周辺を通るのだが、ここも一面花盛り。噴水のまわりの花壇、それから一面のチューリップ畑。チューリップはそろそろ盛りを過ぎつつあるが、まだまだきれいだ。

とりあえず自宅に帰って、さっそく ESTA (米国のビザなし入国電子申請)に再登録。パスポートが変わった場合は、以前の内容を更新するのではなく、新たに申請しなおす必要がある。必要事項を入れて送信するとすぐに承認が下りた。まぁ、悪いことはしていない(・・はず(笑))なので当然fだが・・・。

ちょっと歩き疲れたので、寝っ転がってテレビを見ていた。豚インフルエンザの報道は、なんとなく各社微妙だ。本当はマスコミ的には大騒ぎしたいのだろうが、パニックを煽ったと言われるのを恐れてか、見出しハデだが、中身は総じて控えめ。状況的に見て、ウイルスが人から人への感染力を持つような変異をしていることは、かなり可能性が高いだろう。少なくとも一般のインフルエンザ程度の感染力はありそうだ。しかし、一方で毒性についてはまだよくわかっていない。メキシコでの死者が本当にすべて豚インフルエンザによるものなのか、また、重症の1000名強以外の軽症の感染者はどれくらいいるのか、などの詳細がわかっていないためである。メキシコ以外では死者はいまのところでていないし、重症化もしていない。人の間の感染力を持つ疑いが高いにもかかわらず、WHOが警戒レベルを4に上げることに慎重なのは、そのせいだろう。米国時間の火曜には結論が出そうだが。

日本企業の対応はわかれている。海外出張を一切禁止した会社もあるが、多くはメキシコのみの禁止、米国については、不要不急の出張を避けるとしている会社や、注意喚起にとどめた会社など、対応が分かれている。現地駐在者への対応も分かれた。家族や本人を呼び戻す会社がある一方、移動に伴う感染を恐れて、現地に留まることを選択した会社もある。それぞれ、理由付けはあるのだが、各社、パンデミックシナリオに関するBCP、特に初動の部分については、もう少し練り上げる必要がありそうだなと思う。

ともあれ、リハビリ出社初日は無事終了。明日も少し早起きして、ゆっくりと行くことにしよう。

強風の一日

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今日は夕方近くまで、かなりの強風だった。そのせいか、空気は澄んでいて、空が深く、日差しはまぶしい。こんな日は、そこかしこに咲いている花もより鮮やかに見える。午後遅くに散歩に出て、いつもの公園に行ってみた。

公園から高台に出るいつもの道、見なれたツツジも今日の空をバックにしてみると、さらに鮮やかに見える。

少し前まで桜並木だった場所は、もう緑に覆われている。

しばらくあたりを歩いて、また公園に戻ってきた。日曜日とあって、グラウンドには近所の子供たちがたくさん遊んでいる。

ちょっと買い物をして、自宅に戻って一休みしているあいだに、はや夕暮れ。今日は空気が澄んでいるので、夕陽は沈むまでまばゆく輝いていた。日没後の富士山のシルエット、そして西の空には、夜空がウインクしているような月・・・。

長かった休養期間の最終日もこうして暮れて、明日からリハビリのための出社が始まる。まずは、午前中のみで、間に1日休みをはさんで1週間。連休明けの2日は午後3時まで、その翌週はフルタイムで一週間、それで問題なければ、産業医の面談を経て正式復帰となる。とりあえずは、明日9時に会社にいること・・・・。まぁ、問題ないとは思うけど、明日はちょっと早起きしよう。

雨上がりの朝

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昨夜は雨、でも、今朝はもうすっかりあがって青空が見えている。朝食を買い出しに、いつものコンビニへ行く道すがら、昨日と同じ場所にある、シャクナゲとツツジは、また違った雰囲気に見える。

通り沿いのツツジも雫をつけている。

戻ってきたら、風がだんだん強くなってきた。ベランダにゴーゴーと風が吹きつけている。朝食をとって、メジャーリーグの試合をBSで観戦中。今年のマリナーズは好調。今日も1回表で3点、エンジェルスをsweepする勢いだ。今ちょうどイチローの2打席目・・・。初回は3点の引き金を引くヒット・・・・、しかし残念ながら2打席目は・・・凡打に終わった。ともあれ、5月にシアトルへ行った時のゲーム(LAA戦の予定)は盛り上がりそうで楽しみだ。

その一方で、気になるのが豚インフルエンザ(英語では Swine Flu というみたい。swine の意味は、豚だが、「豚野郎」とか「嫌なやつ」という意味もある)の流行。米国でも3つの州で発生が確認され、NYでも疑いがもたれているようだ。メキシコでは死者も出ているが、米国ではさほど重症化していないという。ABCのニュースサイトでも大きく取り上げられている。

このウイルスについては色々と報道されているが、まとめてみれば、まず、H1N1 という型であり、この型は20世紀初頭に大流行したスペイン風邪と同じ分類であるということ。(ただし、同じ型というだけで性質がすべて同じというわけではないから、これだけではなんとも言えないようだ)また、ある情報では、遺伝子解析の結果、ヒト、鳥、豚の3種類のインフルエンザの遺伝子がまざった状態になっているという。これが、人から人への感染力をウイルスに与えた可能性があるようだ。豚は、いずれのウイルスにも感染するため、同時感染によって、ウイルスの遺伝子が混ざって変異することが知られているようだ。まだ、WHOは警戒レベルを上げるのには慎重だが、もし警戒レベルが上がるようなら、アメリカ行きは再検討が必要になる可能性がある。そうならないよう願いたいものだ。

マリナーズとエンジェルスの試合は3回裏、エンジェルスの攻撃中にホームラン性の当たりをライトスタンドのマリナーズファンが手を伸ばしてキャッチしてしまうという珍事が発生。ビデオ判定の結果、2ベースになった。当のご本人は有頂天で携帯電話をかけて笑っているのだが、周囲はエンジェルスファンに囲まれている。大丈夫かなと思ったけど、周囲も笑顔だったのでひと安心。(でも、ルール上は試合妨害で、この観客は退場になるかもしれないということだ)これが、甲子園や名古屋ドームあたりでG帽をかぶってやったら、命がけかもしれないな・・・と。そういう意味では、米国では野球は文化としても定着しているのだろう。これをきっかけにエンジェルスは2点を取り、ゲームは1点差・・・、わからなくなってきたな。

さて、午前中はこの試合を見ながら過ごすとして、午後はどうしようか・・・。風が弱まってくれるといいのだけど。

雨もまた・・・

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雨の一日となりそうな今日、ちょっと昼飯を買い出しに出かけたら、裏山でまたウグイスが鳴いている。荒れそうな予報だが、まだ風はなく雨が少し強く降っているだけなので、木立ちも落ち着いた感じで見える。雨の日には道端の花もまた違って見える。

夕方にかけてはちょっと荒れてきそうな予報なので、今日は、まったりと過ごすしかなさそう。テレビでも見て過ごそうか。

我が国の周囲には、我々の価値観では理解が難しい国がいくつかある。時として、それらの国々がすることは、我々を少なくとも苛立たせるし、場合によっては脅威にもさらす。

実際、インターネットでは、ある国からの攻撃が昼夜を問わず飛んでくる。これは、インターネットのセキュリティに携わっている人ならば、周知の事実である。この攻撃が、昨年夏の一時期、静かになった事実も有名だ。つまり、少なくともこの国の政府はこうした動きを(間接的に・・・かもしれないが)コントロールできるということだ。にもかかわらず、その後、また攻撃は増加した。つまり、この国の政府は、少なくとも普段はこうした状態を放置しているということだろう。先日も、海の向こうで、いくつかの侵入騒ぎがあって、その犯人として名指しされたが、政府はコメントを避けた。(WSJは、これまでならば、きっぱり否定するのに、今回は直接的なコメントを避けたのはなんらかの戦術的な変化かもしれないと述べている)

その国が、最近また物議をかもす政策を打ち出した。ネット上では批判(というより非難)があいついでいる。私自身もかなり無茶な政策だと思う。しかし、この問題は根が深いのも事実だ。実際、13億もの人口を抱えるこの国は、飽和状態に達しつつある先進資本主義国から見ると巨大な市場(少し違う見方をすれば、草刈り場)である。最近、「ジャパンパッシング」という言葉もあるが、各国とも、もうアジアといえば、この国・・・という感覚になっていることも否定できない事実だ。(そういうことも日本の感情論に火をつけがちである。)各国とも自国製品や技術の売り込みに躍起になっている。これを無制限に受け入れてしまえば、この国の産業の成長を阻害しかねない。しかし、一方で自国の技術だけでは、13億の人口を維持していけるだけの経済発展は難しい。少なくともこの国の政府にとってこのバランスを取るためにはかなり難しいかじ取りを強いられるだろうと思う。

一方、戦後の我が国を見てみると、高度経済成長期と言われる時期までは、1ドル360円という為替レートに守られて、国内産業は大きく成長した。ここで、価格だけではなく品質面での競争力を確保できたから、その後の円高水準にも(淘汰はあったが)持ちこたえることができたのだと思う。それを考えると、現在の彼国は、まだ価格面以外の競争力は不十分だ。そういう意味では、政府が保護主義的になるのは理解はできる。

やりかたがフェアではない、という議論もある。たしかに我々の価値観から見ると、理解できない政策がいくつもある。だが、この価値観は、ある程度発展を遂げ、飽和した先進国が作り上げたものでもある。その過程では、歴史的に様々な摩擦もあった。そういう素地のない国にとっては、いきなりそういう価値観をぶつけられることは、一種の経済侵略に見えても仕方がないのかもしれない。過剰に防御的になるのもある程度は理解できる。

環境問題もそうだが、先進国と途上国(13億の人口と国土を考えると、彼国はまだまだ発展途上だろう)が常にかみ合わない部分、それがフェアネスに対する考え方だ。途上国側には常に先進国の価値観押し付けがアンフェアだとうつる。先進国側は、ある程度成熟してきた国際関係やルールに火種をもちこみかねない途上国の無秩序な発展に神経をとがらせる。

このような中で、過度の感情論は互いに控えたほうがよさそうだ。もちろん、我々は我々の価値観を曲げる必要はない。是々非々の対応のなかで、彼らにルールを学んでもらい、それを浸透させる時間を多少与えてやることも必要なのではないかと思う。人権問題などについても、国際的な圧力をかけつつ彼らの過激な行動を抑えながら、制度を段階的に変えさせていくようなことも必要だろう。何よりも彼ら自身の体制が揺らぐことが、彼らにとっての一番の脅威だ。人権抑圧や国際的なルール無視が、逆に自分たちの体制を危機に陥れるということを学んでもらうことも必要だ。一方で、先進国、特に日本は極端な外需依存体質もどうにかしなければならない。他国の市場への依存体質は、ともすれば、国際的な力関係をバックにした強引な施策につながりがちだし、力関係において必ずしも強くない日本は、駆け引きにおいて譲歩を迫られることも多くなる。だからといって軍備強化などに走るのは、地政学的に見ても経済的に見ても愚策だ。経済的な基礎体力(つまりは国内経済、内需と優位性のある技術力)を強化していくしかないと思う。

今回の問題(ソースコードの開示など)についていえば、側面は2つある。ひとつは知的財産権の保護だ。ソースコードの開示そのものではなく、彼らがそれを不正に使うのではないかという危惧が根底にある。もうひとつは安全性(不正コードや脆弱性など)の問題だ。たとえば、軍事用や政府機関用などのソフトウエアでソースコード開示の議論は他国でもある。これだけ様々なものがネットワークにつながりだすと、万一、それで何かがおきれば大変なことになりかねない。それは我々の国でも同じだ。この二つはわけて考える必要があるだろう。前者については、彼国を国際的な知的財産保護の枠組みにきちんと参加させることだ。それだけではなく、より包括的な国際関係を作り上げることで、互いの信頼感を醸成していく以外にない。ソースコード開示はリバースエンジニアリングの早道だが、それがなくても、ある程度のリバースエンジニアリングはできる。我々もおおっぴらには言わないが、競合他社の製品をバラバラにするこらいのことはしているはずだ。問題は、それで得た知見をそのまま使うか、(相手のパテントにひっかからないように)ひねって使うかの違いだ。この部分は、先進国間でも「駆け引き」の材料である。知的財産権に対する各国の考え方はおおむね揃いつつあるものの、まだ微妙な温度差が残る。各国とも自国の利権の保護と、相手市場へどう切り込むかで常につばぜり合いを続けている。彼国にも同じ土俵に乗ってもらう必要があるのだが、先進国側には、自分たちの優位性をできるだけ維持したいというホンネもあるので難しいところだ。つまるところ、根底にある相互の不信感を払拭できなければこの問題は解決ができない。そのためには、感情論は無用どころか有害だと思うのだ。

一方、ソフトウエアの安全性についていえば、これは先進国でも深刻な問題だろう。家電を含め、さまざまな機器がネットワークに接続される時代、たとえば、テレビやゲーム機がWebブラウザを搭載している現在、マルウエアがこうした機器に影響を与える可能性も次第に大きくなってきている。大量販売される民生用機器用ソフトウエア脆弱性のリスクは、もしかしたら軍事用のソフトウエアの脆弱性に匹敵するかもしれない。なぜなら数100万台あるゲーム機すべてにウイルスが感染したら・・・などということを考えるとちょっと寒気がするからだ。もちろん、個々に脆弱性対策は進んではいると思うが、いまや重要なインフラとなったインターネットに、しかも大量に接続される機器の安全性については、なんらかの国際的な共通基準が必要かもしれないと思う。もしかしたら、彼国は自国でそうしたこと(攻撃)が日常的に行われているだけに、この問題をより深刻にとらえている可能性もある。

また、近年、オフショア開発が流行りだが、政治的、軍事的に不安定な地域や、IT関連の法制度が未整備な地域にオフショアすることはリスクを伴う。単純に品質や不注意の脆弱性混入だけの問題ではない。意図的に不正なコードを組み込まれてしまう危険性もあるからだ。もちろん、この可能性はオフショアにだけ存在するものではない。しかし、テロリストなどより強い悪意の存在を考えれば、リスクは相対的に高くなるだろうと思う。こうしたことを前提とした検査体制を考えていくと、はたしてオフショア開発が安上がりなのかどうかは、再考が必要なのかもしれない。

以上が、ここ数日のネットの反応を見ての感想である。

色とりどりの季節

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桜の季節が終わり、街には色とりどりの花があふれている。今日のように空気が澄んで日差しがまぶしい日には、特に鮮やかだ。これは、昨日の夕方の散歩で訪れた公園の風景。遅咲きの桜が散って花畑を埋めて、まるでピンクの絨毯を敷いたようだ。

今日は、天気がよく、朝の気温は低め。午前中にすこし、自転車を転がして運動し、午後は来週からのリハビリ出社の打ち合わせと同僚たちへの挨拶のために会社へ行ってきた。晴海トリトンスクエア脇の朝潮運河沿いの桜並木は今年は見損ねたけれど、遊歩道の花壇は色とりどりの花が咲いている。

帰りは久しぶりに有楽町まで歩いてみた。勝鬨橋のたもとには、ツツジが綺麗に咲いている。

勝鬨橋から見た隅田川、青空と西日に照らされたビル、水面を走る船が気持ちよさげだ。

ちょっと疲れたが、夕暮れ時には自宅まで戻ってきた。日没には間に合わなかったけど、駅前の夕景を1枚・・・・

久しぶりに会社に行って、いろんな人たちと話をしたら、ちょっと頭も切り替わりつつある。来週からは少しずつ通勤に体を慣らしていく予定だ。

Botnet関連記事

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BBCのニュースサイトを見ていたら、こんな記事をみつけました。少なくとも6つの政府機関の1台以上のPCがボット感染していたとのこと。政府担当者はセキュリティ上の理由から、記事を肯定も否定もしないという立場のようですが、問題の根深さを示す記事だと思いますので、紹介しておきます。この記事でも触れていますが、実際にボットに感染した場合、「なんでもあり」の状態になってしまうため、非常に危険です。ともすれば、スパム送信やDDoS攻撃などがクローズアップされがちですが、この記事にも書かれているように、実際に侵入先の特定のPCの制御を切り売りするようなことも原理的には可能なので、感染PCは第三者によって任意の目的で利用されてしまう可能性があります。

未知のボットの発見はPCの挙動や通信のモニタリングによるほかありませんが、巧妙に通信を偽装するものも増加しているとみられ、発見は徐々に難しくなりつつあります。昨日紹介したアメリカの話にも、もしかしたらボットや類似技術が介在しているのかもしれません。非常に重要な情報を扱うセクションのネットワークは分離してインターネットから切り離すことが基本ですが、次善の策としては、通信相手を必要最小限の相手に(IP,ドメインやプロトコルなどで)制限するホワイトリスト方式のアクセス制御を、少なくとも行う必要がありそうですね。

USA Today紙のサイトでは、RSAコンファレンス関連の記事が見られます。やはり、旬の話題は、Confickerとボットネットのようです。PDF経由の感染も話題にされていてAdebe Readerを捨てろ・・・なんて過激な話も飛び出していますが、不用意に出所不明のPDF文書を読むことは、少なくとも避けたいですね。

 

Cyber Spyの脅威

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このところアメリカで、あいついで重要なシステムが侵入を受けているというニュースが流れている。電力網の制御システムや空軍の管制システム、そしてとうとう次期主力戦闘機JSF(F35)の開発プロジェクトにまで、その手は及んだと、ウォールストリートジャーナルが報じた

侵入は1回にとどまらず、数回行われ、数テラバイトにのぼるデータが盗まれた可能性もあるようだ。侵入は、インターネットを経由した開発を請け負っている企業のシステムが持つ脆弱性への攻撃によって行われたようだ。また、開発に協力している同盟国経由の侵入も確認されているとのこと。

これらからペンタゴンに直接侵入があったのかどうかは明らかではないが、JSFに関していえば、隔離されている最重要情報は守られたものの、飛行中に機体の問題を解析するためのシステムなどが侵入を受けたようだ。

攻撃の発信元はIPアドレスなどによって中国と推定されているが、IPが詐称可能であることや踏み台の可能性も考慮して、断定には慎重だ。中国は自分たちではないと反論しているという。

常識的に考えれば、こうしたシステムへの経路がインターネットにつながっていること自体が不思議なのだが、昨今のネットワーク全盛時代、多くの企業などがインターネットを安価なビジネスツールとして活用していることを考えると、このような落とし穴があっても不思議ではない。ネットワークを完全に独立させるとなれば、かなりの二重投資が出る。極端なことをいえば、LANスイッチすら共有せず、別個のものを用意し、メンテナンス用の経路も分離しなければならない。たとえば、スイッチの制御ソフトに侵入されるとセキュリティが脅かされるからだ。プロジェクトにかかわる担当者のPCすら、こうした情報にアクセスするためのものと一般のシステムやインターネットにアクセスするためのものを分離する必要が生じる。コストの問題だけではなく、作業者の利便性にも一定の制限を加えることになり、生産性の低下も生じる。これらとリスクとのバランスは極めて難しい。とにかくそうしろ、というのは簡単だし、お役所や軍隊ならば可能だろう。しかし、民間の営利企業となれば、どうしても収益性に目が行く。この不況下、軍事産業も聖域ではなくなっているから、湯水のように金を使うことも難しい。アメリカ政府はセキュリティの向上に関する予算を増やすとしているが、それが本当にこうした産業のセキュリティ向上に役立つのだろうか。記事内にもあったが、早くもこれを「棚ボタ」(英語では wind fall つまり、風が落とした(果実)と表現されているが)と歓迎するむきもあるようだが、どれだけ機器やシステムを増強しても基本的なデザインやそれを考えるためのポリシーの見直しなくして改善は難しいだろう。ともすれば、業界側は新しいシステムを売り込もうとするのだが、彼らは基本的なデザインやポリシーまでは踏み込まない。はたして、政府や契約企業がこうした部分をきちんと見直しできるかどうかがカギだと思う。このあたりは、来月のCSI SXで何か動きが見えることを期待しているのだが・・・。

日本にとっても対岸の火事ではない。かつて「スパイ天国」と呼ばれた日本。サイバーワールドでもそうならないようにしたいものだと。

追記:

CNNのサイトでも記事が出てます。関係先は否定もしくはノーコメントを貫いているようですが・・。

 

郷里の母親から手紙が届いた。あけてみると、某長距離キャリアからの書類が入っている。手紙を読むと、最近、これが突然届き、問い合わせたら、「印鑑を押して返してくれ」と言われたとのこと。文書は、マイライン登録の申し込み書。同封された案内によれば、母親はプラチナラインの申し込みをしたことになっているようだが、本人のはもちろんそんな記憶はないし、するはずもない。息子に聞いてから・・・と言ったら、「息子さんではわからない」と言われたとのこと。

これはいったい・・・・・。

書類には月額無料とでかでかと書いたあとで、小さく、登録料840円がかかるとある。ただで登録できるのならいいのだが、登録料を払って必要のない申し込みをすることはない。そもそも、登録の恩恵は実家の場合はほとんどない。

これはちょっと悪質かなと思った次第。少なくとも一流の大会社のやることではない。地元の販売店がやったことなのか・・・・。いずれにせよ、年寄りを狙って営業実績を上げようという魂胆に見える。根っこは「振り込め詐欺」なんかと同じではないかと。これからその会社のフリーダイヤルに電話してクレームを入れようと思っている。ちょっと許せないので。

追記:

母に詳しく確認したら、最初に勧誘の電話があったようです。そのときに、よくわからないからと曖昧な返事をしたら、書類が送られてきたとのこと。それを放置していたら、今度は違う人から催促の電話がかかってきて、その際に「よくわからないから息子に相談する」と言ったら、「息子さんにはわからない」という返事だったので不安に感じたようです。まぁ、曖昧な返事をしてしまった母にも問題はありそうですが、2回目の電話の対応はちょっと黒いかな・・・と。少なくとも、母は詐欺ではないかとの不安を感じたようです。とりあえず、放置して、また電話がかかってきたら、はっきりと断るように言いました。

毎度お世話になっているパスポート。今のものは2000年に転職した際に取得した10年物でICチップも入っていないものです。有効期限が1年を切ったので、時間がある時に・・・と考えて更新の手続きに横浜のパスポートセンターまで行ってきました。

運動がてら、ちゃりんこを転がして行ったのですが、途中のあちこちで、ツツジが綺麗に咲きそろってました。まずは新子安駅近くのコンビニ前のインスタント写真でパスポート用写真を撮った後に、オルト・ヨコハマ前のロータリー横を通ったら、ここもツツジが満開になってました。

このあたりの道沿いはツツジの生垣が続くので、通る人の目を楽しませてくれます。

第一京浜(国道15号)沿いに出て見ると、歩道の脇や中央分離帯にもツツジが植えられていて、いまが見頃です。

横浜駅の手前でみなとみらい方面へ抜け、そのまま山下公園近くのパスポートセンターへ向かって、更新の申請をすませました。月曜日ですが、順番待ちで1時間ほどかかりました。連休前なので混んでいるのでしょう。

とりあえず手続きをして、また、ちゃりんこでの帰り際、ジャックモールのガストで軽く昼食をとって帰ってきました。昨日ほどではないものの、ちょっとした運動でした。今のパスポートはこんな姿になってしまいましたが、27日には新しいパスポートがもらえる予定です。

ちなみに、数えてみたらこの9年あまりでの出国回数は47回。年平均でいえば5回くらいですね。そのほとんどが米国(ハワイ含む)です。あとは、韓国、マレーシア、オーストラリア、グアム、サイパンくらい。ヨーロッパには一度行きたいと思いつつ、行く機会がありませんでした。新しいパスポートでは行ってみたいものです。ところで、実は出国スタンプの数は48個あるのです。なぜ回数と食い違うかというと、原因はこれ。

実は2003年の10月に某青色航空会社(日本)の便(B777-200)でサンフランシスコへ行く途中、気がついたらフライトマップ上、飛行機が反対を向いて飛んでいた・・・・という事件があって、夜中の1時に成田に引き返したときのものです。燃料計の故障で燃料が実際より少なく表示されたとか・・・。当時、9.11後のアフガン戦争の影響で、出張時の米国系のエアライン利用禁止令が出ていたので青社を使っていたのですが、前にも後にも、悪名(?)高い米国エアでも、こんな事件はこれ1回きりでした。スタンプを見ていると、この9年あまりの自分をあれこれ思い出して、懐かしい気持ちがします。

(今日はちょっと文体を変えてみたのですが、最近しばらく使っていなかった文体なので、ちょっと違和感が・・・。もともとは、こちらのほうが好きだったのですけどね。)

昨日のお散歩

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昨日は久々に、まともに体を動かした。自転車(といっても折りたたみのミニサイクルだが)で、鶴見川沿いのサイクリングロードを2時間ほど走ったのだけれど、いい運動になった。太ももが売り切れになったので、しばらく昼寝していたのだが、ヘリコプターの爆音に起こされた。みると、自宅の上をヘリがゆっくりと飛んでいく。しかも、何度もやってくる。うるさいので寝ていられず、とりあえず、夕方の散歩に出た。

公園のほうに歩きながら、空を見上げていると、ヘリが周囲をぐるぐると、しかもゆっくりと飛びまわっている。報道ヘリだろうか、とすれば近所でなにか事件?、などと思いつつ公園へ。見ると公園の前に救急車が・・・。でも、警察がいない所をみると、急病人のようだ。公園に入るとヘリがこちらに向かってきて上で西へコースを変えて飛び去った。やはり、何かあったのだろうか・・・。

ちなみに、それらしいニュースは今のところ見当たらない。ちょっと気にはなるものの、とりあえず散歩を続行。公園のツツジはそろそろ見ごろになってきた。濃いピンクの花と白っぽい花が交互に咲いている。

公園でしばらく花を楽しんでから高台に上がる。横浜方面の高層ビルが夕陽をあびている。

足がまだすこしだるいので、散歩はこれくらいで切り上げて家に戻った。そろそろ仕事への復帰に向けて、体力を取り戻さなくてはね。

5月の中旬にラスベガスで行われるCSI SXコンファレンス。昔のCSI NetSecコンファレンスだが、いまはInterop Las Vegasの前に同じ会場で開催されている。両方ともCMPの傘下に入ってしまったイベントだが、とりわけInteropの低迷にテコ入れする意味合いもあるのだろう。昨年は4月の連休に重なっていたのだが、今年は5月。これも、CMPに買われたRSAコンファレンスの直後だったので、間を開けた・・・とみるべきか・・・。

ともあれ、毎年行っているコンファレンスなのだが、ご存じのとおり現在は休業・療養中の身。なんとか、この時期には仕事に復帰できるメドはたったのだけど、復帰直後にコンファレンスに出張で行かせてくれというのも気が引ける。そこで、復帰を一週間遅らせてもらって、今回は私費で参加することにした。このところ財布と精神状態の究極の選択(^^;)が続いているので、痛い支出ではあるが、しばらく浦島太郎化していた頭にカツを入れるにはいい機会だと思う。とりわけ、気になるのが、この不景気でセキュリティに関するマインドに何か変化が出てきているのだろうか・・・というあたり。CSI系のコンファレンスはユーザサイドのセキュリティ屋さんが中心。それだけに、セッションの内容も、それを色濃く反映したものになりがちだ。そういう傾向や、ランチ、パーティーなどでの参加者とのお話を通じて、変化を見極めたいと思っている。

リストラ、収入減など社員のマインド、ロイヤリティーを下げるような事態が発生する中、予算のみならずセキュリティ屋の仕事自体も脅かされているとしたら、企業がかかえるセキュリティリスクは、より大きくなっているはずだ。現場の本音や取組みを聞いてみたいなと思う。私費を投じる価値はあるだろう。様子や感想はまた書きたいと思っている。

私費旅行なので、気兼ねなく羽根ものばせるし・・・・・っと、カジノの思うつぼにはまらないようにしなくてはね。

某NHKの9時のニュース。どうも、個人的にはT氏がキャスターになってから、あまり好きではない(コメントのしかたとか雰囲気がちょっと合わない)のだけど、それはさておき、今日は無線LANセキュリティねたも。内容は、無線LANの「ただ乗り」と「盗聴」に気をつけよう、というもの。最初に出てきた後姿には・・・・むふふ・・・だったのだけれど、内容の組み立てについては、ちょっと注文をつけたい感じだ。オープンAPの放置については、もう少し、踏み台にされて、犯罪に巻き込まれる可能性も強調してほしかったかな、と思った。盗聴問題に至っては、WEPの脆弱性には言及したものの、具体的な改善の方法論にはまったく触れず、「セキュリティを見直しましょう」で終わってしまったのは、一般視聴者に対しては不安を煽っただけ・・・。おまけに、「最新の暗号できちんと設定すれば安全」という映像内のコメントを聞いたあとで、T氏が、セキュリティが設定されていても破る奴がいるから・・・・などとコメントしている。まぁ、ある程度は事実でもあるのだが、正しく設定されていればそれは簡単ではないのもまた事実なので、これでは何も知らない利用者は不安にかられるだけかもしれない。せめて、2~3年以前に買ったAPは新しいものに変えて、説明書きにしたがって、きちんとセキュリティ設定をしてほしい・・・とか、WPAというキーワードを教えるくらいのことは言ってほしかったかなと。

どうもこの手のネタには見る目が厳しくなってしまうのだけどね・・・・。

ちなみに、この番組で不安を感じた人は、IPAの資料JNSAのインターネット安全教室のムービーなどがよくまとめてあるので、一度ご覧になってはいかがかと。この内容がよく理解できなかったら、だれかわかる人や販売店(あてにならない場合もあるけど)に相談してみることをお勧めします。

今日の一日

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昨夜は、某協会の有志で執筆した情報セキュリティ教科書の新版出版の打ち上げ会。新橋でビールを飲みすぎて、ちょっと今朝は寝坊気味。午前中は寝っ転がってテレビを見て過ごす。11時からはNHKのBSで、メジャー観戦。いやぁ、イチローの満塁ホーマーにはしびれました。よりによって3085本目をホームラン、しかも満塁打だなんて、まさに彼の恩師の言葉どおりに「神がかり」的な快挙だ。

2時前まで野球を見てから、ちょっと散歩に出かけた。いつものように高台から公園へ。天気は悪くないが、遠くはちょっとかすみがかかった感じ。

公園の桜はおおかた散ってしまったのだけど、何本か遅咲きの桜がまだ満開になっている。この木の周囲だけは、まだお花見気分が味わえる。

花壇の花も色とりどりに目を楽しませてくれる。

昨日の夜はちょっとやりすぎたので、今日は昼飯を抜いて、夜までちょっと我慢。昼にはあまり腹がすいていなかったのだが、夕方には適度な空腹感が戻ってきた。さて、明日はリハビリ出社前の産業医との面接のために会社へ行ってくる予定。最近、このぬるま湯生活が心地よくなりはじめているのが、逆にちょっと不安になっている。そろそろ潮時かな・・・と思うこのごろだ。

だだっ子の扱い方

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ご近所のだだっ子が泣き叫ぶ声に、みんな辟易している。このまえ、周囲がとめるのもきかず、石を投げ、ご近所さんをひやひやさせた。みんなで叱ったのが気に食わなかったのか、しばし固まった後、大声で泣き叫びだした。これはしばらくとまらないとみた。泣き叫べばなんとかなる・・・という学習を周囲がさせてしまったのが、そもそもの敗因なのかもしれない。今回も体罰を主張した筋向いの一家に対して、両隣や町内会長さんがなだめて、とりあえずお説教で済ませたのだが、それでもこの有様である。まぁ、体罰が必ずしもいいとは思わない。この駄々っ子には親も手を焼いてやせ細っているから、親が心労で倒れてしまう可能性だってある。ただ、こうなってしまうともう何をしても無駄だ。しばらく我慢して、泣きたいだけ泣かせて泣き疲れるのを待つしかないのかもしれない。しばらくは泣き叫ぶ声が大きくなっていくだろうが、ほうっておくしかない。実力行使に出れば、手痛いお仕置きが待っていることは承知しているだろうから、いずれはあきらめるだろう。「発狂」さえしなければ・・・・だが。筋向いさんの旦那も子供時代の数十年前に同じ状態になって、一時発狂して町内会長さんのお宅に石を投げ始めた。親は心労で息も絶え絶えになってしまったが、当時の町内会長さんが、きついお仕置きをして、なんとか黙らせた。そのトラウマからか、今回の筋向いさんは強硬だ。筋向いさんの子供は、石が飛んできたら投げて落そうと小石をかまえている。今回も石は筋向いさんの屋根をとび越えて、裏の空地まで飛んだからだ。この息子も子供心に親を守ろうとしているのかもしれないが、これを機会に自分も石を投げてやろうという下心も見え隠れするから、駄々っ子は筋向いさんにも問題を起こしつつあるようだ。しかし、両隣さんや町内会長さんたちの対応は現実的だ。今回は、筋向いさんの顔もたて、きついめのお説教をしたのだが、おそらくは、しばらく様子を見てから、お菓子でもちらつかせて手なずけようというハラだろう。いつの世でも駄々っ子には大人は手を焼かされるものだ。相手は子供だ。短気は禁物・・・・毅然とした態度を示しつつ、アメも時には必要なのかもしれない。

三菱UFJ証券の個人情報持ち出し事件に対する一部のメディアの報道を見ていて感じたこと。あらためて、情報セキュリティにおいてのリスク管理への考え方の甘さ、つまり事故は防げる(おきないでほしい)という楽観論がまだ、はびこっているし、予防することが「セキュリティ」だと思っている人たちが多いことを強く感じた。メディアについてもそうだ。またしても、「性善説の限界」といった表現を持ち出したメディアもある。

何度もいうが、正しいリスク管理は「事故前提」で、予防策だけではなく、発見、対処についてもきちんと対応できるシナリオと体制を用意することだと思っている。いわゆる「性善説」のセキュリティと表現されているものは、発見、対処のプロセスが抜け落ちた欠陥セキュリティにほかならず、人の本来の性質を云々する「性善/性悪」説とは無関係だ。一方、「性悪説」という言葉は、その本来の意味はさておいても、自分が疑いのまなざしで見られているという印象を万人にあたえ、(大半をしめる)善き人たちの心までをも曇らせてしまう。ITやセキュリティを生業とする方々のみならず、メディアのみなさんも、この言葉を安易に使うことは避けてほしいと思う次第だ。何が善人を悪に変えるのか、さまざまな理由もあるが、自分が周囲から正しく扱われていないという不満や猜疑心の拡大が少なからず影響するということも忘れないでほしい。社員マインドの低下は、悪の呼び水となる。「性悪説」を声高に叫ぶことは、自ら火をつけていることにほかならない。少数の悪人をけん制するために、大方の善人を犠牲にしているようなものだ。悪人のけん制は、確実なチェックと不正行為に対する適切な処罰で十分であり、それは「性悪説」を叫ぶ以前に、本来されていなければならないことだ。くれぐれも、こうした部分の手抜きを「性善説だった」といい逃れる経営者に手を貸さないようにしたいものだ。

午後のお散歩

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昨日、病院に行ってきたのだけれど、近所の薬局に薬の在庫がないということが発覚。ほかをあたるも時間が遅くて全部アウト。メタボのおくすり (^^;) は1日くらい抜けてもあまり気にならないが、抗うつ剤はちょっと不安。そこで、今日も、この前の日記を書いてから薬局探し。しかし、調剤薬局の多くは病院が休診の日曜日はお休み。わずかにあいている小さな薬局には、抗うつ剤なんかはおいていない・・・。さんざ、歩き回って、ようやくおいている薬局を見つけて、なんとか2日のブランクは回避。おかげでいい運動になった。

家に帰ってテレビを見たりして過ごし、夕方近くになって、ちょっと散歩。自宅脇の土手の桜から、はらはらと花びらが舞い落ちる様子をしばし眺めて、いつもの公園へ。公園周辺の花壇の花も綺麗だ。

桜も、ソメイヨシノはもうほとんど散っているものの、ほかの種類にはまだ咲いているものもある。遅めのお花見気分で散歩。

公園の横の高台にある中学校の塀にも桜。こちらはあざやかなピンク。

そして、いつもの高台から。今日は、なんとなくランドマークタワーが近く見えるような気がした。

日常

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ハワイから戻って3日目、日常が戻ってきつつある。昨日は、定期診察で病院へ行き、リハビリのための出社許可を主治医からとりつけてきた。あとは、会社にその診断書を出して、産業医と面談してOKをもらったあと、リハビリのプロセスを話し合うことになる。少なくとも1か月くらいは休業状態のまま、体を慣らすために通勤し、何か適当なことをして過ごさなくてはならないらしい。周囲が仕事をしている中で、ただそこにいるのはある意味で苦痛でもある。それもリハビリのうちだとカウンセラー氏は言うのだが・・・・。まぁ、趣味的に以前からやりたかったリスクアセスメント手法の研究でもやっていようかなと思っている。あれこれ手順を踏んでいかなくてはいけないので、早くても今月の下旬、もしかしたら連休明けくらいからの出社開始となりそうだ。面倒くさい話だが、いたしかたない。この際だから慎重を期そうとも思う。

さて、南の島での自己分析にひとつ欠けていたことを思い出した。マルチタスクで、それぞれの仕事が遅れてしまった原因のなかに、スケジューリング(というよりはその意識の)問題が潜んでいそうだ。忙しい中をあれこれいろんな仕事をしていると、時間がたりない。オーバーワークするにしても体力的には限界がある。そんな中で、他とのからみがある仕事で、相手側のフィードバック待ちのような時間は、別の仕事を進めるためのよい時間となる。だが、このやり方には落とし穴もある。だいたい、相手方からのフィードバックは自分の予定しているよりも時間がかかる。ふつうは、督促を入れるのだが、忙しさが限界までくると、督促をさぼって、それをいいことに他の仕事を続けようとするようになる。さらに、それに味をしめてしまうと、とりあえず無理やりボールを人に預けておいて、時間を作るようになってしまう。まさに、そのようなことが自分に起きていたような気がする。緊急避難策のつもりが、だんだんスケジュール感に対する自責の念を失わせ、遅れを他人のせいにするような意識に変わってしまうのだ。あくまでその仕事のリーダーが自分であり、スケジュールにも責任をもたねばならないという意識が薄れてしまうのだ。本来ならば多くの仕事をしようとするほど、こうした遅れには気をつかわなくてはいけないのに、その逆のことをしてしまっていたわけである。できの悪いリアルタイムOSのタスクスケジューラーのようだ。ウォッチドッグタイマーのないイベント待ちのようなもので、処理全体の足を引っ張ってしまうばかりでなく、最悪の場合、デッドロックを引き起こしてしまう。そもそも限られた力で複数の仕事をこなすということは、ある意味で覚悟が必要だ。なんとしても、自分が設定した期限までにやるという意識が持てなければ、それは完全に自分のキャパを超えているということである。これもひとつの教訓だろう。

昨日は、病院のあと、某協会の臨時幹事会で今後の活動のありかたに対する議論をしてきた。IT業界全体が大きく変化するなかで、ITセキュリティの分野、業界にも変化が押し寄せてきている。セキュリティはもはや、IT全般のなかの普遍的なテーマとして広がっており、そのようななかで、それを専業とした企業や団体は、おのずと単独では仕事がしにくくなる。以前のような、狭い種類の技術にフォーカスしていればよい時代は終わりを迎え、「セキュリティ」の名の下に幅広いIT技術を相手にしなくてはならない。小規模な企業ならばある分野のエキスパートとしての専業も可能だし、IT大企業はすべてを自分でこなす力を持っている。問題は中途半端な規模に成長してしまった多くのセキュリティ専業企業である。もしかしたら、今後M&Aなどを通じて生き残りを模索していく必要が出てくるのかもしれないなと思う。

さて、今日は日曜日。昨日はできなかった南の島のビデオ編集でもしようかなと思う。現地で編集したいくつかのビデオをアップロードしてあるので、興味があればご覧いただきたい。

コナの夕暮れ(MPEG4 44.2MB)

夕暮れのプールサイドバー(MPEG4  19MB)

コハラマウンテンロード(MPEG4 43MB)

南の島のお魚たち(MPEG4 25MB) 

マウナ・ケア山頂(MPEG4 25MB)

写真のスライドショームービー(MPEG4 102MB)  

8時間ほどのフライトのあと、成田空港に到着。時刻は5時半ごろ。入国は混雑もなくスムーズだったが、成田エクスプレス待ちで1時間ほど足止め。その間、展望デッキで夕陽をながめた。

成田にタッチダウンした瞬間に目に入ったのが満開の桜並木。滑走路脇に飛行機を送り迎えするように並んでいる。例の事故の残骸はまだ置かれたままだが、その周囲を桜が取り囲んで、亡くなった乗員を弔っているかのようだ。

午後8時半ごろに自宅に帰着。南の島での一週間はもはや夢のよう・・・。一気に現実感に支配されるが、とりあえず昨夜はハワイの画像の整理をして、早々に寝ついた。

今朝は5時半起床。ハワイ時間では10時半とこの1週間より小一時間遅いだけ。そういう意味で時差はほとんど感じない。このまま早起きモードを維持するつもりだ。

さて、午前中は、昨日成田から送ったスーツケースが届くまでの間、録画されていたテレビを見て過ごす。荷物が届いたので、それから昼食をかねて散歩に出た。

このあたりの桜はどうだろうと思ってみて回ったのだが、もう多くの木が散り始めている。桜吹雪があちこちで見られて、春爛漫な雰囲気だ。

気温も高く、むしろハワイよりも暑く感じるくらいだ。少し歩きまわって、春を感じてきたのだが、少し汗ばむくらいで、帽子がないとまた日焼けしそうなくらい日差しも強かった。もう季節は春を過ぎ夏を予感させるかのよう。桜だけではなく、春の花も色鮮やかに咲いている。

小一時間まわって、家に帰ってきた。今日は、これからハワイで撮ったビデオでも編集しようかと。

Mahalo Hawaii

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とうとう島を後にする日がきてしまった。名残は尽きないが、いたしかたない。昨夜から海も荒れている。帰るなと言われているかのよう。できるならそうしたいのだけどね。そうもいかない。

クラッカーを砕いておいておいたら、さっそく鳥がきてついばんでいる。ほんとは、ダメなんだけど・・・。なんとなく鳥を見てると癒されるので。

ホテルをチェックアウトして空港へ。見たら沖合にまた豪華客船が停泊中。いつかこんな船で旅してみたいな。

そして空港。これでハワイ島ともしばらくの別れ。

現在、ホノルルで成田行きの乗り継ぎを待っている。これに乗れば、あとは日本に帰るだけ。でも、いい旅だった。

Mahalo Hawaii, I'll be back soon.

ハワイ島最終日

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一週間、長いようであっという間。もう今日は最終日、明日には島を離れなくてはならない。昨日にもましていい天気だった今日、いつものブランチを海辺のバーラウンジでとって、しばし、海風に吹かれながらまぶしい海を眺めた。

それから、車に乗って19号線を北に向けて走り出した。お天気次第で北周りでヒロあたりまで行ってみようかと思っていたのだけど、コハラ山の麓、ワイメアあたりで雨が降り出した。北海岸は雨雲に覆われている。たぶん、ヒロも雨だろう。そう思って、ワイメアから山側の190号線に折り返す。少し走ると天気は回復、見れば、サドルロードのあたりは晴れているよう。そこで、190号線からサドルロード(つまり、マウナケアとマウナロアの間の高地を走る道路)に上がってみた。

あたりはのどかな牧草地。遠く北コハラの海岸線も見える。サドルロードの西側はお世辞にもいい道とは言えない。一応中央線はあるが、片車線は車1台ぎりぎり。対向車が来るとちょっと怖い。場所によっては路肩にはまりそうなところもある。曲がりくねっている上に上り下りも激しく、前回来た時はちょっと不安になった。

あたりには牛や馬がたくさん放牧されている。のんびりと草を食む姿がみられる。

サドルロードの最高地点は2000m近い。麓で80°Fを超えていた気温は50度台まで一気に下がる。半そで短パンではちょっと寒い。ちなみに、サドルロードのヒロ側(東側)は道がきれいに整備されている。ふとみると、新しい道を西側に伸ばす工事が進んでいるようだ。やがては、サドルロードはきれいなハイウエイにかわるのだろう。でも、こののどかさも捨てがたいのだが。前回来た時は陸軍施設の先に国立公園の施設があって、トイレなどもあったのだけど、そのあたりは新しい道に切り替わってしまっていて、施設を見つけられなかった。ヒロ側に行くにつれて天気は悪化。前回よりも雲が低く、サドルロードにも雲がかかってくる。もしや、この雲だと少し登ったら抜けられるのでは・・・・、と思って、サドルロードからマウナケアの登山道に向かう。すこし上ると雲に入って視界が悪化。雨も降り始めた。

数マイル上ると、マウナケア(オニヅカ)ビジターセンターがある。標高はおよそ2800mで、山頂に行く人は、ここでしばらく休憩して高度に体をならしていく。中では、レンジャーが質問に答えてくれるほか、マウナケアの紹介ビデオが上映されていて、登頂の注意点なども聞くことができる。建物の前には望遠鏡が置いてあり、天気がいい夜には天体観察もできる。

ここはちょうど下層の雲と上層の雲の間で雨は降っていない。上の雲は時々わずかな晴れ間がのぞくが、まだまだ厚そうな雲だ。

1時間ちょっと、ここで時間を潰して、防寒着に着替えてから、ゆっくり山を登り始めた。車がほとんどいないので、マイペースで20マイル時くらいのゆっくりとしたスピードで登る。少し登ると、道の舗装が途切れる。急な坂でなおかつ舗装がされていないので、うっかりパワーをかけすぎるとタイヤが空転する。雪道運転の要領でそろそろと登っていく。あっという間に3000mを超え、4000mに近づいたころ、雲が切れた。

空の色がとても深い、日差しは目に痛い。サングラスは必須だ。あまり急いで登ると体が気圧の変化についていけないので、途中に2か所ほどある駐車スペースで少し休憩をいれながら登る。山頂付近にはまだ雪が残っている。山頂に近づくと道はまた舗装路に。そして、写真で見なれたこの風景が・・・・。

ほぼ最高地点まで登って雲海を眺める。かろうじて雲の上に出ている感じで、地上はまったく見えない。車で走っている時は感じなかったが、やはり空気が薄いのだろう。ちょっと歩いただけで息が切れる。体が重い・・・・。これは、さっさと降りたほうがいいなと思って、山頂をあとにする。山頂からの夕暮れ鑑賞はまたの機会に・・・。下りは、登りよりもさらに慎重に走る必要がある。オーバースピードで、カーブを曲がれずに崖から落ちたらシャレにならない。ギアをローに落として、エンジンブレーキでゆっくり下っていく。やがて雲の中へ・・・。飛行機に乗っているような気分だ。

そろそろと雲の中を降りて、ビジターセンターでトイレに寄ってから、一気に山を下る。サドルロード(ここはもう200号線、きれいなハイウエイ)に戻って、ヒロ側へ下る。元の方向へ戻ったほうが近いのだが、砂利道でホコリをかぶった車を熱帯性シャワーで洗ってやろうという魂胆。予想通り、ヒロに近づくと土砂降りの雨になった。ヒロに近づくと、道はまたアップダウンのきついワインディングに。ちょっとジェットコースター感覚。

ヒロ通過は午後5時。帰りは2時間以上はかかるので、今日はホテルでの日没鑑賞には間に合わない。そこで、帰り道に高台から夕日をながめることにする。ワイメアまで北周りで戻り、そこからまた190号線に入ってカイルアまで走るコース。19号線にまわるより近道のうえ、高台を走る道なので眺めもいい。そして、予定通りのあたりで日没。

日没のあとの空もなかなかいい。がらがらの道をカイルアに向けて飛ばす。

途中で夕陽を見たので、ホテルについたのは午後7時半ごろ。さすがに腹が減ったので、さっそく飯を食いに出た。最終日の夜なので、肉の食いおさめ。近くの Outback にステーキを食いに行った。この種の肉は日本ではなかなか食えないので。

クラムチャウダーとサラダのセット、付け出しのパンにナイフが突き立ててあるのが、なかなかワイルド(笑)。このパン、結構おいしい。そして、12ozのNYステーキ

最終日だからと調子に乗って食いすぎた感じ・・・・。まだ、胃にもたれている。かくして、最終日もあとは眠るのみ。明日の朝はここを離れなくてはいけない。今夜は、もうしばらく夢の続きをみていよう。

さて、日も傾き始めたので、ちょっと海に行ってみた。ホテルの裏手に、岩場の中に小さな池?を作ったような場所がある。ここに魚がたくさん泳いでいるので、ちょっと入ってみた。DMC-FT1の出番だ。素潜りというほど潜っていないのだが、魚が手に届くくらいの所を泳いでいて、逃げようともしない。

動画も撮っているのだけど、アップロードが遅いので、帰国してから編集して公開しようかと思っている。FT1がうまく使えることがわかったのはうれしい。シュノーケリングならもう少しいい絵がとれるかもしれない。

ちなみに、撮影場所はこんな場所である。ちょっとした池になっていて、海とはつながっているが、直接波が入ってこないので、魚が住みついているのだろう。

この場所、まわりは花に囲まれていて、隣の庭では、結婚式のパーティらしい集まりが開かれていた。

とりあえず、ちょっと水遊びしてから、部屋に戻ってシャワーをあびた頃にはそろそろ夕暮れ。例によってラウンジまで降りて、ビールをやりながら夕陽を鑑賞。今日は今回でベストの日没だったかもしれない。

ほろよい加減で、気持ちよく夕陽を眺め、それから食事をして、今日も一日が暮れた。

もう滞在6日目の夜。明日は最後の一日。天気予報では今日よりもよくなりそうなので、天気がよければ、ちょっと山に登ってみようかなと思っている。ダメなら、ヒロあたりまで行こうか・・・・。さて、午後8時半、寝るまでにはまだずいぶん時間があるので、これから動画の編集でもしていよう。

ちょっとドライブ

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今朝はこの一週間で一番いいお天気だったかもしれない。いつものように海辺のバーラウンジでブランチ・・・青い海と空、潮風がここちいい。

いそいそと食べてから、ちょっと車ででかけた。ホテル周辺の木々の花も今日は特に鮮やかに見える。

とりあえず19号線を北に向かう。この時間にビーチはたぶん大火傷になってしまうので、とりあえずドライブ。途中、山のほうから流れてきた雲の下でシャワーをかぶったものの天気は良好。

さて、とりあえずどこへ行こうかと前方を見るとコハラ山のこちら側には雲がない。コハラマウンテンロード(250号線)は見晴らしがいいので行ってみることにした。ところどころ片側が崖のワインディングロードはスリルがあって面白い。とりあえず一気に標高1000m越えの高台まで登って景色を堪能。

マウナケアは雲に覆われている。明日はもう一段天気がよくなる予報だったので、サドルロードからマウナケアに上がってみてもいいかな。コハラコースト側は雲が多いものの、海岸線が見渡せる。

最高地点から折り返して、今度は谷側の車線を下る。ジェットコースター感覚でスリリングだ。とりあえず、今日はこのくらいにしてホテルへ戻ることにした。少し日差しが弱まったら近場のビーチにでも行ってみよう。

気持ちよく19号線を南下していたら、タンクローリーの大名行列に捕まってしまった。平地と下りではそこそこいいペースで走ってくれるのだが、登りはやはりダメ。ちょっとストレスがたまりかけるが、のどかな周囲を眺めながら気持ちを落ち着かせた。結局、コナあたりまでこいつについて走るハメになった。まぁ、「アロハ」な気持ちでよしとしよう。

さて、ホテルに戻って、部屋のベランダでこれを書いている。ホテルの庭では、今夜のLUAUショー(ポリネシアンダンスショー)の準備がはじまっている。

さて、そろそろ午後4時、もうしばらくしたらちょっとビーチに出てみようか。

お散歩日記を書いていたら、そろそろ夕方になったので、夕食前に、もう一度散歩に出た。お天気は少し回復して、北側は晴れ間が見えるようになったが、山のほうはあいかわらず黒雲がたれこめている。

通り沿いのあちこちにハイビスカス(の仲間?)が大きな花を咲かせている。この花は赤い色ではなく、ピンクがかっているが、最近はハワイでは交雑も進んでいるらしいので、こういう色の花もあるのだろう。

通り沿いの花壇の花も、小ぶりだが色鮮やか。南国情緒をかきたててくれる。

まだ日没まではすこし時間がある。なんとなく夕日も見られそうな感じなので、ラウンジの場所とり合戦が始まりそうな予感。とりあえず、ホテルへ急ぐことにする。

帰ってみると、予想通りバーの海側席はすでに埋まっている。レストラン前のラウンジの海沿い席が空いていたので、確保。ビールを飲みながら沈みゆく夕陽をながめる。水平線には雲がたなびいていて、残念ながら雲への日没、でも、十分きれいだ。お隣には、サンディエゴから来たという熟年の夫婦。競うようにして写真を撮っていた。

夕陽が雲に沈んだので、バーのプール側席に移動して夕食。ハワイアンの演奏を聴きながら、食事。すこし夕焼けが残る海をながめつつ・・・。

プールサイドもそろそろ夕闇に包まれはじめ、夕陽をみていた人たちも徐々にひきあげていく。

食事を終えて部屋に戻り、しばしベランダで夕暮れの雰囲気を味わう。今日はショーがお休みなので静かな夕暮れだ。

これで5日目も終了。いつものように2時間ほどうとうとしてから、この日記を書き始めた。明日以降は少し天気も回復しそうなので、また少し遠出してみようかと思っている。

今日のお散歩

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ハワイ島5日目。天気がいまいちなので、今日はホテル周辺でまったりと過ごすことにした。こちらの時間では、日曜日。ま、いいか・・・とブランチがてら一杯ひっかけた。

このところ、コロナにはまっている。ライムを落として飲むコロナは飲みやすいのでついつい進んでしまうのだが、とりあえずここは1本で止めた。

それから、部屋に戻って、ちょっと散歩に出ようと部屋を出たところで、カードキーを部屋に置き忘れたことに気がついた。その場は、ま、いいか・・・と一旦外に出たが、昨日車に免許証を置きっぱなしにしていたことを思い出して回収したあと、そういえばハウスキーピングのカートが部屋の前にいたことを思い出して一旦部屋に戻る。思ったとおり、部屋のドアがあいていて作業中。中に入ってごそごそしていたら、お掃除おばさんが、念のため持っているカードキーを扉に入れてみてくれという。部屋の主であることを確認するという意味で、これは妥当な判断だが、そのカードキーを部屋に忘れていた私は、そしらぬ振りをしてテーブルの上にあったカードキーを取って、ドアに差し込む。当然、グリーンのランプはついて、「オーケー、サンキュー、サー」・・・・。うまくいった、でもこれってちょっとアブないよな。部屋にカードキー置きっぱなしはこういうリスクもあるのだと、改めて思った次第。

それから、改めて散歩にでかける。ぶらぶらと一時間ちょっとの間、界隈を散歩してみた。Alii Drive沿いは、多くの人がそれぞれに散歩している。道路沿いのバーやレストランの屋外テーブルも、結構混んでいる。波の音と鳥の声を聞きながらの散歩は気分が落ち着く。鳥といえば、さまざまな鳥がいる。散歩はちょっとしたバードウォッチングになった。

街はずれの静かなあたりまで、ぶらぶらと歩きながら、昔のことを思い出していた。大学の1年のころに付き合っていた彼女のこと。おばさんがカウアイ島に住んでいて、夏休みに遊びに行ってきた話を楽しげに語っていた彼女。おじさんの車を運転させてもらって、メーターが100のところまでスピードをだしたんだよ・・・・なんて、ちょっと恐ろしいことを言ってたっけ。当時、貧乏学生だった私は、この某女子大に通うお嬢さんにちょっと負い目を感じていた。いつしか自然消滅させてしまったのも、その負い目からだった・・・。ちょっと辛い思い出だ。いやいや、「我、思い出に生きるにあらず、今をいきるのみ」、それもこれも、すべて過去の上に今の自分が成り立っているのだとすれば、過去への後悔は現在の否定につながる。

昨年暮れに、うつになってしまったころ、よく、自分はどうして生きているのだろうなどと考えていた。仕事は目的じゃない、独り者の自分には子供もいないから子育てもない。目的もなく、あとは老いさらばえていくだけなのか・・・・、などと考えがどんどんネガティブになっていく自分に気がついて、専門医に相談したのが、うつ病に気づくきっかけだった。

今は、休養してエネルギーも回復し、自己分析を通じて、自分がそういうネガティブなループに陥ってしまった道筋がわかってきたところだ。人生の目的なんていくらでもある。たとえば、こうした旅で訪れたさきで得られるさまざまな新しい知見。仕事においても、常に新しいものにチャレンジしていくことで、新たな知識や経験をどんどん得ていくことができる。元来、好奇心の強い自分だから、それを一生かけてどこまで満たせるかに挑戦してみてもよかろうと思うのだ。

さて、歩いている間に、雲間から日がさしはじめた。これは困った。曇りだと思って帽子をかぶってこなかったので、また焼けてしまう。特に、このまえビーチで髪のはえぎわ(日焼け止めをきちんと塗ってなかった)が火傷状態になってしまったので、ちょっとまずい。しかたないので、道端の土産物屋でハワイマークの帽子を買った。

ホテルへの帰り道、なにげなく通った浜辺の看板になぜかちょっと違和感を感じた・・・・。

違和感の正体は看板の文字。キャンプ禁止、アルコール禁止、犬10匹?????

なんで10匹なんだ・・・・・とよくみたら、Nの文字が消えかけて1に見えているだけだった。もしかしたら、犬好きな誰かが消したのかもね。

とりあえず少し運動したので、部屋に戻ってまったりしている。夜まではまだ間があるので、あとでもう一度散歩に出ようかと・・・。

ハワイ島4日目

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ハワイ滞在も今日が中日。いつものとおり、10時前まで朝寝して、空をみたらいまひとつの天気。しかし、ちょっと退屈気味なので、少し遠出してみて、天気が悪ければ引き返そう・・・と車で出かけた。まずはどこかで昼飯・・・・と思いつつ、まだ早いかな・・・とか思っているうちに、ずるずると南下。いつのまにか、30マイルほど走ってしまった。南に行くにつれ晴れ間も見え始めたので、思い切ってキラウエア火山まで行ってみることにした。やはりハワイ島に来たら火の女神さまにはごあいさつしとかないとね。

カイルアから島の南周りでぐるっと東側のヒロまで続いている11号線をひた走る。道はいつしか、溶岩台地の中の一本道になる。やがて、南端の岬の手前で島の東側に出て、また延々と続く一本道。スピード感覚がマヒしそうな道だ。

このあたりは、マウナ・ロアの麓。一見草原に見えるが、その下は溶岩だ。古い溶岩台地はやがて草木に覆われるが、比較的新しい溶岩は黒々とむきだしになっている。

南端をまわってから、さらに40マイルほど走ってキラウエア国立公園の入り口に到着。ここで入園料10ドルを払って公園に入る。レシートを提示すれば1週間以内なら何度でも入れるのだが、コナに滞在して、ここまで何回も来るのはちょっとしんどいかもしれない。ゲートを入ってしばらく行くとビジターセンターがあり、周辺の情報を得られる。

ここまで昼飯はお預けだったので、近くのホテルでサンドイッチとコーラでとりあえず空きっ腹を満たす。この食堂(カフェテリア)からは、キラウエアカルデラを一望できる。

今日は、昨年きた時に行けなかったChain of Craters Roadを走ってみることにした。片道20マイルほどの一本道。周辺にはいくつものクレーターや溶岩が流れた跡がある。クレーター外周を右回りに走って最初はこのクレーター。向こう側にハレマウマウクレーターの噴煙も見える。

クレーターリム(外周)道路は、火山ガスのために途中で通行止めになっている。通行止めの看板の前を左折して、Chain of Craters Roadに入る。入ってしばらく走ると、こんな洞窟がある。Lava Tube つまり昔、溶岩が流れた空洞である。流動性が高いキラウエアの溶岩は、表面の固まった溶岩の下を流れて海にそそぐ。大昔に溶岩が流れたあとが、この洞窟だ。

それからまた走ると、比較的新しい溶岩流のあとや、小さなクレーターがいくつかあり、それぞれ看板と駐車スペースが作ってある。これを全部見ているとかなり時間がかかるので、適当に飛ばしていく。天気はいまいちで日がさすこともあるが、たまにシャワーがある・・・といった感じ。

やがて道は、荒涼とした溶岩台地に出る。このあたりでも標高は数百メートルある。海岸線と、比較的最近溶岩が流れた跡が黒々とはっきりと見える。

この高さを一気に下り、海沿いまで道は続いている。海沿いに出て少し走ると、そこで道は通行止め。ここから先は車をとめて歩くしかない。案内所があって、そこでビデオや写真、注意事項などを見ることができる。とりあえず、少し歩いてみた。

数百メートルほど歩くと、道が溶岩にふさがれている。比較的新しい溶岩流のあとだ。以前、三宅島で同じような場所を見たけど、周囲のスケールははるかにこちらのほうが大きい。

ここから先は溶岩の上を歩くしかない。ずっと歩いて行くと、実際の溶岩流が海に流れているあたりまでいけるのだが、そこまで溶岩の上を歩く根性もないので、少し歩いたところから遠目に噴煙をながめて帰ってきた。

車の近くまで戻って、海沿いへ出てみる。溶岩が崩れやすいため、いける場所は限られている。海辺は断崖になっている。波の浸食だろうか、それとももともとこんな形で固まったのだろうか・・・不思議な光景だ。

これだけ見てまわるのに、結構時間を費やして、ビジターセンターまで戻ったころには、4時半くらいになっていた。まっすぐ帰っても7時くらいになりそうなので、そのまま帰ることにする。帰りの一本道は車もほとんどなく、退屈極まりないドライブになった。ついついスピードがあがってしまうので、クルーズコントロールを制限時速の誤差範囲内(笑)に設定してアクセルから足を離してひたすら走る。やがて、眠気に耐えられなくなり、途中で2回ほど車を止めて一休み。ホテルに戻ったら、予想通り、ほぼ7時ごろになっていた。

朝からサンドイッチ1個しか食べてないので、もう空腹は限界に達している。さっそく、近くの海沿いのレストランに出かけて食事。空きっ腹にまかせて、またしても腹いっぱい食ってしまった。でもまぁ、それなりに運動もしたので、いいかな・・と。

以上、4日目も無事終了。今日は自己分析は暇がなかったのでお休み・・・て~か、そろそろいいかな・・・と。だいたい原因は列挙できてるので、あとは実践でぼちぼち・・・(笑)

さて、明日はどうしようか・・・・天気が持ち直してくれればうれしいのだが・・・

ハワイ島3日目

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今朝も朝寝坊モードで、10時前起床。寝たのが午前2時過ぎなので、日本の時間にすると、ちょうど、昨年夏の早起きモードの時間帯になる。このまま日本に帰って早起きモードに入れば時差なし・・・などと考えつつも、実際は、昼寝がかなり入っているので、ちょっと時差ボケ状態にはあるようだ。とりえず、朝食の時間ではないし、昨夜の夕食のせいか、あまり腹も減ってないので、昼食前に一仕事。コインランドリーに洗濯物を持っていき、洗濯。洗濯機と乾燥器はいずれも1回1ドル25セント。洗濯時間は約30分、ホテルの庭を散歩しながら時間を潰す。

乾燥器は1時間、この間にすこし離れたレストランまで歩いていき、昼食(ブランチ)をとる。道すがら見かけた鳥。このあたりでよく見かける。羽をを開くと白い羽根が見える。よく、大胆にも道の真ん中でうろちょろしていて、車が来るとけたたましく鳴きながら逃げていく。

昼食は、クラムチャウダーとケイジュン風味のスパイシーなエビを添えたシーザーサラダと軽い目。しかし、サラダの量は例によって半端ではない。でも、所詮は葉っぱなので、あまり腹もちしない。昨夜、がっつり肉を食ったので、今日はちょっと軽い目にしておこうかと。

このあたりのレストランは開けっぴろげなので、食べ物を狙ってよく鳥が入ってくる。今日の食事中もいろんな鳥が飛んできた。先の写真の鳥もだが、一番あつかましく餌をあさっているのがこの鳥。ハトを小型にしたような雰囲気の鳥だが、名前は知らない。

昼食をとって、ホテルに戻り、洗濯物を回収。さすが米国製の乾燥機は60分もまわすときれいに乾く。そのぶん電気は食うのだろうけれど、日本のガス乾燥機と同じくらいの威力はありそうだ。

部屋に戻って、ベランダでしばしのんびり。そのうち眠くなって、ベッドで一眠り。2時間近く寝込んでしまい気がついたら3時半。これはいかん、と目ざましにちょっと散歩に出かけた。

ホテルの周囲の生垣には鮮やかな花が咲いている。南国の花らしく、すこし日差しがあるとすごく鮮やかだ。

Alii Drive沿いを南に向けて30分ほど歩いて、折り返し、約1時間ほど散歩する。歩きながら、あれこれと思索。今回の原因となった仕事の行き詰まりは、明らかに仕事の抱えすぎが根本的原因なのだが、同時にひとつの仕事に時間がかかりすぎたのかなとも思う。私は仕事の面ではどちらかといえば長距離よりも短距離走が得意。短時間で集中して仕事をどんどんこなしていくタイプだと思う。一方、長い間、同じような仕事を続けているとだんだん疲れてくる。それは自分でもわかっていて、いずれの仕事も長くて半年くらいの目標で進めるのだが、問題の仕事は1年以上引きずった。他の仕事を抱え込みすぎてペースが落ちたこともあるが、調整ごとに手間取った側面も大きい。仕事が遅れてくると、遅れを取り戻そうとしてペースを上げる。ひとり仕事ならばそれでなんとかなるのだが、他がからむ仕事だと、特にややこしい調整が必要な仕事だとなかなかそうはいかない。今回も多少、ショートカット気味に仕事を進めていて、最後にドンデン返しを食らった。車でもそうだが、ショートカットにはリスクがともなう。前に通れた近道でも、今回は最後の最後で工事中・・・、というようなこともある。そうなったらまた戻って本来の道を進まなくてはならない。急がばまわれとはよく言ったものだ。半年で片付けるつもりが、1年近くなり、焦りもあってショートカットに走ったのだが、この時点で一回振り出しに戻してもよかったかもしれない。そもそも、自分の最初の思惑とは少しずれた方向に動いていたし、自分の権限を超えたところでのバトルもあった。一人の手には負えないところまで来ていたのだろうと思う。その時点で、新たな体制を組んで仕切りなおしてもよかったのだ。今回、図らずも私が潰れたことで、結果的にそうなってしまったのだが・・・・。これも教訓である。

結局1時間ちょっと歩いて、腹もへってきたので、一旦部屋に戻って一休みしてから、夕食に出かけた。シーフード系を狙って、通り沿いのレストランで、BigIsland Seafood Linguine をたのんだら、この写真のような感じ。美味しいのだが、結構重かった・・・。

天気がいまいちで、今日の夕日はあきらめていたのだが、雲の切れ間からちょっと見ることができた。こういう日暮れもなんとなくいい感じだ。腹ごなしをかねて、またカイルア桟橋あたりまで往復の散歩。

ホテルに帰ってからラウンジでしばし夜景を眺める。ホテルの庭ではポリネシアンショーを開催中。そっちに人が流れているためか、ラウンジは空いている。

それから部屋に帰って、ベランダからショーを高みの(ついでに只見の)見物。なんとなく癒される感じがする。しばらく、ショーをぼんやりと見てから、部屋に入ってこの日記のための写真を整理しはじめたのだが、眠くなって、しばらくベッドで横になる。また2時間ほどうつらうつらしてから、日記を書き始めた。画像のアップロードは相変わらず遅いが、寝ている間にあらかた終わっていた。

今日は、まったりと暮れた一日。さて、明日は天気がよければ、少し遠出してみようかと・・・。

ハワイ島2日目

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朝寝坊ではじまった2日目。朝食のサービス時間に間に合わず、空きっ腹を抱えて、ランチのサービス時間までホテルの庭を散歩。海側は青空、山側は黒雲、これはこのあたりのいつものお天気。昨夜はちょっと雨も降ったようだが、朝には天気は回復していた。

11時になって、ランチタイムになったので、バーラウンジで食事。アイスティーのあと、またしても1/2ポンドのハンバーガをいただく。とりあえずこれで夜までは持つはず。

かなり満腹になったので、ちょっと腹ごなしにAlii Drive沿いにカイルア桟橋あたりまで散歩。通り沿いのお店の雰囲気も南の島気分。

カイルア桟橋あたりでは、こんな海遊びの光景も見られる。下の写真の背景に写っているホテルは今回滞在しているRoyal Kona Resortホテル。

通り沿いには南国の花々も多く見られる。バックが青空ならばもっと鮮やかに映えるのだけれど、山側は黒雲・・・・ちょっと残念。

カイルア桟橋まで往復して、それから部屋掃除が終わるまで、ラウンジで海を見ながら、しばし自己分析の思索。ひとつ前の日記はこんな雰囲気で書いている。

3時前ごろにホテルを出て、昨日の日記に書いたハプナビーチへ向かう。片道小一時間のドライブ。Alii Driveは慢性的な渋滞(というより、人通りを避けて減速せざるをえない・・・)、でも、19号線に出れば、快適に走ることができる。制限速度は最高でも55Mph(90km/h弱)、地元車はこれをあまり超えないスピードで走っている。でも、スムーズに流れているのでイライラ感もない。

カイルア周辺は午後になって雲に覆われてきたのだが、北のほうはまだ晴れている。日差しも少し弱まって、絶好の海水浴日和だ。

ここで、このまえ入手した LUMIX DMC-FT1 の出番となる。(・・・実際はこれまでのほとんどの画像をこれで撮影しているのだけど・・・)防水なので、海に持って入っても大丈夫・・・・のはず。と、さっそく海の中で撮影。本当はお魚を撮りたかったのだけど、遠浅のサンゴ礁に囲まれたグアムとは違って、波が直接打ち付けるこの浜では、浅い場所では魚は見られなかった。ちょっと残念だが、波間に漂いながら撮影してみた。

もう少し、深いところへ行ければよかったのだけど、痛めた肩が完治していない状態ではちょっと無理。とりあえず浅いところで水を濁して、あとはビーチウォッチング(^ ^;)。(なかなか、いい眺めである・・・・・って、下の写真のような!?・・・・(笑))

1時間半ほどビーチにいて、それからまた小一時間かけてホテルまで戻ってきた。しっかり日焼け止めを塗っていったのだけど、ビーチウォッチングが長すぎたのか、結構、日焼けしてしまった。

部屋に戻ってシャワーを浴び、着替えたころには、そろそろ日没。バーラウンジで一杯やりながら・・・・と思って下に降りたら、考えることは皆同じようで、すでに満席。しかたがないので、プールサイドを散歩しながら夕陽を鑑賞。今日は撮影もできた。

おなかがすいたのだけど、ホテルのレストランは満席状態。しかたがないので、近くのレストランを見て回る。気の利いた店はどこも混雑していて、ようやく海沿いの店のバーカウンターに座って夕食にありついた。今夜はNYステーキ。なぜか国外に出ると肉食化する私。普段は草食系なのにね。(苦笑)

陽気なバーテンの兄ちゃんにそそのかされて、コロナを3本も飲んでしまったので、ちょっと酔っぱらい気味。カウンターは危険だ。(笑)でもまぁ、港の夜景を見ながらの夕食は、少し酔っぱらったほうが味わいがあるかも・・・。

それからホテルへ戻って、ラウンジでしばし酔いざまし。レストランのかがり火ごしに見る夜景はこれまたいい感じ。

ハワイ2日目もこうして暮れていく。さて、明日も出たとこ勝負。何をするかは起きてから考えよう。

寝坊して朝飯を食い損ね、昼前にブランチをとって、腹ごなしの散歩。それから海辺のラウンジで、海をみながら、ぼーっとしている。

さてさて、昨日は少し発想の転換をしてみようと思った次第だが、それはさておき、こんなありさまになった原因分析にとりかかるとしよう。まずは、仕事の行き詰まり。その原因はたくさんあるし、あげつらうとキリがないのだが、まずは自分でなんとかできそうな原因から。

ひとつは仕事を背負い込みすぎたこと。ここしばらく、この原因を考えてきたのだが、その根底には一種の不安感があるように思う。昨日も書いたが、とにかくこれまで、自分がしたい仕事ができるような環境を作ることを第一にしてきた。それはある程度成功しているのだが、自分では、その足場は常にぐらついていると思っている。

ハタから見ていると、器用に自分の好きなことをして給料をもらっているのが私の天賦の才というか、不思議に見えるようだが、実のところ、それをするために、かなり無理をしている。少なくとも給料をもらうためには、それが会社の役にたたなければならない。好きなことをしながら会社の役に立っていくことはかなり難しいし、一種のイリュージョンを作り出すこと(背伸びすること)も必要だ。自分としては何がイリュージョンかはわかっているのだが、それが自分自身の不安材料になる。だから、それを会社の役にたてるためのおぜん立てを含め、自分の中心的な仕事の周囲をかためるような仕事をどんどん作って、必要以上に背負い込んでしまうのだ。

きわめてマイペースな人間に見えるだろうし、実際にそうなのだが、内心は他人が自分をどう見ているかということにもきわめて神経質だ。ある意味、「いい子」でいたいのだ。これも、気前よく仕事を引き受けてしまう一因になっているのだろう。引き受けた以上、自分の思う形にできないとストレスがたまるので、さらにそのための周辺の仕事もついてくる。

「いい子」でいたい、というのは、おそらく幼少期から少年時代までのトラウマに起因しているのだろう。実際、自分では「いい子」でいたいのに、周囲からは「悪い子」扱いされて、周囲から浮き立ってしまっていたからだ。今から思えば、子どものころは、そういう気持ちに気付いてほしいばかりにしたことが、逆に周囲をいら立たせてしまっていたのだろう。これは、大学に入って地元を離れるまで続いた。ある意味、まったく違う環境に移って、ようやくそういう悪循環を断ち切ることができたのだが、その経験はいまだに自分の中に深く刻み込まれていると思う。

他人に対して愛想よくはしているが、実際のところ人付き合いは苦手である。これも幼少期に周囲になかなか溶け込めず、いじめられたりしていたことのトラウマや、その後の35年ほどにわたる一人暮らしに起因しているのだろうと思う。たしかに、気の合う友人たちと過ごす時間は楽しいが、一方で知らない人たちやいまいち気の合わない人たちに気を使いながら過ごす時間は苦痛だし、一人のほうが気楽だ。そういう意味から言うと、会社はその中間に位置する。だから、悪いほうに向かった場合、仕事を人に頼むより、自分で片付けたほうが楽だと考えてしまうようになる。人に頼んで自分の考えた形に仕事を仕上げてもらうには、苦手な人付き合いという面で多くの努力が必要になる。これも仕事を背負い込んでしまう大きな原因だ。

これらを、さて、どうしようか・・・と思うのだが、頭で考えたところで、なかなか結論は出ないだろう。ただ、こうした自己認識を持ちながら、物事がうまくいかないときに、そこに立ち返って考えてみることは必要だと思う。その上で、自分の仕事と他の人たちの仕事とすべきことを、きちんと見極めていくことが必要なのだろうと思う。

さて、今日の自己分析の時間はこれでおしまい。気分なおしにちょっと出かけてこよう。

ハワイ島到着

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ホノルルから、ハワイアンエアのB717に乗り継いで、午前11時頃、コナ空港に到着。天気はうす曇りで晴れ間も少し見える状態。飛行中、結構雲が多かったので、ちょっと天気が心配だったのだけれど、なんとか持ってくれた。しかし、さすがにお山は厚い雲に覆われて見えない。

都会のホノルルとは対照的に、素朴な感じのコナ空港。去年来たときにも書いたのだけど、空港の建物もビルではなく、先住民の住居風の造りだ。タラップを降りて、ゲートを入ると中庭にはこんな美女がお出迎え。

加えて今日は、こんなショーも・・・・。

さて、とりあえず予約したレンタカーを借りて、少し様子見で走ってみることにした。今回は少し海でも遊びたい。ホテルの近所は岩場なので泳ぎには適さない。よさそうな砂浜を探していたら、ちょっと北のほうにあるハプナビーチがよさげだったので、ちょっと偵察がてら行ってみた。コナ空港からは30マイル弱、ハワイ島は英語名Big Island というだけあって、地図を見ての感じよりも実際は距離がある。ホテルのビーチなどではなくパブリックなビーチなのだが、更衣室などの施設もあり、ライフガードもいるので、安心して泳ぐことができる。

とりあえず、想像した以上のビーチだったので偵察は終了。改めて泳ぎに来ることにして、今日はとりあえずホテルへ。来た道を戻って、空港を通り過ぎ、カイルア・コナのAlii Drive沿いにあるホテルへ。ここは昨年も泊まったところ。海沿いにあるバーやラウンジが気に入っていたので、今回も同じ宿をとった。昨年は「パーシャル・オーシャンビュー」な部屋で、たしかに「パーシャル」(笑)だったので、今年はちょっと奮発して「オーシャンビュー」にしてみた。まぁ、たしかに、正面に海とヤシの木が見える。本当の海に面した部屋は「オーシャン・フロント」でかなり割高になるから、さすがに今回はちょっと遠慮した。

さて、時間は2時近く。とりあえず腹がへったので、海に面したバーラウンジへ行って、コロナを飲みながら1/2ポンドのハンバーガーをむさぼった。ほろ酔い加減で海を見ながら、ふと思ったことがある。

こんな贅沢ができるなんて幸せだなぁ・・・と。そして、こういう贅沢をするために仕事を頑張ってもいいんじゃないか・・・と。考えてみれば、これまではどちらかといえば、逆の発想。仕事が自己目的化されていて、それに疲れたから息抜きに旅をするという考え方だったように思う。たしかに、会社で仕事をしている時間は、人生の大半を占めるし、それがつまらなかったら人生もつまらない。そう思って、自分がしたい仕事ができる環境をあくせくと築いてきた。それ自体が間違っていたとは言わないし、仕事は楽しいに越したことはない。でも、そういう発想だけだと、仕事が苦になってしまったときに、行き場がなくなってしまう。往々にして、私は好きな仕事を背負い込みすぎて、それが苦になってしまうことがある。いくら好きな仕事でも、オーバーロードになってしまえば苦しみ以外の何物でもない。ここで、発想を変えて、たとえば贅沢するために仕事をするのだと割り切れば、逆に多少仕事が苦になってもなんとかなるんじゃないだろうか・・・。私にとってはある意味で逆転の発想だが、やってみる価値はありそうだ。

コナの沖合には豪華客船が停泊中。この船は、昨年見たのと同じ船みたいだ。定期的にハワイに寄港するのだろう。Alii Drive沿いは上陸客と思われる人たちでにぎわっていた。ちょっと部屋に戻って、しばらくベランダでぼーっとしていたら眠くなってしまったので、ベッドで一眠り。気がついたらもう夕暮れになっていた。下に降りてみたら、きれいな夕日。あわててカメラを取りに行ったのだが、エレベーターが一基修理中のため、やたらと待たされる。カメラを持って降りてきたときにはもう夕日は沈みかけ・・・。ちょうどいい感じだったので、カメラ(コンパクトデジカメではなくNIKON D40X一眼の200mmズーム)を構えてシャッターを・・・・押したが反応がない。あれれ、と思ってみるとずっと電源が入りっぱなしで、バッテリーがなくなっているようだ。ふつうは一定時間で電源が切れてくれるのだが、荷物の中で、なにかの具合でうまく電源が切れずに放電してしまったらしい。残念ながら、そういうわけで今日の夕日は撮影できなかった。

中途半端に寝てしまったせいか、昼食のハンバーガーがやたらと胃にもたれていたので、ちょっとあたりを散歩して腹ごなし。夕暮れのAlii Driveをカイルア桟橋まで往復。

カイルア桟橋あたりまでくると、もうとっぷり日が暮れていた。

結構歩いたのだが、まだ胃の中が落ち着かないので、一旦部屋に帰ってこれを書いている。ネットはWiFiなのだが、どうやら上流がADSLのようで、ダウンロードに比べてアップロードがやたらと遅い。10枚ほどのフル画像のアップロードにすでに1時間半かけているが、まだ終わらない。しかたがないので、文章だけを先に書いて、それから遅めの夕食を食べに行き、そのあと画像を貼ることにした。ホテルのレストランは、9時くらいまでらしくもうバーでも食事はできないということだったので、外に出て、食べて帰ってきた。夕食はミートボールスパゲティー+ビール。ちょっとほろ酔い加減で初日のしめくくり。さて、明日はどうしようか・・・・起きてから考えることにしようかと。

軍事ショーの真実

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国外脱出のため、朝から成田に来ている。理由は、本当は国外に出てから書こうと思ったのだが、良心がとがめるので、あえて拘束されるリスクをおかして書いておく。このまえ書いた記事を読んだある政府筋から昨夜、北朝鮮がテポドン発射を隠れ蓑に、東京を核攻撃しようとしている、という話を聞いた。すでに米国筋からリークされているが、北朝鮮は日本を射程におさめ、実戦配備されているノドンミサイルに搭載可能な核弾頭を開発済みだ。テポドン発射に気を取られている間に、ノドンで東京を攻撃するつもりらしい。首都圏へのPAC3配備はその対応策なのだ。道理で射程たかだか20kmのPAC3を首都圏に配置したわけだ。デブリを破壊すれば逆効果だが、核弾頭ならば話は別だ。このブログを読んだら、こっそりと逃げる準備をしたほうがいい。いずれ情報はリークされパニックがおきるだろう。そうなってからでは遅い。すぐに東京を離れたほうがいい。4日~8日という日程は早まる可能性もある。急ぐのだ。

 

追記:

黒服の男たちをなんとかまいて、からくも国外脱出に成功。とりあえずホノルル到着。イミグレではちょっと緊張したが、幸いにも、まだ手配はされていないようだ。テポドンが飛んでくるかもしれないとあって、空港も緊張感がただよっている。着陸前、パールハーバーからは、イージス艦と空母が出航していくのが見えた。

なんちゃって、こちらはまだ4月1日。でも、そろそろこのへんで、今年の4月1日ネタはおしまいにしましょう。今週は、ハワイ島で一週間過ごす予定。これからコナへ飛びます。日々の様子や、自己分析などは、また日記に書く予定です。

月別 アーカイブ

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